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2008年4月15日 (火)

こころを、ひらく

ずいぶん長居した今回の東京。

最終日の朝、ゆったりした気持ちで、小さな庭の草むしり。
おととしの夏、葉という葉にさんざん毛虫がついて、恐怖で顔ひきつらせながら枝を伐りまくった沙羅の木、椿の木。
あれ以来、庭木の手入れは女手ひとつじゃもう無理だと思い知って、
ご近所のつてで植木やさんに年間の世話をお願いすることになった。
おかげであの時見るも無残だった沙羅の木たちがみごとに息をふきかえし、若葉が風に揺れている。

草を抜いていたら、そこからひょいとスミレが顔をだした。
どこにでも咲いてそうな紫色の小さなスミレ、だけど今の私はその色にすばやく反応してしまう。
シャベルで土ごと大きめに掘ったスミレを、昨日の紅茶で、ジュン子さんが私の晩ご飯のおかずをいれてくれた小さな容器に、そっとうつした。

東京の姉の家の庭のかたすみ、
誰にも知られず咲いていたスミレは、
今日わたしと一緒に、今回の最後の出前に同行したあと、
新幹線に乗って石川まで旅をするんだ。
翔のお墓をふちどるスミレの花たちの、仲間入りをするんだよ。

           ****

またやらかした。ほんとにどこまでおっちょこちょいか。待ち合わせの駅名をまちがえて、10分遅刻。

JHC板橋には板橋区内に12もの場所があって、それぞれ、クッキーをつくっていたり、縫い物をしていたり、レストランや喫茶をしてたり、仕事のサポートやグループホーム、といろんな活動をしている。JHC秋桜さんも、その一つで、お弁当の配食サービスと、週2日、3時間ほど喫茶をしている。

降りる駅は「なんとか赤塚」なのに、「なんとか板橋」でさっさと降りてしまった私。頭の中で、JHC板橋(の、秋桜)にいくんだ、と確信してるので、思わず(迷わず?)、板橋の名前が着いた駅でおりちゃったのだ。

どうにか、メンバーさんたちとのお昼ごはんには遅刻せずにすんで、それから2時間ほどの交流会。

秋桜さんでは、私の話のあと、福井さんの笛と小川さんのアイリッシュハープのCD、「光の森」をかけながら、

マスノマサヒロさんの言葉ひと言が添えられた写真をひろげて、

メンバーさんにも、この日はじめて参加されたというお母さんにも、スタッフさんにも、「今日の私の一枚」をえらんで一言ずつきもちを言ってもらった。この時間が、とてもすてきだったよ。マスノさんに、ありがとう、だ。

最後は、♪タンゴな感想、こと、単語で表現するひとこと感想をまわしておしまい。

               *****

4つの出前を無事に終えて、今はとても静かな、満ち足りた気分。

さすがにエネルギーをいっぱい使ったので、今の気分は、ぼわゎぁ~~~ん、、としてて、歩きなれた道でもまよってしまいそうにふわふわしている。東京で出した分以上の、やさしいちからの、出逢ったひとたちからのエネルギーが、じょじょに私を満たしてゆくきもちを、ブランデーを味わうみたいに(ちっとも呑めないのにね、)ゆっくり味わいたい気分。

それぞれの場所で、ていねいに自分のこころを開いて、すなおに語れたこと。前と違う着地点にたどりついた自分を感じながら、聴いてるひとたちにもそれが伝わっているのを確かめながら、一語一語話してた自分がいた。

何より、どの場でも、みんなの聴く耳がすばらしかったなあと思う。ありがとうございました。

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