紅茶の時間のこと

この記事は常にトップに表示しています。
最新記事をご覧の方は、お手数ですが下にスクロールしてくださいませ。

-------------------------------------------------------------

1983年から毎週、水曜の午後は、わが家をひらいて「紅茶の時間」。
きもちを語りあい、聴きあい、そして私たちをとりまく社会についても、
学びあっています。
ゲストのお話を聴く「とくべつ紅茶」や、私がおはなしに行く「出前紅茶」も、時々。
著書に、『きもちは、言葉をさがしている』、『ほめ言葉のシャワー』、
『いのちの未来と原発と』他。
紅茶の時間や本についてのお問い合わせは、水野スウまでどうぞ。

E-mail :sue-miznifty.com(★を@にかえてくださいね)
TEL: 076-288-6092  FAX:076-288-6093

>>>最新作 : 『わたしとあなたの・けんぽうBOOK』についてはこちら→
>>>定番作品 : 『ほめ言葉のシャワー』についてはこちら→

紅茶の時間の作品一覧&インターネットでのご注文は
mai works の WEBSHOP  からどうぞ!

|

2017年9月19日 (火)

沖縄と核

NHKスペシャル「沖縄と核」

https://www.youtube.com/watch?v=L6lc470LDj0&feature=youtu.be

映画監督の三上智恵さんが書いてらっしゃいます。

*****

いま沖縄と核
という注目のNスペ
見終わりました

まさに震撼
沖縄には1300発
核兵器が貯蔵されていたこと
はっきり報道してくれました

核兵器の持ち込みには
事前通告を義務付けたのに
沖縄だけは除外すると
岸信介が密約をし
沖縄に集中させたこと
残酷な政府の決断も改めて
怒り心頭

間違って那覇軍港で
発進させてしまい
1人死んでたこと

キューバ危機で発射直前まで
行った時の
兵士のインタビュー

撃てば、即座にソビエトが
沖縄を狙うのは明白、
沖縄が消えると思ったと
元兵士が涙ぐむシーン

内容、ほぼわかってたけれども、
それでも
息もできない50分でした

独立するしかないの?
日本の一部でいる限り
ずっと戦争の島で
標的の島で
い続けろというの?
ありえない

今も沖縄に核兵器はあるのか?
という質問には
アメリカ国防総省は回答しない、と。

あるに決まってるね
私の家の近くの
あの嘉手納には必ず

そして辺野古にもね

NHKきっかけ、というのは悔しいけど
沖縄県として
真相究明を政府に求めるべきだ
沖縄選出議員も!

県内紙もこのチャンスに
書くべきだ
核兵器撤去を
徹底して求める県民大会も
開こう

ふざけるな!

*********

三上さんが、このドキュメンタリーを見て、震撼した、とかいているように、見ながらなんども戦慄して震えた。

核兵器を中国にむけて沖縄から飛ばす命令をうけた米軍兵士は、自分が発射すれば、沖縄は打ち返され島が完全に消えるだろうと覚悟した。日本人の妻や子にも、もう二度と会えないだろうと。

キューバ危機の時に、日本の、沖縄で、本当に起きて
いたこと。
戦前も戦後も、どこまで沖縄は日本に、アメリカに踏みつぶされなければならないのか、そして、今現在もその構図は変わっていない。

監督も書いておられるように、沖縄に核
は、今もあると思う。

それにしてもNHKスペシャル、よくこの番組をつくってくれました!そして、こういう番組作れるのは記録がちゃんとアメリカに残っていたからだ。再放送、強く願います。
北朝鮮をさらにあおる今の内閣に、ぜひ、このNスペをみてもらいたいです。


|

大津におとどけ

Photo_2 9月25日(月)10:00~12:00 
コープぜぜ2Fコミュニティホールにて。
石川県津幡の〈紅茶の時間〉水野スウさんを迎えて、
  -くらしに身近なけんぽうのことー
けんぽうかふぇ ㏌ 大津
 参加費:ドリンクセットつき1000円 託児在り  
 定員50名 申し込み:077-525-7496(乾)まで。
是非是非、お越しください。憲法?難しい話はどうも、と思っている方、目からうろこの《やさしいけんぽうの話》

*********

って、大津の乾さんが、書いてくださいました。
うかがうのが25日って、たぶん正式に衆院選がいつ、と発表する日にぶちあたるかな。

彼女とは原発がご縁でしりあったので、もう30年近いおつきあい。かざぐるまフレンドシップキルトもおなかまたちとつくられたよ。
文庫をされてて、そのじゃりんこ文庫にも何度もうかがって、おはなしさせてもらいました。去年は滋賀県の草津というところに出前に。図書館つながりの方たちといっしょによんでくださったんです。

ことしは、大津のぜぜ(膳所、とかいて、ぜぜ)でのおはなし会です。参加者さんには、いのみら通信の最新号があたるそうですぞ!(あたる、って金沢弁で、もらえる、って意味ね)
憲法苦手、遠い、関係ない、むずかしそーって、思ってる方こそ、どうぞいらしてくださいませませ。

写真は6年前にお話に行った時の、乾さんち。Photo_3
その時も、コープぜぜでお話させてもらったんだった。そのときは、ほめ言葉のシャワーがテーマでした。
 

|

草かふぇ伝言板

Photo 草かふぇ。本当にこじんまりと、息するような気楽さで、毎水曜日の紅茶の時間内3:00〜4:00すぎに、続けています。

13日には、川崎からお見えの方がふたり。クッキングハウスともたまりばともつながってる方たちなので、たまりば代表の西野博之さんが出てた8月31日のあさイチをみました。

