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2008年10月31日 (金)

じゃまた、2年後に

原始林窯展2日目は、紅茶の水曜日ということもあってなつかしい顔もたくさん。

雑木林のパンやさんをしていた大谷さんが、籠にいっぱい、あのおいしいパンをかかえて紅茶にやってきた。原始林窯展にははじめて。数分差ではいってきた細川さんとも、互いに会うのは久しぶりで。

この日は、東京からきたきやさんも、同じ空気のなかにいた。これまで毎回、贈ってくれるお花だけが参加してたけど、やっとこの日、本当に紅茶ギャラリーにこれたんだ。実は、彼女こそ、原始林窯との最初の結び目をつくってくれたひと。

27、8年ほど前、栃木県那須のげん・こりん夫婦が、作りためたうつわの初めての作品展を、げんさんのふるさとですることになったとき、その会場をどこにしようか、金沢のタウン誌「おあしす」に相談にいったそうだ。

当時、きやさんはその編集室にいて、私の連載ページの担当をしてくれてた。げん・こりんさんに彼女がすすめた寺町の「一稟区」という喫茶店は、偶然だけどそのころ住んでた泉野町からも近くて、感じがよくて、私もよく行ってたお店。おかげで、私はげん・こりんさんの初の作品展をみることができて、その時のうつわをいまだに使っている。

一稟区はまた、金沢でおはなしを語る人たちのおはなし会の会場にもよくなっていた。私たちが大手町に引越し、娘が生まれてからも、またなじみの喫茶店に、今度はおはなしを聞きにいっていた、というのも、思えばふしぎなこと。

いま、川口の「ちいさいおうち」で紅茶もしている落合さんが、20数年前に金沢を離れる時、お別れおはなし会をしたのも、一稟区が会場だった。落合さんも、細川さんも、その夜、そこでおはなしを語ったのだ。そのころはまだパンやさんをはじめてなかった大谷さんも、たしかそこにいたような、、。

四半世紀をこえる、つながりのものがたり。久しぶりに訪ねた場が、かわらずに紅茶がつみあげてきた同じ空気で、大谷さんはそこにいっぱい感じるものがあったみたいだ。それはわたしも同じきもちです。

長く同じことを続けてることに、ひとはすごく安心するの、というこりんさんの言葉と、それはきっとあい通じているんだろう。

今回の原始林窯展にきたひとが、げん・こりんさんとのわかれ際、まるで合言葉のごとく、「じゃまた、2年後に!」って言いあってるのが、横で聞いてて、なんか、おかしく、うれしく、しあわせな私でした。

げん・こりんさん、きてくださったみなさん、ありがとう。ご注文いただいた品は年内には紅茶に届くでしょう、また、とりにおいでくださいね。

それまであえないけど、ここをクリックしたら原始林窯の作品や、げんこりんさんたちや原始林猫たちに逢えます。

   ↓

http://www.geocities.jp/genshiringama/

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2008年10月30日 (木)

祈りがはいってるんだ

Photo 麻の葉・網代・青海波・籠目・蛸唐草・七宝・矢羽・四ツ割花紋

   ーーーまではなんとなく読めそうでも、

砥草・麦藁手・菱青海・三重襷・雷門 となると、いったいなんて読むのやら。とくさ・むぎわらで・ひしせいかい・みえだすき・らいもん、と読むのだそうだ。その他にも、格子・花唐草・変り砥草・太い格子、などなど。

4回目になる今回の原始林窯展では、日本の紋様の名前をいろいろと教えてもらった。ひとつひとつの紋様に、祈りの意味がこめられていることも。

準備の日から数えると3日間。紅茶ギャラリーにゆったり身をおいて、今回もまた、げんさん・こりんちゃんから、働き方、生き方、の話をなにげなく、だけどいっぱい聴くことができた。

「ある作品展にきてくださった老子さまにね、どういうきもちで描いているのか、ってきかれたんです。

絵付けしてるときって ーーー 淡々としてて、そんなにピーンと集中してる感じじゃなくて、でもいつも、これを使ってくださるかたが、少しでもほっとできますように、おだやかでいられますように、幸せになりますように、そして平和でありますように、って祈りを込めながら模様を描いてると思います。

そうお返事したら、老子さまが、写経とそっくりですね、って。」

と、こりんちゃん。

「細い線をすっすっと描きだしてみて、いつもとは限らないけど調子がいいときは、とても冷静に自分の手が見えるんです。頭の上に一本アンテナが立った感じで、自分の手なのに、まるで誰かが動かしてくれてるみたいに、勝手に動いて、ひたすら線を描くのがここちいい。

遅めの朝ごはんのあと、書き出したら夜までずっと。お昼はたいてい食べないです。細かい模様は、とちゅうで長く休むと調子をくずしちゃって戻れなくなるから。夜ごはんたべて、また遅くまで描くけど、でもそれって、ちっとも苦しいしごとじゃないんです」

