夏の日の紅茶
梅雨が明けたら一気に暑くなりました。家のなかにいても、熱中症や脱水症状になる恐れあり。(現に、金沢に一時住んでるおいっこが熱中症になって、病院で点滴うけました)水分補給を忘れずに!
夏休みの紅茶は、いつもと違う顔ぶれです。外は暑い日でも、木々に囲まれた家の中は、みどりのエアコンがよくきいて、思いのほか涼しい。きのうは幼い子どもたちが何人か来て、紅茶学童くらぶ?みたいでした。
紅茶にくるのがはじめて、という小さい男の子たちにとても共通していることは、来て一時間くらいはすごく興奮して、ハイになって、はしゃぎます。時に、悪乗りする子もいます。天井が高いことや、木の床が、きっと子どものこころを開放させるのだろうと思う。そんなときにしかって、お行儀よくさせようとしてもなかなかむずかしい。
でも、ベランダにでて騒ぐと、翔がとてもおびえるので、私が「あのね、この翔ちゃんはうちのとっても大事な家族なの、年をとっているから、大きな声をだしたり、追いかけたり、ベランダで走ったりすると、ものすごくこわがるのね、だから、ここでは大きい声をださないでね」ってお願いすると、これは割と聞いてもらえます。
家のなかでひとしきりさわいだら気がすんだのか、子どもたち、後半は紅茶の小学高学年のお姉ちゃんたちとYさんがはじめた、臨時折り紙教室にいつの間にかまざって、落ち着いて遊んでいます。そして最後は、あ~、おもしろかったあ!!っていって、お母さんと一緒に帰ってゆきました。
こんな場面ってしばしばあって、紅茶のだれかれに、しょっちゅう助けられてるなあ、って思う。ここでも、1:1でない、場の力が働いているよ。Yさん、さおちゃん、はーちゃん、ありがとね。
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夕方、設計のお仕事をしていたOさんが、以前の施主さんで今はお友だちのひとをつれて見えました。Oさんは、この家にはちからがあるね、アテ(あすなろ)の木の床には、ひとのきもちをよくしてくれる、いいエネルギーを引き出す、すごい力があるんだよ、ヒノキよりもパワーがあるんだよ、といつもいう。
翔もマガも、そのひんやりした床に、とってもきもちよさそうに、ゆる~く寝ころぶ。人間にもほかのいきものにも、きっとやさしく効くんだね。わたしも、この床に大の字になって寝ると、うん、とてもいいきもち。今度紅茶に来たら、あなたもどうぞ試してみてください、大の字寝。
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