紅茶の時間

1983年から、水曜の午後は石川県津幡町のわが家をひらいて「紅茶の時間」。

ちっともはやっていませんが、きもちを語りあい、聴きあい、
私たちをとりまく社会についても学びあう場を続けています。
ゲストのお話を聴く「とくべつ紅茶」や、おはなしに行く「出前紅茶」も時々。
出前では、コミュニケーションワークショップやけんぽうかふぇなども。

水野スウの著書に『きもちは、言葉をさがしている』『ほめ言葉のシャワー』『紅茶なきもち』CDブック『13条のうた ほかの誰とも』『わたしとあなたのけんぽうBOOK』『たいわけんぽうBOOK+』他。
2冊のけんぽうBOOKで、2018年度平和・協同ジャーナリスト基金荒井なみ子賞を受賞。

「紅茶の時間」の本に関するお問い合わせは、mai worksのwebshop  https://maiworks.cart.fc2.com
または水野スウまでご連絡ください。
sue-miz★nifty.com(★を@にかえて)
tel:076-288-6092  faxは元旦の地震で壊れて、受信できなくなりました。

|

2025年2月 7日 (金)

大雪の日の紅茶

おとといの大雪の日、金沢大学をこの春卒業するほなみんとあゆみちゃんが紅茶に来てくれた。
これだけの雪が降ると家の脇の雑木林沿いに車がとめられないので、車で来るというあゆみちゃんに、電車で来て〜といったけど、はたして金沢からの、七尾からの、電車がうごくかしらん、って心配だった。
どちらも多少の遅れはあったものの、その時間帯の七尾線は運休せず2人とも無事に到着。
この春から福祉の仕事につく2人。ほなみんは大学1年の時から4年連続で、「動くクッキングハウス」こと石川での松浦さんSSTワークショップに参加。その間、時々紅茶にきてた。あゆみちゃんはその後のSSTに2年連続で参加して、紅茶はこの日がはじめて。
卒業を前にこうして若い人が訪ねてくれるって嬉しいな。問わず語りにほなみんの話、あゆみちゃんの話、そして私から紅茶の話。
ほなみんの卒論は、精神障がいを持つ人の暮らし方の選択肢、ということで、一人暮らし支援に着目して、調布のクッキングハウスや調布の不動産屋さんに取材してまとめたもの。私まで一冊ちょうだいしたので、これから読むのが楽しみ。
ほなみんは4年前はじめて来た時の紅茶が詩の読書会になってた、という。ああ、そういえばコロナ下、図書館での読書会が何ヶ月もお休みになってた時だった。ならば、紅茶で自主詩の時間しようよ、ってなって。その日、ほなみんは谷川俊太郎さんの「生きる」の詩をもってきて、それをみんなで読みあったんだった。
それなら今日も読もうよ、となって、ほなみんとあゆみちゃんとまあさんと私で「生きる」を輪読。2009年につくったパタパタ式「生きる」が、こんな風に何度も生きるのっていいな。
Img_3891
帰りはまあさんの提案で、2人を車で送っていくことに。のとさとやま海道を走ると、ものすごい大荒れの日本海、強い風。あゆみちゃんの車のある高松駅には全然雪が積もってなくて、まあさんの心配は杞憂におわった。 それからさとやま海道をもどって金沢大学の近くの杜の里までほなみんを送る。
家にもどってから夜のニュースで七尾線5本運休、と知る。一時間一本の電車なので、まあさんの心配はとっても当たってたね。二人とも電車では帰れなかったかもしんないね。
ほなみんはもう今週末にアパートをでて実家の名古屋に引っ越すので、この日の紅茶にくるってほんとに一期一会のチャンスだったんだ。あゆみちゃんは金沢で就職する。そろって卒業するけど、これからもまた、
つながってこうね。

|

2月13日のシンポジウムのおしらせ

昨年12月3日、韓国の大統領から突然出された非常戒厳。私は、今の憲法審査会での改憲項目にあがってる、日本での「緊急事態条項」のことすぐ思って、ずっとモヤモヤしてたので、2月12 日に東京弁護士会主催のこんなシンポジウムで学べる機会あるのがありがたいです。
zoomの場合は事前申し込みはいらなくて、当日、こちらのURLからシンポジウムが聴くことができるようです。
***********
2/12
東京弁護士会のシンポジウム「韓国の戒厳令から考える緊急事態条項」
案内の詳細は次のURLから。
日時 2025年2月12日(水)午後6時から午後8時30分
愛敬さん、猿田さん、そして以前、北陸中日新聞にいて今は東京新聞の中山洋子さん、この3人によるシンポジウム。
開催方法はハイブリッド方式、zoomとリアル会場(Zoomウェビナー・弁護士会館クレオ講堂)
【オンライン参加】は当日、こちらの本シンポジウム案内ページに掲載する参加URLより、ご参加ください。※先着500名
【会場参加】は弁護士会館クレオAB (東京都千代田区霞が関1-1-3)※先着200名。
※開場は、午後5時30分〜。
12日に先立って、
㈰基調講演  愛敬 浩二 氏(早稲田大学法学学術院教授)
㈪現場報告 猿田 佐世 氏(新外交イニシアティブ代表・弁護士)
㈫報告 中山 洋子 氏(東京新聞特別報道部長)があるのですが、
12日のシンポジウムは、この3人が一堂に会してパネルディスカッションでかたりあうというもののようです。

|

9日のオスロ報告会は延期、それでも。

西本多美子さんと一緒にオスロまでノーベル平和賞受賞のツアーに行ってた太田くんから、残念なおしらせですが。2月9日の報告会は延期とあいなりました。
いづれまた。
これじゃあ、名古屋からくるバンドエイドはさぞかしがっかりしてるだろうと思ったら、
もう切符取ったし、いくぞ〜〜という。
別の用事を作り出して?9日、金沢入りするという。
どこまで不屈の魂の持ち主なんじゃろ。
列車が無事に動きますように!祈るのみ。

|

2025年2月 5日 (水)

