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2006年4月30日 (日)

9条シール投票

朝一番に、豆を挽いていれた二三味珈琲・船小屋ブレンドが、おいっしい!!珈琲つうでない私ですが(何せ名前が、すうだもん)、このおいしさは、わかるぞ!往復300キロかけて奥能登までは買いにいけないけど、金沢でも、collabon  (こらぼん)というアートカフェ(  金沢市安江町1-14  11:00~20:00  火休 )  http://www.collabon.com/ で、二三味さんの珈琲がのめるそうです。

それにしても、疲れがたまってないのが不思議なくらい。15,6年前、よく珠洲まで日帰りしたけど、その夜はもちろん、翌日も疲れ果ててへろへろになってなにもできなかった記憶がある。あのころはちょっと無理すると肋間神経痛がでて、首も動かないくらい痛くて、笑うことすら痛くて、よっぽど体調悪かったんだろうなあ。きっと骨盤もゆがみまくってて、いつも猫背で歩いてたんだと思うよ。

記憶する限り、私の体調絶不調年齢は、35歳の時と42歳の時です。どちらの一年間もすごく疲れやすくて、この先、年を重ねたらどうなっちゃうんだろ、って不安でした。それにあのころは、食べ物も今とはだいぶ違うなあ。体が冷えるものばっかり食べてたんだな、きっと。私のまわりで、40代前半で、もやもや具合の悪い人が今とても多いけど、それがそのまま、悪くなる一方と決まってるわけでもないかもしれないよ。ちょうど、からだに黄色信号がでて、暮らし方を見直す年齢にさしかかってますよ、って合図かも。

*****

昨日に続いて、今日も上天気。この天気と元気なら大丈夫だ、と午後からの「9条、変える?変えない?国民意見投票」のシール投票にまあさんと行ってきました。香林坊のまんなかに立ち、ピース仲間5人で道行く人に声をかけては、用意したスケッチブックの投票ボードにシールをはってもらう。このシール投票、この数日間に全国70ヶ所で行われるんだって。シールを貼るだけじゃなくて、可能なかぎり、どうしてそう思うのかのご意見もききました。2時間で、   

投票総人数は259人
9条を変えることに賛成 17人
変えることに反対 181人
わからない 61人

この、わからない、っていう人の多さが、一番の問題なんじゃないかな、って思った。論議や論点がよく見えない、むずかしい。どこをどう変えようとしてるのか、誰が、何のために。そういうことをもっと気楽に話し合えて、情報を共有しあって、そして自分の意見・考えを持てるようにする、そのことが課題。とりわけ若い人の未来にもろ、関係してくることだもの。

街に立って、さまざまな声を聴き、なおさらそう思ったよ。個々の声、また追ってご紹介しますね。

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2006年4月28日 (金)

奥能登ひとり旅

上天気の今日、珠洲まで2時間あまりの道のり、奥能登ではまだ桜が咲いてました!とりわけ柳田植物園近くの桜並木は、曲がりくねった道にピンクの桜と白い桜の木とが交互に植えられていて、夢見るようにきれい!わあ、今日が今日、能登にこれてよかった。

飯田高校はおやごさんへの出前、と聞いてましたが、よく聞いたらPTA総会の前だそうで。お部屋にはいると、3分の1は背広の男性群。固!わ、この空気じゃ、参加型スタイルはまず無理だ。急きょ、頭んなかのプログラムを修正。(冷や汗)

私が思うところの、親が、これだけはしちゃいけない、こと。子どもの生きようとするエネルギーを、親は奪っちゃいけない、ってこと。親の常識や、立場や、世間体を優先させて、子どものきもちを無視したり、子どもの、こんなふうにしたい、生きてみたい、という夢や希望をつぶしてはならない、ってすごく思う。(あなたのためだよ、っていいながら、ほんとのところは、自分に対する世間の評価のほうが大事な親は、現実にいっぱいいる)

家族の「問題」や「危機」は、家族・親子の関係問い直しのチャンスだと思ってること。親と子ども、っていったら、子供の方がちいさいみたいけど、時に無力に見えるけど、どっこい、その「問題」の子が、ときには家族を再生させる力の原点、キーパーソンにもなりうること。

(具体的なプライバシーにはふれずに語りながら、一人ひとりの顔が浮かんできたよ。苦しみながらも、ものすごい力を結果的に秘めていた彼や彼女たち。ほんと、すごいぜ!)

お、ちょうど時間となりました。ほっ。ひきつづいて総会がはじまるので、私も早々に学校をあとにして、木の浦海岸にむかいました。12月にこの学校に来た時にも寄り道したかったけど、冬はすぐに日が落ちて、暗い能登海浜を走るのはキンチョーするのでまじめに帰ったのだ。途中、あまりにきれいな海の色におもわず車をとめて、砂浜を歩いて、波に洗われてうすーくひらべったくなった石をいくつもひろいました。箸おきにするんだもんね。

桜咲く山道の上り下りをくり返し、目の前にぱあーっと広がる珠洲の海!くっきりと青に、緑に、と分かれる木の浦の海の色は前と同じだ!

木の浦の浜辺におりて、前々から行ってみたかった二三味(にざみ)珈琲さんのshop船小屋にやっといけました。豆の選び方、焙煎の仕方、で定評のある珈琲やさん。珠洲の友人Yさんから、ここの珈琲豆をいただいたことがあって、そのときの味が忘れられなかった。奥能登のはじっこでお店が成り立つの?と思うでしょうが、はい、ちゃんと。通信販売での注文がほとんどだそうです。ちいさなお店に、Yさんがパイプ役してくれた「きもち」の本も、さりげなくおいててくれました。

帰り道は、飯田にもどらず、曽々木海岸を通って柳田経由で。4月の終わりの1日、なんとも贅沢な、奥能登ひとり旅(一人がもったいなかったけど、しかたないね)。

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[クッキングハウスからこんにちは」

今週の「結とも」と「ともとも」では、4月9日に松浦さんから学んだSSTのおさらいをかねて、あの日参加して一番印象的だったことを、参加できなかった仲間におすそ分けする意味もこめて、発表し合ってもらいました。その場にいて、わかったつもりになっていても、いざ、ひとに語る、となると、どこがわかっていて、どこがわかってなかったか、それがわかる。自分で言葉にする、ってそういう収穫がいつもあります。

どちらの「とも」も、小さなことの積み重ねから、気づいてゆく、身についてゆくことがある、って、仲間たちが実感しだした。コミュニケーションの練習を、1、2回、したくらいでがらりと大きくかわらないし、問題も解決はしない。でもね、具体的に練習するとしないとじゃ、すごくあとあとが違ってくる。自分の気持ちにも気づくようになる。うん、このことがとても意味のあること。遅々たるあゆみだけども、あきらめないで一緒に学び続ける仲間たちの意志に、いつも拍手したくなります。

2ヶ月に一度の、不思議なレストランの通信「クッキングハウスからこんにちは」107号が届きました。4月8日の3人ジョイントとくべつ紅茶のこと、翌日のSSTの学びのことを、松浦さんがとてもくわしく書いてくださっています。8日のことは、クッキングハウスのHPでも読むことができます。あの日の語り合いや、あの場の空気までも伝わってくるような文章に、またまたじいん、としました。HPのは、通信からの抜粋なので、もしSSTの部分も読みたければ言ってくださいね、コピーしますから。→http://www.cookinghouse.jp/index.shtml

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2006年4月27日 (木)

涙と笑いの時空間

昨日の紅茶には、ちゆゆ仲間でもある宇ノ気のおそばやさん、かめやさん(おそばやさんだけど、手打ちうどんもおいしい!)が中津川フォークの時代の写真集を持ってみえたり、前に一度だけ来たことのある遠ーくに住んでる若い人が訪ねてくれたり。その間に、児童館の館長さんとのうちあわせ、津幡の公民館さんとのうちあわせもはいっていて、いつもよりちっとだけマジメ?な私でした。

何気なく流れる紅茶の時間のなかで、この日も、来合わせた誰かが誰かに、知らないうちに、元気をあげてた。重たいきもちで来ていた人が、誰かの話に、大声上げて笑いころげてた。涙があって、笑いがあって、ほんとに不思議な時空間、、!