フリースペースたまりばは、多摩川(タマリバー)のほとりで公設民営のフリースペースえんを運営。そこでは、学校に行かないいろんな年齢の子どもたちが、ともに遊び、学び、自分らしく生きている。
いのちをけずってまで学校にいかなくていいんだよ、ということを、たくさんの子どもたちから学んできた西野さんが、スタジオから語りかけてた。

以前から西野さんをよく知ってる川崎のお二人が、石川津幡の紅茶の時間の草かふぇで、彼のでてるテレビを見るって、ちょっと不思議で、なかなかいいよね。

*******

草かふぇ、はじめたころは、文字通り真面目に、「草」案と憲法を読み比べて学びあうことをしてきたけど、去年秋あたりからは、社会でおきてるいろ〜〜んなこと、なんでもテーマになるってわかった。社会の根っこに憲法があるんだから、考えたら当たり前。というわけで、毎週のテーマはいつも日常の、そこ、にある。

20日は、全体主義と「わたし」
いま、Eテレでは100分de名著(月曜夜10:25〜)「ハンナアーレントの、全体主義の起源」をしています。今の日本があまりにあの時代にそっくりすぎてこわすぎるよ。ちょっと難解なとこもあるけど、金沢大学の仲正先生の通訳?つき。一人で見るより、一緒にみて、語りあうと、今の社会がもっと見えてくる!「大衆」とは、なんぞや。わたしは、その中の一人なんだろうか?
27日は、教科書。
 
時折紅茶にきてくれるお母さんが、関心のタネを提供してくれます。どんな教科書でこどもたちは勉強してるの?勉強することになるの?
実は私もほかのことに気がとられて、教科書問題にはちっともくわしくない。彼女も、くわしくは語れないんだけど、と言いながら、来てくれます。そのほうが、たいらに一緒に語り合えるからなおいいよ、って私は言いました。

あなたのお子さん、お孫さんが、学ぶかもしれない教科書の中身のこと、この日少しでも一緒に考えよう。

|

ぬえの支持率あっぷ

今朝のモーニングショーに出演の、香田洋二・元自衛艦隊司令官。

内閣支持率の上昇は、北朝鮮がいろいろしかけてくるからであって、首相の手柄ではない。勘違いしないように、と。

|

2017年9月15日 (金)

小出裕章さん

こいでさんの文章、よませていただきました。

ご自由につかって、とのことですので、ここにも。

*********

2017/9/5 小出裕章

朝鮮民主主義人民共和国の核の件、皆さん冷静にならなければいけません。
朝鮮には熱出力で25メガワットのごく小さな原子炉しかありません。
京大原子炉実験所の原子炉は熱出力で5メガワットでした。
日本でも世界でも標準的な原子力発電所は100万キロワットです。
これは電気出力で、熱出力は300万キロワット、メガワット単位で示せば3000メガワットです。

つまり、朝鮮が持っている原子炉は、日本の原発の原子炉の100分の1以下という小さなものです。その原子炉を動かしてどれだけのプルトニウムができるかについては、昔計算して書いたことがあります。もう20年以上前のものですが添付します(注「核兵器に反対する物理学会の会準備会通信」第2号、1994年6月26日)
仮に朝鮮が原爆を作れたとしても、その数は知れています。
朝鮮戦争は1953年の休戦協定が結ばれただけで、未だに終戦していません。
その一方の当事国である米国は気に入らない国があれば、地球の裏側までも攻め込んで政権を転覆させる国であり、米国を相手に戦争中である国はハリネズミのようになるしかありません。俺は強いんだぞ、攻撃してくるならやっつけてやるぞと言うしかありません。

朝鮮が原爆を作ったということすら、私はいまだに懐疑的です。でも、マグニチュード6.1の地震をもし爆弾で引き起こすとすれば、通常の爆弾では無理です。本当に、先日の地震が自然のものではなく、人工的なものだとすれば、原爆だろうと思います。水爆を作るためには重水素が必要ですし、起爆剤としての原爆も必要です。そうした材料や技術を朝鮮が持っているとは、私は思いません。
ただ、問題は、そんなことではなく、朝鮮半島の分断を終わらせ、平和を回復することです。お互いに敵を威嚇することなどやってはいけません。朝鮮の分断に誰よりも責任のある日本は、まずそのためにこそ力を払うべきです。それなのに、米国の尻馬に乗り、「あらゆる選択肢がある」などと安倍さんは言うのですから気が狂っています。[ママ]
また、本当に危機だというなら、日本国内の原発をまず停止すべきなのに、地下鉄をとめてみたり、迎撃ミサイルを配備してみたり、警戒警報を出して見たり、ひたすら危機を煽ることだけやっています。ひどい国ですし、ひどいマスコミだと思います。
*********************************

|

いのちをつかう、ということ

Photo 親しいひとのお父様が亡くなられて、お別れにいってきました。

このお父様との出逢いは、今思い出してもとってもとても不思議な場所で。

私が結婚して金沢に来た43年前の夏、ある女子大生さんが「ミセス・スウを知りませんか」って新聞に投稿したのです。それをみた北陸放送の方が、じゃ、スタジオでごたいめ〜〜ん、っていうのをしよう、と思ったらしく、土曜の午後の番組に私はでかけていきました。その女子大生さんとともに、一人の男性がおられて、どちらとも初対面の私は、who????