きもちは、言葉を探している、のお話出前

2/2 関西いのちの電話さん主催の出前紅茶で「きもちは、言葉をさがしている」。42年目になる紅茶の時間の中で、何気にだけどずっと大事にしてきたことをたっぷり語らせてもらったよ。
どんな人も、自分のきもちにぴったりfitする言葉を懸命にさがしてるとおもうから、目の前の人ができるだけ安心してそれを探せるよう、受けとめる安心お座布団をさしだすようにしてる私。だって、話すは放す、だから、誰にも受けとられない、吐き出せないきもちは便秘しちゃうからね。
誰もが自分のこと、身の丈に認めてほしいと願って生きてる、と紅茶してきた中で確信してる。その人のいいとこはその人に見えてないと思うので、見つけたいいとこは言葉にして伝える。目に見えやすい、何ができるかにができるってDo的なことより、その人が居る・在る、存在してるっていうBeのいいとこを。
私の原家族のことーー若くして亡くなった兄のこと、紅茶でずっと他者の人生を聴いてきたおかげで、あの時の兄のきもちを聴いてくれる誰かはいたのだろうか、ってはじめて思えるようになったこと。
私の現家族のことーー大学卒業後、関西で引きこもってた娘が、私と「ほめ言葉のシャワー」をつくることになった時、いま何もできず社会の役に立ってない自分だけども、「私が私である、というこの存在だけはほかの誰ともとりかえがきかない」って気づいて、それが本づくりの出発点になったこと。
誰かをいじめたくなるキモチ、いじめたいカラダ、これ、今すごく気になってること。私はこの社会の中のちっぽけなひとかけらだけど、でもね、それをたった一人ぼっちでここに立ってるって思ったら、もう心細くて、怖すぎて、とても立ってられない。だから、誰かとつながる。弱い気持ちも誰かに聴いてもらう。みなさんにも、きもちを聴いてくれる誰かがきっといてほしいと願う。
話し始める前と後の会場で、娘が訳した13条のやさしい日本語をもとに私がつくった「13条のうた ほかの誰とも」のCDを流してくれた。
「♪誰とも ほかの誰とも とりかえっこできない」から始まるちいさな歌だけど、思えば、この日の話の中味にちょうどあった歌。その歌を編曲、ピアノ伴奏、ハモってくれた松田順子さんもこの日の会場にいて、いきなりこの歌が流れてそれはびっくりしたそう。
舞台が明るくて、広い会場にいるみなさんの表情はまるで見えず、とても静かに聴いてくださってたので、話してる間は反応が見えなかった。終わって、本を置いてるとこに行ったら、みなさん列になって待っててくださって、お一人ひとりにサインする時、すごく熱いきもちを直にいっぱい受け取ったよ。
京都の染めの斎藤さん、岡山で紅茶してる順子さん、20年以上も前に滋賀によんでくれたあっちゃん、アテネフランセで出会った森さんとは60年ぶりの再会?お連れ合いと一緒に来てくれた、京都でおうちカフェふうをしてたイチイさん、茨木の哲学カフェで出会ったなつみさん、すごい再会がいちどきに。
もともとは一昨年夏、あるところでお話した時、参加してた方がその場で、ずっと先の出前の仮仮ご注文をしてくださったんだった。いのちの電話さん、大阪までよんでくださって本当にありがとうございました。
そのおかげで、この奇跡のショット!
Img_3883
亡き姉の着物をほどいてちくちくした赤い服を着てる私の右横は、「教育と愛国」監督の斉加尚代さん。その横はガッツせんべいこと久保敬さん、去年6月、とくべつ紅茶に来てくれて、翌日から一緒に輪島門前の田谷船長んとこにいったね。どちらも大好きなお二人。
私の左は、私と血のつながらない弟みたいなカミヤ、その横が恵美母さん、その横が長女のともちゃん、そして夫さん。
カミヤは晩年の父が息子のように愛した人で、ともちゃんは父が86歳でなくなる年の誕生日に、生後3ヶ月で抱っこされて新幹線で大阪から会いに来てくれた。
脳血栓の後遺症で失語症だった父の、おおうおうおうという歓喜の声と、知らないおじいちゃん(父のこと)に抱かれてふんぎゃふんぎゃとなく赤ちゃんの泣き声と。それは言葉によらない、86年という年の差をこえた奇跡のような魂の交流。
会場のドーンセンターは大阪府庁、大阪府警、そして大阪城のすぐそばでした。早めに着いたので、大阪城公園を一人で少し散歩したよ。
朝から夜まで、とっても濃い1日でした。

|

2025年1月31日 (金)

