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2008年1月31日 (木)

まとめて一気にお知らせ特集

紅茶内外からのお知らせ特集です。
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「私たちはボートピアのない津幡町がすきです。
見えない議会を見える議会に」
をモットーに活動している津幡町・市民グループ「風」。
議会が終わるごとに、こんな会を開いています。
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2月2日(土) 7:30~9:00
12月議会の報告会と「私たちの町、知ろう、話そう」学習会
 @津幡町文化会館シグナス 1F パソコン教室
かた苦しくない会です、どうぞ気軽にお越しください。
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お待たせしました。「風」のHPができました。これまでの「風」の歩み、また、バックナンバーを含めた「風つうしん」も読めます。
アドレスはこちら → http://kaze.zashiki.com/index.html
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 2月11日(月・祭日) 団さんと家族面接を学ぶ会 12:00~6:00
家族をシステムとしてとらえる家族のみかた、を学びます。

ソーシャルワーカー、ケアマネージャーさんなど援助職の人が多いですが、それと関係なく、どなたでも。

団士朗さんのお話とワークショップの濃い6時間。
     @ 白山市民交流センター  参加費 7000円 要申込み

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     2月16日(土) 市民公開・憲法講座 3:30~5:30
「もっと知ろう憲法のこと」講師 伊藤 真 さん
 (伊藤真の司法試験塾 塾長として、市民のために働く法律家の育成)
場所 金沢都ホテル セミナーホール(旧ロキシー劇場)入場無料 
私も行くぞ!ときめている講演会です。
毎週とどくマガジン9条でも伊藤さんのコーナーあり
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****紅茶からのお知らせ
サタデーナイト紅茶、
2月は23日(土)  3月は29日(土) 4月は26日(土)
5:30~9:00 もちより夕ごはんの夜の紅茶 @水野宅 
手ぶら参加費 500円 ←この場合は、要予約
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出前紅茶のお知らせ とりあえず日にちだけ。くわしいことは今後また。
   3月1日 京都、おうちカフェ風(ふう)さんへ
   4月11日 調布のクッキングハウスへ 
   4月13日 川口のちいさいおうちへ
   4月14日 川越紅茶へ
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紅茶shoppeの日もきまりました。6月8日(日)です。
みなさんが開く一日だけのお店屋さんを楽しみにしています。
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紅茶玄関本屋より。
品切れだった「オキナワニッキ」(中西万依・500円)入荷しました。
Photo ← 新しいmai works はがきも入りました。
   こちらは1枚40円。

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2008年1月30日 (水)

マガの、ううう~~~~

なんともにぎやかだった1月最後の紅茶。

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緑の指のAさんが、また春の花の鉢植えをプレゼントしに来てくれる。ストレプトカーパス、カランコエ、オリヅルラン、など。

この前から、犬のピースも一緒。セラピードッグとしての訓練もうけてるピースは、ほんとうにおとなしくしている。深いやさしい目が、翔みたいだ。

ピースは猫のマガとともだちになりたくて、やたら熱い視線を送るのだけど、マガは、翔と違う!何者ぞ!とばかり、耳を立て、毛を立て、うう~~~~とうなり、自分の4倍はありそうなピースを威嚇する。

紅茶はがきに登場しているパッチワークのコースターは、実はAさんが紅茶20周年のお祝いに、と5枚縫ってくれたうちの3枚。縫ったときはよもやはがきになるなんて、誰も予想しなかったサプライズ。双方うれしい、こんなサプライズっていいな。

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第4週の先週は、封筒りさいくる紅茶の日。それめがけてやってきて、映画のちらしや古雑誌の一ページで封筒をつくることや、お古封筒を生まれ変わらせる楽しさを知り、すっかりそれにはまったKさん、今日は自分で作った封筒をたくさんもって来てくれた。次のいのみら発送のときに使わしてもらいまする。

