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2008年8月11日 (月)

森のひびき

横笛とアイリッシュハープで奏でられる「森のひびき」コンサート、

庭森のみどりに囲まれて、蝉しぐれのBGM、ときおり鳥のさえずり。瞑想のとき、を贈りものされたような、静かな静かな、とくべつ紅茶のコンサート。

福井つよきさんと、小川ゆみこさん。「森のひびき」というデュオを組んで4年、ひとのきもちのなかの、喜怒哀楽よりもっと深いところにある感情を表現したい、そう願って音楽をしているという二人。

去年のある時期、ほんとうに一日中、福井さんの横笛の調べばかり聴いていた。ほかの音楽や歌詞のある歌は、こころのなかにぐさぐさと、ずかすかと、勝手にはいってこられそうで、聴きたくなかったんだ。息が奏でる福井さんの音色に、あのときの私はずいぶんと助けられていたのだと思う。

コンサート後半、きもちキャッチボールの時間に、そんなふうに感じながら、福井さんのCDばかりずっと聴いていた、というひとが、私だけじゃなかったことを知った。

後半は、聴くひとから、私たちも声をだすひと、になった。きもちいい声を思い思いにだしながら、♪ありがとう~、ありがとう~の声が響きあって、24人の美しいハーモニーになる。ほかにも何曲か。人間の声って美しい。これもまた、息の音だ。

放課後にも思いのほか、多くのかたが残って、持ち寄り一品夕ご飯。

               ****

今回の森のひびきコンサートのお知らせは、実は6月半ばのきもちブログに一回しか書かなかった。ブログの静かな読み手さんたちから次つぎ予約の電話やメールをいただき、あとは紅茶にくるひとたちに口コミで伝えて、これ以上お知らせすると、たぶん真夏のコンサートが暑くなりすぎそうに思えて、重ねてのご案内を控えていたのだ。

結局、チラシすらつくらず、筆ペンで手描きしたきっぷを用意しただけ。そんなわけで、多くのかたにご案内そびれたこと、ごめんなさい。

連日30度を越える真夏日続き、我が家の、森のみどりのエアコンと扇風機がどこまで効くか、来てくれるひとたちのことをいつも私以上に考えている夫は連日、天気予報を気にして、雨乞いならぬ、涼しい風乞い、をしていた。

コンサートはじまってまもなくは、みんなのうちわの手が動いていたけど、ほどなくそれも少なくなり、やがてこの10日間で奇跡的に涼しい、風のはいりこむ午後になった、夕方からはなおここちよい涼風になった。

コンサートの8月9日は、ナガサキの日。私が選んだのではなく、そうなった。たぶん必然で。

福井さんがいつも言う、一人ひとりの内なる平安、自分のこころのなかの平和。その話を、この日に集ったひとたちと聴けてよかった。

映画「ビルマの竪琴」の一場面、日本の兵士が日本語で一番を歌い、イギリスの兵士が英語で2番を、3番目はそれぞれの言葉で合唱したという「埴生の宿」の曲も、この日に聴けて、よかった、、。

おいしい食事が終わり、語らいはつきないけれど、夜の放課後は9時まで、とした。その時間になると毎晩、この団地では音楽が流れる。その曲が「埴生の宿」だったこと、ゆみこさんにいわれてはじめて気づいた。

不思議なことがまだまがいっぱいあった、この日のコンサート。余韻はしあわせのおつり、みんなのいい顔を思い浮べながら、これからゆっくりと味わおう。

つよきさん、ゆみこさん、来てくださったみなさん、ありがとう。

大勢が集うとき、いつも台所かた、裏かた、で支えてくれる夫のまあさん、今日はとりわけ静かでいてくれた猫のマーガリン、紅茶はそういった家族の協力で成り立っているので、いっぱい贈ろう、ありがとうのシャワー。

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Photo 福井さんのCD「祈り」「やわらぎ」、

森のひびきのCD「森のひびき」「光の森」、

いずれも2800円、紅茶にあります。

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