先週の報道特集

兵庫県議で、百条委員会でもはっきりと発言していた竹内さんが1/18、自死された。県知事のしてきたことをめぐっての自死は、県に公益通報を試みた県職員さんに次いで二人目。心が痛すぎる。
先週1/25の報道特集。竹内さんがどのように追い込まれていったかを検証する、中身の濃い報道だった。録画してなかったけど、メモ見ながら思い出せる限り。
N国党の立花氏は、竹内さんのことを県知事を貶めた主犯格ときめつけ、でっちあげ、と発言した。竹内さんへの誹謗中傷が相次ぎ、ご家族を不安から守るため、県知事選翌日、竹内さんは県議を辞職。そして自身もうつに。「嘘がまかり通っていく社会にも、もう希望がもたれへん」と言っていたという。
竹内さんに関して「でっちあげ」「明日、逮捕される予定だったそうです」と選挙中に街頭でいい、youtubeでも発信していた立花氏に対して、兵庫県警トップが「竹内さんを調べたこともない、逮捕するという話はない」と発表した。
「逮捕がこわくて自殺した。誹謗中傷した記憶はない。これくらいのことで自らのいのち断つような人が政治家してはいけない」と立花氏。
番組が、立花氏に直接訊いた。
竹内さんをでっちあげとは言っていない、と返答していたけど、youtubeを見れば、白板でも、実際に言葉でも、でっちあげ、と言っていた。そこを突かれると、彼は言葉だけで軽く(本当に軽かった)謝罪したけど、それでもなお「疑惑を疑惑と言って何が悪い」といい続けていた。
立花氏をフォローし、SNSで拡散した影響力の大きい一人として、番組は東国原氏にも取材。「疑惑を疑惑と」という二人の反応、驚くほど似ていた。
この報道を見ながらずっと絵本「二番目の悪者」のこと、思ってた。
金色の立派なたてがみをもつライオンは、国の王になりたがってた。立派なたてがみをもたない別のライオンが、困った人々を助け、感謝されていることに危機感を持つ。そこで金色のたてがみライオンは、かのライオンについての嘘を動物たちに次つぎ伝えていく。
はじめは信じようとしなかった動物たちも、嘘をずっと聞き続けるうちに、嘘の噂を広める側になっていく。
金色たてがみライオンは、ついにその国の王になるのだが、その国はやがて、、。
Img_3861
「嘘は向こうから巧妙にやってくるが、真実は、自らさがし求めなければ見つけられない」ーー「二番目の悪者」(林 木林さん作・小さい書房刊)の中の言葉。
二番目の悪者にならないためにはどうしたらいいか。
少なくとも、黙ってちゃいけない、よな。

|

2025年1月23日 (木)

千田さんが能登へ

神戸の千田恵子さんが、のっぽくんでのオイルケアマッサージを終えて、紅茶に寄ってくれたよ!連れてきてくれたのは、能登のたやよしこさん。
これでもう6回も能登入りという千田さん!ありがとう!
千田さんとは川越紅茶のお仲間としてもうずいぶん前に出逢ってる。引っ越された後もいのみら 通信の読者さんで居てくれて細くつながってたけど、昨年、川越紅茶24周年の時、神戸から参加してくれてて久しぶりにお会いできた。その時、能登に行ってると。その後、何度か能登にみえてたけどなかなかあえずじまい。
今回はつなぎ役のよしこさんが、のっぽくんでのケアが水曜日だと気づいて、帰りに紅茶によってくれたのだった。
紅茶じまいっぽい時間だったので、せめてもの感謝の気持ちのおうちごはん。豆入り玄米おにぎりとおうちにあるもの野菜のおかず、たら真子煮、重ね煮のお汁、プラスこの日の紅茶に木下さんが持ってきてくれた珠洲のクルミの佃煮(おいしかった!)
よしこさんがお皿洗いしてくれてる間に、千田さんが私の手のオイルケア。なんてあったかい千田さんの手だったろう!
今日、千田さんは門前でオイルケアをされるよし。千田さんを待ってる能登の人たち、いっぱいいるだろな。千田さん、よしこさん、本当にありがとう。貴重な時間を紅茶にわけてくれてめちゃめちゃうれしかったよ。

|

2025年1月22日 (水)

2月2日、大阪へ

2月2日曜日  関西いのちの電話さんの公開講座で
「きもちは、言葉をさがしている〜42年目の 紅茶の時間から」
と題してお話させてもらいます。
Img_3857
心理の専門家じゃ全然ない私だけど、なんでか、過去に二度、いのちの電話さんでお話してる。われながらちょっと不思議。
2016年に岡山で、2017年に島根で。 
「紅茶の時間」を長くしてきて、その時間の中で感じたこと、考えたこと、気づいたこと、などなど話します。聴く、ということの、私にとっての大きな意味や、一人一人の存在を受け止める、ってことの意味も、教えてくれたのは紅茶の時間だったなあ、と。
公開講座なので、どなたでも。
2月2日 13:30~15:00 (13:00開場)
ドーンセンターホール(大阪府立男女共同参画・青少年センター)
参加協力費1000円(当日は1200円)
お申し込みやお問い合わせは、関西いのちの電話さんの事務局まで。
06-6795-4860
(いのちの電話へのお電話は24時間対応だけど、事務局はつながる時間が決まってるのでご注意)
事務局の開いてる時間は、月〜金10時から17時まで。
周りの方にお知らせいただけるか、拡散してくださったらうれしいです。