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月末の紅茶は、山下兄弟のお米の届く日でもある。お兄ちゃんのシンくんが配達。今日は、ヤーコンというサツマイモに似て非なる野菜が、お米のおまけについてきた。皮をむいて、生でぽりぽり、野菜とは思えないふしぎな甘さがあり、サラダにしてよし、きんぴらによし。まだ試してないけど、てんぷらもおいしいそうだ。

シンくんは歌も歌う。今日もリクエストして、大好きな「はなみずき」と、シンくんオリジナルの「永遠のダイヤ」を歌ってもらった。

2月9日(土)には、市民芸術村の里山の家で、シンくんと丸山茂樹くん、ふたりのコンサートがあるという。6:30~8:00 1000円。Photo_2

← すてきなポスター!

20年前から山下さんちの無農薬のお米をたべてるわが家。山下兄弟の応援団員でもあるので、聴きに行くよ。2008年6月22日のキャンドルナイトにむけての、プレイベントでもあるとか。

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夫婦で、ファミリーで、ひさびさに顔をあわせた同士で、犬がいて、猫がいて、まきストーブがぱちぱち音たてて燃えて、隣にすわったひとと会話をかわして、その合い間を縫って、小6のSちゃんがいつものように宿題をして。

夫婦だけで、親子だけで、向き合いすぎると話すのがしんどいことも、他者というクッションがあって、そこの空気が安心をくれてたら、雑多な話し声にまぎれて、意外や、奥にしまいこんでたキモチがぽろりとこぼれてた、、。そんな瞬間を何度か感じた、今日の紅茶。

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2008年1月28日 (月)

47本のスイトピー

朝、一面の銀世界。昨日の夜は、この冬はじめての本降りの雪だったんだ。夜中、屋根からすべりおちる雪の音を何度も聞いた。

母のいのちの日に贈るスイトピーが、ことしは47本になった。母が逝ってから、それだけの年月がたったということ。

Photo_2 雪を背にしたスイトピーは、花やさんのスイトピーとは別人みたいだ。

それにしても、雪は白いはずなのに、どうして蒼くみえるんだろうね。

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2008年1月26日 (土)

時代の空気

封切られたばかりの「母べえ」、見てきました。
原作者は、てるべえ、と呼ばれた次女である娘さん。
ロシア文学者の父べえが、治安維持法で捕えられる。
戦争前のおもくるしい空気のなかの、
信じあう家族とそのまわりのひとたちの日常を淡々と。
吉永小百合さんの母べえがすばらしい!
父べえも、二人の娘さんも、山ちゃんも、おばちゃんも、
裏表のない寅さんみたいなおっちゃんも、
そして、画面にでてくるどんな小さな脇役さんも、
存在感があって、心に焼きつく。
戦場は一つも出てこないけれど、
戦争の姿、その時代の空気が、
むしろもっとくっきり、リアルに伝わってくる。
経済学者で、同じこのおそろしい法によって投獄された
まついのりこさんのお父さまと、父べえが重なってみえた。
のりこさんが書かれた「あの日の空の青を」、もう一度読み直したい。
映画をみながら、9条のない世界、というものを怖いほどに想像してた。
映画もぜひ!
そして、伊藤真さんのお話もぜひ!と強く思った。
       ↓
市民公開・憲法講座 「もっと知ろう憲法のこと」
        講師 伊藤 真 さん
 (伊藤真の司法試験塾 塾長として、市民のために働く法律家の育成)
日時 2008年2月16日(土)午後3時30分~5時30分
場所 金沢都ホテル セミナーホール(旧ロキシー劇場) 入場無料 
毎週とどくマガジン9条で→ http://www.magazine9.jp/
いつも読むのが伊藤さんのコーナー。
「憲法の力」(集英社新書)も、読みやすくお値段もうれしい(714円)一冊。