さて、お知らせいくつか。

28日(金) ちゆゆ@津幡公民館 1:30~3:00  いくつもりしてたら、ありゃ、私は珠洲に出前の日でした。来週は祭日にあたるけど、あるのかどうか、大沼さん知らせてくだされ。

29日(土)  「憲法9条、変える?変えない?シール投票」を、金沢中央公園前広場に1:00に集合して、3:00まで。29日から5月3日くらいまでの間に、全国で行われる九条の意見投票行動は、30都道府県65都市におよぶそうです!加賀でも七尾でもするんですって。 金沢のシール投票には、私も参加します。街行く人たちの、9についての想いを聞けるチャンス、話せるチャンスでもあります。

5月2日(火) 「ぴーす フィルム フェスタ in 高岡」の前夜祭で、

  18:00開場   18:20~「六ヶ所村ラプソディー」上映
        なぜ大量のプルトニュウムを作るのか?
        http://ameblo.jp/rokkasho/theme-10000197567.html
  20:25~ 鎌仲ひとみ監督によるトーク

に、いきます。「ヒバクシャ」というすばらしいドキュメンタリー映画をつくった鎌仲さんの、次の作品。お話もあわせてきけるので、これは行かなくっちゃ、と。
場所:JR北陸線 高岡駅前 ウイングウイング4階ホール
       http://www.manabi-takaoka.jp/01/jpn/08.html

翌3日は、水曜日で紅茶なので私は行けないけど、すごい映画が目白押し!

【フェスタ】5月3日(憲法記念日)10:00開場
  10:40~「ベアテの贈りもの」上映
        憲法に男女平等を謳った意味を考える。
        http://www.geocities.jp/michocop/
  13:05~「ザ・コーポレーション」上映
        僕らの社会は企業に預けて大丈夫なのか?
        http://www.uplink.co.jp/corporation/story.php
  15:50~ 大谷氏「平和の祈り」ミニ・コンサート
        平和の鐘が鳴り響き全てを包んでくれますように!
        http://www.ne.jp/asahi/chika/on/otani.htm
  16:25~「ジャマイカ楽園の真実」上映
        グローバル経済がもたらすものの正体を見る。
        http://www.uplink.co.jp/jamaica
  18:05~「映画 日本国憲法」上映
        この国の憲法を変えるとはどういう事なのか?
        http://www.cine.co.jp/kenpo/
  19:35~ 意見交換会

料金:
【前夜祭】 一律=1500円(当日2000円)

【フェスタ】 一般=2000円(当日2500円)
   アンダー24=1500円(当日2000円)
   アンダー18=1000円(当日1500円)
   ※中学生以下は保護者同伴で無料
   ※チケット半券で会場の出入り可能です

問合せ:電話076-483-8000 内線2333 メール:nagai@tuins.ac.jp
HP(チケット取り扱い場所など情報): http://shimin-gakkai.org/eiga/ 

*****

実は3日には、金沢でこういうこともしているのです。参加できずに、スンマセンだけど。

         石川9条ネットの主催で、

 日時   5月3日(水)午後1時から午後4時半まで
 場所   石川厚生年金会館大ホール(1700人収容可能)
 内容   午後1時から   オープニング(音楽演奏など)        

1時30分頃から 加藤周一さんの講演「わたしと憲法第9条」

2時30分頃から 元石川県議会議員(自民党)の

上口昌徳さんのスピーチと、県内各地のさまざまな活動紹介            

3時頃から     神田香織さんの講談「はだしのゲン」  

       
 参加費   一般   1000円  大学生・高校生・障害者 500円 
                             中学生以下  無料

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そうそう、紅茶のお知らせも!

5月17日(水)とくべつ紅茶 細川律子さんの、

「ちいさなひとたちの、手遊び&おはなし会」 3:45~1時間弱

毎年この季節に、このおはなし会をしています。太白台小校下の学童くらぶのこどもたち&来たい子ども、おとな、誰でもどうぞ。

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順序が逆になったけど、28日朝、TBS「みのもんたの朝ズバッ」でも、共謀罪をとりあげるそうです。ぜひ見て!!

このところ毎日のように報道されてるこの共謀罪、こんな恐ろしい法律が数の力で、きちんと審議もせずに国会を通ろうとしているのです。くわしく知りたい方、このサイトへどうぞ。りぼん・ぷろじぇくとの、

「共謀罪って・・なんだ?」  http://kyobo.syuriken.jp/ 

サイトはアクセスが急上昇中! 以前の何十倍にも、だそうです!

      

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2006年4月25日 (火)

翔’s adventure の続き

翔の冒険のこと、ブログに書いたし、とこの間の電話のおり、娘に言ったのです。そしたら、読む間がなく寝ちゃったけど、でも、その晩、翔の冒険の夢を見たよ!と。

翔がヘルメットをかぶり、ゴーグルをつけ、まあさんの運転するバイクに乗っている。耳も、長い毛も、風にびゅんびゅんなびき、翔はそんなに長くない手で、必死にまあさんの腰にしがみついているーーーという夢!めっちゃ笑えた!!   あたたかな春になって、やっとバイクで街を走れる季節になったので、娘もときどき風になっているのでしょう。社会に出て、初めての春です。

    ***

鉢植えのチューリップのつぼみがどんどんふくらんで、部屋にいけたらまたみるみる赤く色づいて。今年の春は温度差がはげしくて、まだストーブをたくことも多いけど(こたつはまだ出てるよ、もちろん!)、でも確実に春です。あけびの花が満開、白いスミレの花、忘れな草の水色。くろもじの木に咲いてるきいろいかわいい花(くろもじ、は枝がとてもいい匂い。楊枝につかわれます)。桜は、家のまわりの山桜の木が今、花吹雪です。

この季節、花もだけど、木々の新芽が花以上に美しい。14年前越した時には、ただ一本の木もなかった庭に、近くの雑木林から小さいシャベルでとってきた苗木が、どれも見事に大きくなって、もうじき若葉のシンフォニーです。

明日は4月26日。チェルノブイリから満20年。巡り巡る四季のなかで、ニンゲンの傲慢さを忘れないでいたいよ。

     ***

今週も出ることが多い週になりました。でもフルタイムで会社に勤めることを思えば、すきな”しごと”ばかりです。だから、続いてるんだと思う、きもちもからだも。

 結とも、紅茶、ともとも、と続き、金曜日はふたたび珠洲の飯田高校。去年は生徒さんたちのところへの出前でしたが、今回はスクールカウンセラーの先生からのご注文で、親ごさんたちに。

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2006年4月23日 (日)

イラクで

3人ジョイント・とくべつ紅茶に参加していた大津のKさんから、先日メールをもらいました。
高遠さんのイラクのお話の、とても貴重なエッセンスがつまってる。一人で読むのはもったいないので、Kさんに転載のお許しをいただきました。どうぞ、よんでみてくださいな。
   ****
昨日、文庫を少し早めに切り上げて、
滋賀の弁護士会主催の「憲法9条を考える会」に行ってきました.
高遠菜緒子さんの「イラク報告」でした。
報道されない、報道の隙間でなにが起こっているのか?
かなり衝撃的な報告でした。
米軍のやっていること、きっと第2のベトナムに、いえ、もうはじまってしまったのですね。
今も、こうしている今も大勢の人が殺されている、血を流さなくても
憎しみという刃で。
映画「ミュンヘン」も、もう、みていて「もういい!もうやめて!!」
と、叫びだしたくなるほど憎しみの連鎖にうんざりしました。
でも、これを仕掛け、影でほくそえむ「悪魔の商人」の存在も感じるのです。
「戦争は、もういい!!」そのためには「武器をすてなければならない」
それゆえの「日本の憲法9条」先頭を切って、世界に誇り、広げるべきを日本の政治家は、
外交官はなにをしていたのかと、腹立たしくなります。
そして、私達国民も9条はあまりに日常になりすぎて、そのありがたみに鈍感になってしまっている。
今、イラクは、「肉親を殺されたお父さん達の憎しみを中心とするレジスタンス」
「外国からのアメリカを倒したいという武装集団」
「イラク政府の中に、入り込むイランの影響」
どんどん複雑化し、民族同士の戦いにしくまれていっている。
民主主義とは?たんなる占領ではないか?
日常が戦場になると、狂気の世界になる。
昨日の集会は、重い宿題を感じて帰りました。
それにつけても、三人の「Peace」トーク、よかったなぁ、こういうふうに
いろんなところで、いろんな人が自分のことばで「Peace]を語っていくこと、
それが大切なのだと改めて思っています。
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Kさん、ありがとうね。

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いのちが、ここにある

一曲目の「ウラルのぐみの木」の歌声が流れてきたら、もう、わけもなく涙があふれてきました。こんなにもしあわせな気持ちにさせてもらえたコンサートって、本当にはじめてです。4月21日夜の、横山茂さんコンサート「わたしは地球(ここ)にいる」。