|

「わたしからはじまる 憲法のおはなし」

1/18 豊田市駅に近い市民活動センターにて、「ほかの誰ともとりかえがきかない わたしからはじまる 憲法のおはなし会」。
2時間ノンストップ、紅茶から憲法につながっていくおはなし。私と娘はそれぞれ語るところを決めて、役割分担した。
「ほめ言葉のシャワー」の冊子を親子でをつくることになった時の、娘にとっての原点。それが「わたしがわたしであるというこの存在だけは、ほかの誰ともとりかえがきかない、というまぎれもない事実」だったこと。それが憲法13条の「すべて国民は、個人として尊重される」にぴたりと重なって、娘オリジナルの「13条やさしいわたし語訳」が生まれたこと。
そこの部分、いつもは私が娘に代わって語るのだけど、今回は娘が自分の言葉で語ったので、その分、聴いてるひとの胸ん中の深いとこまできっと届いたんじゃないかなって思う。
娘と打ち合わせした時、最初から最後まで互いに第一人称で語ろう、と約束した。それがどこまで果たせたかは聴いた人に尋ねるしかないのだけど、少なくともこれまでよりは、第一人称で語れたかな。
写真は二時間トークの後、フリートークタイムをへて、最後まで残ってくれた方たちとの記念の一枚。
看板もこの日の参加者さんがつくってもってきてくれました。
473815874_1615342569093154_2334023124175
兵庫県からはるばる会いにきてくれたひろのさん、このお話会のこと、ご自分のnoteにとってもていねいにくわしく書いてくださった。
ひろのさんは30年くらいも前から、人権の活動をしてきたんだって。憲法のこともとってもわかってらっしゃる方。ひろのさんのnote読んだら、ああ、同じように憲法の大事なとこを受け止め、感じている方だったんだ、お互いにすごく響き合ってることが感じられて、めっちゃうれしかった。ひろのさん、来てくれて、noteにこんなふうに書いてくれて、ありがとう!
ひろのさんのnoteがこちら
  ↓
ひろのさんは自己治癒力研究処「たまゆら堂」を主宰していて、ホメオパシーと頭蓋仙骨療法の使い手さん。乳がんサバイバーとしてのけーちん に、酵素風呂を勧めた人でもあるんだって!

|

ちんちゃん亭のブランチ

1/18 豊田でのおはなし会に出発する前の、ちんちゃん亭での豪華なブランチ!
能登ボラにいったけーちん 、大きな袋いっぱいの金沢の車麩をもらったそう。それを早速、車麩フライにしてくれた。歯ごたえがしいたけみたいでね、いい食感でね、外はぱりぱりっのおいしいおいしい車麩フライ、絶品でした。
Img_3811
けーちん の自前味噌の味噌汁。私の父が刈谷生まれなので、東京育ちの私にとっても、赤だしのお味噌汁はなつかしい、なじみの味だよ。
それにしても、けーちん の料理のてばやさ、ほれぼれした。
能登で何食も炊き出ししてきた手とおいしい料理のセンス。ちんちゃん亭のおかみさんのけーちんです。

|

豊田のあなぐまさんで

1/17お昼頃、 けーちん、けーちゃん、おともだちが、能登ボランティアの帰りに、なんとわが家まできてくれて私をピックアップ。大きなレンタカーに乗り込んで、名古屋に直行。東京から新幹線で到着した娘を名古屋駅ですばやく拉致(ドキドキ綱渡りのような冒険旅行!)、そこから目指すは、豊田でけーちんが営んでる米ぬか発酵温浴あなぐまさん。
去年、けーちんとのコラボお話会でちんちゃん亭にお泊まりさせてもらった時、その翌朝うまれてはじめてのあなぐまさん酵素風呂を体験した私。もうもう、あまりの心地よさにうっとり。
このきもちいい芯からのあったかさ。つねづね冷えに悩まされてる娘になんとか一度体験させてあげたいなあ、と思って、今回の豊田行きを提案。そしたら、親子で憲法を語る企画へと発展して、今回の「わたしからはじまる憲法のお話会」とあいなった次第。
娘がけーちん に会うのは2018年秋以来の二度目だけど、名古屋からの車中とあなぐまさん体験もあってか、すっかり安心しきった顔で、次から次へとけーちん、けーちゃんに喋りまくってた。話したいこと話してる時、娘はとっても嬉しそうないい顔するので(あ、誰でもそうかな)、それを見てる私もすんごくしあわせ。
けーちん 、けーちゃん、能登ボランティアからノンストップで疲れてたろうに、あなぐまさんのおもてなし、何度お泊まりしても心地いいお布団のお宿。本当に本当にありがとうね。
あなぐまさんのこと知りたい方、これ見てね。

|

2025年1月17日 (金)

今日、豊田へ。

豊田のけーちんけーちゃん夫婦とお友だちは、おととい15日から石川入り。
初日は内灘で炊き出し、夜は輪島市門前の黒島ゲストハウス泊。
昨夜は輪島にある日本航空学園のベースキャンプでお泊まりとのこと。
この2泊3日の能登で、延べどのくらいの炊き出しをしたんだろう!