その方が、滋さんでした。10歳をはじめ、何人も娘さんをおもちで、その子たちの読むかわいい雑誌の一ページに私が連載を書いていたのを読んでらしたらしく、テレビ局のご対面場面にご出演くださったのでした!それから43年の時が流れ。

筆まめな滋さんは、よくお手紙くださいました。好奇心がおありで、いろんなことに興味をお持ちの方。それで私にも逢いに、スタジオに来てくださったんだと思います。

滋さんの一番上の娘さんにはじめてあったのは、たしか彼女が小学5年生のころと記憶してるけど、その10年余り後、別の場所で再会。あ、あなたが滋さんの!と。

その娘さんは今、ひととひとをつなげるすばらしい働きをしているよ。ふだんの努力を日々普段からつづけて、よりよい社会つくるための、12条しているひと。ご両親からもらったいのちを世の中のためにせいいっぱい使って、自分のミッション(使命)をはたしているひと。peaceのおおきなひとかけら、です。
滋さんは、そういう彼女を、どんなに誇らしく思っておられるだろうな!

お父様のお別れの式には、今は大人の、お子さんたち、そのまたお子たちが、にぎやかにお集まりでした。その一人一人が、もらったいのちのそれぞれのミッションを、って思うと、これ、すごいことだなあ〜〜って。
そうだね、私も父母からもらったいのちを、自分のためだけじゃなくて、社会のために大切に使いたいな、ってあらためておもったよ。

この夜のお坊さまの言葉。
仏さまはみなさんに「平等」の本当の意味をきづいてほしいと願ってらっしゃる。平等とは、みんな同じ、みんな一緒という意味ではなくて、一人一人が違っていて、それを認め合うこと、わかりやすくいうと、バラバラで一緒。それが平等ということなんですよ、と。あ、ここにも、13条がでてきた、と思いながら聞いていました。この日、この言葉が聞けてよかったな。


|

2017年9月12日 (火)

支持率というヌエ。

内閣支持率上昇。北朝鮮はそれにすごく貢献してると思う。

「首相の人柄が信頼できない」という不支持の理由も、下がってる。

世論はやっぱり鵺だ。
勇ましい言葉に依存しない、隠されてることを見抜く目をもたないとね。

|

ダニーさんのご本「国のために死ぬことはすばらしい?」

8月30日のあさイチで、こどもたちにお話しされた、イスラエル人のダニーさん。先週土曜は、さいたま市の母親大会でお話されたのね、その1週間前に上尾の母親大会で私がお話させていただいた。うれしいシンクロです。

9月3日の上尾での紅茶の時間に、私のとなりに座ってらした深沼さんは、ダニーさんのおうちでお話をきき、ダニーさんのおつれあいのかほるさんの焼くピタパンもいただいた、という方。ピーチラボ、という場をしている方です。
私が上尾で、ダニーさんの言われた「しかたない、という言葉をつかわないでほしい」を紹介したことから、石川にもどってからも、深沼さんとFBでのやりとりがはじまり、ダニーさんのご本「国のために死ぬのはすばらしい?」を、私にプレゼントしてくださいました。

179

そんなきっかけから、私もダニーさんとつながることができました。ご本をよんだ感想を、今、ダニーさんにもお送りしたとこです。

「ダニーさんのご本、読みました、一気に!
9000キロ離れたイスラエルのこと、ほんとに知りませんでした。

ダニーさんが具体的に数字をあげ、論理的にかたってくださり、おさないころからの教育のこと、とりかこむ社会の価値観のなかで当たり前に、国のために死ぬことはすばらしいとおもってしまうことなど、とてもよく理解できました。また、悲しく辛い過去をもつ国でいきていくことの、こころへの過酷な負担のことも。

無関心から無がとれるってことの意味(これはけんぽうぶっくの最後の文に私が書いた言葉ですけど、ダニーさんは「脱無関心」という言葉で表現しておられる)、帰還不能点に気づいたたらその場で声をあげること、日々のささやかな努力、日常会話の中でも社会のことを話していくこと、などなど、ダニーさんの12条する、に、とても共感しました。

 すばらしい本をかいてくださってありがとうございました。お礼と感想まで。」

|

2017年9月11日 (月)

22世紀に残すもの 渡邊智恵子さんのお話

9日のイベントの後半は、渡邊智恵子さんのお話と菅沼さんとのミニ対談。

智恵子さんはオーガニックコットンの「アバンティ」社長さん。2010年にNHKプロフェッショナルにとりあげられたとき、プロデューサーが智恵子さんにつけたネーミングが「社会起業家」。社会問題をビジネスによって解決する人、という意味だそう。

せっかくそういう名前をもらったら、それに恥じない生き方をしようと決めた智恵子さん。3・11のあとの6月に石巻の大指という漁師さんの町にいった。(智恵子さんをそこに連れていったのが、今回のイベント主催者の一人で、智恵子さんを師と仰ぐ赤坂友紀さん。もう一人の主催者は、コッカイオンドクのみゆきちゃん)

大指の集会所にあつまったおばちゃん、おばあちゃんたちに仕事作りを提案した智恵子さん。「グランマのクリスマスオーナメントづくり」。アバンティのコットンで、手縫いで、クリスマス飾りをつくる手仕事。「男並みに働いてきたんだよ、こんなごつい手で縫いもんできるかねえ」と口々にいってた漁師のかあちゃんたちが、やがて、針と糸を手にかざりものをつくりはじめる。笑顔が生まれる、それが仕事になっていく。

パワーのある声、おおきな笑顔。するどい直感とこれまでの経験から、今、ここ、から始められることは何か、アバンティとして手伝えることは何か、をすかさず見抜いて実行していく智恵子さん。すご〜〜い人だけど、えらそうにしないとこがなお素敵なひとでした。

智恵子さんと親しい菅沼さんが金沢に転勤になったこと、智恵子さんが別の講演で金沢にみえること。この機会をすかさずキャッチしておふたりのトークの場をつくってくれた友紀ちゃん、みゆきちゃん、ありがとう!