アルツハイマーを発病して5年になる80歳の茂さんと、パートナーの孝子さんとの、二人三脚はもちろんだけど、ときどき歌詞をまちがえる茂さんの、リズム、声の調子に、そっと呼吸をあわせながら、見守りながら、ピアノを弾く安達元彦さんと、アコーディオンで伴奏するおつれあいの岡田京子さん、舞台に立つ4人が心をひとつに合わせてかもす空気の、なんと優しく、なんとあったかいこと。

第1部は、ロシアの歌。19歳で召集された茂さんは、シベリアで4年間の抑留生活を送る。歌のデビューは、日本人捕虜収容所ラーゲリへの慰問、上官に命令されて歌った「椰子の実」でした。第2部は、シャンソンや日本の歌。

一曲一曲が真剣勝負。茂さんの張りのある澄んだ声、歌い終わるごとに、横に立つ孝子さんの労をねぎらい、歌をきいてくれたみんなに「ありがとう」を言い、伴奏のふたりにうれしそうに合図し、それを受けとる安達さんたちのしあわせ、それを共有するわたし達のしあわせ。

プログラム最後の「わが大地のうた」は、笠木透さんの歌で、前から大好きな歌。くり返しの部分、

♪わたしが歌う うたではない あなたが歌う うたでもない 

 わが山々が わたしのうた わが大地が わたしのうた

の茂さんの声がとくに力強くて、凛としてて、胸に迫る。

うれし涙&大笑いがいっぱい、しあわせがいっぱい、「あなた」の、「わたし」の、いのちが今ここにあること、生きてることへの感謝がいっぱい、のコンサートだったと感じました。

コンサート終了後、横山さんにお礼を言いに行きました、「いっぱ~いしあわせな気持ちになりました、ありがとう!」。横山さんはうれしそうに両の手をもみながら「さあー、なぁにがでてくるかなぁ?!」って言って、茶目っけたっぷりのニコニコ顔で返してくださいました。

岡田京子さんにもお逢いできました。川越紅茶つながりでもう何年も前から、そして不思議なレストランの松浦さんのお話からも、私はすでに岡田さんの歌声も文章も知っていて、でもこの日やっと確かに、出逢えたよろこび。きりりとして、若々しい、岡田さん。アンコールの3曲目は、その岡田さん作の「ふるさと」を、会場全体で歌いました。

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この日の午後、めずらしくお休みが取れて、急きょ、ちゆゆに初めて来れたEさんとAさん、その夜のコンサートに誘うと、意外にも、行けます!行きたい!と。終わってから、よかったぁ~~!来てよかった!ちゆゆに行かなかったら知らないままだった、ご縁だったねえー!を連発。

こんなことって結構ある。行きたい!って自分のアンテナで感じて、時間とつごうをなんとかつけて、でも行く行かないを決めるのは自分の選択。私の場合は、岡田さんがきっかけ。ここのところハードな日々だったけど、行きたいと思い、逢いたいと思い、時間をひねり出して、よかった。本やDVDを送って背中を押してくれた、川越紅茶のジュンコさん、なみちゃん、ありがと!

4月30日は神戸で、横山さんのコンサートがあるそうです。(どなたか、もうすこしくわしい予定わかったら教えてくださいな。)

神戸鷹取駅前の藤原ビル、ユゼ・アガサにて 2:00より

5月末には富山でも横山さんのコンサート、と、岡田さんがいってらっしゃいました。こちらももっとくわしくわかったらまたお知らせします。

     

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2006年4月20日 (木)

明日、よこちゃんのコンサート

今日はこれから七尾へ。せんだんの年に一度のお花見ですが、お天気が、、。外でするのは無理かなあ。

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明日は、横山茂さんのコンサート。6:30~日航ホテル6Fのアートホールにて。

川越紅茶のなみちゃんからメールが来ました。横山さんが歌うとき、アコーディオンの伴奏をする岡田京子さんは、いつも祈るようなきもちで伴奏されるのだと。茂さんの横に立つおつれあいのたかちゃんも、きっと同じでしょう。もしかしたら会場のひとたちも、、、。

明日は、紅茶つながりの何人かのひとたちとも、平和つながりのひととも、会場で逢えそうです。どんなコンサートになるんだろ、舞台と会場がひとつになるような、そんなコンサートだといいな。切符、まだあるそうです。行くつもりの方、わらび座の家さん 090-5210-6639 まで、念のため、お名前のご予約を。

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ものもうす市民

18日の火曜日、志賀原発さしとめ訴訟のの原告団のひとたちや、原発震災を案じる県民の会のひとたちと一緒に16人で、石川県の環境安全部に申し入れに行きました。

3月24日の金沢地裁の判決は、「志賀原子力発電2号原子炉を運転してはならない」。その理由は、国の古いままの原発耐震基準では、現実におきた阪神の地震や、去年の宮城沖地震でも対応できないし、電力側がいつもうたい文句にしてる原発の多重防護システムも、想定外の地震には機能しないかも知れず、近くに暮らす人たちの被曝の具体的な可能性があるから、というもの。でも、北陸電力はその判決を不服として、すぐに高等裁判所に控訴、原発をそのまま運転しつづけています。

ん?そういうんでいいんかや?県は、電力会社に対して厳しい姿勢見せんでよいのでっか、ということで、県にもの申しにいったわけです。また、そういう理由での判決なら、以前から運転してる志賀1号だって、同じく地震のさいにはあぶないわけだし、ね。

で、

1.3/24の金沢地裁の志賀原発運転差し止め判決を受けて、石川県は志賀原発1号(54万kw)2号(135万kw)の停止を 北電に求めること。
2.原発震災に対応できるよう、石川県原子力計画を抜本的に見直すこと。

という、要望書を提出しました。

県側の、用意されたお答え:

 ①耐震指針は原子力安全委員会で現在見直し作業中で、4月14日、県は谷本知事名で国へ要望書を出した。新らしい指針がでれば、志賀原発の耐震性を北電が確認する。北電は大丈夫と言っている。
 ②判決については、国の厳正な審査を経て許可されているので、安全と考えている。

 
  まるで北電が話しているみたいだよ、国の指示を待って、北電の報告を聞くだけ?
  県としては何の対策、方針もないの?→県の人、答えず。 
 
 4/14に、県が国に出した要望書にはこう書いてあります。「原子力発電所の耐震安全性について、県民の理解が深まり、 より安全性が向上するような内容とされたい」
  (県の要望書はここ)
 http://www.pref.ishikawa.jp/kisya/h18/gensiryoku/0413.html 

んん?日本語の意味がわからないよ、求めるべきは、大地震に対応する指針では?→県の人、答えず。
   
耐震指針ができて安全性が確認できるまで、運転停止するべきじゃないですか。→ 原発の設計では耐震指針以上の余裕を持って設計されている。
  
え-っ、余裕をもって設計しているなら、どれだけの余裕か言ってください。→県の人、そこにいた全員が顔を見合わせ、絶句、、、。
       
環境安全部の次長さんは、「万が一放射能が出る事になれば、特殊な装備が必要なので原子力防災計画によって対応する」と。

市民側が、「でも今の防災訓練を見ると、被災者を救援するのじゃなくて、被ばく者を隔離することに重点をおいてますよね」→県の人、答えず。

そのほか、政府の機関である地震調査研究推進本部が、邑知潟断層帯に関して、M7.6の地震発生の可能性を指摘してるけど、県としてそのことを調べないの?と質問すると、→県の人は、「あれは一つの見解で、県の見解は平成7~8年に県が調査した結果M6~M5だった」と。

市民側は、「えーっ、 そんな調査は初めて聞きましたよ、北電の裁判準備書面にも無い、資料出してください」と鋭く迫る。

30分の約束が1時間をこえるやりとりになりましたが、結局、県の人たちの言ってることは、「あなた達の見解は聞きました、でも、県は国を信じている、国の言うとおりやっていきます。」ってことだけ。

同席してて特に感じたのは、市民の側や、原告団のひとたちがどれだけ熱心に勉強しているか、ということ。それと、国や県の立場、北電の利害ではなく、いのちの側にたって発言してるものの、迫力。市民からつっこまれるたびに、え、何 ? 何のこと?とあわてふためいている県の人たち。絶句してこたえられない場面が何回もありました。

こういう人たちに、県民は命を預けさせられてるんだってこと、私たちは知っておいたほうがいいよね。以上、新聞にはのらない、ご報告でした。

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2006年4月17日 (月)

翔の冒険

朝、庭にしいたけを干しに出たまあさんの目が・(点)!になった。な、なんで翔がフェンスの外側にでてるんだぁ!!??

