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2006年8月31日 (木)

虹の祭のトーク・プログラム

白山虹の祭り、http://hakusan-niji.jp/のプログラムがきまったようです!実行委員のみなみなさま、どうもありがとう。大変だったでしょう、ここまで来ること自体。

おそらくHPにも載ってると思いますが、とりあえずパーク獅子吼のトークのタイムテーブルをば。また、ウーマンズ・ティピでは、朝からヨーガや草木染やヘンプの編み方など、いろいろなワークショップが開かれます。上のスカイ獅子吼では、ライブのステージやダンスなども。HPでチェックしてくださいね。

未来バンクの田中優さん、映画監督の鎌仲ひとみさん、なまけもの倶楽部の辻信一さん、先日、たまtsukiでお話きいたばかりの正木高志さん、てんつくまん、川田龍平くん、al代表のくずはむつみさん、ピースでおなじみ、こはら美由紀さん、また、司会役にメロポチの熊野さん、たまtsukiの高坂さんなど。

基本的に、ふれあい館のトークへの参加は無料です。でも、賛同金もつのってます。下まで読んでみてね。それに、スカイ獅子吼でのイベントに参加するためには、ゴンドラ料金がかかりますから、実質的な賛同金をおはらいすることになります。時間割を確認しつつ、ぜひぜひ、時間をつくり出して、獅子吼高原まで足をお運びくださ~い。ほんとにすごい人たちの話が生できけるんだから!

トークコロシアム(ふれあい館)のタイムテーブル

■ 9月8日(金)

●「霊峰白山を語る」 (19:00~21:00)
   木崎聲山(那谷寺住職)
    北村伸一郎(白山比め神社)
    加藤正現(白山の自然を考える会)
    車 幸弘(白山虹の祭実行委員長)
    桑名晴子(歌手)
    ナビゲーター:鎌田東ニ(宗教哲学者)

  ●映画「懐かしい未来 ~ラダックから学ぶこと~」
  上映(22:00~23:20)
  シェアリング・タイム(23:30~0:30)
  進行:高坂勝
    

  ■9月9日(土)

  ●「よみがえる森、再生する街」(11:00~12:30)
    田中優(未来バンク理事長)
    角永善一(角永木材)
    出口順二(出口建設)
    紺清美智子(獅子吼高原総支配人)
    司会:熊野盛夫

  ●「GNH(国民総幸福量)とスローライフ」(15:00~16:30)
    辻 信一(文化人類学者)

  ●「努力しないで暮らしを変えて、次の社会の仕組みをつくってしまおう」
     ~ap bank とお金の未来~    (17:30~20:00)
    田中 優(ap bank 監事)  
    葛葉むつみ(コミュニティトレードal 代表)
    永井順子(森のエネルギーフォーラム)
    小原美由紀(ap bank fes 参加)
    司会:高坂勝

  ●映画「107+1 ~天国はつくるもの~」上映(10:00~12:30)
    料金:500円

  ■ 9月10日(日)

  ●「虹のふるさと」(11:00~12:30)
    正木高志(作家)

  ●「STOP ROKKASHO ~エネルギー自給への選択~」(13:30~
16:00)
    鎌仲ひとみ(映画監督)
    田中 優(未来バンク理事長)
    辻 信一(文化人類学者)

  ●「リ・インハビテーション ~地球の上にすみなおす~」
(17:00~19:00)
    おおえまさのり(作家)
    正木高志(作家)、他

  ●映画「六ヶ所村通信」上映(20:00~21:00)
    ~鎌仲監督とトーク~(21:00~22:00)

  ■ 9月11日(月)

  ●「天国のつくりかた ~楽しく伝え、育むチカラ~」(
11:00~13:30)
    てんつくマン(映画監督)
    黒澤義巳(教育学者)
    森 源太:ギターLIVE
     参加費500円

  ●「未来は変えられる
    ~私たち市民は、微力だけど無力ではない~」(16:00~18:00)
    川田龍平(アクティビスト)
    水野スウ(紅茶の時間主宰)
    司会:熊野盛夫

*****実行委員会より

ボランティアスタッフまだまだ大募集です!
賛同金も大募集!m(_ _)m!

白山虹の祭は、皆さんのお力でつくられます。
http://hakusan-niji.jp/support/index.html
お祭り賛同金をお願いします
「白山虹の祭」は、参加する一人ひとりの皆さんが開催に賛同し、
賛同人となってくださることで成立します。

賛同人には賛同金をお願いしています。
運営資金の大半は、この賛同金でまかなわれます。
あたたかいおこころざしをお待ちしております。


◎お祭り賛同金:

1口=1,000円。 
個人 1口以上、市民グループ・個人事業主 3口以上、
企業・団体 10口以上お願いします。
※賛同金3口(=\3,000)で「白山虹の祭ゴンドラ1日フリーパス引換券」、
賛同金5口(=\5,000)で「4日間フリーパス引換券」を進呈します。

◎賛同金受付:

[開催前] 最寄りの郵便局より、郵便振替にてご利用ください。

口座名 :白山虹の祭実行委員会
口座番号:00700-5-57080
[期間中]各会場内に賛同金受付窓口を設けます。*****

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15の、私のしたいこと

夏の月の最後の紅茶、何人かの一年ぶりのお顔に逢えました。夏休み、といっても実質的にはない、くらいの忙しさの中から、くるま飛ばしてきてくれたんだね。

いいころあいの顔ぶれと人数(まあさんと私をいれて6人)が、たまたま夕方に居合わせたので、ひさしぶりに「15の、私のしたいこと」をしてみました。

一人一枚の紙に、15個、自分のしたいこと、小さなことから大きなことまでーー行ってみたいところでも、部屋の掃除でも、読みたい本でも、映画でも、壮大な夢でも、チャレンジしたいことでも、何でもとにかく15個、書き出してみる。15もあるから、必死にひねりだしてかきます。時間は10分くらい、かな。

書き出したものを、あらためてながめてみて、それから、いますぐできそうなこと・時間が必要なこと・お金がかかること・ひとりではできないこと、したい、といっても実はやらなければならないこと、などに分類分けしてみる。それをまたつらつら眺めて、感じたことをかたりあう、というワークショップです。したいことのリストは、他人には見せないし、何を書いたか、いう必要もありません。もちろんいいたい人は言ってもよいけど。

自分の傾向がすごくよくわかるなあ・自分のきもち次第なんだなぁって思った・意志が必要なんだ、って感じた・子育て中でできないこと、でもしたいこと、が並んでるわ・したいこと書き出してみたら、結局は体力がそれをするのに、あるかないか、だ・自分のしたいことは、自分と家族のことだけで狭いなあ・行きたいところばっかり!行けてないことへの裏返しみたい、、などなど、そのリストを見ながら語り合いました。

このワークショップ、何年か前にWOWでしたことがあります。そのときは、20のしたいこと、だったので、もっと必死に!したいこと20個を、うんうん言いながらひねりだしたものです。時間も20分くらいかけて考えました。何年ぶりかでして見て、我ながら、あ、あの時と違う、すでに実現できたこともあるし、自分の関心がいまどこへ向かってるかも見えて、だから私自身、してみてよかった。

書き出すだけより、やっぱり書いた後の分類&感じたことを互いに言いあう時間、これが大事、ってあらためて思う。自分のしたいことの、またはすべきことの、優先順位も、おのずと整理されて見えてくるのが、いい。だから一人でするより、仲間としたほうがいいんだろうな、ひとの感じ方を聴きながら、また、自分にも還して行けるから。

15のリスト、日記に書き写しました。一年後に、これのいくつができてるかな、または前に進んでるかな。いきなりのワークショップにおつきあいくださったかたたち、ありがとござんした。

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2006年8月30日 (水)

蟻の兵隊・ロングラン!

今日は夏休み最後の紅茶です。朝方激しく雨が降ったので、昼間も心もち涼しいかな。いちおうアイスティーの用意もしましたが、ひさしぶりの熱い紅茶もいれようかな。(暑い間の「紅茶の時間」は、紅茶ならぬ冷たい「韃靼そば茶の時間」だったり「麦茶の時間」だったりしてます。看板に偽りあり、じゃ。)   ★わが家の夜はこのごろ、窓を開けては寒すぎるくらいの涼しく、寝やすい夜です。都会のひとにわけてあげたいよ。

またまた映画情報。鹿児島のみさこさん経由で、「蟻の兵隊」監督さんからのメッセージ。

****↓*****

おかげさまで渋谷シアター・イメージフォーラムでの上映は
9月も1日5回つづくことになりました。(終映日未定
13日(水)には、奥村さんをふたたび劇場に迎えて
ティーチインを行う予定です。
このようなロングランになるとは全く予想していなかっただけに
上映を支えてくれた皆様に感謝の気持ちで一杯です。
僭越ですが、いまこの時、大事な映画だと自負しております。
どうか皆様の手で「蟻の兵隊」をロングセラーにしてください。
今一度の応援よろしくお願いいたします。