「22世紀に残すもの」の映像、どうぞごらんください。
その時私はもういないけど、未来が想像できれば「今」が見えてくる、という言葉。インディアンのひとたちが、7世代先のことを思って暮らしたような生き方を、私も見習いたい、残したい。あとたった83年で22世紀だもんね。

智恵子さんの声には、ちからがあります。大きい、って意味だけじゃなくてね、ひとの心にとどく、ひとのこころを動かす、ひとを励ますちからのある声。それって、智恵子さんがほんとに思ってることを言葉にして声にだしてるからだって、思う。

多くの人から、そのパワーはどこから?と聞かれる智恵子さん(わかるわかる)。そうか、自分の元気ってあたりまえじゃなくて、奇跡なんだ。ならばこの元気を人のために、世の中のためにつかおう、って思ったんだって。使命は、いのちを使う、と書く。そんなふうにいのちをつかっている智恵子さんなんだね。出逢えて、うれしかったです。

|

22世紀に残したい。菅沼さんのお話から。

Photo 9日、金沢のシナジースペースでひらかれた、「本物の新聞を22世紀に残したい!3.11後の使命」、オーガニックコットン「アバンティ」の渡邊智恵子さんと、この7月に北陸中日新聞の代表になられた菅沼堅吾さんの対談イベント。

私は日々、北陸中日を定期購読者として読んでるけど、そのトップの方から、菅沼さんご自身と新聞社の理念・信念をじかに聞くことのできた、とても貴重な時間でした。
(中日新聞の東京版が東京新聞、名古屋中日、北陸中日、日刊県民福井、が系列新聞。全国紙じゃないけど、一つの県だけの地方紙とも違う、ユニークな立ち位置の新聞、発行部数はあわせて300万)
今やネットで、情報が無料で手にはいる時代になったけど、あらためて新聞の役割ってなんだろう?ネットとどう違う?新聞の存在意義ってこと、いっぱい考えさせられたよ。
菅沼さんのお話からーー
新聞は、権力を監視して私たちに知らせる役目、権力ウオッチの代行が大切な仕事の一つ。
でも新聞の役割って単なる情報産業じゃない、市民の声の代弁業、市民の活動紹介業、市民の応援団、世直し業って面も持ってる。
菅沼さんは金沢の前は東京に。3・11の時は東京新聞の編集局次長さんだった(事実上の日々の新聞をつくる責任者)。
3・11は、東京新聞の大きな転機になった。
何を一番大事にするのかが問われたあの時。毎夕、28ページの紙面が真っ白なとこからスタートした。
ふだんなら、政治面、経済面、社会面、と記事が集まって新聞ができていくけど、あの時は、どこに何をおくか、ゼロから考えるという初めての経験をした。
誰のために書くのか、誰を守るのか。最も弱い人は誰だ。赤ちゃんだ。いのちだ。それを守るのが新聞の役目。だから、お母さんの声を聞こう、お母さんの知りたいことを書こう。
それまで、ともすれば政治を大きくとりあげていたけど、人びとを重視しよう、デモのものすごいエネルギーを伝えよう、民衆のちからを信じよう、それを記事にしよう、と。
もう一つの大きな転換点は、12・6。特定秘密保護法が通った日。
これって報道と弁護士だけにかかわることと思われてるけど、そうじゃない。
新聞は知る権利への奉仕者。政府が発表したいことをどこより早く、ではなく、隠そうとしてることをスクープすることが、新聞の唯一の存在理由だと思う。
「戦争の最初の犠牲者は真実」という言葉がある。民主主義の安程装置としての新聞を残したい。
東京新聞や中日新聞は、脱原発と9条の平和主義を守る、これはゆるがない。
今、何をいわなきゃいけないか、読者の反感かっても、いわなきゃならないことを伝えること。フェイクニュースの反対語として、誠実に仕事をしていきたい。
あなたの声をしっかり、踏み込んできかせていただいて、あなたがされている社会に意味のあることを、どう発信していったらいいかを考えたい。
市民がつぶやいたことを取り上げれば、その共鳴をひろげられる。そのためにも、記者ひとりひとりとどうぞよくつきあってくださいね。
******
菅沼さんのお話、聞けてよかったです!
新聞って、まさにふだんの努力で、私たちの自由と権利を守る、つまり、12条するのが仕事。
その新聞が私たち市民の活動を応援する。私たちもそういう新聞を応援する。その行ったり来たりが必要なんだなってあらためて。
私、新聞社のまわしもんじゃないけど、こういう理念でつくられてる新聞を、とりわけ若い人たちにもっと読んでもらいたいなあ、って思ったよ。

|

2017年9月 8日 (金)

