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2006年10月24日 (火)

津幡町にボートピア?

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「津幡町の舟橋に、ボートピアができる、という話をきいたことがありますか。
いや、そのまえに、ボートピアって何なのだか、知っていますか。」
ではじまるメールを、津幡町の信頼できる友だちや紅茶仲間あてに出したのは9月半ばのことでした。その続きのメールです。
       ↓
津幡町はボートの町だから、河北潟の漕艇場が整備されて、ボートの乗れる遊園地のようなもの?と思っていた人もいました(私も、ボートのユートピア?ってなんだろう、と思ってた)が、とんでもない、まったく違うものです。
ボートピアは、場外舟券売り場のこと、大型スクリーンで全国の競艇のレースが映し出されて、年間300日くらい、そこがバーチャルな競艇場になります。

つまり、ギャンブルの場所が、森林公園近くの津幡町内にできるということ。
過去の例では、なにぶん大金がからむところなので、暴力事件や暴力団がらみで、警察沙汰の事件がおきたり、また大阪の場外馬券売り場では、年間何百人もの中高生がほとんどノーチェックで券を買い、売り場で補導されたということです。家庭崩壊の話も聞きます。
不審者から子どもを守ろうという親たちの願いと逆行するように、大負けしていらだち、むしゃくしゃする大人たちを町内にふやすことにもなるでしょう。

主に、こどもたちの育つ環境を少しでも安全なものに、という視点から、全国の市町村、とくにPTAが中心になっての反対があいつぎ、市長や町長も反対して、全国各地でのボートピア計画はつぎつぎととりやめになってきました。
石川では、金沢、松任、鶴来、宝達志水町、寺井、小松、鹿西、羽咋(では、3度も計画された)での計画が白紙になり、津幡でもこれまでに、富田、潟端で、地元のひとたちの反対により、中止となっています。
(ええ~~~、そんなに!恥ずかしいけど、知らんかったなぁ。健全な娯楽で、町にもほんとにいいものなら、どうしてよそでこんなにも反対が多いのだろう。)

ところが、津幡町では、舟橋地区の人たちがGOサインを出し、(くわしい説明を受けないまま、ボートのいい施設ができるから、という話で同意のはんこを押した人もいて。形の上での「地元同意」が出され)あれよあれよ、の間に、誘致の話が議会で進んでいます。ボートピアがくれば、環境整備費として、町にお金が入るからいい、と言う声もありますが、ギャンブルのお金を町に還元することで、周辺に住む人たちの不安が増すとしたら、子どもたちの育つ環境がおびやかされるとしたら、それは本末転倒な話です。

全国のボートピア経営状況をみても、開設当初は黒字でも、賭け事としてのおもしろみにかけるため、長い目で見たら町ももうからず、本当の意味の雇用にはつながらないこと、その施設をやめることになれば、大きな施設が無人のまま放置されること、またもし運営し続けるとなれば、そこに私たちの税金が使われることも考えられる、とのこと。

子どもたちの育つ環境を真剣に考えたい、そう思うひとを増やしたい、という想いでのメールです。慎重に動きたいから、いまはまだ、信頼できる人にだけ、出すメールです。いまさらもう遅い、何しても無駄さ、と、くわしく知る前から決めつけずに、まず、私が知ったことだけでも知ってていただきたくて、メールしました。よければ一緒に考えてみませんか、ボートピアのこと。微力だけど、無力じゃないはずだから、私たち一人ひとり。
*********その日のメールここまで。
はじめに、ボートピアって何なの?!って気づいた一人のかたが私や他のかたに知らせてくださり、それから、気持ちのある人たちとで集まり、ともかくまずは「津幡町の子どもたちの育つ環境を考える100人委員会」をつくって、町長に、子どもたちの育つ環境を悪くさせるようなボートピアをつくらないでください、という要望書を出しに行くことになりました。
   **
津幡町で、そんな声あげてくれるひとが50人も集まるだろうか、って不安の中からスタートしたのです。
9月28日から声をかけはじめて、一人ひとりとても誠実にお話をして、説明して、お名前を出して仲間になってくれるひとを増やしてくれるかたが何人もいてくださって、100人どころか、たちまち500人を超え、2週間で、なんと!!「700人委員会」に成長しました!!
そして今日、10月23日、700人の思いを持って、10人で町長さんのところに要望書を出しに行き、お話し合いもしてきました。要望書のうらにずらりとならんだ、年令も職業もお立場もさまざまの、津幡町の、「700人委員会」の713人のお名前、迫力ありました。
  **
きっと明日の新聞にも載ると思うのですが、今日の町長さんとの話し合いではよいお返事がいただけず(それはもちろん覚悟の上でしたが)、12月議会のはじまるまでのひと月間で、津幡の20歳以上の約28、000人の、その過半数の署名を集めようってことになり、「700人委員会」は動き出します。
今日までは慎重に動いてましたので、ブログでもいっさいふれませんでしたが、これからはたくさんのかたがたに知らせてゆけます。
どうか力を貸してくださいね。700人委員会は、私の住む津幡町にこんなすてきな、勇気ある人たちが住んでいたんだ!って発見の連続の場です。
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今まで、議会任せ、他人任せにしてきた町のすることに、一人ひとりが関心持って見つめてゆくこと、これが民主主義ね。憲法の主語は私たち、という主権在民を、実際にすることだよね。

