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2008年5月30日 (金)

 「海人君 15歳」

5月5日放映の「学校はみんなの宝島」をつくったMROのmizuhoさん、彼女がこれまた長いことあたためてきた番組が、明日、on air。

MRO報道特別番組
「友との出会いは生きる証し ~海人君 15歳~」
5月31日(土)午後3時半~4時15分放送

mizuhoさんからのお知らせをここに。

      ↓

加賀市に住む重度障害のある海人(かいと)君が
小中と普通校に通い、 こどもたちと交流を深めていく物語です。
児童生徒も、教師も周囲の大人たちも
海人君を障害者としてではなく
一人の人間として受け止めていき、
気づきを得ていく様子に、取材者としての私自身も
大きな感動を覚えました。

海人君のご両親は、自分たちをオープンにすることで
周囲の偏見の目や差別の心を一掃することができてきたんだと思います。
風通しが良いと、心も清々しくなりますね。
だから、取材させて頂いた学校では、本当に清々しい気持ちになりました。
素敵な出会いにたくさん恵まれたのです。。

障害を持った子どもの番組ですが、
とてもさわやかで清々しい気持ちにさせられたと
試写の時に、話してくださった方がおられました。
また、自分の子育てを振り返ったと涙ぐんでる方もおられました。

また、今回の取材では、10代の男の子達の素晴らしい部分に
たくさん触れることができました。

出会っていかないといけないなあ。
知り合っていかないといけないなあ。
それも何度も何度も。
できたら毎日毎日。
できるだけ毎日一緒にいることがものすごく大事だな。
悲しい時も苦しい時も嬉しい時も
いつもいつも君がそばにいたから、
本当の友だちになれたから心が通い合える。
そういうのが、本当に大事だ。
そんなふうに感じました。


もっともっと障害を持った人と、私たちは出会っていかないと!
出会う場を作っていかないと!

障害のある人に何かをしてあげようっていうんじゃなくて
共に生きる。共に学ぶ。
その中から、本当に大切な気づきをみんなが
お互いに頂いていくんだと思いました。

きっと、海人君の両親は、
その大事な気づきを海人君から与えられて
さらに、本人たちが気づかないうちに、
たくさんの人と出会わせるという
大事な使命を果たしてこられたんだと思います。


偏見や差別は、よく知らないことが原因のように思います。
障害者だけではく、外国人や女性、
また職業や住む地域の違いでの差別や偏見もあります。

最近、教育現場でも、人権について学ぶ機会が設けられないような
状況になってきたと聞きました。

しかし、差別や偏見は、その事実をまず知り、
お互いに知り合うことで、少しずつなくなっていくのだと思います。
簡単ではないけれど、でも、放置しておけば、
ますます辛い世の中になっていきそうです。。

世界中の大小問わずあらゆる争い…
それが勃発した大きな理由の一つは、
知らないことからくる恐怖だと思います。

まず、みんなで自分の中の「恐れ」を
「喜び」に変える旅へ出かけなければと感じました。

番組の中では、障害のある海人君に初めて出会って
驚きとまどう子ども達や大人達の様子もでてきます。
また、彼を一人の人間として受け止めいくやんちゃな中学生も出てきます。

海人君と彼らの共に懸命に生きる姿を
どうか見てあげてください。

わたしは、彼らに出会って、人間が誰しも持っている優しさに触れて、
心から感動しました。
それをどうしてもたくさんの人に知ってもらいたいです。

どんな人も優しさを持っていることがわかれば
醜い争いも少なくなっていくと信じています。

******mizuhoさんのおしらせ、ここまで。

いつもていねいに取材して、そのひとのたいせつなことを引き出してくれる作り手のmizuhoさんの番組、たくさんのひとに見てもらえるといいね。明日は出かけるので、録画します。

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2008年5月29日 (木)

扉がひらく

教育委員会ってなにをするところだろう。そのことを一番意識したのは、去年の、河合谷小学校閉校問題でだった。        

村のひとたちが禁酒のお金をためてまで学校舎を建てかえたことで、世界にも知られる河合谷地区。特別認定校として、津幡町のどの校区からも通える小学校になってからは、自然がいっぱい、少人数で教育をうけられるのがいい、と、河合谷小を選んでくる子どもたちもいた。この学校に通うようになって元気をとりもどした子もいる。

