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2006年5月11日 (木)

ル・レーブという百合&ブプレナム

10日は、父の26回目のいのちの日でした。昨日、金沢に出たときに、駅西の大好きな花や・セレソさんで求めた花の名前が、今日のタイトル。母のときは、スイトピー、姉のときは、カサブランカ、とそれぞれのシンボルフラワーがきまってるのだけど、父の花、っていうのはなくて、毎年、セレソさんでそのときのきもちにあった花を選んできます。

9teaの出前にいくようになって、そのときに必ず父の話もするので、このところ、父の存在を身近に感じることが多くて、それが、娘としては妙にうれしい。岸内閣のときの憲法調査会委員のひとりで、26人中、憲法改正に反対した6人のうちのひとりである父を、今、あらためて誇りに思うよ。とりわけ、9条を変える必要はない、と言い切っている父。すっごく保守的なひとだったのにね、15年戦争を体験してる父にしたら、そのことに関しては決してゆずれなかったのだろうな。

私が男の子だったら「憲一」と名づけるつもりだったという。父にとっては三男にあたるのに、それって不思議ですね、と、この前、9teaの取材にみえた朝日の記者さんに言われて、初めて気がついた。その意味でも、私はまさしく「憲法の夢のこども」の一人なのだと思う。

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今日の紅茶、人数は先週のように多くはなかったけど、また鳥肌もののドラマがあった。はじめてきた人の名前もきかず、立場も聞かず、たわいのない話をしていて、夕方になり、一人二人と帰っていって、最後に残ったもの同士が、ふともらした言葉から、同じ苦しみを共有しあう同士だったとわかって、一気に深い話に突入してゆく。

今日、このとき、「このひと」がくると誰も事前に知らずに、でも「そのひと」にふさわしいひとが、その場に居てくれることのありがたさ。場のちからに感謝する瞬間です。

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そうそう、今日、なるほどなあ、って思った若いひとの言葉があった。「あんまりがんばらないでね」って言葉、それを親から言われると、自分のちからを過小評価されてるみたいで、なんか、嫌な気分。でも近ごろは、親が自分を心配してくれてて言ってる言葉だと理解できるようになったから、頭の中の言葉変換スイッチで翻訳して受け取るようにしてるんだけどね、と。この彼女はまず、「がんばってるねえ」って言われたいんだ。がんばってる自分を認めてもらった上での、でもあんまり無理してがんばらんとね、これなら変換せずに素直に受け取れる。

がんばって、って言われていやなひともいれば、言われてうれしいひともいる。とりかたはそれぞれ。それとはちょっと違うかもしれないけど、今日の「がんばらないでね」の彼女の言葉にはリアリティがあって、また、彼女のやさしさもとってもわかって。若い人が、こんなふうに、言葉を”ほどいて”くれると、おとなは気づくことがいっぱいあるよ。

言葉はいきもの。マニュアルはない。同じ言葉をその人がどう翻訳するか、「ふつう」という言葉も、「常識」という言葉も、言ってるひとと、うけとるひととで、意味合いは違う。でもたいていの場合、一般論で語られたら、その言葉は胸まで響かないな。やっぱり「私」メッセージだな。「一般」メッセージはむなしいな。

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第2木曜の11日は、津幡図書館で、詩を楽しむ、の日。なんとささやかな読書会。でもいつも、きらりと光るものをもらって帰る時間です。1:30~ 前田さんにもきりりんさんにもお見せしたいちいさなちいさな本があります。持ってゆくね。

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