翔は、縁側の△地点から身をのりだして、3メートルぐらい下の道を見おろしたり、向かいの雑木林を眺めて哲学するのが好き。紅茶の日などは、車で来た人が帰るのを、その△ポイントからよく見送っています。きっと今日もいつもみたいに身をはみだしていたんでしょう、そこから何を思ったかひょいと、60センチぐらい下のフェンスの外側におりたったらしい。そしてトコトコ、狭い道幅を、あけびのつるや、ススキの葉や、蔦の葉や、あじさいの枝などを踏み越えて、駐車場の方にむかって歩いている途中に、まあさんと目があったのだった!高所恐怖症のまあさんは、あわててフェンスの外に出て、翔を抱き上げ、庭のなかにもどしたのだ。冷や汗が、どっ、です。

ほんとに早くに見つけてよかった。私たちが留守中のことだったら、もどるにもどれず、とっても困ったことになってたんだぞ、翔。せっかくのお気に入りの場所だけど、あまりにあぶないので、三角ポイントは植木鉢でもうブロックしたよ。

****

その翔の缶バッヂをつくってくれたmackyさんが、今度は9teaのバッヂをつくってくれたそうです!いのみらにかいた筆ペンの9teaの文字をそのままデザインに生かして。そのバッヂ、mackyさんの、ココロガカエルBLOGで見れますよ。またまたありがと!ね。

http://kokorogakaeru.blog.ocn.ne.jp/

翔はすでに9tea仲間なんですが、mackyさんも9teaの新仲間になりました。わーい!ちなみに、9tea、というのが正式?の名称です。シンプルで、覚えやすくて、いいっしょ。

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昨日、そして今週

昨日の日曜日、北陸3県の医療系大学の学生さんたちが企画運営する6月の集い、メディスクの実行委員会にまぜてもらいました。

とびきり元気で明るい学生さんたち30人近くのなかにまぎれこんだら、はじめは圧倒されて、キンチョーしまくりの私。でもやがて、その元気さの裏側で、一人になったらその分、すんごくへこんだり、おちこんだりしてる子たちもいっぱいいそうな気がしてきて、なんかいとしぃーくなった。患者さんのために、ために、って一生懸命になりすぎると、そのうち自分がつぶれちゃうよ、ひと(他者)もだけど、自分のことも、大切にしてほしい。がんばりくらべの競争、無理にしなくていいんだよ、といいたくなった。

今年のメディスクのテーマは、人権。学生さんたちには、漠然としてて、なんか、むずかしそう、って思えるらしい「人権」という言葉。いやいや、実はすっごくみじかなことだよ、あなたがあなたらしく生きてゆくのに、なくてはならない感覚だよ。患者さんがそのひとらしく生きてゆくのをお手伝いするのにも、もちろん持ってなきゃいけない感覚。そんなことのヒントを、メディスクで感じとってもらえるとうれしいなあ、そう思いながら、実行委員会の後半では少しずつリラックスしていってる私がいました。

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午後は、まあさんが私を花見に連れてってくれた。地元、津幡の森林公園の桜からはじまって→太白台小学校の桜並木→河北潟の、ながーく続く桜並木→宇ノ気のしだれ桜、と桜ざんまい。まさに見ごろ、どの桜もひとつとして同じじゃない、色あいも枝ぶりも花の表情も。ひともそうだよね、毎週の紅茶でみせてもらう人と人の、出逢いやつながりのドラマから、いつもそのことを思います。

******

今週は、18日夜 9teaの出前。

19日 ふつう紅茶 

20日 七尾一本杉のおかみさん勉強会・栴檀の集い。毎年4月は小丸山公園での夜桜お花見かねての集い。ちょうど今が満開だそう。高沢ろうそくのおかみさんも来ます。あえたついでに、朋ちゃんがパッケージデザインとイラストを担当した菜の花ろうそくも買ってくるつもり。ほしいひと、言ってくれたらその分も買ってきますよ。ちっともろうだれのない、すぐれもののろうそく。20分燃える豆サイズ、55分燃える2号サイズを買ってきます。あ、鳥居しょうゆのだしつゆも仕入れてきます。筍料理に欠かせません。

21日 午後はいつもどおりのちゆゆ@津幡公民館。1:30~3:00  

夜は横山茂さんのコンサート@金沢市アートホール(日航ホテル 6F) 6:30開演  もしかしたら満席になるかも!とのこと、行くつもりの方、私までおしらせくださいね。受付にお名前予約しておきますので。

22日 お米の会19年目の総会のあと、駆け足で、「団さんと家族面接を学ぶ会 」(1:00~7:00)へ。今回は、紅茶つながりのひともたくさん参加しそう。福祉現場の専門職の人と、市民との、まぜこぜ勉強会になるといいな。

わお、時間に羽がはえて飛んでゆくよ。深呼吸、深呼吸。

ぁ、追加のおしらせですが、5月3日は水曜日なので、いつもどおり、紅茶はopenしています。

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2006年4月16日 (日)

藤原さ~ん

よくぞ言ってくれました。いえ、お知り合いでもなんでもないのですが。

彼の著書「国家の品格」がよく読まれているとのこと、気になってこの前から読み始めていたのです。読んでる途中のある日、「教育基本法改正論議、ベストセラー「国家の品格」で理論武装」と新聞に出てるではないか。誰が武装するのかといったら、もちろん、この基本法をかえたがっている自民党、なんのためにかっていうと、「愛国心」という言葉に拒否感を示す公明党に、いっしょに基本法をかえる仲間になってほしいから。自民党内の藤原ファンからは「愛国心」が無理なら、法案に盛り込むのは(藤原さんが使っている言葉の)「祖国愛」にしてもいい、という意見もあったそうだ。

そしてこの本のせいではないはずだけども、先日、与党からの改正案が出されました。「伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできたわが国と郷土を愛するとともにーー」

この改正案に対しての藤原さんの意見が、昨日の北陸中日に載っていました。藤原さんは、まず「下手な文章ですね」と切った上で、

   ーーー 私は本で、「祖国愛」を自国の文化、伝統、情緒、自然を愛することだと定義したんです。だから、この文でいうと「伝統と文化を尊重」することがまさに「国を愛する」こと。内容が重複してしまっている。

   ーーー 愛国心なんて今すぐ廃語にすべき言葉です。この言葉は明治以来の失敗の最大の原因でしょ。この言葉には、二つの相反する異質なものが混じっている。一つはナショナリズム、国益主義で、他国はどうでもいいという考え方。二つ目はパトリオティズム。つまり祖国愛。これはすべての人間が当たり前に持っていないといけない。でも、戦後の日本はその両方を捨てた。それで今頃になって、汚い手垢のついた愛国心という言葉を使おうとしている。

藤原さんの愛の優先順位は、まず家族、それから郷土、祖国、人類。身近なものから教えるのが教育だから、国が郷土よりも先に来るのはおかしい、とも。

私はたまたまついこの前、小熊英二さんの本「日本と言う国」で、福沢諭吉の学問のすすめの読み解きをしてもらったところなので、国益主義最優先の愛国心による教育のこわさはすごく実感できるのです。

藤原さんは、いまの「カイカクカイカク」がおかしいことも、論理だけが優先して情緒が軽んじられてることも、自由と民主主義という言葉をうたがえってことも言ってて、いまの政府のやりかたも批判してるわけだけど、そこは読み取らずに、自分たちの都合のいいふうに解釈、「翻訳」して、基本法をかえるのに彼の言葉を利用しようとしてる、って気がする。武士道、とか、卑怯、という言葉だって、使う側の意図で、どんな意味にもなりうるもん。(アメリカの兵士がイラクで血を流しているのに、日本が手伝わないのは卑怯だ、とかいうふうにね)そういうみせかけの論理に、私たちがのせられてはいけないと思う。考えることをやめないこと。だまされる側にも責任があること。嘘を見抜く目を持ちたいよ。

「博士の愛した数式」の小川洋子さんは、あの小説を書く前に藤原教授のところに数学の話、聞きにいったんだよね。藤原さんのなかに、卑怯を憎む心を育ててくれたのは、新田次郎お父さん。お母さんは、藤原ていさん。

藤原さんの本はまだ読み途中です。続きを読みます。

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2006年4月15日 (土)

健康優良児

数日前、不思議なレストランの松浦さんを金沢駅にお送りして帰ってきた日だったか、家にもどると、ぎゃー!!ぶきみな茶色い物体が居間にちらばってる!翔かマガがげぼしたらしいけど、それにしてもこの色は、な、な、なんだ?!と、おそるおそる近づいてよーく見ると、、、、そのげぼ中に、ちいさな魚のすがたをいっぱい確認。