おととし秋の教育委員会で、この小学校の閉校が決められ、上から突然降りてきたお達しに、親たち、地区のひとたちは驚き、できる限りの反対をした。住民たちの直接請求で、去年秋には臨時議会もひらかれた。

「風」もできる限りの応援をし、「風」議員も議会でもちろん反対した。でも不思議なんだ、この町ではだいじなことが、”はじめから決まっている”みたいなんだ。出発点の教育委員会会議に議件として出た時点でもう、閉校が決定されてたみたいなんだ。会議の記録をみても、きちんと話し合われたようには思えない。

ボートピアの視察に、教育委員会もおととしに行っている。何の問題もないと教委は視察報告をだして、こっちの話もどんどん進んだのだ。

教育委員会ってなにをするところだろう。委員会の傍聴を「風」は申し入れたけど許可されず。仲間が調べた。5年前から教育委員会議の公開がすべての自治体に義務づけられていることがわかった。(なら、そう言ってよ)

去年12月から、いったい何度、「風」から申し入れ、傍聴の要望書、申請書をだしたろう。そのつど、部屋が狭いことを理由に、ことわられ続けた。

射水市で子どもの権利支援にかかわっていたMくんに話すと、今どきそんなとこがあるんですか、傍聴できないなんて信じられない、と目をまるくして驚かれた。                       

ついに、扉がひらいた。5月の教育委員会議から、津幡町でもはじめて傍聴ができることになったのだ。ただし、狭いので、3人まで。申し込んだ8人は抽選でくじを引き、いつもくじ運の悪い私がその一人に。(はいってみたら、部屋にはまだ入れる余裕があった)            

会議は議件にそってたんたんと進む。河合谷小や、ボートピア視察に関しても、おかしい、という疑問の声なく、こうやって諒承されたのだろうか。

今回の議件のなかで、学校経営計画書及び学校評価計画書のことがとても気になった。現場で子どもたちの評価はもちろん、先生にも評価が導入され、そのことで先生たちの悲鳴が聞こえる。つぎは、学校評価?ここでも競争か。                

評価する評議員は誰がなるのか、もと校長、区長、地域とつながる人?など声がでて、第一、何を評価するのかもまだよくわかっていない様子。

評価をする主体は、国でしょう。上から降りてくるものにただ従う、そのことへの危機感をもっていないと、あぶないあぶない。 とくに憲法を変えたがっている政府のもとの教育で。    

扉がひらいた。 待ってるだけでは決して開かなかった扉。 風仲間のねばりつよい努力、尊敬&感謝。

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2008年5月28日 (水)

だんごろく の続き

以前にご紹介しただんごろくの、

「ずーっと同じことで悩んでるひと、同じグチを言い続けるひとは、
実はそれを止める気がない、本気でなんとかしようとは思ってない、
そのひとにはそれがもうシステムになってしまっているから。」

にはその後もいろいろな反応があって。

あ、これ、まさに私のことだ、と思ってどきっとする人がいて、

そのようにたとえ見えても違う、と反論する人がいて、

そうだったのか、システムになっちゃってたのか。こりゃ真剣になんとかしなきゃって思った、というひとがいて、

うん、あのころはたしかにそうだったな、
なにも動こうとしなかったし、ただただ愚痴だけ言ってた、
そういえばあのときは変える気もまったくなかった、
そしていつごろからか、このまんまじゃいやだ、って動き出しだしたんだったな、というひとがいて。

      *****

団さんの言葉は、しばしば辛らつで毒もある。

この場合も、「止める気がない」とあえていうことで波風が立つのを、おそらく知ってて言ってるんだな、と今回のことで思った。

家族療法家の団さんは、家族システムを読み解く。

かたまりにかたまってしまった家族の、一体どこにクサビをうちこめば、風穴を開ければ、小さな変化を起せるか。その変化が、やがて少しずつ、システム全体に変化をもたらす。

