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2006年10月 8日 (日)

財布とパンクのこころの旅

お財布なくしました。きっとあのとき、コンビニの駐車場でするりと落ちちゃったんだ、うん、そうにきまってる。マイが中学のときに使ってた、猫のダヤンの財布、そのお古をもらって使い込んでもうよれよれだけども、大好きだった。、、、まっ、でもなくしたものはしょうがないよ。おっちょこちょいの私が、ここ10年以上も財布なくしてないだけでもえらいよ。さいわい大金は入ってないし(入れない主義)、キャッシュカードはすぐにとめた、警察に連絡した、免許は再発行にいけばいい、これっくらいの被害ですんで、よかったよかった、きっとこれがなにかのよくないことのみがわりになってくれたんだ、だからよしよし、と、自分でも意外なほど、冷静沈着、すっきり。

2日後、まあさんの靴をだそうと靴箱をあけ、靴をとりだしたときに視界のすみっこに、ダヤンの財布!私の頭にいっきに100個くらい、?????が飛び回ったよ、なんでなんで財布が靴箱に?一瞬、私どうかしちゃったのかと思いやんした。

15分ぐらいしてから、ゆうーっくりと、記憶のビデオテープがまわりはじめました。そして記憶のランプがともりました。そうかぁ、新聞代はらったそのあとだ、片手に財布、片手にまあさんの靴をもち、ついでに私の靴も所定の棚において、そうか、両手つかったんだ、あの時。財布と二足の靴は、両手でいっぺんにもてないもんね。

靴箱にさいふ、の謎がとけて、ほわ~~~とおかしくなって一人でけらけら笑いました。しあわせなきもちでした。でてきてよかった、っていう安堵感と、コンビニでなくしたという思い込みをふくめ、2日間の、お財布をめぐる心の旅もおかしかったです。人は何か(失敗だったり、いさかいだったり)にでくわしたときに、心のおちつきどころを探すんだなあ、って思った。自分を納得させるために、おちつかせるために、おちこませないために。

***

で、これで一件落着と思ってたら、その数日後、慣れた道を車で走ってて、カーブで縁石にもろぶつかり、タイヤがパンク!それも超はでに!完全に私の運転ミスです。

まあさんがすぐに軽トラで駆けつけてくれました。こういうとき、彼はひとことも私をせめません、いやみもいいません。できてるんだよなあ、人間が、っていうと、だっていのちにかかわらないもの、これぐらいですんでよかった、といつも思うんだ、そこに人がいたら大変なことだったよ、そう想像したら、これくらいですんで、って発想になるだろ、って。

ひとのこころはふしぎなもので、太陽型のほうが、私は深く深く反省します。気をつけます。きっとそれが結果的におおきな事故をふせいでくれてるかもしれない。修理代は、それにきづかせる授業料です。財布はでてきたのだから、きっとパンクが何かのみがわりになってくれたんだ、ごめんよ、タイヤ、ありがと、タイヤ。

あ、ここでもパンクをめぐる心の旅だ。「わたしメッセージ」で対応されて、自分で自分の悪いとこに気づく。もし「どこ見てたんだ、なに考えてるんだ、ばっかだなあ」みたいに、顔あわすなり「あなたメッセージ」でいわれたら、心は全然違うほうに旅する。悪いのは私だとじゅうじゅうわかっていても。

*****

コミュニケーションワークショップの、ともともと結ともの、ほんとの目的は、自分の気持ちに気づく、ってことなんだと思う。自分がどう感じてるか、これは怒りか、悲しみか、うれしさか、このざらざらは、むかむかは、もやもやは、何だ、というふうに。

自分のきもちに気づくことにも練習が必要なんだ、と感じ始めたのは4,5年前かな。そして特に、自分の中の後ろ向きのきもちに気づく自主練習をはじめました。時に後ろ向きでネガティブな、自分の気持ちを認められるようになって、逆に、もっと前向きの気持ちにも気づくようになった。もうひとりの客観的な私がいて、二人の私が対話できる感覚、そういうのが、自主トレですこしづつ学んだこと。

ふたつの「とも」は、そういうことを還してゆける場所。そして、仲間たちも、じょじょに、自分のきもちに気づくことに敏感になってきてる気がする。きもちに気づかないことには、ことばにできないもん。

そんなわけで、私の失敗ですけど、心の旅を見てるもう一人のわたしのこと、書いてみました。ちいさなできごとで、こころは旅するよ。誰かの言葉で、しぐさで。いやな気分のときは特に旅したほうがきっときづくよ、そこだけにとどまって、誰かのことばの囚われ人になるよりは。

あらら、財布ひとつからずいぶん話がひろがっちゃったね。

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