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2008年1月20日 (日)

for being you

私の誕生日にあわせて娘が帰ってきた。翔のお葬式以来だ。

その日を一緒に過ごすのは7年ぶり。だからその時間こそがプレゼント、と思っていたら、もうひとつ、びっくり箱!みたいな贈りものがあった。

Photo_3 thank you for being you」

 ← と書かれたタグのついた小箱を開けると、

Photo_2

 ← 中からあらわれたのは、小箱の包み紙がそのまま表紙になった、ちいさな手つくり本。娘が、私には内緒で、ともだちと一緒にこしらえたバースデーブック。

1ページ1ページ、きもちが、やさしいかたちになってデザインされてた。綴じ込み付録の家族の想い出写真館には、私たち親子と、翔とマガと、紅茶の仲間と、亡き姉と、母のメモリアルとが一緒に並んでた。

さらにページをめくると、この一年、近くで遠くで、私の心模様を見守ってくれてたひとたちが、次々登場した、笑顔の写真にメッセージをそえて。

???!!!

わけがわからず、あんまりびっくりして目が点になって、さっきから潤んでた目がもっと潤んで、その先が読めなくなった。聞けば、夫を含む13人のひとに、娘が秘密の依頼計画書を送って、私へのメッセージをお願いしたのだという。

翔が天国の犬になって、だけどいつも一緒にいることを感じていられるように、翔と紅茶のはがきづくりを娘に頼み、でも実はその作業と同時進行で、こんな本づくりが水面下で進んでいたんだ!

そう思ったらあっつい感謝がこみあげてきて、胸がいっぱいになった。

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その夜遅く、一人でもう一度、世界に14冊きりのバースデーブックを読み返して、去年の日々も想い出して、その間、みんながどんな想いをしながら、わたしのことを辛抱強く待っててくれたかを痛いくらいに感じた。
本当になんて有り難い。言葉がみつからないよ、ただただ感謝。

後日ゆっくり、幸せの秘密計画・楽屋裏話をきいて、またまた泣いたり笑ったり。しあわせなきもちと、ありがとうが、ぐるぐるぐるぐる、まだ私の中でまわっている。この本つくりにかかわったひとたちの間でも、同じぐるぐるがまわってるそうだ。

幸せ作家を名乗る娘の、しあわせのりさいくるって、ひとつにはこういうことかもしれない。

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タグに書かれた言葉、

thank you for being youは、

「あなたがあなたでいることに、ありがとう」。

なんて幸せな母親だろうね、私。

この言葉、抱きしめるように大事にして、毎日をていねいに生きよう。

本当にありがとう、

「あなた」が「あなたでいること」に、私からも、ありがとう。

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2008年1月19日 (土)

風の郵便

この一週間、とても濃い日々をすごしていて、なかなかここに来れなかった。

焦ってここに来なくてもいいのだよ、という声がするので、その日の出来事をその日のうちに書かなくったっていいのだよ、と思えるようになったので、書ける時間がやってくるまで、安心して待っていられる私がいる。

って、のんびりしていたら、サタデーナイト紅茶ありますよ、のおしらせ、あらためてするのも忘れてました。

1月19日(土)5:30~9:00 @水野宅

持ち寄り一品夕ご飯 

手ぶら参加費500円 そのときは要予約

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午前中は、すりあがった風つうしん第5号(津幡町・市民グループ「風」発行)の郵便やさんをしますが、2時過ぎにはもどってストーブたいて、あったかの準備をします。

町議会が終わるごとに発行される風つうしん、津幡町内12、000軒を、「風」の仲間たちとポストてつだい隊のひとたちとで、一軒一軒、配って歩く。アリのような、でも、とても大切な「風」のしごと。

今回の特集は地方行政の情報公開度。両隣りの内灘町、かほく市、そして津幡町。議会の中味のみえやすさ一覧表つき。 

霜の降りた朝、でも晴れているから、冬にしては、つうしん配り日和。きっと同じ時間帯に、津幡の町のあちこちで、頼もしい仲間たちが白い息をはきはき、風の郵便してることだろう。