・・・・・・・・・・・・・・・・転送大歓迎!・・・・・・・・・・・・・・・・・・

☆全国各地での上映も続々と決まっています。

大阪:第七藝術劇場(公開中)
京都:京都シネマ(9/2~)
福岡:アジアフォーカス福岡映画祭(9/18・22・24)
札幌:シアターキノ(10/14~)
仙台:仙台フォーラム(10/21~)
広島:アステールプラザ(11/9)
山形:山形フォーラム(11/11~)
沖縄:桜坂劇場(11/11~)
名古屋:シネマスコーレ(11/18~※アンコール上映)
福島:福島フォーラム(11/25~)
青森:八戸フォーラム(12/9~)
三重:四日市中映シネマックス(12/9~)
岩手:盛岡フォーラム(12/23~)
新潟:シネウインド(12/23~)

詳しくは公式HP http://www.arinoheitai.comをご覧ください。

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2006年8月29日 (火)

六ヶ所からパレスチナまで

このところ、お知らせが続きますが。
   *****
9月16日からは、日本の映画館では初!上映の、「六ヶ所村ラプソディー」が金沢のシネモンドで。29日まで。
初日はカマちゃんこと鎌仲ひとみ監督のトークつきです。10:10~12:50
同じ日に、「ガーダ パレスチナの詩」もはじまります。
古居みずえ監督のトークつき。13:00~15:25

どちらもトークつき上映には、1500円の前売り券が必要です、あらかじめシネモンドに行って、おもとめくださいね。
この日は、私は出前の注文がはいっていたのでいけないけど、まだ見てない「ガーダ」は、上映中にきっと見に行きます。あわせて「マリーン・ゴー・ホーム」も。
くわしい上映時間は、紅茶のブログから、お気に入りリストのシネモンドをクリック。
   ****
映画だけの前売り券は紅茶にあります。
一回分1300円、2回分2200円(二人でいっしょに見るのでもいいんだよ)
シネモンドのtel:076-220-5007
**********

関西のpeaceMLに、こんな情報が。
京都のかた、9月3日に「ガーダ」の上映がありますよ!
      ↓
『ガーダ パレスチナの詩』
(日本/2005年/アラビア語、英語/カラー/ビデオ/106分)

●日時:9月3日(日)午後1時30分~上映 2006年
          (開場 午後1時20分)
    ※上映後、監督からのビデオメッセージあり!
      会場からの意見・感想交流タイムあり

会場:ひと・まち交流館 京都 大会議室(2階)
   (河原町五条下る 東側)
   京阪「五条」駅下車 徒歩8分
   地下鉄烏丸線「五条」駅下車 徒歩10分
   会場TEL:075-354-8711
案内:http://www.hitomachi-kyoto.jp/access.html

参加費:一般 1200円 学生ほか収入の少ない方 1000円
主催:『ガーダ パレスチナの詩』を京都で観る会/
    ピースムービーメント実行委員会
問い合わせ先:TEL 075-751-0704(山崎) 夜間21:30~22:30
       E-mail:ANC49871@nifty.com

◆作品詳細情報(オリジナルホームページ)
http://www.ghada.jp/

◆ストーリー(作品概要)
 それまで普通のOL生活をしていた古居みずえは原因不明の病魔に襲われ、
一時は歩くことさえ困難となる。真剣に人生と向き合っていなかった自分を悔
やむ。そして奇跡的な回復。「一度きりの人生。何かを表現したい」フォト・
ジャーナリストへ転身し人生を大きくシフトさせた。
 古居は、パレスチナの人々と生活を共にしながら、女性や子供たちを中心に
取材をはじめた。半年近く定住することもあり、難民キャンプの人々から親し
まれた古居は、ガザの人々から「ミツ」と愛称されるようになる。パレスチナ
・ガザ地区の難民キャンプで、本作の主人公ガーダと出会ったのは、ガーダが
23歳の頃である。英語が堪能な彼女は古居の通訳となる。ガーダが結婚を目前
にし、古い慣習に反発していることを知った古居は、彼女にビデオカメラを向
けた。以来12年間、撮影された映像は500時間を越えた。
 本作はガーダの23歳から35歳までの、結婚、出産、そして自ら故郷への旅を
歩み始める現在までが描かれる。
 ガーダは、古い慣習が残るパレスチナ社会の中で、自立を探求し、さらには、
イスラエルによって土地を奪われる以前の、パレスチナの人々の暮らしや戦争
体験を掘り起こそうと聞き書きの旅をはじめる。ふるさとの料理を訪ね、歌い
継がれてきた素朴な詩歌を掘り起こし、次の世代にパレスチナの記憶を伝えよ
うとする。

【プロフィール(監督)】
古居みずえ(ふるい みずえ)
1948年、島根県出身。フォトジャーナリスト。
アジアプレス・インターナショナル所属。
1988年よりパレスチナのイスラエル占領地を訪れ、パレスチナ人による抵抗運
動・インティファーダの取材。パレスチナの人々と生活を共にする中で、特に
女性や子どもたちに焦点をあて、取材活動を続けている。93年にはボスニア・
ヘルツェゴビナ、98年にはアフリカのウガンダ、インドネシアのアチェ自治州、
2000年、2002年にはタリバン政権下とタリバン崩壊後のアフガニスタンを訪れ
る。イスラム圏の女性たちの取材や、アフリカの子どもたちの現状を取材。新
聞、雑誌、テレビで発表。著書に「インティファーダの女たち」(流彩社)、
写真集に「瓦礫の中の女たち」(岩波書店)など。

●映画へのコメントより

渡辺えり子さん(女優・劇作家)

 パレスチナの人々は、よく笑い、歌い、ユーモアがあり、明るい。まるで、
私の古里の家族や親戚の親しい人々とそっくりである。何の罪もない私の家族
が、一人ずつ殺され、家を破壊され、長年愛でてきた畑や果樹園を突然に破壊
されてしまったとしたら。そしてそれが何十年も続いていたとしたら。
 これは私たちにとてもよく似た家族の現実である。そして、あきらめずに生
きようとする私たちにとてもよく似た女性たちのドキュメンタリーである。古
居みずえさんの勇気とダイナミックな優しさに震えが止まらなかった。古居さ
んの感性は私たちが女性であることに誇りを持たせてくれる。涙が溢れ、怒り
が込み上げるが、何度も笑った。とにかく見てほしい。私たちが空気のように
感じている当たり前の日常がどれほど恵まれたものであるか。そして誰にもそ
の日常を奪う権利はない。なんとかしなければ。しかし、その前にこの宝石の
ような映像を見て欲しい。

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すごい祭がはじまるよ

9/8(金)~11(月)、北陸の霊峰白山の麓、獅子吼(ししく)高原(石川県白山市)で、
ピースギャザリングとよぶ平和のつどい、「白山虹の祭」がひらかれること、すでに予告編済みでしたね。

なにやらすごい顔ぶれのひとが、全国から獅子吼にあつまってくるのですって。
そこでキャンプをしながら、歌や踊りや、そしてじっくり考えるトークライブやフォーラム、ワークショップなどなど。
    *****
その中味を、ただいま煮詰め中らしく、くわしいプログラムはまだきまってないのけど、
すくなくとも10日には、未来バンクの田中優さん(ap-bankの、ある意味、生みの親)と、「ヒバクシャ」「六ヶ所村ラプソディー」の映画監督・鎌仲ひとみさんとのトークがあるもよう。

どちらのお話も、べつべつには聞いてるけど、二人のジョイントが楽しみ!
ほんとにすてきなひとたちですから。
   *****
私は11日に、川田龍平くんと語り合う予定です。平日ですが、獅子吼で会えたらうれしいな。9・11の日でもありますし。
   ****
仕掛け人の一人、富山のこうちあきおさんは、これまでにも富山のピースウォークやアースデイや、もっとまえの「いのちの祭り」「rainbow2000」「虹の祭」などにかかわってきた、やわらかくて、行動力のある、そしてたくさんのひとネットワークを持っているひと。
そのこうちさんからのメッセージ。
            ↓
「そこで得た学びやつながりにリスペクトし、しっかりと受け継いでいきたいと願い、
現在、地元鶴来町や、白山の水をいただく石川、富山、福井、飛騨の
若い仲間たちと一緒に準備を進めています。

今回は、ステージやダンスで楽しむばかりでなく、トークやワークショップなど、
ちょっとまじめな企画もなかなか充実しているのが特徴です。
stop rokkashoや、オルタナティブな未来について、明らかにしていきます。
また私たち一人ひとりにとっても、素晴らしい仲間たちに囲まれながら、
理想の世界を感じ、理想の自分としていられるような、
そんな集いになればと願っております。
お子さん、赤ちゃん連れ、妊婦さんでも安心して遊べると思いますので、
ぜひご家族皆さんでいらして下さい。
また、キャンプが苦手な方は、近くに民宿が数多くありますので、そちらをご利用ください。
(鶴来観光協会 tel.0761-92-1111)」と。
             *****
トークはパーク獅子吼のふれあい館でおこなわれるので、出入りも自由。
スカイ獅子吼にいくにはゴンドラ切符料金がいりますが。
4日間、ごみをださずにすごそうと試みることも、石川ではまだまだ画期的なこと。
HPはこちらです→白山虹の祭
http://hakusan-niji.jp

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2006年8月28日 (月)

ふくりゅうすい

金森さんと、金森学級の一年を追ったドキュメンタリー番組をつくったNKHの嘉悦さんと、作家の重松さん、それぞれのトークと3人ジョイントのお話を聞きにいってきました。

