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2008年4月10日 (木)

翔に

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昨日の紅茶に一年ぶりできてくれたひと。いのみら読んだの、翔ちゃんにお花あげさせてね、お墓参りもさせてね、と、小学生になったばかりの娘さんと一緒に、翔のお墓に手をあわせてくれた。

今はもう中学2年生だというこの子のお姉ちゃんが小さかったころ、彼女にとって紅茶に行くことは翔に逢うことだった。翔に逢いたくて逢いたくて夢にまでみて、「しょう、しょう、、」って寝言で何度も言ってたそうだ。

お花を買う時、お花屋さんで翔の話をしたら、そのお花屋さんは紅茶のことも翔のことも知っていて、「スウさんちにも桜が咲いてるでしょうけど、この色じゃないと思うから、持って行って紅茶のお部屋でみなさんとお花見してね」と、白い桜をくださったとのこと。

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白い桜の花は、夜のあかりのなかではいっそう美しい。亡くなる一週間ほど前に映した翔の遺影の横で、咲いている桜。

ふらつく足を一生懸命ふんばって、必死に立っている姿は、いつ見ても、翔の尊厳を感じる。

それにしてもうちに来たことがないのに、セレソさん、なんでうちに桜の木があること、知ってたのかなあ。

              *****

いのみらをずっとお送りしている、私の尊敬する珠洲のかたから、それはやさしいお便りをいただいた。この方は、翔が珠洲生まれ、ということ以上のとくべつな想いを翔に抱いていてくださったそうだ。この方のとても大変な時期、「私と一緒にたたかってくれた大切な犬のような気がするのです」と書かれていて、ええっ、そうだったのですか、と私のほうが驚かされた。

もうずいぶん前のことだけれど、一度、うちを訪ねてくださったことがある。「そのときに見た翔のとても幸せそうな姿が、今もしっかりと目に焼きついております」。こういう言葉って、遺されたものにはほんとうにうれしい。胸があったかくなって、つぶやく。翔、やっぱりあなたはとくべつな子だったよ。私の知らないところで、あのかたをそんなふうに支えていたのだね。

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