では、行ってきます。

          

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2008年1月11日 (金)

有り難かったこと

           

お薄の日には、東京から来ためずらしいお客さんも二人まじってた。もちろん紅茶ははじめて。dewさん(本名は、つゆさん。彼女をこんなふうに呼ぶのはたぶん私だけ)は、実は雑誌の取材でみえた。写真をとるひとと一緒に。

dewさんはちいさいころから、ものを書くひとになりたかったのだそうだ。「てのひらごよみ」という本で私のことを知って、お手紙くれたのは彼女が中1のとき。返事をかいて、時おりお手紙がきて、私もまた返事をかいて。

彼女はふるさとの高校を卒業後、東京で編集をまなぶ学校にはいり、そういう仕事につき、そしてずっと、言葉にかかわる仕事をしてきた。彼女からの年賀状がとぎれなかったので、か細い糸もきれることがなかった。

4,5年前、西東京紅茶にきてくれたのが、dewさんとの初対面。おとといで逢うのは2度目。初の手紙から数えれば、30年という時間が流れてた。夢みたいだけど、願ってるとほんとにかなうんですね、とdewさんが言う。

               *****

午後のお薄の時間がはじまるまえにインタビューをうけて、若いころのことをあれこれ聞かれたのだけど、私は彼女とは違って、書くひとになろう、と思ったことはまったくなかったことに、あらためて気づいた。

ただ、中高生のころは、書くことでしか、自分の胸のうちをさらけだす場がなかっただけ。それがいつのまにか、書くことで自分を表現することにつながっていったということ。

そして今してることのほとんどすべて、目標があったわけでは決してなくて、その時々の、自分にとっての必要や必然やまわりからのニーズがあって、続けてきたこと。気づいたらいつのまにかそれが私の「しごと」になっていったよ、というだけ。

             *****

就職活動もせず、学校をでて就職もせず、あのころの私はいったい何やってたんだ。同級生ですでに結婚相手のきまってるひとは、就職しなくても当時ヘンじゃなかったけど、そんな気(ケ)のまったくない私が、就職もしないというのは、今考えると、世間の常識からは相当、あきらかに、ヘンだ。

今ならあれを、フリーターと呼ぶんだろう。服やさんでバイトしながら、詩集をつくった。それを画材やさんにおいてもらった。ビー玉でネックレスをつくって、お店においてもらった。ひょんなことからコマーシャルも書いてた。

ただただありがたかったのは、そういう私に、53歳も年の差のある父が説教しなかったことだ。私のヘンさや頑固さを、とうてい理解しがたいがゆえに「理解」するしかなくて、いい意味であきらめてくれてたことだ。父親が世間体を優先する人だったら、あんな生き方はとうてい認めてもらえなかったろう。

最近読んだ本、『ひきこもりの<ゴール> 「就労」でもなく「対人関係」でもなく』(青弓社 石川良子)の中に、「親がひきこもらせてくれなかったら、死んでたと思う」という言葉があって、ガツン、と来たことを思い出した。

その若者が、ひきこもらせてくれてありがたかった、と感じたように、私も、あのころの、あんなにもいいかげんな私を私のままで認めてくれてたこと、文字通り、有り難かった、と父や姉に言いたいと思う。

少し前の「きもち」に、私よりずっと誠実に、生きるということを深く考える若いひとたち、と書いたのは、だから、謙遜でもなんでもない、本当のことです。

そんないいかげんな私でも生きてこれたことを、まじめに誠実すぎて苦しいどこかの誰かに、正直にうちあけることもまた、私のしごとの一つかもしれない、ね。

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2008年1月10日 (木)

お薄の時間

数えてみたらきのうでもう12回目。新年恒例の、「お薄の時間」。フルタイムではたらくYさんは、ほかの紅茶の日には来たくても来られない。この日は前もってお休みをとって紅茶にお薄を点てにきてくれる。