大津におとどけ

大津にいきま〜〜すのおしらせ

9月25日(月)10:00~12:00 
コープぜぜ2Fコミュニティホールにて。
石川県津幡の〈紅茶の時間〉水野スウさんを迎えて、
  -くらしに身近なけんぽうのことー
けんぽうかふぇ ㏌ 大津
 参加費:ドリンクセットつき1000円 託児在り  
 定員50名 申し込み:0120-709-502(15日まで)
      15日過ぎたら、077-525-7496(乾)まで。
是非是非、お越しください。憲法?難しい話はどうも、と思っている方、目からうろこの《やさしいけんぽうの話》

*********

Photo 大津の乾さんが、書いてくださいました。(この写真は、いぬいさんちのなんきんはぜ)

彼女とは原発がご縁でしりあったので、もう30年近いおつきあい。かざぐるまフレンドシップキルトもおなかまたちとつくられたよ。

文庫をされてて、そのじゃりんこ文庫にも何度もうかがって、おはなしさせてもらいました。去年は滋賀県の草津というところに出前に。図書館つながりの方たちといっしょによんでくださったんです。
ことしは、大津のぜぜ(膳所、とかいて、ぜぜ)でのおはなし会です。
参加者さんには、いのみら通信の最新号があたるそうですぞ!(あたる、って金沢弁で、もらえる、って意味ね)

憲法苦手、遠い、関係ない、むずかしそーって、思ってる方こそ、どうぞいらしてくださいませませ。
 

|

2017年9月 7日 (木)

21美さんに

098 21世紀美術館のショップに、「ほめ言葉のシャワー」の納品にいきました。175回目となる今日の納品で、このショップに納めた冊数が15,000冊を超えました。

たっくさんの品がならぶ中で、このささやかな冊子をみつけてくださったたっくさんの方たち、ほんとにありがとうございます!
そして、追加がほしいな、って思った方たちがmai worksのウエブサイトhttp://maiworks.cart.fc2.com
を訪ねてくださったり、私に直接おといあわせくださったり、そのこともあわせて、ありがとう!がいっぱいです。

21美さんのあと、金沢教会でのミニコンサート、パイプオルガンの深い、重層的な響きの演奏にうっとりしてきました。

|

13条する、という新しい概念

上尾の紅茶の時間に参加してくれてたかおるちゃんは、川越紅茶仲間のひとり。川越では、だから何度もあってるし、私の話も何度も聞いてくれてる。
今回、上尾で紅茶の時間しよう!って言い出した近藤さんやお仲間たちと一緒に、9月3日の場のお手伝いもしてくれたかおるちゃん。
私が石川にもどってからの彼女とのやりとりがなかなかおもしろいことに発展していったので、ここにまとめて再録してみた。
******178
か:スウさんからのいつもの必ずのメッセージは、自分も人もかけがえのない存在ということ。スウさんが日々のコミュニケーションのなかでも、また憲法を守り伝える活動のなかでも、そこをどんな風に具体的に大切にしているかよくわかりました☺

す:かおるちゃん、うれしいなあ。そうなんだよ、紅茶でひとと向き合うときも、誰かを聴くときも、憲法のおはなしの出前でも、いつも大事にしてるのが、13条なんです、あなたはほかの誰ともとりかえがきなかい、そのことをそれぞれの場面で、私なりに13条してるんです。そういえば、13条する、って、これもまた、あらたな言い方だね!!そこわかってくれたのがさすがにかおるちゃんだ!!
か: 13条する か!それこそ、差別を無くしたい私の願いへのアプローチ

す:うん、これはあたらしい概念じゃ!ふだんの努力の12条は、12条する、だから当然、Doの概念。一方、13条はDoでなくて、存在のBeだと思っとったんに!笑

か:Beを尊重する、というDoですね

す: そっか〜〜また教えてもらったよ、相手の存在を認める、尊重する、のdo、なるほっっど〜〜〜。9月25日、大津にお話にいくことになってるけど、その時かならずこの話するね。
******
こんなふうに、お話の出前で語ることで、聞いてくれてた人の感想やふりかえりの中から、毎回、あたらしい気づきやあたらしい言葉を発見する。
自分一人で考えてても思いつけないこと、教えてもらえる、そうやって後から気づく、そういうことだらけの私だよ。
私自身、紅茶って13条な場だな〜〜って、やっと去年あたり気づいた。
紅茶仲間たちのほうがずっと前からそう思っていて、え〜〜スウさん、いまごろ気づいたの?って笑われたけど。
人はだれでも身の丈に認めてもらいたいと願って生きてる、って紅茶しながらず〜っと思ってきたけど、それって一言でいえば、どんな人にも人権がある、ということだもんね。
でも、はじめに「人権」って単語があって、紅茶は人権を大切にする場所です、というのと、その単語は意図せず、ただ、紅茶しながら何気なくしてきたことが、実は、13条だった、ってあとからぼわ〜〜んってわかる、そのことの方が、意味深いんじゃないかなあ。
そうやって、あとから気づく、わかる、のが大事だなあ、って思ってる。
最初から何もかも知ってて、わかってて、行動したり、発言したりするんじゃない、わかったことから言ってけばいいと思う、動けるとこから踏み出してけばいいと思う。
亡き父の口ぐせ、「のち悟らん」。その、のち悟らんの中で生きてる、私です。

