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2006年11月28日 (火)

紅茶 in 伊那

ただいま!4日間の伊那から、昨日27日午後、元気にもどってきました。さぶかったよ~~、なにしろ、最低気温-6℃の日にあたってしまい、念のため、と持っていったレッグ+アーム・ウォーマーと、絹の腹巻と、大小2枚のマフラーはフル活躍。でもね、それをはるかにしのぐ、めっちゃあったかい人のぬくもりをいっぱい感じられた幸せな4日間でした。不思議なシンクロがいくつもいくつも起こった日々でした。

24日は、伊那子どもサポートセンターのスタッフ、はなさんちでお泊り。秋田生まれの彼女がきりたんぽ鍋をこしらえてくれました。鍋を囲んだひとたちのなかには、調布の不思議なレストラン・クッキングハウスのすぐ近くの八百屋さん+レストランで前に働いてて、野菜をクッキングハウスにもおろしてました、という若い人がいたかと思えば、9月の虹の祭にお話に来てくれた、熊本の正木高志さんが以前開いてたレストランで働いてたのよ、という人もいて、森や木や農業や子どもにかかわるすてきな大人たちが一堂に会したような、とっても濃い、きりたんぽ鍋ナイトでした。

25日は、学校に行っていない子どもたち、その親たちを支援している子どもサポートセンター主催の出前紅茶 in 伊那。紅茶の始まるまえに、スタッフのともこさんがランチに連れて行ってくれたのが、「はらっぱ」という小さな小さなレストラン。クッキングハウスみたいに、ここも、心の病気を体験してる人たちが、ともに開いてるレストランなのです。本棚には、紅茶にもおいてるべてるの家の本や、実用的なSSTの本「あなたの力が家族を変える」があって、あらまあ!とうれしくなる。紅茶からうまれた二つのコミュニケーションの練習の場、「ともの時間」でも、クッキングハウスのSSTからいっぱい学びながら練習してるからです。はらっぱさんでは、メンバーのひとたちと隔週でSSTしてるときいて、なおうれしく、心強く。同じ地域で先に練習をはじめてるところがあれば、コミュニケーションを練習したいと願うひとたちは、きっとそこの実践からまた多くを学べる、と思うからです。

出前紅茶では、紅茶にきてた若者たちの話や、親のひとたちが気づいてゆく過程、そして「ともの時間」の話をしながら、「ほめ言葉のシャワー」「しあわせまわし」などのワークショップも。自分がほめてもらいたい言葉をそれぞれが3枚ずつ折り紙に書いて、それを一度集めて配りなおし、自分が手にした3つのほめ言葉を、二人一組になって相手に心をこめて伝えてみる、というワークショップでは、14歳の女の子が自分のために書いたほめ言葉のうち、二つもお母さんが偶然手にして、お母さんがそれをじかに娘さんに伝える、という不思議シンクロが起きて、居合わせたみんなもびっくり。その子もとってもいい顔してました。「ともの時間」のような具体的なコミュニケーションの練習をはじめてみたい!と、わくわくしてるおとなたちの顔も見えて、とっても充実した出前紅茶に。

夜は、「おとなのためのおはなし会」。私は聴くだけの参加、のつもりがいつの間にやら、読む参加になってて、ちょうど翌日のために持っていってた、鎌田實さんの「この国が好き」を朗読させてもらいました。鎌田さんがお孫さんのBAKUくんに一人称で語りかける、戦争をしないときめた憲法をもつ、この国が好きという絵本のような、詩のような、すてきな本を朗読したあと、中学校に出前にいくときよく読むのでそれだけは暗記していた、笠木透さん作詞の「ぼく」を、詩として語りました。

Photo_33← ロッヂのあじさい。11月末というのに美しい色がまだ残ってて。

5年前にも泊めてもらった、大好きなお宿、ロッヂ吹上で2泊。朝ごはんのあと、ロッヂにかかってきた電話の主は、さとみちゃんと、ブラジルから日本についたばかりのアラウージョ。びっくりして、今どこ?!と聴くと、なんと伊那にAIDSの講演で来てて、いのみら通信で私が伊那にいるの知ってて、電話したのだと言う。ほんとにびっくりくりのシンクロ。

Photo_32 ← ロッヂの食堂の隅にほしてあった唐辛子のきれいな赤。

朝ごはん後のロッヂのお台所で、このおうちのかおるさんと、ふたり紅茶&ふたりSSTした心に響く深い時間も、忘れられない伊那の一場面。

午後はこのロッヂで、ちいさな出前「9条とわたし」のおはなし。この時間めがけて、車で2時間半もかけて、3人の若者と一緒にきてくれたのは、八千穂村で織座農園をしているのりこさん。15年前に「かざぐるま」の本を読んでくれて以来のおつきあい。いのみら通信の長い読者さんでもあるのりこさんは、今はクッキングハウスに野菜を定期的にとどけている農家さんです。逢うのは3度目、でもゆっくり語り合ったのは、実にこの日がはじめて。地道にていねいに、農業とひとにむきあい、これまでに多くの農業研修生や若い人たちをうけいれてきているのりこさん、あらためて、すてきなひとだなあ、すごい”仕事”をしてるなあと感動して、遠くからきてくれたおかげの、この日の再々会に感謝しました。しかも、若者のひとりは、娘と同じ学校学部学科の同期、というこれまたすごいシンクロ。

4つの列車を乗り継いでゆく北陸と信濃の往復の旅。その間、美しい信州の紅葉を楽しみながら、帰り道につくづく思ったことは、コミュニケーションの練習はだれにとっても必要だってこと。気持ちを伝えるのには、やっぱり練習がいるってこと、具体的に自分の課題を見つけ出して(問題の外在化)、一人じゃ難しいけど、仲間の応援をもらいながら(自分自身で、ともに)くり返し、積み重ねてゆくことの大切さ、です。伊那で出逢った若い人たちの表情や言葉を思い浮かべながら、伊那でも、あなた「と」学ぶ、わたし「も」学ぶ、をその根っこにおいた「ともの時間」のような場がこれから育ってゆきますように、って思いつつ、帰って来ました。

翌28日が、ちょうど「ともの時間」の結ともの日。さっそく伊那でのお土産話のおすそ分け、(今日のブログに書いたようなこと)したよ。

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