「私がしたいもんだから、頼んでさせてもらってるんですよ、これは私の自己表現」

それ以上でも以下でもない、等身大のボランティア。マスノさんの写真のなかに、「君のステージで咲く」という言葉を添えた一枚があったけど、この日のYさんはまさにそんな感じに咲いてて、うれしそうだ。

ちょくちょく紅茶にはきてるけど意外や、やっとお薄の日に来れてうれしい、はじめてなの!というひと。点てかたを教えてもらって、ひとにのんでもらうのがどきどき楽しいひと。小6のさおちゃんは、たぶん6回目の参加。私は毎年、さおちゃんの点てたお薄をいただいてきたことになる。

続けることで、ゆたかになってくるものってあるね。きのうは、新旧15人のお客さんが紅茶にきて、紅茶でないものを何杯もおかわりして、新しい年の時間をshareした。Yさん、ありがとう。

「ほかのひとも私みたいに、何か自分のできることで、○○の日、やらせてください、って言ってしたらいいのに、って思うんですよね」というYさん。あ、そうか、一日図書館長、とか、一日店長、みたいに?

あり、かも。あるいは、私から頼んで、☆☆さんの○○の日、っていうの、してくれない?っていうのもまた、楽しそうだ。

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2008年1月 8日 (火)

マガのすやすや

Photo ← マガのすやすや。

甲状腺の薬は毎日欠かせないけど、元気に過ごしてくれてることが、ありがたい。長年いっしょだった相棒の翔がいないことを、マガはどのように感じているだろう。しょっちゅうひざに乗ってくるようになったこと、ますます甘えん坊になったこと。つまりは、そういう感じ方をしてるってこと。

私の今年の課題のひとつは、そういうマガの声(願いや訴え)を、こころを澄ましてよく聴くこと、だ。

     

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2008年1月 4日 (金)

くるみ割り

年の暮れ、その日の紅茶にきていたひとたちと、くるみ割りをした。おせちの食材に買っておいたのを、そうだ、一人で割るのたいへんだし、と台所から出してきたのだ。

ぎんなん割りのくぼんだところに、くるみの殻(と言ってるけど実は種)の背骨みたいなところをあてて、軽くちからをいれる。ぱち、といい音がして、指をあてれば、ぱか、と二つに割れる。ほんの少しでも、ちからが強すぎると、グシャ、哀しい音がして、殻ごとつぶれてしまう。

ぱち、ぱか、グシャ、ぱちん。

私にもやらせて。わあ、割れた割れた。次どう、あなたもやってみる?あ、うまいうまい!きれいにまるごととれたねえ。

3歳の女の子も、むずむず割ってみたくてたまらなくなる。上から手を添え、その子の手をはさまぬよう手加減して、よいしょ!あっ、割れた割れた。

ぎんなん割りを順にまわして、一つ割れるごと、その場全員のきもちがくるみに集中する。ぱち、ぱか、の音の後に、まったく無傷の、うつくしい脳みたいなくるみの「仁」があらわれたときは、おもわず拍手。

無傷の殻もまた、うつくしい芸術品だ。誰かが、貝あわせみたいに殻あわせができるかも、といって、何人かはそれをその日のお土産にした。

ふつう紅茶でときどきとつぜん出現する、意図せぬワークショップ・タイムが大好きだ。この日のくるみ割りは、まさしくそんな時間になった。元気のないままこの日の紅茶に来て、くるみ割りをこころから楽しんでくれたひともいた。共同作業としてのワークショップの、ささやかだけど、これもまた、ふとしたちから。

                *****

割ったくるみはそのままでも香ばしくて十分おいしい。でもせっかくおせちと宣言してみんなで割ったのだから、やっぱり佃煮にした。からいりしてから、さとうと酒とみりんと米飴とほんの少しのだしつゆで、あっというまにそれはそれはおいしいくるみ煮になった。くるみ割りワークショップのおいしいおつりです(というか、ほんとはこっちが本命なのだろうけど、きもちとしては、くるみ煮のほうがおつりに思えて)。