|

三鷹のリトルスターレストラン

9月の出前旅の、ごほうびのひとつは、池袋の「たまにはtsukiでも眺めましょ」にいって久しぶりに高坂さんにあうこと、たべること、ともだちとの時間をすごすこと。

もうひとつのごほうびは、おうちごはんもだけど、娘夫婦とおそとごはんを一緒にたべること。上尾のお話出前のあとの夜ごはんに、娘たちが選んでくれたお店は、三鷹のリトルスターレストラン。
ふだんぎのごちそう、という言葉がほんとにぴったりの、ほっとする味のかずかず。
それに、ここで働いてるどの方もとってもいい笑顔で、しあわせそうに働いてて、お皿をもってくるときもお皿をさげるときも、ほっとするんです。
しあわせなきもちで働く、って自分もまわりも、うれしいこと。
いいおみせだねえ〜〜、しあわせなきもちになるねえ、と話しながら、仕事しててしあわせって思うの、どんな時?と3人でおしゃべりしました。
それ自体がとってもいい時間になりました。まいのうれしい仕事、せいちゃんのうれしい仕事、それぞれのちいさなしあわせをわけてもらったような。
そのうえ、せいちゃんがいま、胸に描いてる夢の話もわけてもらえました。
帰るときに、上尾でいただいた花かごをおいていた布の椅子がぬれてるのに気づいて、お店のひとに、おもらししちゃったみたいです、ごめんなさい!!ってあやまると、お店のひとがにこにこして、だいじょうぶだいじょうぶ、しみにもなりませんよ、っていってくれて、またまたほっとしました。
リトルスターはことしで13年目の、三鷹駅から近いちいさなお店。おしゃれなお店だけどちっともきどってない。店主さんがネパールを旅したときにはいった、ほっとする味のお店の名前が、リトルスターだったそうです。
このお店でだしてる新聞、一面に、天声人語ならぬ「小星人語」とうコラムがあるのにもクスッとしました。
お店の由来のお話はこちら。
http://www.little-star.ws/home/about/

|

2017年9月 6日 (水)

ハンナ・アーレントの草かふぇ

178 今日の草かふぇ、おととい第1回がはじまったばかりのEテレ番組「100分de名著」ーーハンナ・アーレントの「全体主義の起源」を集まった人たちと見て、語りあいました。

私にとっては、この1、2年、とってもとても気になってる全体主義。いま、Eテレでこれをとりあげてくれるの、すごくありがたい。
番組司会役の人が、全体主義って、個人主義よりいい言葉だと思ってた、というあたり。そうだね、そう思ってる人、多そうだよね。だからこそ、今、全体主義の起源を、知らなきゃって思う。

1回目のこの日は、ユダヤ人憎悪と反ユダヤ主義とは違うということと、「国民国家」という概念を知ったよ。

番組みたあとのトークタイムは、それぞれのイメージする全体主義について。

全体主義ではーー自分で考えない。それってある意味、楽なこと。「おなじで〜〜す」と声をあわせる子どもたち。違う意見を言いにくくさせる空気。言いにくくさせる法律もできた。
マスコミが全体主義的なこといって、それに安易にのっからないよう、疑いの目を持つって大事。
私一人がなんかいったって、って考えが、そも、全体主義を支えてる、などなど。

今日はいつもより多めの、8人で語りあえました。
はじめは別のテーマで、とも思ってたのだけど、今日参加の山口さんが持って来てくれた朝日新聞の切り抜き(8月の記事)に、ハンナ・アーレント、の文字をみつけたとたん、あ、今日はこれをしよ!って思ったんだ。

社会のこと、バリアフリーでなんでも話せる草カフェ、っていう時間つくっておいてほんとによかった!と思える今日の紅茶の時間でした。

わたしにとっての、全体主義の反対語はやはりなんといっても、13条の個人の尊厳です。

|

2017年9月 5日 (火)

紅茶in上尾

178 3日はこじんまりと、前の日と同じ建物のちいさなお部屋を満杯にして、紅茶の時間in上尾。

3月の川越紅茶に飛び込んで参加された近藤さんが、今度は上尾に!と、上尾のお仲間たちに声をかけ、川越紅茶のかおるちゃんたちもお手伝いして、この場を用意してくれました。

前の日に参加された方もいるし、はじめての方もいるので、まずは紅茶の自己紹介、そして昨日の話のおさらい、それから紅茶の時間のなかで毎週1時間だけは社会のことを語りあう「草かふぇ」をつづけてる、その中身をなるべく具体的に。

たとえば、東京に来る前日の草かふぇは、その日の朝に NHKあさイチで見たことを即、テーマにしたこと。イスラエル人のダニーさんの言葉、「しかたないという言葉をつかわないでほしい、そういったらそこで考えることがストップしてしまう」を共有したことなど。

たまたま私の隣に座ってらした方が、ダニーさんのお家に行って、ピタパンをごちそうになり、ダニーさんのお話も聞いてきました、というのでびっくり。その上、ダニーさんのご本「国のために死ぬことはすばらしい?」というご本も、私にプレゼントしてくださるとのこと!