今日17日、輪島から豊田に向かう帰り道の途中の津幡で、私をピックアップ。
名古屋駅で娘をピックアップ、そして豊田へ、というなんともありがたいスケジュール。

大きなレンタカーは炊き出しカーみたいでもあり、ピックアップトラックみたいでもあり。
この2、3日、先週に比べたら空が穏やかなのもめっちゃありがたい。
まあさんが毎日、天気予報気にしてた。今日の空見上げて、ほんとによかったなあーーと。
こちら雪なし、風なし。

そして明日1/18は、
けーちん けーちゃん夫婦のあなぐまさんの幸せ研究所主催で、
「ほかの誰ともとりかえがきかない 
わたしからはじまる憲法」のおはなし会を
娘とのコラボでかたります。
 
@豊田市民活動センターホール TーFACE A 館9階 
2時から4時おはなし 5時まで座談会 
参加費は1500円。高校生さん以下は無料でーす。

娘と一緒にかたるのは東京以外ではとてもまれ、お時間ごつごうつきましたらぜひ。
私自身、娘の語る憲法が大好き、○い頭の私ではとうていきづけなかった視点から、憲法を語ってくれるので。

|

2025年1月14日 (火)

「どうして戦争しちゃいけないの」と「二番目の悪者」

暮れに予約してた本が届いたので津幡図書館に取りに行く。
あら、今日はここで成人式なんだ。オール二十歳さんたちの異空間を潜り抜けて図書館へ。
「二番目の悪者」は中能登町図書館から。ダニーさんの、「どうして戦争しちゃいけないの?」は白山美川町図書館から
どっちも読めてよかったあ!
ダニーネフセタイさんの本、どっちかだけの側に立たない、とてもフェアな書き方。いけないと思うことはいけない、とはっきり言う。批判する。ハマスのことも母国イスラエルのことも。
中学生から読んでほしい、ってことは、もちろんもっと年長の人にも。
すごく読みやすいのは、ダニーさんが、初めから終わりまで、わたしメッセージで書いてくれてるってことがおっきいんだとおもう。イスラエルのことパレスチナのことアメリカ、中国、ドイツのこと。
歴史を学ぶ、と、歴史に学ぶ、とはどう違うかってことも。
「二番目の悪者」は、これ、作り話じゃないよなあ、っていうリアルさで迫ってくる絵本だった。
嘘は向こうから巧妙にやってくるが、真実は、自らさがし求めなければ見つけられない、と。
千里浜は波が高くて、浜辺が狭くて、車は入れない。
少し足を伸ばして柴垣に向かう途中の駐車場で見つけた、見覚えあるキッチンカー。
あ!車止めて。きっとあの焼き芋屋さんだ!
ひみかさん収穫祭で会った、30年も前に紅茶に来たことあるって言ってた、あの人のお店だ。
やっぱりそうでした。小学5年生の時、紅茶に来たんだね。
今はテンプルファームストアって焼き芋屋さんしてる、トモミさん。
ひみかさんでの再会も嬉しかったけど、今日、海を見に来ての予期せぬ再再会も、とっても嬉しかったよー。
べにはるかMサイズ、あったかいうちにまあさんと、ほふほふ半分こ、めっちゃ甘くて美味しかったー!!

|

2025年1月 9日 (木)

松井朝子さんのパントマイム

025年初紅茶の日ーー山本さんがピンクのバラの花束持って.ありがとう!ーーの夜、松井朝子さんのパントマイムを見にまあさんと金沢の鞍月公民館へ。
朝子のマイムを見るのは本当に久しぶり(あ、19 歳の時から知ってるので、呼ぶときはいつも「さん」がつかない)。壁も風船も凧(凧を揚げる人と凧を一人二役で)も独楽も、昔から何回も見てるけど何回見ても楽しい。何十年とマイムを続けてきた朝子の表現力、表情、からだのさきっぽにいたるまでの集中がすばらしい、美しい。
凧揚げの場面では、パレスチナに連帯の凧を内灘海岸であげた時の感動を思い出したし、蝶々では、見てるこっちも蝶の羽ばたきに連動しちゃう、見えない風船をふくらましちゃう。
マイムとマイムの間に入る朝子の語り、初めて見る人も、小さな人も、空想の世界にはいりこめる。一緒に独楽を回す、綱引きする、凧揚げをする、線香花火ではパチパチはじける火花のきもちになる。
マイムの間に、お母さんであるまついのりこさんの書かれた「あの日の青い空を」から、一部を朝子が朗読してくれた。のりこさんのお父さん(朝子のおじいさま)は、戦争に反対したことで牢屋に入れられた。まだ小さなこどもだったのりこさんだけど、戦争の時代は色がなかったこと、8月15日の空が青かったこと、それからは色が輝いて見えるようになったこと、はっきり覚えていると。
おじいさまからおかあさんへ、おかあさんから朝子へ、受け継がれていく平和を強く強く願う気持ち。マイムを通して朝子がそれを表現しているのがすごく伝わってきた。パントマイムは自由な心があってこそ。自由は平和があってこそ。
着物マイムの最後の演目は、桜。薄い薄い透けて見える布は、天女の羽衣という布。つくったのは七尾の天池さん。桜を描いたのは金沢の友禅作家さん。なんとも美しい、天女の羽衣、舞う朝子。
かつて、桜のように散れといわれた花。二度と、そうはさせないという強い意思を感じるマイム、朝子が桜の精になったみたいだった。
マイムをみにきたこどもたち、おとなたちに、自分の舞台から祖父と母の戦争を語る、平和を願い、語る朝子。二度と桜の意味を戻してはならないと。
金沢の大手町でしていた紅茶の時間の6畳間でマイムをしてもらった。それが彼女の初舞台。朝子は19歳。娘は4歳だったかなあ。
Img_3776_20250109211601
1月11日、輪島で朝子のパントマイム公演あります。
1時半から輪島市河井町のふれあい健康センターで。どなたでも。無料です。ぜひお出かけくださいな。