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コメント

なんだか、100番目のサルの話を思い出しました。
スウさん知っていますか?
どんどん、つないで100人目につないだときは
直接つながっていないところにも
思いがつながって同じ同志が増えるという話です。

投稿: 由美子 | 2006年10月24日 (火) 19時54分

はい、その話は18,9年前、原発のことで動いていたときに知りました。なんととくべつ紅茶で、「100番目のサル」の上映会した記憶があります!

ほんと、津幡町で100番目のサルに達したときに、何かが変わるのだと思っています。

投稿: sue | 2006年10月24日 (火) 21時13分

今日お母さんから続報(署名を届けた話)を聞いて憤慨しているイズミです。
ボートピアって名前にだまされてムカっ!軽い隠蔽だ!
そんだけの町に断られて津幡に回ってきてハイOKって、おいおい愛すべきわが町はお金もらえるならなんでもやる町なのか?
経済効果って、そんなところから降ってきたお金で?
商業活性化って、ギャンブルしに来た人に活性化されても・・・ほかに活性化の方法が浮かばんのか!?
がっかりやね、町会議員さん。浮かばないの???
みんなギャンブル大好きな町長&議員さんなんやろか?

将来どうにもなんない建物を簡単に建ててほしくない。
ブログにのっけたらすぐに津幡の同級生が反応してくれたよー。お手伝いできれば。

投稿: izumix | 2006年10月25日 (水) 23時43分

izumixちゃん
わ~~い、これでやっとつながった。メールいれてたんけど、どうも入ってなかったみたいで。
今さっき〔26日、真夜中)書き込んだブログ読んだら、さらにizumixの怒りは沸騰しそうやわ。
津幡の若い人たちに知らせてね、彼らがお父さんお母さんになったときに、津幡がギャンブルの町になってたら悲しいもんね。

投稿: sue | 2006年10月26日 (木) 02時20分

 地元民ならわかるだろうが、津幡町平和堂の近くにボt-ピア建設(ギャンブルは、いらないという内容の)反対の看板がある。
 わたしは、まったくもってボートピア建設に興味なかったもので、その看板の意味は「パチンコ屋はいらない。でていけ」の意味だと思っていた。
 と、いうのも、その看板のすぐ裏に、パチンコ屋があるからだ。
 そして、そのすぐ近くに、図書館があるのだが、そこでは親子づれが平和に本を読んでいる。
 反対派は、この現象について、どう思っているんだろうか?
 ちなみに、金沢にも競馬場があるのだが、なんでそこをひきあいに出さない?
 というか、反対なら、「子どもの教育環境がー」だとか「ギャンブルこわいよー」とか、曖昧な理由を引き合いにださず
 「金沢競馬場は、2013年にようやく黒字に転じたが、それ以前はずっと赤字傾向。テレビ中継に、ネット。競馬場にいかずとも、券を買い、レース結果はわかる時代になった。これからも赤字傾向になる可能性がある。ボートレースも、同じ結果になるのではないか?」ぐらい言えよ。
 感情論ではなく、経済学で論じれば、あいても企業なんだから、普通に建設やめると思いますが?

投稿: 地元民ならわかる | 2013年4月13日 (土) 12時55分

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