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2006年3月16日 (木)

松浦さん、ふつう紅茶に

今日、ひさしぶりに紅茶にきたMちゃん、ええっ!とびっくり。えー、なんでここに松浦さんがいるのぉ?! 今日の紅茶には、いくつもの、そんなうれしい声があがってにぎやかでした。

きのう、白山市ふれあい福祉課主催の「街角の精神保健福祉を考える講演会ーーSST(ソーシャル・スキルズ・トレーニング)を知っていますか?」で石川にみえた、不思議なレストランの松浦幸子さん。なんとラッキーなことに、きのうは火曜日。で、東京に帰る前に「紅茶に寄らせてね、あしたは水曜日だから、ふつう紅茶の日でしたよね」って、よりみちしてくださったのです。

8年前にレストラン・クッキングハウスと松浦さんの存在を知って以来、とくべつ紅茶やSSTのワークショップでなんどもお呼びしてる松浦さんだけど、たしかに、ふつう紅茶はまだ一度も。ふつう紅茶にいってみたいな、のきもち、とってもわかる。なぜって、私も川越のふつう紅茶に参加したい、ってずーっと思ってて、やっと去年はじめてその夢がかなったから。

松浦さんは、毎水曜の紅茶がどんなふうな感じで進んでゆくのか、とくに、私がそこでどんなふうにしてるのか、関心がおありだったみたい。実際にはなんにもしてなくて、来るひとをみんなで迎え、それぞれが話したいひとと話し、聴き、もちよりのお菓子を味わい、時に笑い声がわき、うれしいことには、おめでとう、よかったね!の拍手がわき、時に涙で目がうるみ、そこに新しい誰かがはいってきて、私は紅茶のおかわりをいれる。手のすいてるひとがお皿を洗い、洗いながらそのひとがまた誰かを聴き、というふうに、ほんとにしぜんに時が流れ、まわってゆくだけ、そして帰ってゆくひとを、またねーって見送るだけ、なのですが。

今日の紅茶もほんとにそんなふうでした。お菓子もきょうはいろんなもちよりがあったけど、「でもそうじゃないときもあるのね」と松浦さん、そうそう、毎週、くる人もすこしずつ違うし、来る人の顔ぶれでふんいきも違う。ここでの中心は、出逢うこと、きもちを話す=放すこと、きもちをわけあうこと、時間を共有すること、なので、お菓子がふくろもののおせんべだけでも、紅茶だけ何杯でてきても、それはそれで、おせんべ紅茶としてまた心に残るのです。

松浦さんは、ふつう紅茶に何気なくいて、「なるほどねえ、こんなふうに流れて行くのねえ」って何度もうなずいてた。私も、一番大事にしている、ふつう紅茶の場を知っていただけてうれしかったなあ。とくべつ紅茶でいろんなすてきなゲストをおよびするけど、やっぱりその土台にあるのは、じみな、はやらない、毎週の紅茶だといつも思うから。

おわりがけには、最近の紅茶ではまってる「ん」しりとりを、みんなで。簡単→タンメン、とか、天真爛漫→満足感、とか、クンシラン→乱開発の○○県、というふうにだんだん高度になってくのが、毎回おもしろい。

ピンクのシクラメン→めんめんと語るお嫁さん→さんさんおひさん→三枚目のヨシダさん→さんざんでる「さん」、ということで、「さん」は打ち止めー!といったとたんに、あらぁ、つぎの「さん」がきたら、30円のいのみら通信、ていおうとおもっとったんにー、で、みな大笑い。

この「ん」しりとり、レストランのSSTのウォーミングアップでも使わせてもらうわ、と松浦さん。うれしい、うれしい。そのあと、「不思議なレストラン」の歌を、♪紅茶の時間、不思議な時間、と一部替え歌にしてみんなで歌いました。

帰り際、参加費をあわててはらおうとするので、ふつう紅茶はお代がいらないの、というと「あっ、そうでしたか、レストランだとメンバーたちも500円はらうのが習慣になってるから、つい、ね」って。ランチをはさんで、飛行機に乗るまでの3時間ほど。松浦さん初の、ふつう紅茶の日、でした。

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コメント

スウさん、松浦幸子さんを招いてくださってありがとうございました。私はふつう紅茶には行けなかったけれど、講演会を聴きに行きました。「人に理解されない、偏見のなかでそれでも生きてきたことはすごいこと。当事者としての誇りをもとう」という、松浦さんの言葉が心に沁みました。ふだんガサガサと生きている私ですが、松浦さんに会うと、私にも善きもの、やさしいもの、あたたかいものを希求するきもちがあるのだと気づいて嬉しくなります。

投稿: こやのゆみ | 2006年3月16日 (木) 09時21分

>ゆみさん
いえいえ、私がおよびしたんでないよー。白山市だよー。税金の、すてきな使い道、だよね。「団さんの家族面接を学ぶ会」仲間で、市のふれあい福祉課のかたがなんとかおよびしたい、って熱いハートで行政を動かしてくれたの。私はつないだだけ。

松浦さんが笑顔で、メンバーさんたちがSSTを仲間たちと練習しながら変化してゆくプロセスを具体的にお話くださるから、ほんとに胸にすとんとおちますね。いっつも思うけど、コミュニケーションの練習は、だれにとっても必要。十分に心くばりされたすぐれたSSTは、人生をよりゆたかにさせてくれる、心の財産、だと思います。

投稿: sue | 2006年3月16日 (木) 15時21分

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