あっちゃ!いかなごの佃煮じゃ、うかつにもラップだけでおいておいたのを、マガがひっぱりだしてきて、いっきに食べたのだ。むしゃむしゃくらいついて、それから、あ、辛!いかん!とあわてて出したのだ。やれやれ、完全に私のミス。

その後はけろっとしてましたが、でもやっぱりちょっと心配で、きのう、かかりつけのドクターのところへ。去年夏の膀胱炎&尿道結石以来で、定期健診・血液検査もしてもらいました。その結果が、今日のタイトル。今年で14歳になるとは思えない、肝臓も腎臓も心臓も、元気だそうです。佃煮も、その場で全部だしたらしいので、心配いらなさそう。ほっ。

翔とマガとはおないどし。翔は多少、耳が遠くなりました。まあさんがおっきなくしゃみ(アレルギーで)をするたび、しかられてると思うらしいので、それを知った彼、努力して、ちいさなくしゃみをしてます。翔は、雪の上や、きもちがうれしいときはたったか軽い足で歩きますが、座っていて立ち上がる時、寝ていて起き上がるとき、人間の足がしびれるのと同じで、よっこらしょ、よた、なんて時もあります。ほんと、いたわりあって生きていかなきゃね、人間ともども。

       *****

庭の桜が、七部咲きから満開へとちかづきつつあります。今日はサタデーナイト紅茶、5:30から開くので、暗くなるまでは夜桜が見れるかもしれません。金色がまぶしいリュウキンカの花もつぎつぎ咲き出しました。アケビの新芽も日ごとにのびます。濃いワイン色の花も、もうたくさん咲いています。

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2006年4月13日 (木)

翔バッジ

8日の紅茶の日に、mackyさんが手渡してくれたもの、3つの手作り缶バッジ。そのひとつがなんと翔の顔写真でした!きゃ~、かわゆいっゆい!後の二つは、「紅茶の時間」のネームとティーカップのデザインのと、「Yes 9」のデザインのと。うれしくって、即、3つとも胸に!

いったいどうやってつくったんだろ、でも8日は聞く間もなくて、今日になって彼女のブログhttp://kokorogakaeru.blog.ocn.ne.jp/を見てみました。そうかぁ、バッジをつくる道具があるんだね。そして、その記念すべき第一号がこれだったんだ。macky、どうも、すっごくサンキュ!です。

今日は、翔の定期健診をかねて、狂犬病の予防注射でいつものドクターのところへ。心臓の持病のある翔だけど、それでときどき咳き込む翔だけど、お薬をずっとまじめにのんでいます。

翔は、夜はほとんど家の中で眠りますが、ちかごろ昼の紅茶でひとが多いといつのまにかそっと出て行って(自分でガラス窓をノックして、出たいよ、と意思表示する)ベランダのかごの中で丸くなって寝てます。ひとが少なくなるとまた外側からノックして、入れて、って。

いつも、翔の深い、やさしい目をのぞきこんでは、元気でいてね、って切に願う母です。犬も猫も、年を重ねると哲学するみたいで、なんちゅうか、その存在にとっても奥深いものを感じる。翔もマーガリンも、心からいとしい家族です。

    ******

13日(木)は、図書館で「詩を楽しむ」時間。ナナオサカキさんの詩集、持ってゆきます。1:30~

14日(金)は、ちゆゆ。今後は第5週でも教室があるようになりました。1:30~

15日(土)は、4月のサタデー・ナイト紅茶、もちより一品夕ご飯、5:30~

昨日12日の、ランチ紅茶からはじまったふつう紅茶にも、一期一会の出逢いのドラマがありました。あわずから初めてやってきた若いひと二人。ひとりの女の子は来週、埼玉に引っ越すという。まさかね、と思いながら、埼玉のどこ?ってきいたら、そのまさかの川越でした!川越紅茶に、はや、きもちの糸がつながってゆく。

自分の場所から、出かけていって逢う、だから出逢う、出逢える、ってほんとだね。そしてたとえその場に出かけていっても、心のドアをちょっとも開けようとしなかったら、決してあの話にはならなかった、あの展開にはならなかった、あの言葉は聴けなかった、あの笑顔も見れんかった。そういう場面が、今日も何度もありました。

というわけで、鳥肌がたっちゃった!という手話と、不思議なご縁、という手話、この日もまた、大活躍。

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いのちの歌 魂の歌

3月の加賀でだったでしょうか、一枚のコンサートのちらしを手渡されました、横山茂さんという知らない方の。でも、アコーディオンで伴奏する共演者の、岡田京子さんというお名前には覚えがありました。ジュンコさんたちがしている川越紅茶、その土台ともなった月いちの「うたいち」が今年10周年をむかえ、それを記念してのつどいが、岡田京子さんのコンサートだったのです。岡田さんは、不思議なレストランでもコンサートをしてらっしゃる。そんなつながりの糸をたぐりたくて、金沢でのコンサートに行こう、と決めていました。

先日、松浦さんが見えたとき、今度ね、横山さんという方のコンサートがあって、それに岡田さんも出られるので、行くつもりしてるんです、と言うと、「そう、きっと奥さんもご一緒ね、お一人で歌うことはむずかしいから」と。その意味がまだよくわからないまま、数日がたちました。

ジュンコさんにこのコンサートのことを話すと、まあ!それなら先にぜひ読んでほしい本があるの、と本が、たかはしべんさんマネージャーでもある川越紅茶のなみちゃんからは、一枚のDVDが、ほぼ同時に送られてきました。

そしてはじめて知ったこと。ヨコちゃんこと横山茂さんは今年80歳。シベリアでの4年に渡る収容所生活、そこで歌った「椰子の実」が、歌にちからがあると感じた、おそらく彼の出発点だったこと。日本に帰ってきてからいくつかの合唱団をつくり、やがて秋田「わらび座」結成へとつながっていったこと。そうか、あの「わらび座」をつくったお一人だったんだ!

横山さんは5年前にアルツハイマーを発病、その病は進行して、カコちゃんことおつれあいの孝子さんのことも、誰だかわからなくなったりする。けれども、若いころから歌い続けてきた歌だけは、横山さんの魂の底深くたくわえられた地下水となって、歌いたいきもちがあふれてくる。歌声となる。もちろん、横にいるカコちゃんに支えてもらいながら。歌う横山さんのいい顔をDVDで見ながら、病によって記憶は奪われても、魂は壊せない、魂はそこにある、うれしい、かなしい、しあわせ、と感じるきもちもまた、と思いました。

ちらしに寄せられた岡田京子さんの言葉ーー今、横山さんは「生きること」そのものの証人です。もろもろの余計なものをすっかり脱ぎすてて、歌に遊ぶ天使のような彼を見ると「究極の希望」が、人間にのこされていることを感じるのです。

この前見た映画「歓びを歌にのせて」。人間と歌、人間と音楽、その結びつきがじぃんと心にしみました。横山さんもきっと、歓びを歌にのせて歌ってくださるのでしょう、舞台の上でどんなハプニングが起きるかわからないけど、それもふくめて、私は聴きに行きたいと思う。歌い続けること、歌を聴いてもらうこと、横山さんの歓びを、私もその場で一緒に感じたいから。切符、紅茶にもありますよ。

  

  横山茂さんコンサート 4月21日(金) 開場 6:00  開演 6:30 

  金沢市アートホール(ホテル日航6F) 会費2500円

     問い合わせ先 わらび座の家さん 090-5210-6639

   

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2006年4月11日 (火)

SSTワークショップ

とくべつ紅茶の翌日は、ともとも&結とも&紅茶つながり&レストラン通信を読んで申し込んできた方たちとの、松浦さんのSST勉強会の3回目でした。ワークショップをするときは場所の広さのこともあって、紅茶でするときの定員は約20人。いのみら通信で広くお知らせはできなかったのですが、回を重ねるごとに、SSTを学ぶことが必要だと感じる新しいひとたちが少しずつまじってくれて、市民の間でのSSTの種まきをしてることを実感します。