そのクサビは、具体的なことが必要なんだ。遠まわしな抽象論では伝わらないんだ。

ひとつの言葉に、どきりとしたり、言い返したくなったりする。そういう自分に気づくことで、自分の現在位置確認をしてる場合もあるんだってこと。

もし変えようとしないシステム、にはまってしまってるならしまったで、それに気づいて、では次、どうする?となるわけで。

 団ごろくをのせたことで、はからずも気づきのおつりがいっぱいあった。

ともの時間で「私のお助けリスト」をつくる気になったのも、ちっとも成長してないみたい、と落ちこんでる仲間に、ほんとになに一つ成長も進歩もないかどうか、リストに書き出すことが自分の変化に気づくてだてになるかも、と思ったからだったし。

いつも思うよ、自分のきもちに気づく、ということがまず、出発点だ。

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2008年5月27日 (火)

はけんはいけん 、の続き

自衛隊イラク派兵差止訴訟の会で、4年2ヶ月もの間、この裁判を裏方でささえてきた名古屋のバンドエイドことBさんが、差止newsと判決文を送ってくれた。画期的、歴史的な、違憲判決。

憲法9条違反、の判決が確定したことは、これまで日本の裁判の歴史の中でなかったこと。地裁で違憲の判決が出た2度とも、次の高裁でひっくり返されてきたから。

けれど今回は、勝訴したのが国なのでもう最高裁判所に訴えれない。9条違反をかちとった原告側もこれ以上の裁判をしないから、これで判決が正式決定。その日が、61年目の憲法記念日前日の5月2日。翌々日から「9条世界会議」@幕張、というのもすごいことだったなあ。

            *****

4月17日 @名古屋高等裁判所。

イラクに派遣されている航空自衛隊が、武装した兵隊をバクダッドに運んでいる活動は、他国籍軍との武力行使の一体化であって、日本も武力行使をおこなったとの評価を受けざるを得ない行為。これは9条一項に違反している、と裁判所が判断。

裁判で明らかにされたのは、米軍のイラク攻撃の実態。国際的に使ってはいけないことになっている爆弾や化学兵器をつかっての大規模な掃討作戦など。イラク開戦からおととし6月までの、イラクにおける死者は65万人を越え、家を追われたもの、400万人。

自衛隊が行くのは非戦闘地域、と確かに時の首相は言っていた。ヒ・セントウチイキ、といわざるを得なかったのは、9条がある限り、戦場に自衛隊を送ることがゆるされないからだ。

けれども、実際に空輸先のバグダッドが危険なセントウチイキであることが、皮肉にも、防衛庁長官や防衛大臣たちの国会答弁からあきらかになった。

「輸送の対象のほとんどは、人道復興支援のための物資でなく、多国籍軍の兵員であった」(判決文より)。

この戦争に、日本が参加してることを、判決はしっかりつきつけた。日本は今、戦争をしているんだ、という意識、どのくらいのひとが持ってるか。私自身、希薄だったと思う。9条持ってて参戦するっておかしいじゃないか、ってもっと認識しなきゃいけないんだ。

この判決に、「そんなの関係ねえ」と、幕僚長。憲法には、この憲法を守らなければいけない人たちは誰か、書いてある。天皇はじめ、国会議員や国家公務員こそ、守る義務のある人たち。それが主権在民である憲法の約束(99条)。

3人の裁判官さん、よくぞこの判決。たくさんの弁護士さんたち、よくぞ手弁当で4年余りも。支えた、たっくさんの市民たち。

差止newsに「この判決は、私たち市民が9条を使い、裁判所を通して9条の力を発揮させた結晶なのです」と書いた、弁護団事務局長のK弁護士。そうだった、彼のお話をききたくて、2年前の夏、名古屋のBさんちを突然訪ねたのだった。

9条を使うって、こういうことなんだ。十分使うための不断の努力(憲法12条)をしなければならないのは、主権を持つ私たち一人ひとりだ。

           ****

違憲の派遣を一日も早くストップさせようと、「イラクから、航空自衛隊の即時撤退を求めます」署名、紅茶でも集めています。まずは6月末まで集まったものを、名古屋に送るつもり。ご協力くださる方、よろしく。confident

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2008年5月24日 (土)

お助けリスト

ある日のともの時間で、「私のお助けリスト」を書く、というワークショップ。

過去に自分が苦しかった時、しんどかった時、                 何か少しでも自分を助けてくれたもの、楽にさせてくれたものを、      思いつくかぎり紙に書き出してみる。
みんな集中して、書くことほぼ10分以上。

