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2008年4月12日 (土)

わたしの歩き方

主のいない東京の姉の家。

それでも季節のめぐるたび、庭の花たちは律義に自分の花を咲かせている。四月の今は白い花ニラ。茎はニラの匂いがするけど、花はまた違う、花のやさしい香り。

そして今はめずらしく家の中にも花がいっぱい。昨日のクッキングハウスへの出前のとき、メンバーさんからすてきな花かごをいただいたおかげ。姉の花であるカサブランカまであって、私が東京にいる間は姉の家のあちこで、いろんな花の香りがしている。

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クッキングハウスでは私のこころの旅の話からはじまって、わたしのピースウォークーー私にとっての平和な・平和の、人生の歩き方、というテーマで語った。9条とクッキングハウスの共通点、憲法と家族の共通点についてもふれながら。

クッキングハウスでは3回目になる9条の話。今回はどう伝えようかさんざん考えて、そうだ!ひょっとしてもう2年後には行われるかもしれない、「憲法を変える・変えない 国民投票」をキーワードにしたら、と思いついた。

で、初公開、国民<模擬>投票@クッキングハウス。

自分が引く一枚の投票用紙には、憲法を変えるのに賛成○・反対×・棄権□、のどれかがあらかじめその理由とともに書いてあって、○の紙を引いてしまったひとは、自分の本心がどうであれ、賛成理由をみんなの前で読み上げねばならない。
残念ながら松浦さんも!○を引いてしまったひとり(笑)。

次つぎ読み上げられる賛成理由、反対理由、そして投票に行かない理由。なるほど~、とか、うんうん、とか、時に大爆笑、の模擬投票がおわって、結果はおしくも一票差でこの国の憲法は変えられてしまうことに。

悔しいことに、憲法変える派の理由はどれも明解で、強力で、インパクトがあるのだ。それにひきかえ、変えない派の理由はつい長くなりがちで、弱っちく感じられてしまう。そのことこそが、変えない派の弱点でもあるわけで。

実は、9条変えない派の理由・意見探しに、今回はものすごくたくさん娘に助けてもらった。彼女は、いろんなひとの立場にたってみて、そこからいろんな変えない理由をあげてくれた。自分だったら、おかあさんだったら、若もののだったら、子どもだったら、先生だったら。

その一つ、「今、稼ぎ口がなくて困っているうちの息子が、志願兵になると言い出しそうで怖いから、9条を変えるのに反対です」というのは、参加者みんなに説得力があって、思わず、ありえるね、それ!ドキリとするね、といろんな声がもれていた。

投票に行かない人の割合を一番多くした今回の模擬投票。これまでの選挙を見る限り、投票率をあげてのシミュレーションはできないと思っていたので。だからこそ、模擬、とはいえ、リアルだった、私にも、参加したひとたちにも。

9条を語る自分なりの言葉を持つこと。本当に変えたくないなら、行かないひとにこそ届けたい、自分の言葉を持つこと。私にとっても、大きな宿題です。

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