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2007年2月 2日 (金)

三木町からようこそようこそ

1月31日夜、香川県三木町から、ボートピア計画を5年がかりでとめた山崎千津子さんがみえて、津幡でお話くださいました。参加者50人ほどで、会場は満員。

常に一歩先をみる目をもち、一つの行動にダブル効果をもたせながら、つぎつぎ知恵とユーモアでもって行動してゆく力、山崎さんの書かれた「ボートピア騒動顛末記」は読んでいても、ライブでお聞きするとやっぱりもっと勇気がわいてきます。何より5年もの間、ボートピアはいらない、の運動を持続させて、ひととひとをつなげてゆくちから。まだまだ私たちにもできることがあるぞ、と思いました。

いっぺんで町を変えることは、誰にだってできない。でも、自分たちの町にとって何が大切か、そうでないかはは自分たちで決める、という信念を持って、地道でねばりつよい草の根の運動をつづけてゆくうち、それがじわじわと浸透して行って、町のひとたちの意識がじょじょにかわっていく。町民の、町長や議会を見る目、議員を見る目がちがってくる。自分の選んだ議員が議会でなにをしてきたか、してこなかったかを知るようになる。そうすると議員も、町民の意識の変化を、意識するように、いや、意識せざるを得なくなってゆく。三木町の、ボートピアはいらない、という山崎さんたちの運動は、単にボートピアをとめた、ということだけでない、そういう間接民主主義を育ててゆく仕事でもあったんだ、と胸に落ちました。

ボートピアは、この町の教育や行政を見る、とおしめがね、って何度も思ったけど、ほんとにそうだ。津幡町だけが保守的なんじゃないよね、いかに自分の町が保守的か、くらべっこなんかすることに意味はないのだ。町民のひとりひとりが、そういう保守的な町に育て上げてきた面も、おおいにあるんだもの。ボートピアをとおして、この町のひとたちの意識が一ミリでも変わることがあるとしたら、それは決してちっちゃなことじゃない。10人の一ミリが変われば、10ミリ!

山崎さんは、なんとも自然体で、少しもおごらず、茶目っ気もあって、芯のところが毅然としていて、ほんとうにすばらしいかたでした。山崎さんの「ボートピア騒動顛末記」、まだよんでなかったらぜひおよみくださいね。http://www2.netwave.or.jp/~sequoia/をクリックして、トップページにある「ボートピア騒動顛末記」(13ページあります)からよむことができます。

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コメント

こんばんは。山崎さんの「ボートピア騒動顛末記」、読ませてもらいました。週刊金曜日でグランプリに輝いたレポートなんですね。いろんな障害を超えて、しなやかに運動を進めて阻止するまで、すごいなあと感動しました。あまり勝ち負けで判断してはいけない問題だと思いますが、でもこういう「勝ち戦さ」もあると教えてもらって、力を得たようにうれしいです。津幡でも、どうぞ亡霊が消えますように。

投稿: ハッタン | 2007年2月 3日 (土) 22時50分

はったん、読んでくださったんですね!ほんとうにすてきな方でした。「ボ」はきませんよ、ということを町長さんがじかに山崎さんにつたえた瞬間のお話を、じかにお聞きできて、文章で読んだ以上に感動しました。
あしたもまた、亡霊がきえることを願って、いい小石をなげにちょっと出かけてきます。
マイニッキへの感想も、ほんとにありがとうね。

投稿: sue | 2007年2月 3日 (土) 23時27分

週刊金曜日って、その金曜日に津幡町は地縁、血縁でしか首長を選べぬ(どうしようも出来ない)保守的・閉鎖的な町だと滅茶苦茶書かれていたでしょうが(「静かな町?」だったか)。
私は、長らく失業してたけど、暇つぶしで書いていたメルマガの内容が面白いからという事で、知人の社長から誘われて昨年から東京六本木の広告制作会社でライターとして働いていますが、田舎ではぼろ糞で、今でもロクな事は言われとらんでしょうよ。
そういう百姓田舎では、権力者が都合の良い人間を作る為に幼稚な価値観だけが支配してて、それにそぐわぬような人間は排斥されイジメの対象にしかなりません。
ましてやライターなどというような仕事は他人と違った価値観、感覚が無ければ出来ぬような仕事だし、そういうような他人と違った感性を持って生まれてきた人間は(俺みたいに)そんな町出て行くしかないんですよ。
津幡の中学校では未だに男子は坊主頭で、スポーツ部か、格闘技部に入らねば馬鹿にされ、日の丸、君が代も当たり前でしょうよ。教育勅語で教える内容そのままだ。
そんな町で、今更、何が期待出来るんですか?

投稿: もも | 2009年4月21日 (火) 15時20分

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