書き終えたら、まずはそのリストを自分でじっくりと眺める。味わう。
そして感じたことを、仲間たちに話してみる。

・こんなにもいっぱいあったんだ。自分でもびっくり。
・私って、自然にけっこう助けられてるんだな、って思った。
・落ち込むたび、あ~、まただ、いっつも同じことの繰り返し、           と思ってたけどそうじゃなかったってわかった、こう見えて、私も少しは成長してたんだね。ちょっとうれしい。

・自分ひとりで生きてなかったな、そばにいつも誰かがいてくれたんだ。

・書き出すと、整理されて認識ができるんだ、自分を助けてくれてたものに。
    などなど。

どのリストの中にも、自分を楽にさせるのに役立ちそうなおまじないの言葉が、いくつかずつ含まれていた。

それらのいくつかは、ある同じ場面に出くわした瞬間、いつも条件反射のようによくない考えにとらわれてしまう「自動思考」のくせを、ほんの少しでも変えようと、それぞれが自分の苦しかった体験からひねり出した貴重な財産、自分を守る知恵のたくわえ。

それも言える範囲で、仲間たちに披露。

・なんくるないさ~。なんとかなるさ。                        ・比べなくていいよ ・よくがんばったよ                      ・自分を信じよう、きっと大丈夫                           ・荷物おろそう  ・ゆっくり、ゆっくり 

・ハードルさげよう、今できる小さなことからはじめよう             ・自分を責めないでいいよ                              ・人は人、自分は自分 ・この子はこの子、別の人生              ・泣きたいときは泣いていいよ ・死にはしないよ                ・生きてるだけですごいよ!

・それで十分、good enough                           ・そのまんまでいいんだよ ・のち、悟らん。あとでわかるよ           ・しあわせ~(とつぶやいてみる)                              などなど。

自分のおきにいりのおまじないを一つか二つ、選んで、                声に出して3回、自分に言い聞かせるように言ってみる。             うん、うん、と聞いてくれてるまわりのみんな。

誰かのおまじないで、いただけそうなのは、もちろんいただいていい。

最後に、そのひと、そのひとにとってのベストおまじないを、         仲間たちからも贈った。言葉と同時に、                      肩や背中に感じた、なんとあたたかなひとの掌のぬくもり。

          *****

こういうお助けリストの知恵の交換をすることは、時に、                自分の苦しかった経験が誰かの役に立つことで。                  弱虫な自分が、実はひとを助けてもいるんだと気づくことで。                      

ただしこのリスト、一番しんどい時にはおそらく役に立たないかも。
でも、どん底からちょっと浮上したあたりでは、けっこう、
自分の位置を知るバロメーターになってくれるかもしれないね。

                   ****** 

Photo この日は、仲間たちから思いがけない花束のプレゼント。

34回目のアニバーサリーを覚えてくれてて、ありがとう!  ともの時間で、いちばん多くのいただき物をしてるのは毎回、私なんだけども。 美しいバラの花、うれしかったです。     

  

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2008年5月23日 (金)

ポットの帽子

庭に出ると、どこからか甘いなつかしい匂い。藤の花はここまで香らない、第一、すでに散っている。せんだんの花はまだ咲いてない。ああ、そうか、ニセアカシアの白い花が雑木林沿いの道で、今、花盛り。

月にたった一度なのに、時はほんとに早く過ぎる。sweat01

サタデーナイト紅茶の、はやらないレストランもどきは、明日24日。

5:30 open お見えになるかたは、ご予約願います。@水野宅

                ******

そしてあと2週間にせまったcafe紅茶shoppeは、6月8日(日) @水野宅 

11:00開店 (お店をだすひとは、10:00から準備をどうぞ)

今年の私は、紅茶手縫いやの店長がメイン。紅茶ポット帽子や、なべつかみなど。ポット帽子は意外なほどの保温力があって、何倍分もいちどに大きなポットに入れる紅茶がなかなかさめないのは、ひとえにこの帽子のおかげ。

そのこと、わがやではとうに実証済みだけど、今どき、紅茶をポットでいれて飲む人、そんなに多くはないかも。夏に向う時期でもあるし、ま、数はそんなに出なくても、ポット帽子の存在を知ってもらうだけでもよしとしよう。