伏流水、と言う言葉は、一番バッターの嘉悦さんのお話のなかから。地上を流れる水が、ある場所では地下に入り込んで流れる、それが時には、湧き水となって地上にわいてくることもある。教育ってきっとそういうこと。時間がかかる、結果はすぐには出やしないよね。

金森学級の4年生が、いかだをめぐって大人の理不尽にたちむかう場面がある。必死に必死に、何か言わなくちゃ、立ち向かわなくちゃ、と想いもまとまらぬまま、こわさもいっぱいかかえたまま、言葉を探すその真剣な表情が、言葉以上にきもちを伝えてた。

放映されたその場面とは別に、テレビではオンエアされなかった、その男の子への5分間インタビューが、会場で流されました。

金森先生は、おっかない先生だし、こんちくしょーって憎らしい時も、きらいな時もいっぱいある。けど、けど、ほかの先生とちがうとこがたしかにあるんだ。自分の話を最後まで聴いてくれる。どんなカーブの変化球をなげても、途中でわかったふりして受けとる用意をしない、最後までその球を見ていて、受けとめようとする。ほかの先生だったら、途中までしか聞かないで何かもういいだすけど、それをしない。最後まで聴くこと、人を(自分のことを)信じてくれてること、そこが違うんだーーー。

その男の子が話してる途中から、そうや、うん、そうだ、これが言いたかったんだ、と表情が変わってきて、確信もって言葉をつむぎだすあたり、ほんとに、人は自分のいいたいことをいえたとき、言いながら自分の胸にすとんと落ちる言葉を探し当てられた時、こんなにも自信に満ちた、うれしそうな顔になるんだよなあ、って思った。途中でさえぎられると、バッテリーエラー起こしちゃうとか、言葉ときもちのキャッチャーとか、この子の言葉の辞書と感性がまたとっても個性的で。

嘉悦さんもいってたけど、この5分インタビューから、ほんとにすごい貴重なもの、もらった気がする。普遍を言ってるよね、この子。それを言葉にできたのも、きっとひとつの伏流水の湧き水なんだ。

嘉悦さんは、もう何年も前に京都紅茶を訪ねて、そこから紅茶のことを知って、津幡のふつう紅茶にも一度いらしたことのあるかた。ひょうひょうと軽く動いて、でもこの方自身の感性もいいなあ、学級に一年間通ったことで、いっぱい感じて成長したとこもあるんだなあ、って思った。僕自身の育ちを考えた、って言ってらしたものね。

金森さんが梅雨の時期に校庭でくりひろげる泥んこサッカー、それを見て、おもしろそう!とやってみても、ああはいかない。それは、4月5月にその子たちとクラスで何をしてきたかが問われてるんだ、と金森さん。これをするんだ!という必然と信念、そこへ行くまでのていねいな過程があるかないか。

この話もまた、ひとつの普遍、と思いました。自分が何かするとき、動く時、若いころは、必然なんて考える余裕もなく、ただ動いていた、直感だけで。それがもちろんよかった場合もたくさんある。でも、いつごろからだろう、その”必然”を日々の積み重ねの中からふっと見出して、次の一歩を踏み出しすときの「お守り」や「確信」にしてる自分がいるのに、なんとなく気づくようになった。それを見つけられたとき、動いてる自分に安心できる。

子どもと一緒に、子どもが自分で自分をとらえることができるようになる手伝いをすることが、教育の目的のはず。でも今は、教育のとらえ方が違ってきてる。学力向上がその目的にされようとしてる。子どもへの評価のまなざしもきつくなってる。子どものキャッチャーに学校がなりにくい状況がどんどん進んでる今だからこそ、親たちがそのバックネットになること、先生とつながることが必要なんだ、と、教育基本法が変えられようとしてる危機感もこめて、金森さん。子どものために、一歩踏み出してほしい、それができないならせめてその位置でふみとどまって、とも。

*****

野々市から大急ぎで、講演会にきていた広島のTさんといっしょに紅茶にもどってきて、玄米をたく。行くよ、と言ってたひとがこれなくなったらしく、この日のナイト紅茶は私たち夫婦とTさんだけかも、でもあわただしかった今週なので、はじめてゆっくりTさんと語れるかな、と。ご飯も食べ終わったころ、医科大のA&Tコンビのお二人。遅めにきてもこの夜はめずらしく食べるものが豊富にあって、ほっ。出前の打ち合わせなどもあり、Tさんとの語りは時間切れのまま尻切れトンボになって、それが心残りでした。

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2006年8月26日 (土)

行くこと・行けること

23日は、紅茶ぶどう狩り。紅茶まできたFくん、ごめんね、高松町の細川さんちにいました。この日はおとなだけで30人、小さい子達はおそらく20人以上、いつにもましておおにぎわい。

持ちよりおはなし会では、能登のヒロさんが、絵本読みデビュー!(といっても、4人の子どもたちに10数年間、毎晩よんできてたよ、それ以外の人の前で、っていう意味ね)。広島から来た武田さんがヒロシマの絵本「とうろうながし」を、わたしは、まついのりこさんの「あの日の空の青を」からひとつ朗読。細川さんは、戦火をいきのびたクマのぬいぐるみ、「オットー」の絵本を。たのしいてあそびや、むかしばなしにくわえて、毎年ここでは平和や戦争の絵本が読まれる。お母さんたちの、子どもたちの、心に確実にヒロシマやゲンバクや平和、というメッセージはこの場所から伝わっているね。

まついのりこさんのおはなしは、ちいさいこにはきっと難しかったろうけど、聞いていた一人のお母さん、さっそく、「あの日の青い空を」を津幡図書館にリクエストしてくれました。

****

東京で庭師を必死にしてたせいか、月曜から体中かゆくなり、24日、ついに皮膚科へ駆け込む。私は、ひごろ使わない殺虫剤(つまり環境ホルモンいっぱいの農薬。地球にごめん)にかぶれたのだとばかりおもってたけど、どうやら虫刺され。からだじゅうまだらぶちのスウさんになるかとおそれましたが、どうやら峠はこしました。

夜は小松の、ある団体婦人部の学集会への出前。ひととコミュニケーションする、ということにはきもちをわけあう、ってことがまずその前提。情報のやり取りだけではコミュニケーションにはならない、と私はおもってるので、聴く練習、話す練習としての、しあわせまわしのゲームなどもいれて、自分との、家族との、ひととの、対話について語りました。また、自分と違う意見の人との対話のことも。

まったく知らない場所への出前でどうなることかと内心おもってたけど、笑い声いっぱいでほっとする。お世話くださった方は、一ヶ月前にお母様の入院、手術、付き添いで寝泊りの日々、という大変ななかでの準備だったから、その分いっぱい気をもまれたことと思う。ありがとうございました。

*****

金曜日はちゆゆ(これはいのちとからだのほねやすめ)、午後は七尾9条の会のうちあわせ、と連日動いている私。でもとってもふしぎなことに、あの暑い東京でも、帰ってきてからも、元気。どうしちゃったんだろ、今回は出前はなくて、自主参加のものばかりだったのも疲れない原因のひとつだろうけど、元気にうごけることを本当に感謝します。

*****

それにしてもなぜ今、東京まで出かけてゆく懸命な私がいるか。そのひとつは、早乙女勝元さんのお話の中の、「一なる声」という言葉が、「みなさんがこの夏をどう過ごすか、今とても大事な時ですよ」といわれた一言が、私の奥深くまで響いたせいだろうと思う。ますます9にとって、平和にとって、あぶない時代にはいってゆこうとしている今、この夏をどうすごすか、そのことをとても考えた。

東京の憲法フォークジャンボリーに参加しよう、「蟻の兵隊」を見よう(11月3日に金大の9条ネットで上映するらしい!)、たまtsukiで正木高志さんのお話を聞こう、と思った私がいる。そして、時間や旅費や、まあさんの支えがあって、行ける状況の私がいる。行きたくても行けない状況のひとがいっぱ~いいる中で、行ける私は、行くというより行かしてもらえるのだ、って思った。またまたいっぱいの、ありがとうだ。

行ってこれたことの、お返しを、だから少しでもしたい。見てきたこと、感じたこと、知ったことのほんの一部分でも、還したい。その場所のひとつが、たぶん、ここなんだろうね。読んでくれるひとがいることのありがたさにもお辞儀したいです。

*****

今日は、ナイト紅茶。もどってくるのが5:30過ぎると思うので、玄米たき上がりがいつもより遅くなりますが、いらしたかたたちとゆっくり、夏のゆうべを味わいながら過ごしましょう。

