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2006年5月17日 (水)

SSTまぜこぜ勉強会

14日、不思議なレストランの松浦幸子さんをお迎えしての金沢でのSST(ソーシャル・スキルズ・トレーニング)ワークショップには、36人の方が参加されました。去年の秋に続いて、福祉や医療の現場で援助職についてるひとたち(主に、「団さんの家族面接を学ぶ会」仲間のひとたち)と、コミュニケーションのこともっと学びたいと思う市民のひとたちとの、そして、2回目の今回は、レストランのメンバーや金沢のわかものも参加しての、文字どおり、まぜこぜ勉強会。

*二人ペアになっての、おたがいのいいとこ共通点探し *聞かれたくないことを聞かれたときの、NO GO サインの出し方 *自分のきもちを「私メッセージ」で相手に伝える練習 *たとえばまだあまり親しくない相手に対して、どこまで自分のことを相手に見せるか/見せないか、という「自己開示」について *瞬間的に沸いてきてしまうホットな感情の「自動思考」を、ちょっとだけ変えてみる練習、などなど。

レストランでしているSSTが、今回はじめてビデオ「見て学ぶSST」になったのを松浦さんがもってきてくださったので、それをみんなで見ました。顔なじみのメンバーさんたちが、とてもしぜんに、いつもの感じで練習している様子がよくわかる。もちろん、つね日ごろからしてるから、できること。リーダーの前田ケイ先生と、コリーダー(co-leader、の「コ」です。つい、小さいリーダーか、なんて思っちゃうよね、うふっ)役の松浦さんとの息もぴったり。どのひとも、最初からこんなふうにスムーズにきもちをことばにしてたのではなかったこと、実際に知っているので、ちいさな、できることから、あきらめないで練習を重ねることの、先にあるものを私は信じられるのです。だからこそ、SSTは希望にむかって歩いてゆくもの、と思えるのです。

ビデオをみたあと、シェアリングとよぶ、ふりかえりの時間、それぞれがひとことずつ話します。

・去年のSSTで学んだ「私メッセージ」、じっさいに生かそうとしてます/やってみました ・人が集まるところで生まれてくる力があると感じた ・自動思考を変えることは、自分で選べることなんだーー仲間からいろんな考え方があると提案してもらっても、最終的に選ぶのは自分 ・ほかの人のちからを借りる、借りてもいいんですね ・コミュニケーションは練習を重ねることで、自分がもっと楽になる、こういう講座がもっとあるといいなあ ・自分自身のふりかえりの時間になった ・今できていることをほめる/ほめられるのは、きもちがいいこと ・ほかのひとのことももっとほめたり、認めたりできる自分になりたいなあ ・SSTを学んでいくことは、日々の場面で、自分の感情が問われてることだと感じる ・いろんな考え方があるんだ!自動思考をかえるのに、自分で自分に言い聞かせる場面があった、思うだけでなく実際に言葉に出していってみる、なるほど~、発想の転換があった、、、などなど。

二度とも参加した何人かのひとが、さっそく感想をメールで送ってくれました。私も感じてたことだけど、会場全体の輪そのものが、去年とくらべてずいぶんやわらかくて、いい感じだったこと。今回がはじめて、というひともたくさんいたにもかかわらず、ね。(いやいや、私はすっごいキンチョーしてた!っていうひともいたろうけど、去年のほうが、みんなはるかにがちんがちんだったよ、ソーシャルワーカーさんであれ、誰であれ) それって、二、三ヶ月に一度は会う団さん仲間の信頼関係が育ってきたってこともあるだろうし、紅茶にきていて、SSTと言う言葉をよく耳にしてきての初参加、ってかたもいたろうし。

何より、松浦さんの指導も、回を重ねるごとに具体的でわかりやすくて、より実践的で、教える側も学ぶ側も、ともに勉強して気づきあう一緒の仲間、っていうのが、とりわけ私には感じられました。そう、SSTを、お作法や話し方のトレーニング、みたいに勘違いしてる人もいるらしいけど、私の思うSSTは、それ自体が、セルフヘルプな居場所。仲間からの応援をもらいながら、きもちのキャッチボールの練習をしてゆく場所、なので、たのしく学ぶ、ってことが基本なのです。

練習課題を出してくれた二人はえらい!っていう声があったけど、本当にそう思うよ、課題をみんなの前で出すのは勇気がいるけど、その課題って、ほかのひとにとっても共通の課題であることが多いから、結果的には、出してくれてありがとね、私(たち)も学べたよっていいたくなる。リーダーを育てる研修も受けたいね、の声もあり。そうですよねえ、学びを積み重ねてゆければ、だれでもきっとね、って思う。もちろん私も学びたい。

なにより私には、金沢で、こうしていろんな年齢、仕事、状況、の人たちと一緒に学べたことが、胸がきゅん!ってするくらい、うれしいうれしいことでした。一人で練習して上手になったり、誰かと競争して一番になったり、それって違うよね、コミュニケーションのキャッチボールは相手があってこそだから、ともに学んでゆくもの、なんだと思う。それでお互いにすこしずつ楽になっていったら、「あなた」も「わたし」も、ともにうれしいものね。

東京に帰られた松浦さんからfax着。「SSTは、仲間と一緒にまなんでゆくと、自分も仲間もQOLがあがってゆくことが実感できて楽しいです。今回2回目でぐんとレベルアップしたグループの力を感じました。リーダーになるための講座もやりたいですね」ですって!!

QOLは、くおりてぃ・おぶ・らいふ、のこと。人生の質的な豊かさ、とでも訳したらいいのかなあ、そう、ホスピスでだけ使われる言葉ではないはず。限られたいのちの時間、と言う意味では、誰の時間も限定版なわけで。だからこそ、豊かに生きていきたいなあ、ひとりでなく、ひととともに。

松浦さんが、「見て学ぶSST」の、とても貴重なビデオをプレゼントしてくださいました。また仲間が集まった時に、見ましょうね。

mackyさん、SST初参加の感想、また聞かせてね。そして14日、たくさんの9teaバッヂありがとう!おかげで9tea仲間の松浦さんにもその場でお渡しできましたね。

今日は紅茶で、細川さんの、ちいさなひとたちのためのおはなし会がありますが、9バッヂもさっそく今日、さしあげられます。ほんとうにありがとう。

さらにさらに!5月27日のナイト紅茶には、mackyさんが9tea缶バッヂつくりワークショップをしてくれるかも!(でも超いそがしいmackyだから、決してそのことで無理しないでね)

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コメント

スウさん。
素敵な場を作って下さり、また、参加させて下さって、本当にありがとうございました。

とっても緊張したけど、紅茶の時間の仲間もたくさんいらっしゃったし、SSTの中身についても、以前からスウさんにいろんな場面で教えて頂いていたので、すんなり心に入ってきました。

あの後、いろんな生活の場面で、SSTのことを思い出してます。こういう時には、こうすればいいんだなあと、立ち止まって考えてみたり。
まだまだ、行動には移せないけど、否定的な自動思考に陥りそうな時は、「待て待て!」と気持ちを切り替える、そんな練習を、ちょっこちょこやってます。。人を責めそうになる時が一番、効くかも!

素敵な松浦さんにお会いして、
メンバーさんともたくさんお話できて、
とってもうれしくて、
クッキングハウスに行きたくなりました!

SSTの話をすると、たくさんの友人達が関心を持って聴いてくれます。もっと良く知って、ゆっくりゆっくり伝えていけたらなと思います。

投稿: mizuho | 2006年5月18日 (木) 09時00分

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