Photo

 ← ポット帽子のかたわらでまどろむマガ。

なべつかみはちょっと不思議なかたちだけど、使いやすさはこれまた検証済み。すっと手に吸いつくみたいな感じで、珈琲を入れる細口のポットにも、大なべをつかむにもとても重宝。

あとは、ビー玉のピン飾りやネックレス少々、の予定。

もちろん、玄米のりぺたや、おかずも少々。

私自身楽しみにしてるのは、mai works制作の、おなじみ手のひらサイズbook 。協働作業した部分だけはわかっているけど、編集・デザインその他は一切知らない。6月にはいってから、印刷にかかるとのこと。たぶん、6月8日のshoppeの当日が、ぎりぎり発売日になりそう。

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2008年5月17日 (土)

だんごろく

3ヶ月ぶりの、団士朗さんと家族面接を学ぶ会。

団さん語録、いつも辛口だけど、的をついててすとん、と落ちる。これまでに何度も聞いた覚えがあるけど、今日はここに書きとめておこう。

           ****

  ずーっと同じことで悩んでるひと、同じグチを言い続けるひとは、
  実はそれを止める気がない、本気でなんとかしようとは思ってない、
  そのひとにはそれがもうシステムになってしまっているから。

             ****

  「子どもがずっと学校にいってるんですぅ、、、」と暗い顔の来談者。
  いつまた行かなくなるか不安で不安で、という。
  行く・行かないで、両親が一喜一憂しすぎてしまう。 

  こういう人の中に、問題がすべてなくならないと
  元気になったとはいえない、と思い込んでるタイプが多い。 
  問題のない人生なんてありえないのに。
              ****
 団さんの哲学
  ランキングのあるところにエントリーしない。
  オレ、好きでこれやってんねん、これしたいからしてんねん。
  ランキング何位になろうが関係ない、したいことやから、
  という生き方。

  自分の子育ての時期に、
  外の世界がランキングを押付けてくることを子どもに伝え、
  そんなのなんぼ!といつも言っていた。

                  *****

  評価がもらえそうなところの努力はするが、

  もらえなさそうなとこには努力しない。これ、間違ってないか。
  儲かりそう、ほめられそう、誰かになにか言われそう
  ーーだから、するのか!?(それでいて、ほめられないとさびしい)
  自分が何をするかをひとに決めてもらってるのは、
  人生の奴隷になること。
  自分で決めたことをするのが、人生の主人公になれること。
             *****

団さんの哲学、表現方法は違うけど、私もだいたい、こんなふうに感じてた。とりわけ、ランキングのあるところにエントリーしない、ということを、私自身、ずっとしてきた気がするんだなあ。

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2008年5月15日 (木)

本づくりパートナー

Photo 2,3日留守しただけで、明らかに、窓の向こうの緑の濃さが違う。クヌギの木とウワミズザクラの木の葉っぱ同士が、もうしっかりと握手している。やあ、一年ぶりですね、と。

今日はこんなに肌寒いのに、木たちはもう初夏のスタンバイだ。

               *****

西宮で、ぎゅっと凝縮された時間を過ごしてきた。

今年の紅茶shoppeに出す品のひとつは、たくさんのひとの言葉と娘と私の、文字通りのコラボレーション。

こんな本をつくってほしいな、と、4月にあるひとからリクエストを受けて、以来それぞれ別々に進めてきた作業が、いよいよ顔と頭とひざ、突きあわせての共同作業の段階にはいったため、西宮へ。

それにしても、よくまあ、こうも違う母娘。カンカク派の母とリロン派の娘がタッグを組むと、彼女の言葉で言うところの、おもしろい化学反応が生まれるらしい。

確かにそんな感じ。おっ、そう来たか。むむ、今度はこう来るか!なっるほど~~、そっちのほうがいいね、私の案、引っ込めよう。

発想の意外性に驚いたり、うなったり、脱帽したり。今回の小さな本つくり、まだ途中だけど、私だけでは決してこうはならないし、また娘の手だけでも、こうはならない。

ページ割り作業をする娘を、横から見てた。まったくのゼロから出発して、自己流でこんな編集の技、いつの間に。

さあ、これで材料がすべてでそろい、ここから先は彼女の手仕事の領域。どんな本になるのかは、私にもまったくの、さぷらいずです。

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2008年5月12日 (月)