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一なる私、そして最近の本たち

きのうは暑い中、七尾から3人のすてきな能登の女性がいちどにみえて、9の出前のうちあわせ。
戦争体験もないし、憲法の専門家でもなんでもない、一なる私が、これまでにいろんな方のお話きいて、本読んで、学んだこと、はじめて知ってびっくりしたこと、そうだったのか!と納得したこと、そうやって貯金した知識の「いいところどり」を、またそこから私なりに考えたことを、せいいっぱいお話してみなさんにお分けするから、当日いらしたみなさんにもひとつでもふたつでも、「いいところ」を持ち帰ってほしい、そしてほかの人にきっと伝えてほしい、って強く思いました。
     ****
一人ひとりが、憲法を自分にひきよせて、語る自分なりの言葉をもつ。
9(の精神)を生きるってどういうことか、
ほんとにこのこと、9 teaをつくってからますます思うようになったのです。
22日の安部さんの発言をきいて、ますますそう思う。
     *****
安部さんがテレビで、私たちの自主憲法を持ちましょう、というとすごくかっこいい。知らない人は、中味を確かめずに、また、憲法の生い立ちも知らずに、へえ~、今までのっておしつけだったんだ、そりゃ自前の持つほうがいいにきまってるじゃん、といいそうだね。
自主憲法の中味は、軍隊をもつことで、アメリカと一緒になって、アメリカが介入する世界のどこの戦場へも日本の若者を兵士として送ることができることにつながっている。このことをとくに、息子をもつ若いお母さんたちに知ってほしいよ。
日本はただ、アメリカに守ってもらってきただけ?ほんとにそう?アメリカにとって、米軍基地のかっこうの場所を提供し、兵士に対しての思いやり予算を、ドイツの12倍、韓国の6倍もはらってくれる、また、アメリカの国債もたくさん買ってくれる、日本くらい都合のよい国はないよ。
   *****
東京に行ったとき、本屋さんで
井上ひさしさんの「子どもにつたえる日本国憲法」を買いました。
届いたばかりの「通販生活」にど~~~んと、おすすめ本としてでてた。いつもながら、「通販生活」の凛とした姿勢と、同時にユーモア、感心する。今月号には浜岡原発とめて、の署名用紙もくっついてました。
先週のマガジン9条でも、この本、いいよ!とでてましたね。
いわさきちひろさんの絵とあわさって、とてもわかりやすい、こどもに手渡せる
憲法の本です。
  *****
もう一冊、太田光さんと中沢新一さんの対談本「憲法9条を世界遺産に」も見つけた。
太田さん独特のものの見方、鋭い言葉のセンス、「私が総理大臣だったらーー秘書田中」のテレビでも、いつもほんとにすごい切り口で語ってる太田さん。彼がつぶれないように、彼だけに語らせないように、中沢さんにはそんな思いもあったという。
私も彼をつぶしたくないよ、毒もあるけど、毒あってこそのお笑いだし、真実をわずかなすきまにつきさせる力を持ってるすごいひとだと思う。
爆笑問題の「戦争論」よむと、太田さんがいかに勉強してるか、歴史を読み込んでるか、わかる。
  ****
世界にふたつとない、まれな奇跡の憲法、9。
それこそ世界遺産に登録して、誰にも壊されないように、手をつけられなくしたい。
と同時に、残して高い台にのせるだけでなく、
9を自分のものにして、日常の暮らしの中でも、生き生きと使いこなす、わたしはそのこともめざしたい。
あ、もちろん、太田さんは「遺産」という言葉をわざわざ選んで、使ってるのだけどね。
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注文していた鎌田實さんの「この国が好き」、紅茶玄関本やに並びました。
よかった、ナイト紅茶の今日にまにあって。

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2006年8月23日 (水)

きもちリセット

東京からもどった日は結ともの日。今回は人数が少なかった分いつもなら、さりげなくほかの人に話すチャンスをゆずって自らは聞く側にまわってしまうひとが、ふだんより多めに自分のこと、自分の課題を語って、それがなおよかったな。

病気の家族を、絶対に家族だけでみんなん(みなきゃならない)って思ったらしんどいけど、本当にたいへんなときは、ほかのだれかがそっと手をさしだしてくれる、助けてくれる。助けられた方はもとより、助けた方もまた、そのことでもっと生かし生かされる、そういう関係性のすばらしさに聞き入った、この日の結ともでもありました。それは偶然そうなったのではなく、やはりその人が年月かけて、回りにそういう人たちの輪をつくってきたからだよ。ね、Mさん。

月に一度のこの時間は、ひと月間の自分のきもちを交通整理して、リセットする大切な時間、だとのこと。わたしにとってもそうだと思う、そこに集まった人たちの課題や問題を聞きながら、それを私にも置き換えて、自分だったらどうするか、どううけとるか、どうたてなおすか、を常に問われる貴重な時間です。

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ただいま

22日の朝、帰ってきました。東京にいる間は、毎朝早起きしてにわかにわし(庭師)、6月に切り残した庭木を思い切りよくばっさばっさ。6月は、ハッパが密集して毛虫がびっしり!鳥肌たてながら、木をできるかぎり切り、虫と格闘?!今回は虫はいなくて、サウナみたい汗をかきかき木を切り、帰るときには庭の顔がすっきり散髪したての坊やみたいになって、よしよし、と自己満足。

今話題になってる「蟻の兵隊」、見てきました。@渋谷イメージフォーラム

80歳の奥村さんの、真実を追究せずにはいられない執念と信念。軍隊は、国民を守るためには決してなくて、国を守るものとしてある。けれどもその国は、位が上でない、蟻のような兵隊たちのことは、簡単に見捨てる。その一方、位が上の軍人はうまい手をつかって、蟻の兵隊を置き去りにして、さっさと国へ帰ってしまう。国に棄てられた兵隊としての証拠をあつめて、蟻の兵隊たちは裁判を起こすのだが、、。

中国まででかけていった奥村さんが、あるときふっと自分の中の「軍隊」を発見して、はっとする場面。命令で中国の人を殺したことがある奥村さんに、日本軍に慰安婦にされたひとが「あんたは悪い人には見えないよ、私に正直に話してくれたから」という場面。でも奥村さんは、自分の妻には、戦争のことはほとんど話したことがないという。

映画のはじめのほうで、奥村さんが当時の宮崎参謀を病室に見舞う場面がある。脳内出血でたおれて、おそらく何ももうわからないだろうといわれている90おいくつのその方の、いったいどこにそんな力が残っていたのか、苦しげな大きな声を、くやしい無念のうめき声を、奥村さんの声と言葉に反応して、何度も何度も。かたわらの娘さんもびっくりして、まあ!きっとわかるんですね、と驚きの声をあげる。

娘さんである増本(旧姓・宮崎)敏子さんは、「きもち」の本に出てくる、姉が遺言状を作るときに立ち会ってくださった弁護士さん。私が中学3年生のときからのおつきあいで、今もいのみらをていねいに読んでくださっています。先日、「蟻の兵隊」をぜひ見てください、とお便りをいただいたばかりでした。

こういう状態の父親をひと前に、という娘のきもち、けれどもこのままでは死んでも死に切れないという想いをかかえているだろう父を、わかってあげたい娘のきもち、それが痛いほど、映画から伝わってきました。

ちいさな映画館に、平日ですがたくさんのひとでした。お年80歳くらいのかたも、意外に若い人も、列になって次の上映の順番を待っていました。HPをみたら、学生さんや若い人も、この映画の上映を応援してるんですね。どこかで観れそうでしたら、ぜひ、この映画、観てほしいです。

「蟻の兵隊」公式HP http://www.arinoheitai.com

「蟻の兵隊を観る会」ブログ http://blog.livedoor.jp/the_ants/

重たい映画にはちがいありません。映画館の出口あたりで若い女の人と目があい、思わずこの映画について何か言葉に出したくなって、話しかけました。彼女もなにか話したかったのですって。ひとりでこのままきもちを出さずに帰るのがしんどかったかもしれない。渋谷の駅まで、電車のなかまで、二人で話していました。杉並区で先生をしているひとでした。いのみら通信をおおきな名刺代わりに手渡して、この彼女ときっとまた逢えそう、って思いました。

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その足で、池袋の高坂さんのお店「たまにはtsukiでも眺めましょ」に。熊本でお茶のアンナプルナ農園をしている、そして「木を植えましょう」の著者でもある、正木高志さんのお話が聞きたくて。この本、正木さんの友だちである松浦さんが、まあさんにプレゼントしてくれたのです。

木を植えるって、いったいどうしてこんなにもうれしいことなんだろう、という正木さんの語り口、やわらかくて、どこか少年のようで、ときどきつぶやくような歌がはいり、また語りにもどり、それからまたすこし歌って、ピースナインのこともしっかり話されて、希望も語って、不思議な感覚の2時間でした。

正木さんもまた、9月の白山虹の祭りに見えてお話されます。たぶん9日に。

たまtsukiでは、oliveさんの親しいおともだちといきなり出逢えて、これにもびっくり。しかおるさん、という彼女ともそうでしたが、正木さんのお話の前もあとも、お店にあつまった人たち同士、互いにあなたはだあれ?と親しく尋ねあう雰囲気が自然にできていて、これって、高坂さんのお店の持っている場のちから、なんだと思う。ほんと、高坂さん、いい仕事してるね。虹の祭りではスタッフのひとりでまたいっぱい、いい仕事をするんでしょう。

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2006年8月22日 (火)

上野での二日間

上野不忍池のとなりの上野水上音楽堂で、「憲法フォークジャンボリー」。9条への、いのち、平和への、熱い想いをそれぞれに表現するたくさんのひとたちと、一同に会した二日間!クッキングハウスのみなさんが、会場のあちこちですっごくうれしそうに迎えてくれて、こっちも汗がふっとぶうれしさです。

それにしても、ほんとにいろんなかたちの表現があるもんだ!と、そのことに感動する。笠木透さんと雑花塾、その笠木さんとであったことから生まれたのだろう、日本各地の、地元のフォークグループ(石川からも、でえげっさあが参加)のひとたち。踊りあり、太鼓あり、ひとり人形劇場あり、ロックあり、アフガニスタンの子どもたちも登場、かと思えば、永六輔さんがいつのまにかステージでしゃべってる、「9条だけじゃなくて、99条もちゃんと知ってくださいよ、憲法を守らなきゃいけないのは、誰と誰か」と。←天皇や総理大臣、国会議員、公務員、国側の人は、憲法を守らなきゃいけない、と書いてあるのが99条です。