                 ******

おつりはもう一つあった。年あけの紅茶にきた女の子が、クリスマスに彼女のおうちに来た仔犬の話をして、その子の名前が、「くるみ」だという。家族で名前を考えてるとき、近くにあの日の紅茶土産のくるみの殻があって、なんとはなしに、くるみ、になったのだそうだ。もっとも、くるみは本名で、呼び名はくーちゃん。それでもなんか、ちょっとうれしい、あの日のおつり。

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2008年1月 3日 (木)

新しい年に

     Photo

静かなお正月。予想されていた大雪も降らず。娘もまだ帰ってこないので、夫婦ふたりとマガの、                           3人のお正月。

 ← マガの肉球で、ごあいさつです。

           ******

初紅茶にきた宮川くん。実は私のパソコン内ごみの大掃除と、大切な情報が何一つバックアップされてないのを去年から気にしてて(そういうことにまったくうとい私)、富山から新年早々きてくれたのだった。

これまでの数年間は彼が忙しくてほとんどあう機会もなかったけれど、去年のとくべつ紅茶で「等身大の僕の今」を語ってもらってからは時どきあえるようになって、たぶん10年ぶりぐらいの、たがいの出逢いなおしをしている。

彼とも、また他の若いひとたちとも、1,2年という時間でなく、5年、10年のスパンでつきあってゆくと、その過程でいろんな不思議な感動に出逢わしてもらえる。おとなのこちらのほうが、逆に教わることが多いくらいだ。

                  *****

すくなくとも、今日・あしたの「彼」や「彼女」を見て、ああだこうだときめつけられない。いくらこちらのほうが長く生きてきてても、生きることの経験の深さを、年数だけでくらべられない。私よりずっと誠実に、生きるということを深く考える若いひとたちを知っているので、単純な先輩風なんかね、吹かすことができなくなった。

     

私の知るどの子も(どのひとも)、前向きで前に進むだけじゃ苦しくなる。ときにたちどまり、ときに後退して、ときにはとじこもって、あるひとはこころの奥底で動きだす波を慎重にキャッチして、あるひとはこれまでしばられてた思い込みの呪縛からほどかれて、自分の一歩を踏み出してゆく。スマートとは程遠い、不器用な一歩。それを横から見ている私は、その勇気にやっぱり感動してしまう。

              ******

そしてこうも思う。

若いころ、私ったらどうしてあんなふうになにも考えずに、自己中に、自分勝手に、生きてこれたんだろう。常識のものさしではかれば、相当にオカシナわたしだったに違いないのに、どうして私はそれでこわくなかったのか。オカシナわたしを自負すらして、多くのひとと違う自分を責めずにこれたのか。

それが仕事になる・ならないにかかわらず、どんなちっぽけであろうと、好きなことやしたいことが自分の中に確実にあったことが、わたしの生きるさいわいだった、それだけは確かにいえることだけど。

ふりかえれば、そのときどきで、たった一人でも、それでいいんだよ、のメッセージを真剣に発してくれるひとがいた、それがとっても大きいことだったと、今あらためてぞくりとしながら感謝する。

それにしても ーーー あのころは、社会がもっとずっとゆるやかだった。はみでるわたしを許容する空気があった。それにくらべて、今のこの息苦しさはいったいなんだ。息苦しいは、生き苦しい、にも通じてる。

あまりに酸素不足な社会の中で、必死に生きてるひとを、ささやかだけども応援する、そんな場でありたい紅茶。25年目にはいりました。ことしもどうかよろしく。

暮れにもお知らせしましたが、

1月9日のふつう紅茶は、お薄の時間です。1:00~6:00

お抹茶のおかわりを好きなだけ。どなたでもおいでください。

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