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2007年2月27日 (火)

ただいま!

4日間の旅からもどりました。

川越紅茶の仲間たちと、ゆったりと自力整体のちゆゆ。これからも続けてゆきたい、と参加したひとたちから声があがり、どうやらきもちのいい種がまけたよう。7年前にはじまったこちらの紅茶は、津幡と重なるところもあれば、川越オリジナルの時間もたくさんあって、いつもそのていねいさに感心する。いもうと紅茶とよべないくらい、成長してるよ!秋には、原始林窯さんもお呼びするようです。

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埼玉の生協での9のお話には、坂本さんが藤沢から!坂本さんは、子どものころに見た戦争を、「あの日 見たこと」と「また、遊ぼうね」という2冊の本に綴ったかた。戦争になると、子どもたちまで、戦争協力者にさせられてしまう、そのことを書かずにはいられなかったきもちを、この日もまたすこしお話くださいました。

信州八千穂村のノリコさんは、若者たち数人と。翼くんの友だちのいっこちゃんは茨城から、上尾のKさんは、この日の主催者のTさんと10年ぶりの再会、当時は互いに富山の生協でいろいろ活動してたっけね。

9のお話の最後に、いつものように「タンゴ(単語)な感想」を書いてもらいました。

・「美しい国」は、「戦争のできる国」

・9条は不易!

・今、こうやっていられることのすばらしさ

・守るというはおこがましく、守られていたんだ、9条に。やっぱり9条はいのちの綱だ

などなど、、。そして、子どもの字で「戦争がこれからないと、うれしい」っていうのがあって、これを読み上げた時には、ほんとにはっとした。子どもたちの願いを大人はなんとしても守らなくちゃ、と思う。

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旅の最後は、那須の原始林窯のげんさん+こりんちゃんのお家へ、東京のきやちゃんと。

こりんちゃんがぜったい見てもらいたかったの、とまず連れて行ってくれたのが「もうひとつの美術館」。明治か大正の時代に建てられて、20年前に廃校になった小学校が、いまはハンディのあるひとたちのアートをおもに展示する、それはレトロですてきな、やさしい美術館に生まれ変わっていました。いいなあ、こんなアイディア。作品も、校舎も、どちらも生かしあってて。

こりんちゃんが、もしよければ、もうひとつ行きませんか、とそこからそう遠くない、「いわむらかずお絵本の丘美術館」へ。なつかしい!娘が小さかったころ、14ひきシリーズを飽きずによんだ、あのいわむらさんの美術館が、ここにあったとは!

9年前にできた、この絵本の丘美術館を囲む、森や林の中で生きる動物たちーーりすの栗栖ちくりんやきつねの今野もんじろうが、つぎつぎ主人公になって、ゆうひの丘のなかまたち、というあたらしい物語がつむがれてきたんだ。ピーターラビットみたいに!

もうひとつの美術館といい、絵本の丘美術館といい、子どもたちや未来のいのちに誇れるもので地域づくり、地域おこし、この発想の豊かさよ、、!

美術館のあと、ちょっと足をのばして、「ハートピアきつれがわ」というホテルも見学してきました。ここは、家族SSTの研修会によく利用される宿泊施設としても有名なところ。思っていた以上に大きなホテルで、温泉もあり、遠くから学びにくる家族の人たちにも、このピアは、すっごくうれしい施設だろうなあ。ちなみに、きつれがわは、喜連川、喜びを連れてくる川、と書く。

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さて、本命のげん+こりんちゃんのおうち。もう何年も前から行きたい行きたいと夢見てた二人のおうちは、まきストーブのある仕事場、玄関からはいってすぐの土間が原始林窯の、きどらないギャラリー。廊下続きのもうひとつのお家は、家というより、これまた趣の違う、おしゃれなギャラリーのよう。

その夜は、げんさんの手打ちうどんと、蓬やさつまいも(もちろん自前)の天ぷら、自家製干し野菜(だいこん、にんじん、しいたけ、ごぼうなど)入りの五目御飯のごちそうでした。

素性のわかってるきもちのいいごはんを、ひとつひとつ原始林窯の器でいただく、そのことの、またきもちよさ。この豊かな暮らしは、ひとにも猫にもほかの生きものたちにも、土にも、やさしい豊かさだ。25年間、折々にぬかで磨いたという床や柱の光沢のうつくしさ。二人の作るお茶碗が、なるほど、この風景のなかから、この暮らしのなかから生まれてくるんかぁ、、、と感動しました。

ふたりのはじめての作品展の会場となった喫茶店を紹介したのが、そのころ「おあしす」という金沢のタウン誌編集部にいたきやちゃんで、私は「おあしす」にエッセイを連載していて、その担当がきやちゃんで、そういうつながりから、25年たってはじめて2人で訪ねることのできた原始林窯。その原点に立ち戻れた、なんとも味わい深い旅でした。

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