ワークショップの特徴は、答えを出す場でない、ということ。終わって時間がたって、日がたってから、松浦さんの言ってたこと、誰かの言葉、表情から、じわ~と気づくこと、発見すること、がいつもたくさんあります。このSSTもそうです。一回だけですっきりわかるわけもないので、またおいおいに、発見したこと、かいてゆくと思います。ただし、ひとりひとりのプライバシーにふれることなく。

social skills training の頭文字をとったSSTは、対人関係がすこしでも楽になれるよう、いいところ、よかったところを仲間たちに見つけてもらいながら、そのスキル、ちからをつけてゆくコミュニケーションの練習のこと。単に、言い方の練習や作法の練習をするのとは違います。そこが、安心できる学びの場所であることがとっても大事。自分のきもちを話したときに、笑われたり、そんなふうに考えちゃいけないよ、と否定されたりしない、その安心感から、ひとはきもちを開いて、話して、放して、表現して、ほんの少し楽な気持ちになり、そこではじめて、自分の考え方をちょっと変えてみることや、ひとの言葉をうけいれることも、少しずつできたりするようになるのでしょう。きもちと考えはつながっている、まさにそうだと思います。

この日、松浦さんがともともと結とものお母さんに、自分たちの学びの場のことをみんなに話してくださいな、といって、それを聴けたこともうれしかったな。私ももっと学んでいかなきゃな、うん。

          ******

5月14日(日)、松浦さんにまた来ていただいて、去年に続き、団さんの勉強会の仲間たちともSSTを学びます。どなたでも参加できますが、定員があるので、事前のお申込みが必要です。会場は、金沢の富樫教育プラザ。40名までは入れるお部屋。一緒に学びたい方、私までおしらせくださいな。時間は1:00~4:00です。

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3人ジョイント・とくべつ紅茶

4月8日は朝のうち、カミナリが鳴って、やがて黄沙が舞って、というすごいお天気でしたが、午後にはどうやら花曇におちついて、松浦さちこさん+細川りつこさん+スウ、のとくべつ紅茶がスタートしました。能登の入り口の小さな町の、無人駅から歩いて15分、煙突から青い煙のたちのぼる紅茶の家に、遠くから、近くから、隣の県から、ようこそようこそ、集まった45人のお客さんたち。

すごいですね、そんなに遠くからくるひとが10人も。きっととても逢いたくて来てくれるんでしょう、いらしたかたたちともつながりを感じられる時間になるといいですね、と松浦さん。いつもは語り手のゲストをお迎えすればいい私だけど、今回は、語り手の一人、兼、進行役、兼タイムキーパー、なのでその分、わくわく&どきどき&キンチョー、の私。でもはじまったら、楽しくて、うなずくところがいっぱいで、しあわせで、ノンストップ2時間半はあっという間でした。

                 ******

第一部は、「3人のつながりものがたり」。それぞれの歩みは、あらかじめ大きな年表に書き出してあります。

1983年、紅茶がopen、細川さんとの出逢いはそのひと月前。

細川さんのはまなす文庫が始まったのは、その一年前の82年。お隣のぶどう畑での紅茶ぶどう狩り&文庫のおはなし会は、85年から毎年、今も続いています。

クッキングハウスを松浦さんがスタートさせたのは87年。その5年後の92年にレストランがopen、あら!津幡に越してきた年とおんなじだ!その年から、細川さんの賢治のとくべつ紅茶もはじまって、以来、毎年11月に。

松浦さんと私の出逢いは98年、翌年に松浦さんをおよびしてのとくべつ紅茶。2003年にはその2回目。そのころには、松浦さんと細川さんも出逢っていて、その年のぶどう狩り紅茶には、松浦さんも参加!

私は東京に行くたびに不思議なレストランでランチをいただき、コミュニケーションの練習のSSTにまざり、出前紅茶にもよんでもらい、この8年間でどんどん、レストランやメンバーさんたちとの距離も近くなりました。

紅茶からうまれたコミュニケーションの練習の場、ともともと結とも。仲間とともに長く学び続けてゆくためにも、時々は松浦さんにきていただいてSSTのワークショップを、と05年に2回。そう、その2回目、秋のSSTのときに、今回の3人ジョイントのアイディアが、松浦さんの口から飛び出したのでした。

つながりものがたりを語りながら、何度も胸が熱くなった。この場にいるあのひと、このひとが、ここで、あそこで、あの時、今この場にいる誰かと、つながったんだ。そして、今日がつながりのスタートのひともいる。ずっと来たかった、でも、体調やしんちょう(心の調子のことね)のかげんで来れずに、やっと今日来れた人、まったく見知らぬ人だらけの中に、思い切って足を運んでくれた人もいる。聴いてるみんなのいい顔を反映して、きっと語り手の3人も、しあわせないい顔してたと思うな!(松浦さんがいつも言うの、紅茶に来る人たちは、本当によく聴けるひとたちですね、って。この日もそれを感じたよ)

            ********

第二部は、「ひとつのキーワードで」それぞれが語る時間、共通の言葉は、「平和」。

松浦さんは、自分も呼びかけ人の一人である蓮根の会のことを。9つの穴をもつ蓮根は、その穴から先を見通せる、地中ふかくに根をはるところは、草の根の市民のちからのよう。それと戦争放棄の9条とをかけての、蓮根。平和でなくなれば、弱い立場の人ほど、さらに弱いところにおいやられます。それが予感されるからこその、蓮根の会。

毎月9のつく日のレストランのメニューには、かならず蓮根がはいります。♪ピースナイン音頭も、もちろんこの日もいっしょに歌って、踊りました!

細川さんは、毎年夏のぶどう狩り&おはなし会のときに、かならず戦争と平和に関する絵本や紙芝居を読みます。自分は体験していない戦争だけど、絵本には、経験した人のメッセージと願いがこめられている。そしてなにより、子どもたちに絵本を読んであげられるということ自体、平和なればこそ。金沢のピースウォークにも、参加しています。

私の平和は、9teaと私のピース旗のこと。9条があるから、9条を知らないで来た、と気づいたこと、自由に紅茶に集って、語り合えて、学びたいことを学び、みんなで歌えること、大声で笑いあえること、こういう暮らしそのものが、私には、9条に裏打ちされてあるものだと感じていること。

それから、今年のピースウォークのテーマの「いつもとちがう空をみよう」の歌を、一緒に歩いたひとたちと歌いました。そして、替え歌も歌いましたよ、こういうのです。

    ♪いつもとちがう時間をもとう

     きもちの糸は つながっている

     クッキングハウスと 紅茶の時間

     みんなですごせる このひとときは

     いつもとどこか ちがう ”とき”

     *******

第三部、お待ちかねの、賢治の朗読の時間

細川さんがこの日のためにえらんだお話は、「虔十(けんじゅう)公園林」。何度聴いても、岩手生まれの細川さんの、ことばのぬくみ。土のにおい。いいなあ、からだにしみてくるよ。この時間こそ、松浦さんへの贈りもののような時間。

松浦さんは、いつもいつも夢と希望をかたる、夢をえがくひとだ、って感じる。きっとそれがもう生き方になってるんだろうな。クッキングハウスのメンバーに新しくなる人にも、かならずまず、その人の希望をきくという。そして、それが実現するために、その人その人にあったどういう応援をしたらいいのかを、常に一緒に考えようとする。その希望や夢は、どでかいものでなくていい、むしろちいさな、具体的な、こういうことがしてみたい、こういうふうになりたい、それがいい。ちょっと努力したり、仲間の応援があればできそうな、そういう夢、そういう希望。

松浦さんが、細川さんの賢治を聞きたいと願い、そこから出発したジョイント計画。小さな夢を実現させるって、かかわったみんなも、思いがけないくらいのしあわせをshareできるんだ、ってこの日も思いました。

    ****

そしてラストは、3人の感想や、参加してる人たちとのきもちキャッチボール。終わりの時間が近づいた時に、手をあげたHさん。実は今日の3人に紅茶からのプレゼントがあります、と。

これまでもずっと松浦さんにありがとうのきもちをなにかで表現したいと思っていたSさん。10日前の紅茶にTさんが、これ、なにかに使ってもらえたらうれしいんだけど、とカーテン生地見本をたくさん持ってきて、Sさんがそれを家に持ち帰って眺めてた時に、とつぜんひらめいたそうです。そうだ!これで3人に大きめのバッグをつくってプレゼントしよう。3人ともよくお話の旅にでるし、きっとよろこんでもらえそう。だけど、ひとりのちからじゃつくれない、と身近な紅茶仲間に声をかけ、Tさん、Hさん、Yさん、Mさんとで、集まる時間をひねりだし、共同作業で縫いあげたもの。

ほんとは私にも内緒にしたかったんだって。でも使いやすいバッグの大きさを決めるには私の意見が必要で、おかげで私も、ほんのちょっこと、このうれしい内緒プロジェクトにかかわることができました。3人にあいそうな柄を選び、そのうえ、それぞれのバッグの持ち手のとこには、それぞれの「きもちマスコット」がぶらさがってる!松浦さんのは、レストランで売ってるれんこんペンダントと、お箸と箸置きと♪の刺繍。(私は蓮根の穴のいくつかだけ、刺繍させてもらったよ)細川さんのは、本と9粒のぶどう。私のは、9と紅茶カップをくみあわせた9teaと♪とハートの双葉。共通テーマは、ここでも9でした!