|

2025年1月 5日 (日)

1月18日、豊田へ

2025年初のお話の出前は1月18日の豊田。
今回はめずらしく娘も一緒なので、私にとってもとくべつな出前。
主催の「あなぐまさんの幸せ研究所」のけーちん&けーちゃん夫婦は、昨年11月、奥能登珠洲に給水ボランティアとまかないに来てくれたんだけど、この1月にもまた奥能登へ。なんとその帰りに私をひらって豊田まで連れていってくれる。超うれしい!二人の愛とこのパワー、ほんとにすごいとリスペクト!!
「ほかの誰ともとりかえがきかない〜〜「わたし」からはじまる憲法のおはなし」
と題して、憲法のおはなし会。
2017年18年と憲法で呼んでもらった豊田。17年の時はけーちんとお仲間たちの主催で(この日は風邪引いて声が全く出なくなり、息の声のささやきだけで一時間半話し続けた!という忘れられない日になった笑)、18年は生活クラブ生協豊田さんの主催でした。
憲法のお話は2004年頃からしてるけど、現在のようなかたちで語るようになったのは、娘が憲法13条の深い意味を発見して私に教えてくれた2009年以降のことです。この日はそこんとこも含めて、彼女自身の言葉でゆったり語ってもらおうと思っています。
 1月18日(土)  
おはなし14時~/座談会16時~17時(受付開始:13時40分)
 @とよた市民活動センター ホール T-FACE A館9階 
  (豊田市若宮町1丁目57番地)
参加費 1,500円/人 ※高校生以下無料
対象者 一般市民  定員は80名です。
主催は、「あなぐまさんの幸せ研究所」
お申し込みは上記のサイトからどうぞ。
豊田にお近い方、もしもお時間やご都合があいましたらどうぞいらしてくださいな。

|

2025年1月 4日 (土)

今年もどうぞよろしく サザンのうたのこと

新しい年になって初めての投稿。
今年の元旦。北陸にはめずらしく空が晴れてた、去年みたいに。
3時過ぎに海まで出かけようとしたら急に曇ってきて、のと里山海道の高松まで行った時にはもう大降りの雨。海も白い波が高くたって荒れてた。それって、冬の北陸の当たり前だ。 
1月1日の午後4 時10分、まあさんと能登のほう向いて、今年はどうぞ穏やかな日々でありますように、能登がほんとにそうでありますように、って黙って祈った。
元旦の北陸中日新聞。見開きの全面広告で、サザンの新曲「桜、ひらり」の歌詞と、サザンの言葉。
読み込んだQRコードから、歌が流れてきた。のと里山海道を走る車から海が見えた、能登の町並みが見えた。
サザンの今年の活動は石川県からはじまるそうだ。
ありがと、サザン、とっても胸にしみる歌です。
https://southernallstars.jp/feature/thankyousomuch_album
去年ずっとずっと能登のこと想って、きもちを届けてくださったたくさんのたくさんの方、つながって行動に移してくださった方、ほんとにありがとうございます。
今年も引き続き、どうかよろしくお願いいたします。
あなたにも穏やかな年でありますように。

|

2024年12月31日 (火)