前日は大人数でできなかった、ひとこと感想ふりかえりタイムもこの日は持てました。「話すは、放す。きもちの便秘」「しかたないは戦争のひきがね」「ボロボロの平和を繕え。私も平和のお針子のひとりになりたい」「ひとはあわせ鏡」「たいらに話す」「beがないがしろにされてる」「ひとは丸ごとで、トータルでみてほしいんだ、見える部分だけでなく」「peaceの piece」「少しずつていねいに学ばないと自分の言葉を獲得できない」「映画みて、12条する、の言葉がすごく印象的だった、その12条は身近にいっぱいあるんだな」などなどいっぱい。

最後の7分で、けんぽうぶっくの「みるく世がやゆら」をこの日も朗読できました。

参加されてた方が、「今まで憲法を語るとき、血管が切れそうになる思いで語ってきた私にとって目から鱗とは、この事です」とコメントにかいてくださり、思わず笑っちゃったけど、そのきもち、わかるわかる!いっしょけんめいだとついつい、ね。

|

上尾の母親大会で。

2日は上尾母親大会におはなしの出前。「しゃかいのこと ふつうに話そう くらしのことだもの」と題して、あなたとわたしの憲法のはなし。

52回目の今年、1回目から参加してるという人生大先輩の先生も、すごくこの日を楽しみにしてくださってたのがびんびん伝わる。
申し込みは60人くらいだったのに、ふたをあけたら120人もの方が来てくださってたという。上尾では何回も「不思議なクニの憲法」上映会をしていて、その映画つながりの方達が熱心に声をかけてくださってたらしい。
大会、的な場よりもこじんまりとしたとこで話すことの多い私なので多少は緊張するのだけど、話し始めるとやっぱり、そこに居るおひとりひとりに語ることに集中して、いつもの私になる。
この日は、全体主義と個人主義のことも。
どこかの国のこと、全体主義で、自分の思ったことも言えなくて、自由がなくて、ああいうのはいやだと思いながら、そして戦前の日本の全体主義はもうこりごりと思いながら、その実、私たちは意外と全体主義がすき?なのではないのかしら、とみなさんに問いました。
それは私自身への問いでもあるわけで。
他と違うこと、目立つこと、はみ出ること、それをあんまりよしとはしない文化の中で、それでもおかしいとおもうことはおかしいと言っていきたい、そういう私であり続けたいと。
そしてなにか言う時は、上からでなくって、平(たいら)に話すこと。知らないということで、相手をせめないことも。
結構シビアな、きついこともいったつもりなんだけど、なぜかこの日は笑ってくれる場面がいっぱいありました。
母親大会をずっと続けてきた熱いパワー、学ぶことも熱心にしてきた方たちが多かったと思います、
だから内容的には知ってることばかり、それを、こんな伝え方もあるんだね、って感じていただけたとしたらうれしいです。
最後のわずかな時間をつかって、13条のうたも聴いていただけました。
先日、お仕事で石川まで取材にみえた若いひとも彼女さんと一緒に参加。
8月にけんぽうぶっくをご注文くださった川崎の方、ちかぢか上尾で話します、とおしらせしたら、そのハガキをもって来てくださってた。
大会の準備をされたたくさんのかたがた、ありがとうございました。

|

たまにはtsukiでも眺めましょに、ひさ==しぶりに。

東京でのごほうびは、高坂勝さんがしてる池袋のオーガニックバー、「たまにはtsukiでも眺めましょ」でごはんをたべること。

娘とお店のドアをあけると、川口のるうさんが先についてた。ひさ〜〜しぶりに会う高坂さん、ちっともかわんないねえ。

素材そのものがおいしい、野菜やおとうふやおからをたべてるとこに、ドアあけてはいってきたのは、なんとなんと、因島のいんのしまいさん!!それからまた時間差で、今は大阪にすんでる和子さんが到着。

るうさん、いんのしまいさん、和子さん、娘と私、夢中で話しながらも、お店には次々お客さんが現れて満員御礼!
高坂さんはさりげなくお客さんと会話しながら料理をこさえて、その態度がなんとも自然体。

話してるうち、いんのしまいさんは高坂さんが広島県で講演したのを聞きにいってたとわかり。さらに、和子さんがかかわってる子ども情報研究センターで私がお話させてもらった時に、いんのしまいさんが参加してたことも判明!そしてるうさんは去年9月、ナルニア国でのけんぽうのおはなし会を主催してくれたお母さん。いんのしまいも和子さんもブログを読んでるので、あ〜〜、銀座のナルニア国の!とすべてのつながりが見えて、ぐるぐるっとひとまわりした感じ。

そういえば、るうさんと娘が出会ったのは、キャンディケイトさんで娘が憲法のお話した時、るうさんが聴きに来てくれて、その後、るうさんと娘とで「戦争のつくりかた」の著者さんたちのお話聞く会を主催して、ぐんと近しくなったんでしたっけ。

こんなつながりって、ほんとうに財産だと思う。

いっぱい話して夜も更けて、じゃそろそろ、と腰をあげたら、それまで黙ってた高坂さんが、あ、スウさんちょっといいですか、と、お客さんたちに私のことを紹介してくださる。

私が紅茶の時間をしてること、高坂さんが、紅茶みたいに誰でもこれて、きもちを話せる、そのまんまでいられる場を作りたいと思ってお店をはじめたこと(そんなふうに高坂さん、おもってくださってたのか!)。お客さんのなかには私の本を高坂さん経由で読んでくださってる方たちもいて。

たまtsukiさんを訪ねた夜の、最後のサプライズみたいないっときでした、こういう気配り、高坂さんのすてきさです。

高坂さんがお店に立つのは来年3月まで。ぜひぜひそれまでにこのすてきなお店をたずねてみてね。金土日は定休日ですよ。

|

シネマdeクッキングハウス

どんぐりさんのあとは、調布のクッキングハウスへ。着いた時は「不思議なクニの憲法」リニューアル版上映会の、前半がおわってちょうどティータイム中でした。後半を、メンバーさんたち、見にいらしたお客様たちと一緒に見ました。

