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2008年6月27日 (金)

rescued cloth

rescued paper という言葉があるのを、mai worksの「ほめ言葉のシャワー」ではじめて知った。

直訳すれば、救出された紙。ゴミ箱にいく前に助け出されて、他の用途に使われる、という意味合いだろうか。

裏紙を束ねて和とじにするのは、かつては当たり前におこなわれてたし、ヨーロッパにもそういう紙だけでつくられた本だかノートだかがあるという。

それと同じ意味合いで、古い布で何かつくるとき、rescued cloth と呼ぶのも悪くないな。紅茶じるしの手縫い製品のほとんどが、そういう類の布たち。

Photo_2

← たとえばこんなの。パッチワークキルト風のこの生地は、娘が小学生のときに来ていたお気に入りのジャケットの。この布が私も大好きで、いつか何かに生まれ変われるかも、とずっとずっととってあった。裏地も15.6年前のもの。

これは、珈琲のペーパーフィルターいれ。    

   Photo_3  

  ← こうやって台所で、「握手するなべつかみ」と並んでかかっている。なべつかみの裏地は20年以上前の、そのころ香林坊にあった「クロワッサン」のお店で買った厚手のキュロットスカート。 今の私にはどう逆立ちしても似合わないので、裏地になって生き延びることになった。ただしこの布でつくったものは、どれも非売品。

rescued cloth には、救出された紙以上に、一つ一つ、ものがたりがあるなあ、と思う。家族の歴史を縫いこんだ「私のピース旗」のときも感じたことだけど、布って本来、身にまとうものだからね。それをまとっていた時の、触れてたときの、想い出もくるまれてるんだ、きっと。

もともと針仕事は苦手、縫い目など小学生の家庭科なみの私だけど、つくることは楽しい。それもお店に売ってないようなヘンなもの、でも私にとってはあったらいいな、をつくるのが好き。 

                              

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