なんてあったかい、すてきな贈呈式だったでしょう!プレゼントがしたい、と希望を口にしたSさん、それにこたえて協力した仲間たち、つくってる間中、うれしい秘密を共有して、渡したときの、相手のびっくり顔を見るしあわせ。そうだ、これもまた、ちいさな希望や夢の実現なんだよね。わたしには、この贈りものそのものが、ともともや紅茶で学んできた、きもちを伝える、ということの、共同の実のように思えて、だからよけいにうれしかったです。ほんとに、ありがとう!!(松浦さん、さっそくバッグを使ってましたよ)

    

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2006年4月 6日 (木)

「日本という国」

理論社の「よりみちパン!セ」シリーズは、これまでにも、森達也さんの「いのちの食べかた」や玄田有史さんの「14歳からの仕事道」など、中学生から読めるおもしろい本をたくさんだしてきて、そのラインアップにはいつも注目しています。とりわけこの2冊は紅茶玄関本屋にもたくさんならべて、それぞれに大好評でした。今夜のNHK「トップランナー」に登場してたリリー・フランキーさん(「東京タワー」を書いた人です)の、「ことばの教室」もこれから出る予定。

そのシリーズの一冊、小熊英二さんの「日本という国」、半年以上前から注文してたのがやっと来ました、というか、やっと刊行されて手元に届きました。

福沢諭吉の「学問のすすめ」に始まり、明治の日本、そして戦後の日本の道のりと、現代。ちょうど学校の現代社会ですっぽり抜け落ちて教わらなかった時代のことが、すっごくわかりやすい言葉で書かれてる。明治の時代の「大日本帝国」という国から、戦後の「日本国」という国へ、この「国」のなりたちの仕組みを知ることは、ほんとにとても大事なこと。だって、それはこの国に住む私たち一人ひとりの未来をまさにまきこむことだから、無関心でいていいはずないよ。

小熊さんは大学の社会学の先生です。一人のゼミの学生さんが、「新しい歴史教科書をつくる会」を卒論のテーマに選び、小熊さんはその彼女と共著で「癒しのナショナリズム」という本をだしていて、それも以前、とても興味深く読みました。

日本が戦争で受けた傷、アジアが受けた傷。占領政策の一つとしての憲法、それは押し付けだったのか、の検証。アメリカの方向転換による、9条の意味の変化。終章の「これからの日本は」でのべられる、冷戦の終わりと戦後補償要求(って聞くとむずかしそうだけど、ちゃんと中学生が理解できる言葉でかいてある)とのからみ、靖国参拝のこと、中国はなぜ抗議するの?日本国内の米軍はなぜ減らないの?アメリカが日本を守ってる?そういう疑問について考えるヒントがいっぱいつまっている本です。

アメリカから押し付けられた憲法をかえて自主憲法をつくろう、と、9条の中味をかえようとしている今の政府。私には、このことこそまさにアメリカからの押し付けだと思えます。この本にもでてくる三島由紀夫さんのいうとおり、それこそ「アメリカの思ふ壷」なわけで。

小熊さんは「民主と愛国」というぶあつい、めっちゃ難しい本(それをなぜ知ってるかというと、娘が大学の授業で教科書として使ってたから)を書いていて、そっちはちょっと読んだだけでギブアップしちゃったけど、このよりみちパン!セのおかげで、そのエッセンス(たぶん、ね)の部分が読めて本当によかった。

この本のおかげで、かなり前に買ってあってまだ読めてない「戦争が遺したもの」という、鶴見俊輔さんと上野千鶴子さんと小熊さんとの対談本も、読む気になってきたぞ。

のりこさんがすぐに手配してくださって、「あの日の空の青を」の本ももう到着しました。ぜひ読んでいただきたい一冊です。あの時代に少女だったのりこさんの本と、若き社会学者の小熊さんの最新の本と、たて続けに読んだので、日本が来た道、戦争の時代に国が一人ひとりの市民にしてきたこと、これから日本という国がどこにいこうとしてるのか、そういうことがくっきりとみえてきました、こわいほどに。どちらも小さな本なのですぐ読めるけど、中味は濃いよ。

*****

いよいよあさってになったとくべつ紅茶、3人ジョイント・トーク(もう満員なのでこれ以上のお申込みはご無理です、ごめんね)。今日は大きな紙に当日のプログラムを書いたり、3人それぞれのしてきたことを年表?みたいに書き出したり、その横で五目豆を煮たり、芋サラダをつくったり。

駐車係をひきうけてくれる夫が当日の天気を気にしてます。どうやら雨模様みたい。夕方で帰られる方と、夜ごはんまで残る方とで、車をとめるところを分けるらしいので、駐車係さんへのご協力も、よろしくお願いいたします。

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2006年4月 5日 (水)

新学期

福井から、メディスクの若者たち。この前来れなくて、初めて会うメディスクの実行委員長さんも、きもちのいい女の子でした。

医療系の学生さんは、とかく答えを早く求めたがるひとが多いらしくて、あたまでっかちさんが多いそうで、(うむうむ、さもありなん)そんな若者たちにどう話していったらいいのか、私も模索中です。いつもと違う場所への出前は、結果的に私が一番学ぶことがわかっているので、まあ、ゆっくり、中味を考えつつ、その日の話のタネの貯金をしてゆくことにしましょう。

*****

小5と小6年生になったばかりの、紅茶常連のこどもたちがやってきました。今日はすいてるぞ、ってわかると、案の定、紙芝居の舞台をだしてきて、いくつかの紙芝居をよみはじめました。どの子も読みなれていて、ほんとに上手です。

あれ!新しい紙芝居がはいってるよ、と持ってきたのは、「二度と」です。作者は壁画家の松井エイコさん。原爆の写真と、エイコさんの絵との組み合わせ、シンプルな、でも迫力のある作品です。この紙芝居、実はきのう、まついのりこさんから「あの日の空の青を」と一諸に届いたばかりでした。そんなこと何も知らないこの子たちが、あ、これ、原爆のだ、読もうっと、といって、読み出したのです。以心伝心、みたい!

この紙芝居、以前にYさんからもプレゼントされていて、いつ子どもたちが見つけてくれるか、そのときを楽しみに待っていたのです。今日がその日だったんですね。せかさなくてよかった、って思いました。そういうわけで2部ありますので、借りたい方、ご遠慮なく。

*****

紅茶の終わりがけに、とってもひさしぶりのKさんが飛び込んできました。14年前、私たちが津幡にこしてきたとき、転校生の娘の担任だった先生です。2年間、たくさんの授業をともにして、転勤後は、先生とよばずに名前でよびあって、今もお付き合いが続いています。

「考えたら毎年、新学期の始まるときに紅茶にきてるわ。そしていつも、新年度学級通信の、名前のインスピレーションを紅茶でみつけて帰るんやよ、気持ちも新たにして」

へえ~、ちっとも知らなかったよ、今年は何を見つけたろう、Kさん。

年々、学校の先生の忙しさが増し、子どもと向き合う時間が奪われていってるのを知っています。先生たちの悲鳴も聞こえてきます。そんな中で、自分らしさをなくさず、今も毎日、学級通信を出し、オリジナルの授業をつくりつづけてるKさん、来てくれて、娘の卒業写真も見てもらえて、うれしかったよ、元気でいてね。

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「あの日の空の青を」

まついのりこさんから、待っていたご本が届きました。「あの日の空の青を」です。

のりこさんが子どもだったころ、日本は戦争をしていました。お父さんがとらえられたのは、ほんの62年前のことです。治安維持法という、おそろしい、人の心の自由を奪う法律によって。

のりこさんは絵本を描くひと。ものごとの本質をみさだめ、無駄なものはそぎおとし、本物だけをこどもたちに届けようとする、その姿勢の厳しさをいつも感じるのですが、のりこさんの書く文章も、そうでした。

このご本のなかで、のりこさんは、そのときの光景を、こころの情景を、絵でなく言葉で、まっこと色あざやかに描く。なによりも、読みながら、色がぱあーっと見えるのです、そこ一面ににひろがるのです。恐ろしい色、美しい色、こころの色、輝きの光。