おおみそかに、「たいせつなこと」

運転中のカーラジオから聞こえてきた声と話し方に聞き覚えがあって、耳をそばだてた。ハンドル握ってるからメモできなかったけど、たしかこんな内容。
19歳で新婚旅行に行った先の本屋さんで(注:ニューヨークの、絵本がいっぱいある本屋さんらしかった)、夫婦別々に本屋さんの中を歩いてそれぞれ自分の好きな本を見つけてきたら、それが「 The Important Book 」という同じ一冊の絵本だった。作者は、マーガレット・ワイズ・ブラウン。「おやすみなさいのほん」を書いた人。
この話を聴きながら、感じる心が響き合う二人なんだなあ、と思った。何を見、何を聴いて、美しい!あ、いいな!と感じるかって、すごくすごく大事なこと。
この本が書かれたのは1949年、それから約半世紀たった2001年、「たいせつなこと」という日本語の題で、日本で出版された。内田也哉子さんの初めての翻訳本として。
スプーン、ひなぎく、あめ、くさ、ゆき、りんご、かぜ、そら、くつ、、、その一つ一つに、シンプルでやわらかい意訳の日本語。かぜにとって、そらにとって、大切なのはこういうことだよ、と。
一番好きなのは最後のページ。
「あなたは あなた
 ・・・
 でも あなたに とって
 たいせつなのは 
 あなたが あなたであること」
ああ、この絵本も13条の絵本だなあ、と思う。大晦日の今日、この絵本の紹介ができて、うれしいし、明日からはじまる2025年も、大好きな13条のこと、13条のたいせつなこと、憲法のこと、語っていくよ。
1月は豊田で語ります。13条がどんなにたいせつかということ、それを発見して、自分の言葉で意訳して、私に教えてくれたのは娘です。豊田には娘もくるので、そこんとこ彼女自身の言葉で聴いていただけたら、とてもうれしくありがたいです。主催は、ちんちゃん亭を営むけーちんとけーちゃん夫婦の「あなぐまさんの幸せ研究所」です。ありがとう!
「ほかの誰ともとりかえがきかない、
 ”わたし”からはじまる憲法のお話」
1月18日(土)
おはなし14時〜/座談会16時〜17時(受付開始:13時40分)
@フォロワーとよた市民活動センター ホール T-FACE A館9階
   (豊田市若宮町1丁目57番地)
参加費 1,500円 定員 80名 
主 催 ​あなぐまさんの幸せ研究所
今年もあともうすぐで幕。この一年、始まってすぐから能登におきもちを寄せてくださったたくさんのかたたち、本当にありがとうございました。来る年がどうか誰にとってもおだやかな一年でありますように。
年賀状は卒業しましたが、来年もどうぞよろしくお願いいたします。
紅茶は1月8日水曜日からいつものように静かに、1時〜6時開いています。

|

9条の碑とミサイル弾薬庫のこと


「調布9条の会」から「憲法ひろば」の通信が届いた。20周年記念で、伊藤千尋さんが講演。その中で、いま日本各地で9条の碑がたくさん建立されていることもお話されたそうだ。日本で一番最初の9条の碑は、1985年の那覇市で。以来、年に一つか二つできていたのが、去年は4つ、今年だけで13碑も建てられているという。

それって、いま世界で起きてる戦争と無関係じゃないよね。
今年5月、府中で9条の碑が建てられた。来年5月は金沢に。むぎわらぼうしメンバーの新井田由美子さんが思い立って、9条の碑をお庭に建てる決意をした。ゆくゆくはその場所がおうちごと平和団体に譲られるのだという。碑に刻む名前を募集中と聞いて私の名前も刻んでください、とお願いした。

金沢の城北病院のお庭でも見つけた9条の碑。市民芸術村で石の彫刻をしてるグループがあって、この碑はそこで彫られたらしい。

先日、京田辺の友達からDVDが送られてきた。「映像24・ミサイル弾薬庫がやってきた」(12/22、毎日放送)。京田辺から10キロ圏内にある精華町祝園分屯地に、2023〜2025年で約300億円かけて弾薬庫8棟増設の計画。完成すれば、陸自・海自共同使用で本州最大の補給拠点になるという。
精華町は、関西の文化研究の学研都市。関西の国立図書館もあれば、同士やの京田辺キャンパスも近い。奈良市、生駒市、枚方市、などなど弾薬庫から10キロ圏内。暮らしのすぐそばに弾薬庫があって、その中に長距離ミサイルが次々おかれていくことになる。この動きは大分でも、うるまでも。

岸田政権が2022年12月、安保3文書で、反撃能力のミサイルを持つ、防衛費増強、と打ち出したことがこういうことになっていくんだ。市民がその中身を問うても、防衛力が知られてしまうから、との理由で答えない防衛省。3文書以来、自衛隊の形が変わってきてる。国を守る自衛隊だったはずが、相手を攻撃する軍隊になっていってる。

沖縄の先の島々にミサイル基地が次々つくられていって、でもこれ、沖縄だけの話でないんだよ、といろんな人が口を酸っぱくして言い続けてきたこととぴったり重なる。全国14カ所、北海道から沖縄まで弾薬庫新増設、という計画だそう。「抑止力のためのミサイル基地化」というけど、抑止力ってマジックワードに引きづられない私でいたい。核抑止力が破綻してるように、武器を持てば持つほど、戦争が近くなるのだから。

この衝撃的な番組のこと、岐阜から、千葉から、友人が知らせてくれている。今なら TVerで見れることも(12/22から3週間)。互いに知らせあって、多くの人がどうかこの事実を知ってくれますように。

|

2024年12月27日 (金)