お知らせ3つ

お知らせ3つ。

NHKラジオ深夜便で、5月14日午前1:00~1:40 

クッキングハウス・松浦幸子さんのインタビュー。

           *****

そして、6月1日(日)は加賀市吸坂町の硲伊之助美術館にて、

松浦さんの講演会「人をつなぐ・共に生きる~娘として母として~」

午後1:30~  参加費は500円 定員80名

お問い合わせは、主催の加賀おやこ劇場まで。

telephone 0761-72-7456

                   *****

前日の5月31日(土)は、この美術館で、

ギタリストの、ソンコ・マージュさん コンサートがあります。 

午後2:00~ 会費は前売一般2500円 

         硲伊之助美術館友の会会員・学生は2000円

          ( 当日は、ともに 500円増 )

お問い合わせは、硲伊之助美術館 telephone 0761-72-0872

ソンコ・マージュさんのギターに前から惹かれていた松浦さん、このコンサートを聴きにいらして、それなら翌日、と講演してくださることに。

 

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2008年5月10日 (土)

28回目のいのちの日

びっくりするような寒い一日。28年前のこの日とは大違い。なぜはっきりそういえるかというと、今日が父の命日だからだ。

この4月に東京に帰ったとき、家の引き出しから古い写真を見つけた。

Photo おそらく何かのお祝いの席だろう、にこやかに笑いながらいい顔して飲んでいる父。70いくつのころかな。見つけたとき懐かしくて、思わず、ひさしぶりだね、と声をかけてしまったよ。で、その写真を写真にまで撮ってしまったよ。

           ***

あなたの大きな愛のことを、以前にこのブログの中で書きました。それが仲間たちの間でちょっとした話題になった。私を干渉せず、私に口出しせず、かといってただの一度もその愛を私が疑ったことのない、そんな愛し方。

たしかに誰にでも簡単に出来ることじゃないな、あんなあぶなっかしげな、夢食べて生きてるみたいな娘のこと、信じられた父は、すごい!ほんとは内心、とてもはらはらしたろうに、もどかしかったろうに。

でもそのおかげで、私の芽は伸び、枝葉をひろげることが出来ました。若いころあんなに自己中だった私が、今は、ひとといっしょに生きることがうれしい私に変わったのがとても不思議です。いつのまにか、あなたの生きかたを見習いたいと思ってきたのかもしれません。

あなたの口ぐせ、「のち、悟らん」。後から気づくたびに、ほんとだね、今、やっと気づいたよ、このことだったってわかったよ、と、あなたと会話する。きっとこれからも。

                  *******

せっかくのあなたのいのちの日なので、あなたの大好きなひとにも登場してもらおうね。あなたと出逢ったころですか、私はまだ生まれていませんか。Photo_3

      

Photo_2 今年の父の花は、カサブランカとブルースター。駅西の花やさんのセレソさんで。

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2008年5月 9日 (金)

連休ふりかえり

今年の連休くらい濃かった年もめずらしい。

9条のシール投票で街に立って、日帰りでアール・ブリュット展@近江八幡、9条の集いに参加して、クノキファミリーのとくべつ紅茶があって、ラ・フォル・ジュルネ金沢のコンサートに出かけて、花嫁のれん展@七尾一本杉まで行けて。

しかもすべて夫と一緒。実はこれってすごいことかも。昔はもっともっと別行動が多かったものね。

確かに、彼は変わったな、そして私も変わったよ。

数え切れないくらい多くの出来事を経て、影響しあって、とりわけこの6年間は、ともに同じ紅茶の場にいて、みんな悩んだり苦しんだり、それでも懸命に生きている、ってことをシンクロの場で感じて、それを話して、聴いて、また話して、いまだに発見しあえるお互いがいるって、考えたらすごいことだ。

こんなふうに一緒に生きてくれてること、とってもありがとう、です。

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2008年5月 7日 (水)

しずかな、ふりかえり紅茶

Photo  ← 玄関前の植木鉢。3日前、ちょうどクノキさん紅茶の日に、いっせいに咲いた花。

今日のふつう紅茶は静か。クノキファミリー紅茶のふりかえりを、余韻をあじわいながら来たひととする。また来てほしいね、また、あいたいね、と言いあいながら。

言葉にはちからがある、ほんとにそう思う。言わなくてもわかる、っていうのは、驕ったきもち。一番身近なひととこそ、伝えあうことを省エネしたくないよ、って、あの日あらためて思った。

