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2007年11月 7日 (水)

添い寝

翔が寝たら、私も2階にいって寝よう、そう思って横にいたのだが、いつまでたっても翔は寝ないのだ、目を開けてるのだ。そしてときどきちいさなくしゃみをする。黄色みがかったあおっぱながぷくんと鼻の先につく。ほっとくと鼻がつまりそうだからティッシュでふきとる。

結局そうして朝まで添い寝してしまった。翔といっしょにうつらうつらしながら、鼻水ちん、をしながら。

私の目がさめたとき、まず、うすっぺたくなった翔の腰のあたりに目をやる。そこが静かに上下してるのを確かめる。だいじょうぶだいじょうぶ。

5日前まではよろよろしながらも自分の足で歩いていたけど、今はひとりで立つことが難しくなった。腰をささえても、ぺたんとすわってしまう。
でもその姿勢のほうが鼻がつまらなくて本人には楽そうだ。

抱っこすると一番安心するみたいで、やがて寝息がきこえてくる。
今夜も翔の横で寝ることにしよう。

               ******

この前の点滴のとき、ドクターが話してくださったこと。
いろんなワンちゃんのお迎えをみてきたけれど、
日本犬のほうが、だいぶ弱ってからでも、細く細くいのちをながらえて、
静かにお迎えが来る傾向がおおいようだと。

ロンゲの翔だけど、どうやら柴犬まじりの日本犬の血を持ってるそうだ。
いのちの灯をかすかに灯しつつ、そういう日本犬の伝統が翔にもあてはまりますように。

5日ほど前の朝、起きるなり翔は一時間半近くも、縁側と家の中を歩きまわった。疲れるからもう寝ようよ、といってもまた起き上がってくる。どうしてそんなに無理するのか不思議で、そのこともドクターに聞いてみた。

犬は本来、歩きたいもの。寝ながら足をばたばたさせるのも、夢の中で歩いているから。動物にとって、歩かないということは、死を連想させるのじゃないでしょうかね、と、ドクター。

そうか、翔がそんなにも歩きたいのは、翔の「生きたい」なんだ。それが、翔の生きるちからなんだ。

              *****

今日は紅茶。たまたま来たひとは、どうぞ静かに翔に逢っていってください。話しかけてやってください。きっと翔はわかると思うので。

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