最後の、「クリスマスの約束」

毎年暮れの楽しみだった「クリスマスの約束」、24年目になる今年で、最後なのだそう。小田和正さんが同時代の歌でいいなあと思った作品を、そのアーティスと一緒に歌って継いでいきたい、という願いからはじまったこの番組、一年目は一緒に歌ってくれる人は誰もいなくて、小田さん一人だけで登場してたっけ。
2年目にはミスチルの桜井くんがきてくれて、その後、吉田拓郎、絢香、宇多田ヒカル、財津和夫、細野晴臣、KAN、山本潤子、東北大学の学生さんたち、松たか子、ジュジュ、平原綾香、いきものがかり、スキマスイッチ、ゆず、和田周、「木蓮の涙」の要くん、あ〜〜もっともっとゲストいたけど名前思い出せない〜〜。
彼らが小田さんと一緒に合唱する歌の数々、そのアレンジもハモリも一曲一曲ほんとに楽しみだった。人間の声って素晴らしい楽器だと思ったし、小田さんの「クリスマスの約束」で始まったものが次第に、みんなの「クリスマスの約束」になってった過程もわくわくしながら楽しんだ。どの歌もアーティストとの真剣勝負、手抜きなし、歌とアーティストたちへのリスペクトがあふれてて、それがまたきもちいい音楽番組だった。
ラストとなる今年のクリスマスの約束は、前編で20組のアーティストたちの歌をひとつながりのメドレーにした「22分50秒」(2007年頃のだったろうか)をビデオで、後編ではこれまでの20年を振り返る映像と歌声、そして小田さんの持ち歌を中心にゲストと一緒に歌いこんだ。
20回におよんだクリスマスの約束の中でも、ミスチルの桜井くんと小田さんが歌った「Hero」、コーラスでの「たしかなこと」「風を待って」「Today」は、私たち家族にとっての忘れがたい物語とセットになってるので、いっそう沁みる。とりわけ「風を待って」は、大病した後の娘が聴いてすごく心に響いた歌なので余計に。
小田さん、こんな無謀とも言える企画を思いついてくれて、20回も続けてきてくれて、ありがとうございました。小田さんの呼びかけに応えて出演してくれたアーティストたちにも、ありがとうって言いたいです。
若い頃の小田さん、若い頃のまあさんに本当によく似てて、この写真が最後に出てきた時はびっくりした。
Img_3725

|

松井朝子さんのパントマイム@輪島


12/26 北陸中日の能登版で、パントマイミスト、松井朝子さんの輪島での公演の紹介がこんな写真入りで。文化部の小室記者さんがすてきな記事を書いてくださった。
Unknown59
来年1月11日、1時半から輪島市河井町ふれあい健康センターで。入場は無料です。ちいさい人もおおきくなった人も、大きかったけど今は小さくなった人も、どなたも、いっぱいいっぱい見にいらしてくださ〜〜い。朝子さんのマイムは、ほんとに楽しくてうつくしくて、こころがひろがります。

19歳だった朝子さんの、金沢での最初のマイムの舞台は大手町でしていたころの、紅茶の時間の6畳間だったこと、思い出す。小さい人たちがかぶりつきで、みえないけどそこにたしかにあるもの、というパントマイムの世界に引き込まれてた。娘のいってたのぞみ保育園でも、天徳幼稚園でも、マイムしてもらったな。その後、紅茶の時間が主催して、教育会館で、文教会館でも。そして画期的だったのが金沢能楽堂で演じた着物マイムのオリジナル、「葵の上」。これが日本初の、能楽堂でのマイム公演になったんだった。

14歳の時からの朝子さんの夢を、ずっと応援し続けたまついのりこさん。のりこさん、紅茶のことも早くから応援してくださってたな、何度もとくべつ紅茶でお話してくださったな、と今、思い出して胸が熱くなる。

|

2024年12月21日 (土)

1月、成城大学で「プリズンサークル」上映会のお知らせ

成城大学で、新しい年の1月11日、映画「プリズンサークル」上映会のお知らせ。教えてくださったのは、成城大学で教えている勝又あずささん。知り合って、なんてすてきな先生だろ!とお付き合いが始まり、11年前の12月にはあずささんのクラスで学生さんたちに授業までさせていただいた。
坂上香監督のこの作品、とっても惹かれて二回見た。日本で初めて、刑務所内で更生を促す新しいプログラムを実施している、島根あさひ社会復帰促進センター。自分を語る、ということの大きな意味を突きつけてくる作品。
坂上監督のドキュメンタリー作品「ライファーズ」ーーアメリカの終身刑の人たちの教育プログラム「回復共同体 TC therapeutic commnunity)を追った作品ーーを見たときも大きなカルチャーショックをうけたけど、その流れを組む動きが日本の刑務所内でも、って驚きだった。機会があればほんとに多くの人に知って、見てもらいたい作品です。東京近辺にお住いの方、ぜひ。どなたでも。教室の定員は50名まで。参加は無料です。
『プリズン・サークル』
受刑者同士の対話をベースに犯罪の原因を探り、更生を促す「TC(Therapeutic Community=回復共同体)」というプログラム。それを日本で唯一導入している島根県の刑務所を舞台にしたドキュメンタリー。*公式ページより引用
成城大学公式ページ イベント案内:
----------------------
   記
日時:2025年1月11日(土)13:00-16:00 開場12:30
会場:成城大学 007教室(7号館4階) 
東京都世田谷区成城6-1-20 
対象:多様性を尊重しご参加いただける方、学内外どなたでも参加できます。
定員:50名 3日前(1月8日)までにお申込みください。
参加費:無料
概要:「キャリアの多様性と社会正義における対話の可能性」をテーマに『プリズン・サークル』を上映し、その後は、参加同士で対話をしながらわかちあいます。
終了後にアンケートへの回答の協力をお願いします。

|

«マガジンで、松浦さんとのSSTワークショップのこと