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2008年2月 9日 (土)

ともの時間

月に一度のコミュニケーションの練習の場、ともともがこの2月で満3歳に。ともともに続いて、結とも、というグループが生まれ、去年の12月からは、ともさん(3番目のとも、という意味)がスタートして、ともの時間は、あわせて3つになった。

水先案内人役をすることになった当初は、はたしてつとまるのかどうか不安もあって、私自身も緊張していたっけなあ、と想い出す。

ともの時間の一番の原則は、そこは誰かが答えを出してくれる場所では決してないこと。参加する一人ひとりが実際に練習をしながら、それぞれ自分にーー自分のコミュニケーションのくせや、思い込みや、ものの見方や、毎度のパターンや、なによりも自分のきもちにーー気づいていく場所だということ。

それをしつこいくらい何度も確認しあったけど、今思っても、それってほんっとに大事な原則だった。

回を重ねるごとにメンバー間の信頼が育ち、するとみんなからの知恵や協力がしぜんにもらえるようになってきて、それと反比例するかたちで、私もどんどんリラックスしていく。

場の力が育ってくると、案内人(の力)はちいさくてかまわない。いや、むしろ大きすぎてはいけないんだ、ってことも実感する。

              *****

実際にしてることの多くは、クッキングハウスで日常的にしているSSTというコミュニケーションの練習方法から学んだことが一番多いけれど、それに加えて、この10年余りのさまざまな”貯金”が、いろんな場面でそれとなく役立ってくれてることも、ひしひしと感じる。

さまざまな場所で展開してきたワークショップや、アサーショントレーニングやピアカウンセリングの学び。まっすぐに聴くことの練習、わたしメッセージできもちを伝える練習。8年目になるワークショップの自主勉強会・wow-netや、七尾のおかみさんたちとの勉強会・栴檀の集いの存在。この間も参加したばかりの、5年目になる団さんと家族面接を学ぶ会、などなど。そしてその底流に、紅茶の24年間が流れてる。

はじめは点と点にすぎなかったものが、だんだんと線になり、面になり、少しずつ私のからだにしみこんでいく。

そういう意味でも、ともの時間をSST というひとことではくくれないなあ、と思う。なにかユニークでオリジナルなものが組み合わさった場を、仲間とともに毎回創りだしている感覚。

場が育つ、ってたぶんこういうことなんだろう。どんなに私ががんばっても、一人じゃ決して作れないもの。参加してる一人ひとりの、こうありたい、家族としぜんに話したい、きもちを素直にわけあいたい、自分のことも相手のことも大事にしながらこの想いを伝えたい、というささやかな、でも具体的な希望を、一つずつかたちにしていく作業の積み重ね。

きっとそれが、ともの時間なんだ、って思っています。

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