   ****

来週14日は、細川律子さんの「ちいさなひとたちのためのおはなし会」が3:45~@紅茶。近くの学童クラブの子どもたちの時間に合わせてはじめます。おおきいひとももちろんどうぞ。  紅茶はいつもどおり、1:00~ openしてます。

細川さんのお知らせ、もうひとつ。夏の日のぶどう狩りとおはなし会、いのみら通信では8月24日(日)とお知らせしたけど、一週間前の17日(日)に。 また日が近くなったらご案内しますが、カレンダーにしるしつけてた方は今のうちに変更願います。

6月8日の紅茶shoppeには、細川さんもお店を出します。今日の紅茶でエントリーのお申込み。楽しみ!かくいう私も、shoppeに出すもの、いっしょけんめい作ってる真っ最中なり。

      ******

七尾一本杉通りの花嫁のれん展、「母の日」の11日まで。

商店街あげての催しだけど、とりわけ、せんだんの集いのおかみさんたちが、毎年、本当にがんばっている。4月のせんだんで、きっと行くね!と約束したもの、きっと行きます。

今年は、津幡の和菓子やさんの小泉さんと、そのご姉妹の花嫁のれんあわせて4枚が、そろって高澤ろうそく店の2階にかざられるという。やっぱ、見に行かなきゃ。のれんとおかみさんたちに逢いに。

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2008年5月 4日 (日)

愛を伝えるしごと

一家全員の16人で来てくれた、クノキファミリー。

♪抱きしめあって小さなキス、愛をあげるとしあわせが来る

小さなきょうだいたちのかわいい歌とキュートなダンス、からはじまったこの日のとくべつ紅茶。

おおきいきょうだいたちの歌のハーモニー、まんなかきょうだいたちのかっこいいダンス、子どもたちが私の先生、というお母さんの子育ての話、一番上のお兄ちゃんのきもちの話、愛してるよ、のメッセージをいつもからだじゅうで送っているお父さんの存在感。

どんな小さな子にもその子なりの役割があって、たがいに影響しあっているひとつの家族。大切なのは、愛してるというきもちを伝えあうこと、助けあうこと、相手をおもいやること。そのことを通して、この家族は全員で、愛を伝えるという大事なしごとをしてるんだ。

               *****

どのきょうだいからも、ささいなことひとつひとつにありがとうをもらって、それがとても気持ちいい。

来てくれてありがとう、あえてうれしいよ、

今日会えてうれしかった、ありがとう!

~~してもいいですか?ありがとう。

(台所にきては)助けることありますか?

放課後の夕ご飯の後、クリスさんが言ってくれた言葉、「この場所、リラックスできて話しやすいね」は、紅茶への何よりうれしいほめ言葉。その空気は長いことかけてみんなでつくってきたものだから。クノキファミリーみたいにね。

         *****

今回は紅茶始まって以来、ゲストの数のほうが多いとくべつ紅茶になるかも、と心配し、でも、クノキお父さんが、大丈夫、私たちを招いてくださることで十分にうれしいから、って言ってくれて安心し、いざふたを開けたら、ファミリーを上回るお客さんたちが来てくれてた。

連休中にもかかわらず、来てくれたみなさん、ありがとう。心から楽しく、ゆたかな時間、共有してくれてありがとう。

          *****

メグさんが歌い、みんなも覚えて歌ったね、今も耳に残ってます。

♪あなたから 家族 ともだち すこしずつ変えよう世界を

あなたにも世界を変えることができる さあ、はじめよう

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2008年5月 3日 (土)

♪父さん 母さん

61年目の5月3日。会場は1500人で満員。
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井上ひさしさん講演会の前に、地元のフォークグループ「でえげっさ」が歌う。このグループがつくった憲法の歌は前にもいくつか聞いてるけど、
この日はじめて聞いた♪父さん 母さん、が心にしみた。
   戦争しない憲法をこの国はもっているって、
   そのことを知ってうれしかった小学6年生のきもちを、歌に。
正確じゃないけど、こんな歌詞。
          ***