パギヤンこと、趙 博さんの「ヨイトマケ」は、迫力あったなあ!高石ともやさんの歌、久しぶりに聞いたよ。寿のナビィさん、あの歌声と立ち姿でぐ~っと会場のみんなの心をしっかりつかんで「前を向いて歩こう」や「シャローム サローム」(9月の白山虹の祭りにも来てくれるよ!)。松浦さんも、いつかクッキングハウスで歌っていただきたいわ!と。うんうん、ほんと、寿の歌は元気と力がいっぱいわいてくる。

舞台の4人がきもちを一つにして、横山茂さんが歌いだす。澄んだ歌声にほっとする。アコーディオン弾くのは岡田京子さん、4月の金沢でのコンサートではじめてお逢いして以来だけど、川越紅茶ともクッキングハウスとも前からつながっている京子さん、メールで何回もお話してるので、何だかもうずっと前から知ってるかたのような気がする。

私の持っていった虹色のpeace旗(表に9と、ティーカップ、裏には私の家族の暮らしのpieceを縫い合わせた旗)を、福岡から来た家具職人のUくんが、きれいだからもっとみんなに見てもらおう、と表からも裏からもみえるような高い位置に飾ってくれて、その下をくぐりぬけるひとがみんなふりかえって見てくれる。そのなかに、この旗、僕らがつくったんです、と言う人があらわれた。ピースグッズ・プロジェクトのひとでした、「いやあ、こんなふうに工夫してオリジナルの旗にしてくれて、うれしいなあ」と。いやいや、こっちこそピース旗の親とご対面できるなんて思ってもみなかったです。

思っても見なかったこと、もうひとつ。クッキングハウスのみんなと一緒に20数人でステージに登って、「八丈島」と「不思議なレストラン」を歌ったこと!しかもなぜか松浦さんのとなりで、手つないで、大声で歌っていたよ、歌いながらしあわせなきもちでいっぱいになったよ。クッキングハウス合唱団は、浴衣姿あり、アジアの服あり、Tシャツあり、のバラバラで、このバラバラさ加減が、9が今の9であればこそだなあ、って実感した。←笠木さんもそのこと、言ってた。9が変えられたら、こんなてんでんばらばらを許さない、認めがたい空気が、だんだんと充満してくるだろうから。

peace 9のコンサート、平和やいのちのいとおしさ、かけがえのなさ、憲法そのものをうたいこんだ歌も多い中で、2日目の終わり間じかの歌は、さあ、心がまえはできてるか、お国のために命を投げ出す覚悟はできてるか、と迫ってくる歌で、胸がしめつけられそうにリアルで、でも、9を失う、ってこういうことなのだよ、わかっているか?と突きつけられました。美しいうた、やさしいうた、グサリと胸を刺すうた、歌にはやはりちからがあるなあ。

18日ははったんとゆっくり、そして19日は岡田京子さんとたっぷり、間にステージの音楽をはさみつつ、途中にまたいろんなひととの出会いもまじえつつ、昼から夜までの時間をほとんどいっしょに。そして小松のOさん、奈良のKさん、目黒のMさん、上野で逢えるなんてびっくりだったよ、うれしかったね。

松浦さんはアジアの服からきれいな浴衣にきがえて、総合司会役。クッキングハウスのメンバー、スタッフたちは、歌も歌えばお店の売り子さんもして、大活躍。最後のピースナイン音頭(作曲は岡田京子さんとおつれあいの安達元彦さん)は、舞台も客席も全員で歌いまくり踊りまくりました。生きてることがうれしい!そう思える日々を、これからもかさねてゆこう、たいへんなことがあっても。

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2006年8月18日 (金)

いってきまーす

きのう、東京の知らない方から、お問い合わせ。能登を旅して、二三味珈琲さんで「きもち」の本をみて、帰ってから本やで買おうとしましたが、というメール。すみませんね、本やさんには売ってないので。

翔のふるさとの、能登半島の先っぽの珠洲の、真っ青な海の木の浦の、あの船小屋ショップまでいく、というのもすごいけど、さりげなくおいてある「きもち」の本を手にとって見てくれた、というのも、もっとまれなすごいことじゃ!ここのところ、朝一番に飲むのはきまって二三味さんの珈琲なので、よけいにうれしく、そく、メール便にてお届けしました。

すっかり二三味さんの珈琲のファンになってから(焙煎がちがうのかなあ、ほんとにおいしい)、最近は5袋まとめて注文して送ってもらうようにしています。豆のまま冷凍して、そのつど、挽いてのんでます。二三味さんはもうじきお母さんになる!ので、9月11日から年末まではお休み。あ、そのまえに頼んでおかなくっちゃ。二三味さんのtel&faxは、0768-86-2088です、ご参考までに。

     *****

今まではブログをみれなかったナミちゃんが携帯での、またパソコンとはあまり縁のなさそうだったヒロさんも、紅茶なきもち読者さんになったんだって。うれしいです。リアルタイムにちかいとこで想いを共有できることが。

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今日の朝の電車で東京に。そのまままっすぐ憲法フォークジャンボリー・ピースナインコンサートに@上野水上音楽堂。

コンサートの司会は今年も、クッキングハウスの松浦さん。待っていますよ~、とおとといお電話。川越紅茶の38コンビこと、はったん、三ちゃんとは、18日のお昼ころに、岡田京子さんとは19日のお昼ごろに、音楽堂の会場であえそう。

名古屋のバンドエイドが、自衛隊をイラクに派遣したのは違憲です、の訴訟の会のニュース最新号をたくさん送ってくれて、今号は特にわかりやすく中味の濃いニュースなので、これも上野で会う人に手渡してくるね、>バンドエイド、モンゴルに行く直前に大急ぎで送ってくれたんだね、おかげでまにあったよ、ありがと。

月曜日に見に行こうと思っている「蟻の兵隊」、とても話題になってるようです。こういう地道な記録映画に関心が集まる、っていうのが、うん、大事なこと。国が軍隊をもつとき、守るのは国民ではなくて、国であること。国体のために、兵隊は、見捨てられること。この映画は、その証拠の一つでもあると思う。

絵本「戦争のつくりかた」の中の言葉、

   人のいのちが世の中で一番たいせつだと、

   今まで教わってきたのはまちがいになりました。

   一番たいせつなのは、「国」になったのです。

を、ふたたび現実のことにしてはならない、と心から思います。あたらしい首相になる人は、憲法を変えるといっていますし、それは軍隊をもつということ。勇ましいことは確かにかっこいいです。愛する人を守るために戦う、でも、戦争って、ほんとにそのためだけか、と、見えてない部分にしっかりと目をこらしたい。

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2006年8月17日 (木)

人間交差点

お盆休みにかさなる紅茶は、やはりいつもと違うひとが見える紅茶です。はじめてみえたご夫婦。はいるまでずいぶん足踏みされたよう、そうだよね、私のこともまったくなんにも知らないんだものね。

富山のほっとスマイルの宮川くん経由で。そこで出逢ったひとたちを信じられたから、次につながる。ほんと、どこで、誰に出逢うか、って大きい。思いってきてくださったかたに、私もまたていねいに次につなげられたらと思う。

この日は、5ヶ月ぶりで逢いたかった人が、思いがけなく来てくれました。初対面のご夫婦と、すぐさまどこかに苦しみの接点を感じたのでしょう、自らすっと自分を開いて話してくれました。

長い間、悲しみや苦しみをくぐり抜けてきた先輩は、年令も事情ももちろんちがうのだけども、現在苦しんでいる見知らぬ後輩に、どうしてこうもやさしく、また適切な、言葉かけをしてあげられるのだろう、と、聞いている私のほうが胸が熱くなる。このひとにしたって、まだまだ大変な状況にあって、涙のかれることがないのに、、。

遠い近いじゃないの、自分にあうところ、自分に合うひとを見つけること、カウンセラーのとこにいって、会って、自分が苦しくなる一方だったら、あ、このひとは自分に合わないんだな、あうひとを自分で選んでいいんだな、って思えるようになったのよ、と、自分の体験と、失敗と、学んで気づいたこととを、語ってくれました。

この時間が、はじめて出逢う私たちのためだけに確保されてたことに感謝、もうちょっとでも早い時間だったら、きっと来てもこの話はできなかったね。誰も仕組まない、シナリオがない、人間交差点紅茶の、ちいさなドラマだ、、。

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2006年8月16日 (水)

白山虹の祭

Photo_4 9月8日から11日までの4日間、白山市、もとの鶴来町の獅子吼高原で、なにやらすごいお祭が計画されています。北陸中日にも載っていましたね。

   →  霊峰のもとアートやライブ
来月開催 獅子吼高原の『白山虹の祭』
実行委が内容発表 (北陸中日新聞8月9日)
http://www.hokuriku.chunichi.co.jp/00/ikw/20060809/lcl_____ikw_____003.shtml

