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2008年5月29日 (木)

扉がひらく

教育委員会ってなにをするところだろう。そのことを一番意識したのは、去年の、河合谷小学校閉校問題でだった。        

村のひとたちが禁酒のお金をためてまで学校舎を建てかえたことで、世界にも知られる河合谷地区。特別認定校として、津幡町のどの校区からも通える小学校になってからは、自然がいっぱい、少人数で教育をうけられるのがいい、と、河合谷小を選んでくる子どもたちもいた。この学校に通うようになって元気をとりもどした子もいる。

おととし秋の教育委員会で、この小学校の閉校が決められ、上から突然降りてきたお達しに、親たち、地区のひとたちは驚き、できる限りの反対をした。住民たちの直接請求で、去年秋には臨時議会もひらかれた。

「風」もできる限りの応援をし、「風」議員も議会でもちろん反対した。でも不思議なんだ、この町ではだいじなことが、”はじめから決まっている”みたいなんだ。出発点の教育委員会会議に議件として出た時点でもう、閉校が決定されてたみたいなんだ。会議の記録をみても、きちんと話し合われたようには思えない。

ボートピアの視察に、教育委員会もおととしに行っている。何の問題もないと教委は視察報告をだして、こっちの話もどんどん進んだのだ。

教育委員会ってなにをするところだろう。委員会の傍聴を「風」は申し入れたけど許可されず。仲間が調べた。5年前から教育委員会議の公開がすべての自治体に義務づけられていることがわかった。(なら、そう言ってよ)

去年12月から、いったい何度、「風」から申し入れ、傍聴の要望書、申請書をだしたろう。そのつど、部屋が狭いことを理由に、ことわられ続けた。

射水市で子どもの権利支援にかかわっていたMくんに話すと、今どきそんなとこがあるんですか、傍聴できないなんて信じられない、と目をまるくして驚かれた。                       

ついに、扉がひらいた。5月の教育委員会議から、津幡町でもはじめて傍聴ができることになったのだ。ただし、狭いので、3人まで。申し込んだ8人は抽選でくじを引き、いつもくじ運の悪い私がその一人に。(はいってみたら、部屋にはまだ入れる余裕があった)            

会議は議件にそってたんたんと進む。河合谷小や、ボートピア視察に関しても、おかしい、という疑問の声なく、こうやって諒承されたのだろうか。

今回の議件のなかで、学校経営計画書及び学校評価計画書のことがとても気になった。現場で子どもたちの評価はもちろん、先生にも評価が導入され、そのことで先生たちの悲鳴が聞こえる。つぎは、学校評価?ここでも競争か。                

評価する評議員は誰がなるのか、もと校長、区長、地域とつながる人?など声がでて、第一、何を評価するのかもまだよくわかっていない様子。

評価をする主体は、国でしょう。上から降りてくるものにただ従う、そのことへの危機感をもっていないと、あぶないあぶない。 とくに憲法を変えたがっている政府のもとの教育で。    

扉がひらいた。 待ってるだけでは決して開かなかった扉。 風仲間のねばりつよい努力、尊敬&感謝。

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