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2007年6月 3日 (日)

栴檀の花

気づけば、とうに藤の季節を過ぎ、今はもう、庭の栴檀の花が、緑の葉のあわいから、うっすらとピンク色の花をのぞかせる季節になっていました。とてもとても長いこと、ごぶさたしました。

今回あらためて、これまでここに書いてきたことを読み返してみて、我ながらよくまあこんなにまめに、ひっきりなしに、くわしく書いてきたものだ、とびっくりしています。

ゆっくりとふりかえれば、もともとは、誰かに何かを「伝えたい」、が原点で書いていたはずのものが、いつのまにどこかの時点から、伝えなきゃ、記録しなきゃ、報告しなきゃ、という、「しなきゃ」「しなくちゃ」「~しないと」で満杯になってしまっていたのかもしれません。

満杯でぱちんぱちんになってしまったものは、そこで中味を一度抜くしか、きっとないのだろう、そしてじっと身の丈を見つめるしかないのだろう、と思いました。

不思議なもので、いったんこのページからある期間遠のいてみると、それはそれで、あらたな書き込みをしないことが、むしろ当たり前の日常に思えてきます。かつて、といってもそんなに大昔ではない、少し前の、スローでアナログな暮らしにもどったような、懐かしい感覚。

万年筆の書き文字、手づくりの封筒、記念切手、、、。昔から慣れ親しんできたものたちとの距離が、いまはことさらに近いです。

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