白山虹の祭ーー白山麓の入口にある獅子吼高原でキャンプインして、自然とひとが調和しながら、さまざまな表現や遊びをとおして、いのちを輝かせあう平和の集い。セレモニーからはじまって、ライブステージあり、踊りあり、マーケットあり、虹のフォーラムやワークショップあり、という、まだくわしい中味はきまってないけど、話をきくだけでもわくわくしそうなお祭です。

ゴンドラで登るスカイ獅子吼にも、下のパーク獅子吼にも、テントやティピをはって、時間の許すかぎり、いろんな出逢いや語り合いを重ねてゆけそうな、4日間。トークのゲストは、すごい顔ぶれです。「六ヶ所村ラプソディー」の鎌仲ひとみさん、未来バンクの田中優さん、なまけもの倶楽部の辻信一さん、川田龍平くん、詩人のナナオサカキさん、映画監督のてんつくまん、「木を植えましょう」の正木高志さん。歌のゲストには、寿も。ほかにもたくさんの歌い手さんやグループの名前が並ぶ。

富山のこうちさんとか、池袋の「たまにはtsukiでも眺めましょ」の高坂さんとか、金沢のmilkyさんとか、いろんなひとのネットワークが文字通り、ひととひとのネットをつむいでゆく、、。何より、地元・鶴来の若いひとたちが、この虹の祭の準備にとても燃えている、というのがすてきです。

会場にゴミ箱はありません。ごみはそれぞれが持ち帰ること。マイ箸、マイ食器、懐中電灯、ご持参ください、という祭。もっと知りたい人は、これからきまってゆくだろうプログラムを楽しみに、この虹の祭りのHPにどうかご注目。(まだまだ白紙の部分が多いですが)チラシもポスターも、とってもきれいな色!紅茶にもあります、持って行ってね。そして、4日間のどこかに、ぜひ参加してね。私もちょっぴり出ます。虹の祭のHPは、 

http://hakusan-niji.jp/

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2006年8月15日 (火)

8月15日に

朝、目が覚めたらこのニュース一色でした。

やっぱり、今日、行ったんだ。個人のこころと、公の立場とを、ごっちゃにして開き直る小泉さん。その浅さにうんざりです。憲法違反の判決なんか、ものともせず、公約ですから、って。またそれを、約束守って立派、と思う人たちも大勢いる、、、。

命令をだした軍人には罪があるけれど、命令に従ったひとたちの責任までは問いません、というのがたしか中国のとらえ方だったはず、その戦犯のひとたちを靖国にまつってしまったんじゃあ、中国から約束が違う、と抗議うけるのは当然だと思うのです。

本当に小泉さんはどれだけうちらを危険な状況に追いやろうとしとるげんろ。それでいて北朝鮮の脅威があるから9条変えるべきって言うなんて本末転倒にもほどがある!そんな終戦の日やね。

という若いひとからのメールに、はげまされました。

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2006年8月13日 (日)

上野であいましょう

18日、細川さんの「おばあさんのいす」の日ですけれど、、、。

私はこの日、東京へ。18日と19日、蓮根の会が主催する、憲法フォークジャンボリー、別名、ピース9(ナイン)コンサートにいってきます。@上野水上音楽堂

フォーク歌手の笠木透さん(「私のこどもたちへ」や「あなたが夜明けをつげる子どもたち」「わが大地の歌」など、20年以上前から大好きでよく歌います)や、雑花塾のメンバー、クッキングハウスの松浦さん、金沢の金森俊朗さんたちが呼びかけてつくられた、蓮根の会。

先を見通す9つの穴をもち、地中深く根をはって連らなる蓮根と、ピースの名のもとに連帯する草の根の人たちを重ねての、会の名の由来。去年もして、今年もして、いろんなグループがつぎつぎ登場、自分の言葉で9条を表現する、連続コンサート、と言う意味の、れんこん?でもあり。クッキングハウスも出店をするから、またメンバーのみんなに会えるし、去年のコンサートでは松浦さんもレストランの仲間たちもゆかたすがたでピースナイン音頭を歌って踊ったというので、それにもいっしょに参加できそう。

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9teaが生まれてから、9のこと、もっと知りたくなって、いろんなひとの話を聴き、9関連の本たちを読み、なおさら9がまえよりもっとみじかになって、9ーの精神ーを生きたい、と思うようになった私。

きれいごとだといわれても、9という理想にこめられた、不戦・非戦の想いや、アジアとの約束の重み、そして戦争をできない、という装置には力がある、と私は思っています。そのために話しあいを重ねること・相手を聴くこと・9の意味を私メッセージで語ること、を私の一なる声として、ていねいに続けていきたいと思う。

60年前のアメリカの思惑。戦争放棄の9と天皇制をたもつことのかけひき。9をおきつつだからこそ、日本を、自力では再軍備させずに、アメリカの基地化してゆくことができた、この巧妙な技。ならばそのねじれをどうどうと逆手にとって、私は9を手放しません、といいたい。かつて2000万人を殺し、でもこの60年間、戦争では誰も殺してこなかったこの国の一人として。

そして、いくらねじれにねじれて、ぼろぼろよれよれの、みすぼらしい59歳の9でも、現にある、ことがどんなに大きな意味を持つか、そのことを、いっそう実感したくて、ほかのひとたちのさまざまな9表現にふれたくて、ヒントもたくさん見つけてきたくて、思いきって2日間のコンサートにいくことにしたのです。

憲法フォークジャンボリー、検索したらすぐ出てきますが、

http://www.kenpo-fj.org/jimu01.htm←ジャンボリーの公式サイトには、できたばかりのプログラムがのっています。

18日は、笠木透さんと雑歌塾、石川のフォークグループのでえげっさ、それから高石ともやさん、SOSO(生田卍さんは、17.8年前、脱原発のコンサートでうたっていました、たしか。いまは予備校の先生で、金沢にも定期的にきています)ほか、アマチュアグループもたくさん登場します。

19日は、笠木さんたちや、寿、山口の凪の座、横山茂さんと岡田京子さんと安達元彦さん、きたがわてつさんほか。たくさんのみなさん。わーい、岡田さんとまた逢えるのも楽しみ!

両日とも、最後はピース9(ナイン)音頭で、総踊りまくり、になりそうです。おもいがけなく誰か知り合いと上野で会えたらうれしいな、声かけてくださいね。9teaバッヂも、いっぱい胸につけてゆきます。

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東京では、水野の家の庭仕事も今回の大事な一件。池袋の高坂さんのお店「たまにはtsukiでも眺めましょ」にもよりますが、もうひとつ、NEWS23、その他のメディアで取り上げられ話題になっている、「蟻の兵隊」という映画もみてきます。

昭和20年の終戦当時、中国の山西省にいた日本の兵隊の一部が、戦後も残って中国の内戦を戦った、という。兵隊たちは上官の命令にしたがっただけなのに、国からは勝手に中国に残ったとされ、完全に見捨てられてきた。生き残り兵である80歳の奥村さんが、真実をさぐろうとする姿を追った長編ドキュメンタリー。

上京をきめたあとで、この映画のちらしが同封されたお手紙が届きました。映画の中に登場するあるかたは、実は私のとてもお世話になったかたのお父さまでした。ぜひ映画をみてください、というそのかたの想いがつまったお手紙を読んで、さっそく映画館に電話してみると、8月いっぱい上映、とのこと、これまたお恵みのようなタイミングなので、見てきます!

渋谷のシアター・イメージフォーラムにて、上映中 tel:03-5766-0114

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2006年8月12日 (土)

8月23日は、ぶどう狩り紅茶

夏の日の、紅茶や、ほかのお知らせもかねて。

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「たった3ヶ月で」のコメントにも少し書きましたが、東京子ども図書館の「おばあさんのいす」にすわる、日本全国の中から選ばれた5人の”代表おばあさん”のひとりに、細川さんがなられました。8月18日、津幡図書館での「おばあさんのいす」に、さっそく細川さんが座って、おはなしを語ってくださいます。夜7:30~

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23日は、紅茶恒例、紅茶ぶどう狩り&おはなし会です。この日は、津幡紅茶は場所をかほく市高松町の細川さんちにうつして、しています。この日に津幡に来てもあえないよ、ご注意!