そして、伝えたいことはなにより、生きてるってすてきだよ、こんなにもうれしいことだよ、と。それは、その逆のことを子ども時代に体験しているのりこさんだから、なおなお、こころにくっきりと刻まれている。お父さまから引き継いだバトンを、しっかりと今の親たち、子どもたちに手渡そうとしている。

ここにおさめられた文章は、いずれも以前さまざまな雑誌に、のりこさんが寄せたエッセイがもとになっています。そのいくつかは、のりこさんがコピーしてくださって読んでいたものもありました。そのたびに、ねえ、のりこさん、いつか本にしてよ、私、のりこさんの絵本もだけど、文章も大好きだから、これを本で通して読みたい、ってずっと言っていました。だから、この一冊は待望の一冊です。

こわだかには書いていないけれど、毅然としてはっきりと、平和を脅かすものに対して、NO,と宣言しているこのご本、多くの方に読んでもらいたいです。まさにのりこさんの自分史でもあります。ご両親のことも、ご自分の子育てのことも、そこから感じる深いものがいっぱいある。

「心の成人式」に、ああ、なんて尊い父と娘だけの成人式だろうか、、、と。「踏み絵」に、お父さまとお母さまの、心の血が流れる痛みを想い、そして「本当の教育費」には、今、自分の道を歩み始めたばかりの娘に、まさに贈りたい文章だ!と。そして「真実の仲間」に、紙芝居作家としても本物をおいもとめてきたのりこさんならでは、と思う。のりこさんの文に添えられた、壁画家である、長女のエイコさんの挿絵がまたすばらしい。

もう待ちきれないので、今日、のりこさんにお電話して、このご本、注文しよう。4月8日のとくべつ紅茶の玄関本屋に間に合わせたいもの。

*****

そう、8日にはほんとにたくさんの人がみえます。ど、どうしよう、45人も参加されます!きつきつだけど、それゆえたぶんゆったりお茶の時間をとれないことになるけど、とくべつ紅茶初の試みの、松浦さん・細川さん・私、の3人ジョイント、あつまったみなさんと一緒にいい時間がつくれますよう、どうか、ご協力くださいね。いつもとどこかちがう”とき”を持ちましょう。庭の桜はまだ固い蕾ですが、紅茶には、みんなの花びらがあつまって、花が咲きますね。

この日は県外からも10人、みえます。紅茶になじみのひとはお車をどうか、手分けしてほかにとめて、家の横の雑木林沿いのスペースをなるべく開けてあげてくださいね。

*****

今日は朝から雨。福井から紅茶めざして、メディスクの若者たちがまたやってきます。

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2006年4月 2日 (日)

龍平さん  のりこさん

毎週水曜日に届く「マガジン9条」→ http://www.magazine9.jp/ 
さまざまな角度から、9や憲法についてのお話が載るので、目がとってもワイドになります。今週のゲストは川田龍平さん。マガジンの予告メールに、
「さて、
【この人に聞きたい】は、川田龍平さんが登場です。薬害エイズ訴訟和
解から10年。高校三年生の時に「実名公表」を行い、原告団の一人と
して闘った川田さんは、「日本国憲法がなければHIV訴訟の裁判は起
こせなかった」といいます。その経緯と憲法についてじっくりとお聞き
しました。彼のお話から、「憲法を活かす」とは、このようなことだと
いうことが、よくわかります。」
とあって、さっそく読みました。憲法は、守るものというより、活かすもの、本当にそうなんだと思います。そのことを、裁判を通じて実感していった龍平さんのお話、とっても説得力があります。
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龍平さんとは、3年前、大学教育学会というところのフォーラム(市民力を育てる、というテーマでした)で、パネラー同士として初めてお逢いしました。そのときに、彼がバッグの中からいきなりタペストリイの本をだしたので、え、何でその本がそこに?ってびっくりしたら、母から借りてきたんです、とのこと。お母さんの川田悦子さんが大分に講演にいらした時、紅茶つながりのRさんがその本をプレゼントしていたらしい。同じテーマでテーブルについて話す相手のこと、ちょっとは知っておかないと、と来る途中の電車のなかで読んでいたのですって。
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彼がちょうど松本大学の先生になったばかりのころで、フォーラムではその授業の話をしてくれました。薬害に関するテレビ番組を授業で見た学生さんたちが、龍平さんの研究室によくきてお茶しながら語り合うこととか、授業の中で一人ひとりの学生さんが自分の弱さを出して話してゆくこととか、そんな彼らと一緒に裁判の傍聴にいくとか。こりゃすばらしい「市民力を育てる授業だわ」って思いました。
彼が薬害裁判のことでよくテレビに出ていたのは、まだ10代のころ。龍平さん、すごくすてきな、思慮深い青年になっていました。
ーーーーというわけで、今週のマガ9はとりわけ読んでもらいたい内容です。
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夜、ひさしぶりにまついのりこさんからお電話。いのみら通信の、「花びら一枚」への感想や、9teaのこと。絵本や紙芝居をたくさんつくってこられたのりこさんは、ご自身、いくつもの九条の会にはいってらっしゃるのだけど、いのみらで9teaのことを知ったとき、こんなにも胸がときめく9は、はじめて!って思ったそうです。
そしてご自分から、私も9teaのお仲間にまぜてもらえるのかしら、って。
もちろんもちろん、ようこそです。すっごくうれしいなあ。
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のりこさんとのおつきあいは、紅茶が始まってまもなくですから、おそらくもう22年ほどになるのでしょう。いつも遠くから、あたたかい励ましをおくってくださっている、紅茶にとってとても大切なかたです。
経済学者だったのりこさんのお父様には、経済の観点からも先の戦争に日本が負けることがわかっていて、そのことを大学の授業で話したことで、治安維持法の罪でとらわれました。のりこさんの、平和への強い強い想いは、そのお父様からしっかりと引き継いでこられたもの。
のりこさんは、去年、はじめてエッセイ集をだされたそうです。きっとそのなかにお父様から手渡されたいのちのバトンのお話もあるのでしょうね。ご本を送ってくださったらしいので、いま、楽しみに待っています。
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この前のピースウォークで、へのっこガールズのたいちょー(隊長のこと)を追いかけていたmizuhoさんからのお知らせです。先日のナイト紅茶に、たいちょーもmizuhoさんもきてましたね。5日にきっとみてみてね!(といっても石川のかたのみ、ですけど。)
      ↓
4月5日(水)午後6時16分から放送の
MRO北陸放送 イブニングニュース
コーナー企画 「わいわいキッズ!」で
6時30分~40分あたりに2分半ほどで放送します。
「中学生が呼びかけるピースウオーク」です!

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2006年4月 1日 (土)

これで十分

ナナオサカキさんは、美しい銀色の髪と長いおひげの、やさしい深い目をした詩人さんでした。大好きな「これで十分」の詩は、英語でも歌ってくださって。こころに抵抗なくはいってくる、すごくきもちのいい声。

1時間ほどの詩の朗読のあと、参加したひとたちからの質問にこたえる、ナナオさんとの時間が心地よくってたのしかった、いっぱい笑った。自分を生きてる自然さ、というのが詩を読むときも、話してる時もからだ全体からにじみ出てるナナオさん。

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   ホラは大きいほどいいよ、健康にもいいよ。どこまでがホラで、どこまでがホントか、           もうわかんなくなっちゃったよ。オナラもね、大きく、がまんしないで。そう、景気よく。

   ぼくは何人(じん)か、って? I’m ほもせいぴぁんす、人類、さ。

   あしたのことは思い悩まないよ、あしたのことはあしたにまかせる。

   旅してるとね、食べ物はたいてい、道の途中におっこってるもんだよ。

   ぼくらは仲間に会うとまず、腹、へってないか、飯じゅうぶん食ってるか、って聞く。そ れがぼくらの仁義。

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「どこか 水の惑星の上で」は、長良川をうたったものだそうです。源流から河口まで、8回も歩いた。そうやって川をずっと歩くとね、たくさん学ぶよ、とも。

「これで十分」の歌をアンコールでお願いしたら、今度は日本語で歌ってくださった。拍手すると、ご自分は5本指くつしたの足で拍手して、ほら、こうすると楽しいでしょう、って。

誰かと話すたびに、ありがとう。拍手に、ありがとう。詩の朗読会で、詩人さんからこんなに何度ものありがとうを聴くのははじめてだ。ご本人は、それをまったく気づいてなかったけど。

青いジーンズと手編みのセーターがとってもよく似合ってたナナオさん、83歳。帰り道、私の心も軽やかになってメロディかなでてるみたいでした。

「ココペリ」と「犬も歩けば」買いました。しばらくの間はmy本棚におさめて、声にだして詩の響きを楽しもう。

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