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2007年11月 9日 (金)

知っていたの?

津幡に越してきた夏に出逢ったから、この家の歴史と翔は同い年だ。

毎週の紅茶で出逢ったひとの数は、のべで万を越すだろう。でもそのなかで翔がほえたのをきいたひとはたぶん数えるほど。そのくらい寡黙だったけど、翔の、きもちを伝える表現力の、なんて豊かだったこと。くりんくりんの目は、にんげんに対する信頼感でまん丸で、うけくちのお顔でいつも笑いながら話しかけてくれてるみたいだった。

10月の私の宿題は、かならずいのみらを書くこと!だった。

8月ころ、もうそろそろ書かなきゃな、と思い、でも一体どうやって書いたらいいかわからなくて途方にくれてたとき、翔のうけくちスマイル見てると妙にこころが落ち着いてきた。しなきゃって思ううちはまだまだ書かないことだよ。書きたいってきもちがしぜんにたまるまで待ってたらいいんだよ、って言われてる気がした。

書きたいきもちはたまったものの、言葉にするのは今回ものすごくむずかしかった。書き終わるまでにすごく時間がかかった。翔のこと、マーガリンのこと、書いてる途中に書きたくなって書いた。発送にもいつもの3倍くらい時間がかかった。

そのいのみらが届いて、みなさんが私の心の旅や近況を知り、翔とマガのことも知り気にかけて、メールやお手紙をくださった。

そして紅茶に、逢いにきてくれたひとたちがいる。それって、それがそのいのちの日だったって ーーー 翔はぜんぶわかっていたのかい? 知ってたのかい?

           ******

犬と猫でも、同じ年にうまれて家族になって、姉妹みたいに暮らしてきた翔とマーガリン。このところすごく甘えるようになったマガは、いっそう甘えん坊になるだろう。あたりまえだよね、うんと抱きしめてあげる。そうすることで私もまた、なぐさめられるよ。

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