10:00~ 細川さんちとなりのぶどう園でぶどう狩り。ランチは、持ちより一品でもお弁当でも可。毎年、細川さんがすいとんをつくって待っててくださいます。

午後は、参加者のなかから、おはなしを語るひとと細川さんとで、当日プログラムをきめての、持ちよりおはなし会。私はことしは、まついのりこさんの「あの日の空の青を」から、おはなしを一つ読むつもりです。

この日は、広島のTさんがぶどう狩り紅茶に参加する予定。文庫やおはなし会の人たちが親子連れでたくさん来ます。汗いっぱいかきながらの、真夏の日のおはなし会。どなたでも。

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8月26日(土)は、2006いしかわ県民教育文化センター主催・夏の交流研究集会

「子どもに輝く未来を残したい」

重松清さん・金森俊朗さん・嘉悦登さん(NHKディレクター)の、講演&鼎談

野々市フォルテ大ホール 1:00~5:00 ちらしとチケット1000円、紅茶にあります。

この県民教育文化センターは、先生たちと市民がお金をだしあって作っていて、電話教育相談や、教育基本法や憲法の学習会、教育基本法をわかりやすくコント仕立てにしたものなど、いろんなことしてます。私も会員です。去年、松元ヒロさんをおよびしての、エンタメ教育基本法のステージも、センターの主催でした。石川の教師とそれを支える市民による、ある意味、すごい集団だなあ、と思っています。27日は、午前午後、と分科会があります(500円)。

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あら!26日のこの日は、な、な、なんと8月のナイト紅茶の日でした。野々市から、お話終わり次第、びゆゆ~~~ん!と帰ってきますが、6時には玄米炊きあがってないかもしれない、どうかごかんべんを。

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里帰り紅茶

さっちゃんと、13年ぶりにあえました。初めての出逢いから20年。

紅茶の前の日に電話をもらって、「あの~、紅茶って今もやっていますか?」。旧姓をきいて、え~~~、ひょっとして、双子姉妹で紅茶にきていた、さっちゃん?!いつのまにかお母さんになっていたんですね。お里帰りの1日、3歳の坊やをつれて、今週の紅茶に。

まさしくタイムカプセル。13年前の、辰口の雑木林のパンやさんとマー君をおよびしての、大雪の日の「とくべつ紅茶」にさっちゃんも来ていて、その日はちょうど「美しい部屋」という雑誌の取材があり、はじめてお逢いするライターのMさんもいて、その日の様子は後日、雑誌に載ったので、おもわずそのページを開いて、二人でみいりました。まあさんも私も、小学生の万依も、さっちゃんも、若!でも、そのひとの持ってる芯の部分ってかわらないのかも。さっちゃんのやわらかな気持ちの空気、変わってませんでした。

しかももっと不思議なことは、この日にとどいた郵便のなかに、そのときの紅茶の様子を雑誌に書いたMさん(彼女とは今も西東京紅茶で時おり逢えてる)の、ひさしぶりの便りもあって、さっちゃんがいる、この日この時届く、このシンクロって一体何?!って思っちゃったよ。

この日、はじめてきた親子さんの5歳の男の子と、さっちゃんの坊やとはもちろん初対面。その二人の間にさりげなく、まあさんが「ウオーリーを探せ」の絵本を差しだす。それからしばらくは二人で夢中になって、ウオーリーを探していました。5歳と3歳、すっかり意気投合、頭かくして尻隠さずの、見え見えのかくれんぼも、この年代には、本当にみえないものらしい。見てるほうも、何倍も楽しみました。別れ際、先に帰ることになった5歳の彼が、3歳の彼に、玄関でおとなっぽく、「また逢おうな!」って。おそらく一期一会、だけど、また逢おうな!って。

娘さん時代から知っている人が、こうして時を経て、お子さんといっしょに訪ねてくれるって、夏休みならでは。しかも今は調布に住んでいる、というので、さっそくクッキングハウスのパンフレットと通信を。今度は東京で、また逢おうな!

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2006年8月 8日 (火)

たった3ヶ月で

7月末にイマジンという大きな本やさんで、何冊かの憲法関連の本を買って以来、すごい勢いで読みまくっていました。
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鎌田實さんの「この国が好き」は、本当に読みやすくて、ひとにも薦めやすい。
自分の言葉で書かれている、9条のあるこの国が好き、という本です。
「日本国の兵隊として、60年間、一人も人を殺していない。
ぼくたちの国、すごいのです」と。
絵本のかたちですが、お孫さんへの気持ちも、息子さんへの気持ちもあふれた、とっても人間らしい本。ひとがそれぞれ、わが子にむけて、身近ないのちにむけて、語りかけるように、9のこと、話していけたらいいのにね。
   *****
「憲法が変わっても戦争にならないと思っている人のための本」は、高橋哲哉さん、斉藤貴雄さんの編・著。憲法が変わるとこの国が具体的にどうなってゆくのか、とてもリアルに伝わってきます。
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今は、内田樹さんたち4人のひとによる「憲法どうでしょう」を読んでいます。
9の、いろんな見方いろんな切り口、多面体の9を読み取ることを、この夏、自分に課しています。早乙女勝元さんも言ってらした、一なる声をあげることの大切さ、そしてこの夏をどうすごすかが問われている、と。秋の国会のことかんがえたら、うん、動かないでいられないのです。

この前、誕生日だったまあさんは、10日間だけの戦中派。ヒロシマの前日に、金沢で生まれました。

このような暑さのなかで、広島では、全身やけどのひと、傷は負わなくても次第に弱っていったひと、あとから広島にはいっていったひと、、。ヒロシマの日の前に、広島地裁で、原爆症と認定された方がたのことが、先日のニュースで。どうかこれ以上、国は控訴などしませんように。

   ****
8月12日、午後4時から香林坊で、「米軍再編、どう思う?」の意見シール投票、ピース仲間と一緒にします。暑いけど、一緒に、という方、どうぞ来てくださいな。5月3日前後にした全国70何か所の市町村でくりひろげられた「9条、変える?変えない?わからない」意見シール投票の、「再編」版です。

*********
3月に島根の松江に出前に行きました。その会場にはこれなかったけど、それがご縁で「きもち」の本を注文してくれて、お知り合いになった島根県浜田市のKさん。市から助成をうけながら、ご自分のおうちで、「浜田のまちの縁側」という場をひらいておられます。HPをみると、とても幅広くいろんな活動してらしていつも感心します。
その縁側で、9条の会にはいってらっしゃる88歳のかたに、戦争体験、兵隊体験をお聞きする会を持ったそうです。ブログにもそのことを、とメールで知らせてくださったので、早速、見にいってきました。

           浜田のまちの縁側URL:
 http://www15.ocn.ne.jp/~h-engawa/

   ****
そのなかにあった、88歳の方の言葉にどきっとしました。
    
 「3ヶ月で文句なく人殺しができるように育てられていく」
      ↑
まさにまさに、ネルソンさんと同じです。
たった3ヶ月!で、当事18歳のネルソンさんも、海兵隊の訓練によって、人殺しマシーンにしたてられていったのです。

日本でもそうだったのですね、殺す相手は人間以下なのだから、殺してもいいのだ、と教育されるのです。またそう思わなければ、殺人はできないでしょう。殺した後に、なにかのきっかけで、相手も実は自分と同じ人間だった、と自分ごととして気づいていったときに、
その人の本当の苦しみが始まるのだと思います。
   ****
今回の米軍再編のことは、日本の若者を、そのようにしたててゆくことと確かにつながっている、そのことを、なんとか多くの人に実感してもらえればなあ、実感してもらいたいなあ。

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60年前のは押し付け憲法だったから、今こそ自主憲法を、

という今の改憲論議を見ていて、私には、「自主」といわれる自民党の新しい草案のほうがよっぽど押しつけに思えます。米軍と一緒になって、世界のどこへでもテロ戦争の名のもとに日本の自衛軍(自衛隊ではなく)のわかものを送り出してゆく、そのことを実現させるためには、9条こそが最大の邪魔ものなのです。

浜田のまちの縁側さんは、
「戦争体験を伺ったというだけで終わらせるのではなく、ささやかでも平和について考える場として縁側も育っていきたいなあと思います」と書いておいでです。

島根県の、私の知らないとある町でも、こうして場をひらいておられるかたがいらして、
そこで、こういうお話を聞く時間を持つということ、そのことにとても勇気づけられます。

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今日8日夜も、小さな出前「9とわたし」にいってきまーす。この60年間に、戦争の名で他国の人を一人も殺さなかった日本、その前の侵略戦争で2000万人を殺してきたという日本、ねじれにねじれてはいても、その矛盾こそが、9条の存在価値、9条のpresence=存在していること、だと思います。

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presentの意味

Photo_2 8月に入ったら一気に暑くなりましたね。翔は、ひとの来ない日の昼間はほとんど、ひんやりした板の間にでれ~~、ゆる~~、とねころんですごしています。床やさんしたばかりの翔のクローズアップをどうぞ。

ほんの3日前、まあさんの誕生日でした。その日のカードにこんな意味のことを書きました。

presentは、贈りもの、という意味であると同時に、

「現在の」とか、「在る」、という意味も持ってる言葉。

今、このときを、ともに在ることー一緒に居ることーbeー存在してる、ってこと、

そのものが、まさしくpresent  人生の贈りもの、です。

この日、娘が帰ってきました。ちょうど友だちの結婚式がぴったし同じ日だったので、それにあわせて。パーティに行く前の、ちょこっとだけの時間を一緒にすごしたのですが、まあさんにだけヒミツだったので、えええ!!!!とびっくりくり。その日を一緒に、って、これもほんとの、「いる」、というpresentでした。

娘はまた風のように帰ってゆきましたが、居る間にいくつかパソコンの使い方をおそわりました。で、翔のブログデビューです。私の携帯は、ごく単純な機能しかついてなくて、写真もきれい~にはでないのですが、まっ、いいか、ということで。

        

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2006年8月 4日 (金)

きらきら光る

月にたった一度のコミュニケーション・ワークショップ「ともとも」だけど、回を重ねるって、やっぱりすごいことなんだなあ。今日は、みんなの言葉がきらきら光ってて、私は何度も感動してた。

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・ともともに来るようになってはじめて、自分が今、どう感じているのか、ってことに気づくようになった。だから友だちの悩みを聴いてたときにも、「そう言われたときのあなたのきもち、どうだったの、どう感じたの」って言えたんだと思う。