、、、だけど先生がいっていた、
この国は憲法を変えたがってる
戦争しない国から 戦争できる国へ
おとなたちの半分が賛成すれば
憲法は変えられる
そんなの勝手だよ
9条がなくなれば苦しむのは
ぼくら子どもたちだから
父さん 母さん どう思ってるの
ぼくはこの9条を変えてほしくない
ねえ 父さん 母さん
戦争なんて ぼくしたくない
ぼく、戦争なんかしたくない
ぼくの未来にも9条を残してよ
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           ***
コメディアン・松崎菊也さんの政治風刺におなかかかえて笑った。
その彼が舞台を去る間際に言った言葉は、
「9条を守ろう!という人たちが集まって、
9条を守ろう!と言って、
そのまま家に帰ってゆく、
そのことに、何の意味があるんだろう」
    ***
そう、違う考えもってるひととこそ、
9条シール投票で、「わからない」と応えたひととこそ、
一緒に考えていく必要があるんだ。

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2008年5月 2日 (金)

おうみはちまん

ひとって本来、表現せずにはいられない生き物なんだろな、文字よりずっと前に、言葉よりはるか以前に。

「アール・ブリュット」の作品をみるのは2度目だけど、やっぱりそのことをまず感じる。

生の芸術、とよばれるアール・ブリュット。いわゆる美術教育をうけたことのないひとたちの作品群。世間からの評価とは無縁の次元で、創らずにはおれず、描かずにおれなかった、それぞれ固有のオリジナルな世界。

3年前にたまたま銀座の資生堂ギャラリーで見て衝撃を受けた。今回は近江八幡の二つの古民家での展示。http://no-ma.jp/
ほとばしるエネルギーに押されて多少疲れたけど、見にいけてよかった。
前から、アール・ブリュットやアウトサイダーアートに関心を持っていた娘は西宮から電車で、私たちは石川から車で、駅でおちあい、親子3人日帰りの旅。
行こう!と思ったのは、地図までいれて、ひょいと背中をおしてくれたきりりんさんのおかげです、ありがとう。
                   *****
初めて行った近江八幡。静かで古い町並みが、歩いていて落ち着く。
Photo_3 ← かわいい郵便受け。なつかしい赤い丸いポストも町のあちこちに。
Photo_2
近江商人が金沢にきて住みついたところが、近江町市場のある近江町。
Photo_4
宣教のため来日し、近江八幡に住んで、数多くの学校や教会を設計したヴォーリズ。町には彼の記念館もある。娘が通った学校の校舎のいくつかは、彼による設計。
思えば近江八幡とはいろんな共通点があったのだった。

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2008年5月 1日 (木)

はだしの校長先生

きのうのわいわいキッズのクノキファミリー、
両親にいいたいことは?「愛してます」
両親からいわれたい言葉は?「愛してます」というやりとり、
それが家族をつないでる。
あたりまえなのに、あたりまえでない。
ほんと、4日のとくべつ紅茶、クノキファミリーに逢いにきてください。
きょうだい全員+両親、できてくれるそうです。
2:00~5:00 @水野宅 telephone 076-288-6092
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わいわいキッズのプロデューサーのmizuhoさん、
彼女が心こめてつくった番組が、5日に放映される。
5月5日こどもの日スペシャル(午後3時~3時56分)
「学校はみんなの宝島~はだしの校長先生と子ども達~」
               *********
mizuhoさんより。
  ↓
去年放送した「はだしの校長先生」の完結編1時間番組が完成しました。

あれから今年の定年までを取材しました。
豊かな人間関係を育める小さな学校の良さを感じました。
地域ともしっかり繋がってる学校です。
河合谷小のことを思ってせつなくなりました。
物ができるには、たくさんの人の汗と努力があると
子ども達に伝えたいと取り組み校長先生の真のポリシーを
今回聞くことができました。
                    *****

誰でも学校での思い出を持ってます。
今、学校が大きく変化してますけど、
根本的に大事なことを見せている番組になってると思います。
学校制度が悪いのではなくて、学校のあり方を悪くしてる何かがあるんですよね。
言葉にならないけど。。
やはり競争の激化が背景にあるのでしょうか。
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MROのホームページでもお知らせしています。
http://www.mro.co.jp/tv/newimg/hadashi.jpg

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