松田はったんも娘も、この映画のドイツ上映会の報告会に参加してるので、その報告を簡単に娘から。

去年、デュッセルドルフでこの映画をみた、日本人のドイツの大学の先生が4つの大学でのリレー上映会をしてくださったこと。
上映会に来たドイツの学生さんたちは、映画をみて感じたことをたくさん言い、日本からドイツ留学してきてる学生さんはほとんどなにも言わない、と松井監督が言ってらしたこと。

映画がおわって、夕ご飯しながら交流会&感想シェアリング。
憲法のこと、知らなくてもそれを責められることなく、一緒に学んでいけるクッキングハウスという場、メンバーさんたちお客様たちの一言ずつを聞きながらここで上映会できてよかったな、って思いました。

松浦さん、「私たちは憲法25条をもっているのだから、メンバーさんたちに、ちゃんと生活保護とりましょう、憲法を日々、使いましょうって言ってるんです、憲法なしに私たちの暮らしは考えられないんです」と。

私は、安部さんが9条に3項をかきこもうとしてるけど、それは単に書き加えるということじゃないよ、9条の持つこれまでの意味、武力行使しません、戦争しません、をなきものにしてしまう意味があることを伝えました。この映画ができたのは去年11月なのでね。
そしてダニーさんの、「しかたがない、という言葉をつかわないでほしい」という言葉と、高畑勲さんの「ぼろぼろの平和を繕え」という言葉を、あわせて紹介しました。
けんぽうぶっくの中の「みるく世がやゆら」の朗読も。

娘はこの日の最後に、こんなふうに。
「小さい時から自分の意見を持つように育てられるドイツでは、意見がちがってあたりまえ。そこから議論がスタートする。
かたや、はみでないように、めだたないように、意見がちがわないように、という日本。
でもそれを優先させると、意見は育たない。違う意見の中から、共通するもの、同じものを、ほんとは見出していきたいのに。
みんな同じ意見じゃない方が健全な社会じゃないかなって思います」

そして最後の最後に、メンバーのKさんが「スウさんとまいさん、9条マニアっていうの?なんかすご〜く楽しそうで、天の岩屋をおもわず開けてみたくなっちゃうような、そんなきもちにさせてくれるのがいいな、って思いました」と言ってくれて、全員爆笑!!9条マニアかどうかはわからないけど(笑)、天の岩屋発言はとってもとてもうれしかったよ!

映画会が終わってから、松浦さんが「今日来てくれて本当にありがとう。おとといのミサイル発射でメンバーたちの不安がもう限界になってたから、こうしてみんなで映画見て、語りあえて、みんなどんなに安心したか」と言ってくださいました。

おしまいは、クッキングハウスらしく、歌で。クッキングハウスの数え歌を、楽しくみんなで歌い、踊りました!12月22日のクッキングハウスの30周年でも、もちろん歌われる歌です。

|

どんぐりの木さんで、よりみちかふぇ

8月最後の日、東京駅から千葉の稲毛に直行して、かふぇどんぐりの木さんのよりみちカフェに、娘と一緒に寄り道させてもらいました。

8月のテーマは、戦争、そして私たちの暮らし。集まった15、6人は、30代から80代まで、年代いろとりどり。

87歳の男の方は、小学5年生の12月8日に戦争がはじまって、先生がその日、世界地図をだして、ここはイギリス、ここはフランス、ここはオランダの植民地と説明してくれたことを。相手がとりにこようとしてきたのだから、日本は生きるために、自衛のために戦争をした。その戦争を今も否定しない、と。

40代の男の方は、戦争はとても身近、日本の進んだ技術が軍事に利用されて、その利益が税金になってる。我々の暮らしはどこかの国の戦争によって成り立ってるんだ。そうでしょ?と。

戦争中にお母さんのお腹の中にいた人は、幼い頃からなぜか飛行機の音が怖くてたまらないという話を。

この夏のNHKの特集番組を見た人が何人もいて、インパール作戦や731部隊のこと、満蒙開拓団のこと、軍は民をまもらないこと、戦闘より餓死した兵士が多かったこと、上のものは責任をとらないこと、いろんな言葉が自由にでました。

私は、前の日にNHKあさイチできいたばかりの、イスラエルのダニーさんの言葉を。

そして、自分とは違う意見を聞きながら、いろいろと考えたよ。日本の技術が武器になり、その利益が暮らしに還元される、そういうシステムがあり、それを利用したい人たちがいるとしても、そのシステムをたくさんの無数の人が支えるということがあってはじめて、それは成り立ってくもの。既成事実をそのまましかたないとのみこんで、黙認して、しらずしらず支えてる側になるのはいやだな、って思った。

と同時に、それぞれの正当性をぶつけあうだけだと、それこそ争いになっちゃうね、とも。

よりみちかふぇはよい学びを重ねてる場だなあ、と思う。いつもベテラン弁護士の高子先生が参加してくださってて、この日も、1931年段階で、満蒙は日本の生命線と位置づけ、侵略の道を進んでいったこと、説明してくださいました。
10月はよりみちかふぇのフィールドワークとして、靖国神社をガイドしてもらうそうです。

|

«ダニーさんの言葉