・感じる、ってこと、気持ちに気づくってこと、ずいぶん置き去りにしてきてた。以前は、自分は何で感じられないんだろう、ってもどかしかったり、すごく情けなかったりした。

・どう感じるか、感じたか、なんてことにずうっとふたしてきてた。言うたびに否定されてきたから。だから、気持ちを伝えるってこと、とても下手だった。

・ここで練習したつもりでも、実際にはいっぱい失敗するけど、でも失敗に気づくのも道のり、それも成長かなあ、って。子どもにも、どう思ってるの?どうしたい?って聞けるようになった。

・前はすぐ、「そんなの気にすることないわよ」って励ましの言葉がでちゃってた。不安な気持ちをただうけとめてほしい、それで十分ってときもあるのにね。

・子どもの、ほんとに何気ない、ちっちゃないいとこ見つけて、それを言葉にできるようになった。ちいさなことでも声かけあってると、「そういえば、こないだこんなことがあってね」って親子でいろんな話がしあえてる。

・前は、いいとこ見つけられないのが7割、見つけてもいえないのが3割、だった。せっかく見つけてもいえないまま過ぎてしまってた。子どもに、こうしてほしい、こうなってほしい、って要求が強いうちは、いいとこも見つけられないんだわ。

・家にずっといた間も、あの子は何にもしてないのじゃなかった、きもちの、深い勉強してたんだと思う。より道した分、いろいろ勉強したかなあ、って。

・私メッセージで少ーしいえるようになった気がする。私の言い方が変わったら、子どもはちょっと勝手がちがって、おっとっと、ってなってるみたいけど。

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ともともではもちろん、ほかのいろんな話もでます。うまく心が通じなくて悲しかった話もたくさんします。いや、むしろそっちの方がだんぜん多い。でもそういうことをここでくり返しながらきっと、自分と言うものを開く練習を、知らず知らずのうちにしているのだろうなあ。

自分を開くーー自分の弱さや、できないこと、苦手なことを、ひとに開いてゆく。誰にでも開く、なんてわけにはいかないけど、一緒に学んでいるこのひとたちの間でなら、心ゆるして開いてみようか、、。それがたぶん、自分のきもちに気づく、ということの練習になっていってるのだと思う。

一人ひとり、学びの速度はちがうけれど、それぞれ変わってきているね、表情も、子どもの話の聴きかたも、受けとめ方も。その中で私もまた変わっていくのを感じる。だからありがと、うれしい今日のともともでした。

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2006年8月 3日 (木)

夏の日の紅茶

梅雨が明けたら一気に暑くなりました。家のなかにいても、熱中症や脱水症状になる恐れあり。(現に、金沢に一時住んでるおいっこが熱中症になって、病院で点滴うけました)水分補給を忘れずに!

夏休みの紅茶は、いつもと違う顔ぶれです。外は暑い日でも、木々に囲まれた家の中は、みどりのエアコンがよくきいて、思いのほか涼しい。きのうは幼い子どもたちが何人か来て、紅茶学童くらぶ?みたいでした。

紅茶にくるのがはじめて、という小さい男の子たちにとても共通していることは、来て一時間くらいはすごく興奮して、ハイになって、はしゃぎます。時に、悪乗りする子もいます。天井が高いことや、木の床が、きっと子どものこころを開放させるのだろうと思う。そんなときにしかって、お行儀よくさせようとしてもなかなかむずかしい。

でも、ベランダにでて騒ぐと、翔がとてもおびえるので、私が「あのね、この翔ちゃんはうちのとっても大事な家族なの、年をとっているから、大きな声をだしたり、追いかけたり、ベランダで走ったりすると、ものすごくこわがるのね、だから、ここでは大きい声をださないでね」ってお願いすると、これは割と聞いてもらえます。

家のなかでひとしきりさわいだら気がすんだのか、子どもたち、後半は紅茶の小学高学年のお姉ちゃんたちとYさんがはじめた、臨時折り紙教室にいつの間にかまざって、落ち着いて遊んでいます。そして最後は、あ~、おもしろかったあ!!っていって、お母さんと一緒に帰ってゆきました。

こんな場面ってしばしばあって、紅茶のだれかれに、しょっちゅう助けられてるなあ、って思う。ここでも、1:1でない、場の力が働いているよ。Yさん、さおちゃん、はーちゃん、ありがとね。

***

夕方、設計のお仕事をしていたOさんが、以前の施主さんで今はお友だちのひとをつれて見えました。Oさんは、この家にはちからがあるね、アテ(あすなろ)の木の床には、ひとのきもちをよくしてくれる、いいエネルギーを引き出す、すごい力があるんだよ、ヒノキよりもパワーがあるんだよ、といつもいう。

翔もマガも、そのひんやりした床に、とってもきもちよさそうに、ゆる~く寝ころぶ。人間にもほかのいきものにも、きっとやさしく効くんだね。わたしも、この床に大の字になって寝ると、うん、とてもいいきもち。今度紅茶に来たら、あなたもどうぞ試してみてください、大の字寝。

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2006年8月 1日 (火)

一枚の手作り封筒から

日曜日は、朝から夕方まで、団士郎さんとの「家族面接を学ぶ会」でした。
自分の意志で、自分のお金で、資格とかと関係ない学びを、学びたくて参加する、医療や福祉の現場のひとたち。この会のおかげで、金沢近辺のワーカーさんやヘルパーさんたちとずいぶん親しくなれた。松浦さんのSSTもいっしょに学びませんか、と声をかけたら応えてくれて、金沢の専門職のひとたちのなかに、クッキングハウスのSSTの輪がひろがってゆくことも、たのもしい。大事な学びこそ、ひとりじめしてては何の意味もないもんね。
  *
今回の団さんの授業のテーマは、「関係の中で」。
問題のある家族の、原因を求めるのでなく、関係を理解すること。ちいさななぜを大事にすること。ちいさな疑問が大きな問題への入り口になること。
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団さんの話はよく脱線するけど、その脱線のなかにも、お!と響く言葉がひそんでて、それをひろう作業も楽しみの一つです。
ユーモアのセンスについて。脳の外でなく、脳の内側にしわを刻もう。ユーモアのセンスは、ちょっとおもしろいことを見つける練習+それを覚えてる練習、記憶のセンス、でもある。ユーモアのわかる人になることは、誰かにとって楽しみなひとになることでもあるよ、と。
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この日は、最後に「岸辺の ふたり」のDVDを見ました。もう時間がなかったので、見て終わり、になっちゃったけど、他の研究会では感じたことを話しあう時間をもったりもしてるそうです。いろんな感想が人それぞれで、それもまたおもしろいのだとか。
でもそもそも、なんでこのDVDを団さんのワークショップで見るのか、みなさん、不思議だったでしょうね。団さんは、ただ、みて、感じるものがあればあったでよし、なんだかわからない、と思えばそれもまたよし、と。
そのDVDのこと、団さん仲間のMLでこんなふうに書きました。
      ↓
たしか2月に団さんが金沢に見えたときだったか、
私から手描きのいのみら通信をお渡ししたのです。
後日、その通信の感想をまじえたお便りをいただき、
とてもうれしかったものだから、お返事をかきました。
        *
ところで、私の使う封筒はいつも、
気に入った映画のちらしや雑誌のグラビアページなどで
手づくりしたもの。このときは、団さん宛てだしなあ、と
とびきりとっておきの、好きな映画のちらしの手作り封筒で出しました。
        *
不思議な封筒入り手紙をうけとった団さんは、?! と思ったらしくて、
その封筒を(たぶん、のりをはがして)開き、それが映画のちらしであること、
「岸辺のふたり」という、たった8分間の、映像と音楽だけのアニメーションであること、
DVDでつくられたものが、映画館でも上映されるようになったことを知り、
で、気になって、そのDVDを探しにいったこと、ーーーー
団さんがMLに、「スウさんから間接メッセージ的に紹介された作品」と書いているのは、
そういう意味でした。
        *
私も、おとといのお昼休みに団さんからそのこときいて、
ひえ~~!あの封筒一つから、そんなふうに発展するんだ、
全然知らなかったアニメのDVDを、団さんがわざわざ買いにいったり、
何枚も買ってひとにプレゼントしたり、
それをほかの研究会でも見たりしてるんだ、とびっくりしたのでした。
          *
「ね、こういうことがひとには実際におこる、
これ信じてるから、無駄じゃない、と思えるんだよね」
っていう、団さんの言葉はシンボリカルだなあ、って思った。
          *
ほんとに、誰かのなにげない、ひと言とか、態度とか、
提案とか、発想とか、アイディアとか、
それがきっかけで、新しいひとに出逢ったり、いつもと違う行動を起こしたり、
知らないドアを開けたり、ちょっとやってみようかな、って思ったりする。
あのときのあの言葉が、私の背中を押してくれたんだよ、
あの言葉で、勇気もらって、やってみる気になったの、
と、ずいぶん時間がたってから聞くことがよくある。
言った本人は忘れてることの方が多いけど。
          *
そういうこと、紅茶でも、かかわりのある他の場所でも、いっぱい起きているものなあ、
私もまた、そうやってたくさんのものや違う見方をひとからもらっている、
っていつも思ってるから、団さんの言葉がとってもうなずけたんだと思う。
援助、という仕事を長年してこられた団さんが、
これを信じられるから、無駄ではない、という。
そこからまた、私も力をもらいます。

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