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2008年7月 2日 (水)

とつぜん紅茶

Photo 秘密にしといていきなり、というのは私自身もわりとよくするのだけど、

ふつう紅茶にも予告無しの突然、という常連さんがいて。いつも紅茶のちいさい玄関で、私のびっくり顔との再会をよろこびあう。

京都、あゆみ助産院の左古さんにとっては、赤ちゃんの生まれてくる日がなにより優先される。だからなかなか前もっての約束や予告編がだせない。今回も、つい先日、無事に赤ちゃんが生まれて、急きょ、これることになったのだった。娘の尚ちゃんと、3,4年ぶりに会う左古さん教え子の助産婦さんも一緒。

尚ちゃんと紅茶で知り合って仲良くなった同い年の愛ちゃんもお母さんとやってきた。この若者たちは親をとびこえてよく行き来してる。おもしろい仲!

愛ちゃんのお母さんはバスガイドの仕事をしていて、遠くのめずらしいお土産をよくいただく。この日も、左古さんたちがくるのにあわせて、山形の黒糖のおせんべい「からから」をもってきてくれた。ぱちんと割ると、中にひとつづつちいさなサプライズーー根付だったり、折り紙の姉様人形だったり、鈴だったりーーが入ってる郷土菓子。金沢でいえばお正月のふっとくのような。

私のからからの中にはおみくじ。大吉。待ち人、の欄にはそのものずばり、「たよりなし来る」と。

左古さんは2ヶ月ぐらい前に大きい病院で外科の手術をうけた。ただでは起きないわよ、いっぱい気づいたことがある、という。

どういうこと?

その病院では、手術後から退院までの日々、ドクターからもナースからも誰からも、ただの一度も、痛みますか、大丈夫ですか、といった気遣いや思いやりの言葉をかけられなかった。それがどういうきもちになるものか、患者になったことで、とてもリアルに感じることができたのだと言う。

あゆみ助産院では、左古さんはじめ、どのスタッフも、妊婦さんやお母さんに、ほめ言葉や認め言葉のシャワーを毎日毎日、かけている。もうそれが当たり前のふつう。クッキングハウスでも、ふつうのこと。でも多くの現場では、それってきっと、いや、全然、ふつうじゃない、みたいだ。

あらためて、一人ひとりは、自分のまわりのひとにどんなプレゼントをできる力を持ってるか、考えさせられる。同時に奪う力も持ってると。

    ****

中1になったさおちゃんがともだちとやってくる。めずらしく部活がないから、サプライズ紅茶させてね、と二人でするマッサージのワークショップをしてくれた。左古さんも助産婦さんも、さおちゃんに肩もみしてもらう(これがなんとも上手!)という、ビッグなおまけつきでした。

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