たった一個の注文からつくる、というげん・こりんさんの仕事の仕方を知ってる人はもう驚かないけど、はじめてのひとはたいていびっくりする。

この大きさのおちゃわんで、デザインはこのお皿のこの花で、それに一枚ずつ家族の名前を描きいれて。そういうわがままな願いをきいてもらえるうれしさ。しかも、個別の注文でも、お値段はかわらない。

「私たちのしてることは、橋渡し、みたいなものかも。誰かの、こういうものをつくってほしいんだけど、とか、赤ちゃんの小さい手でも持ちやすいこういうお茶碗があったらいいなあ、という願いをお預かりして、それをかたちにしていくのがしごとだから。でもそれって、すごーくしあわせなしごと」

それが、27年前からの原始林窯のやりかた。私も2年前に、翔とマーガリンのお皿を頼んで作っておいてもらって、本当によかったと毎日使いながら思うのです。

作品展会場で、本職はなんですか、とか、どこでお教室開いてるんですか、ってふたりはよく聞かれるそうだ。

やきものだけをなりわいにしているひとは、どうもそう多くないみたい。本当にそれだけでやってきた二人にとって、働くと暮らすと生きる、は、線引きのできない、並列のものらしいよ。

割に合う、合わない、という言葉をちかごろよく耳にする。その価値観では、決してはかれない、げん・こりんのしごとスタイル。でもそれで27年間、食べてこれたからね、たくさんのごほうびいただいてるしね、って言いあう二人の顔が、なんともおだやかで、出逢ったそのころからもずっとそんなふうで、変わらない、ということのすてきさを、しみじみと味わった3日間でした。

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2008年10月28日 (火)

原始林窯展の時間

Caiul813原始林窯展、とっても静かな時間が流れています。

 ← 秋の花をさした原始林の花びん

Photo

Photo_2

大文字草が咲いてます

Photo_3 ちい小皿 猫シリーズです。

Photo_4 小鳥が一羽。

今日と明日、紅茶ギャラリー、いつもの紅茶もはやってなくてゆったりしてますが、やさしい器に囲まれた紅茶の時間もまた。

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2008年10月27日 (月)

4回目の原始林窯展、明日から

きっともう、津幡に向かって走っているころ。栃木県の那須から、2年ぶりの紅茶ギャラリーのために、原始林窯のげんさんとこりんちゃん夫婦がやってくる。

今日の夕方ころついて、原始林窯の器たちをならべて、一息ついてから夕ご飯。ならべおわったら、このブログ上ですこしギャラリーしますね。

Ca9aeisu 原始林窯展は、

明日10月28日(火)は10:00~夜8:00。お仕事帰りにでもどうぞ。 

あさって29日(水)は、10:00~夕方4:00まで。この日は紅茶の水曜日でもあるので、6:00まではいつもどおりopenしてます。そのあいだに器のお片づけをするのですって。

8年前に、はじめての原始林窯展@紅茶をひらいた時のこと。前の晩、ゲンさんが真剣な顔して、「スウさん、もしひとつも売れなくっても、ぜったいぜったい、気にしないでください、悪い、とか思わないでください、むりしないでください」って、言ったんだ。こりんちゃんも、横で、そう、そう、ってうなずいていた。そういうとこが、げんさんらしいなあ、こりんちゃんらしいなあ、好きだなあ、って思う。

2回目も、3回目も、今回も、同じ姿勢です。どうぞ、私のだいすきなこのご夫婦に逢いにきてください。そして、器もごらんください。

今回は、若いひとへのお祝いや、あかちゃんのごはん茶碗や、もうじきみえる松浦さんへのおみやげなど、買いたいもの、わたしにはいくつかあって、それが楽しみ。

紅茶ギャラリーへのご来店、お待ちしております。

         *****

並んだ並んだ 原始林の器たち       

桜の大皿の細い細い手描きの線がなんともうつくしい。京都でもとめたすばらしい筆のおかげで、この線が描けたというこりんちゃん。                                              Photo_2 Photo_3 Photo_4        

籠目(かごめ)模様のそばちょこは、紅茶でいつも使っている紅茶のお湯呑み。

Photo_6 ←赤ちゃんのはじめてのお茶碗 両耳Photo_5つきなので、小さな手でしっかりつかめて、かやらない。

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どしん!

Photo 土曜の夜、津幡町市民グループ「風」の学習会があった。テーマは「夢のある”まちづくり”」。自分たちのまちのことをいっしょけんめい考えて、実行していった全国いろんなまちの事例を、スライドをみせながら紹介してくださる講師のお話もおもしろく、夢見ごこちで聞いていた。

一時間半ほどたったころ、いきなり、どしん!って音がしたのだ。びっくりした。気づいたら、私のおでこが机にあたった音だった。知らないうちに眠ってたのだ。もう部屋中、笑いのうず。私も、おでこが痛いやら、おかしいやらで、笑いが止まらない。夫も、必死に、クククク、、と笑いをこらえてたそうだ。

会が終わったあと、風の仲間が、痛くなかった?すごい音だったよ、と心配してくれる。どこでも寝ちゃう私、は、実は風のなかではもう有名なのだ。風の定例ミーティングでも、夜8時半くらいが、私が「お地蔵さん」になるピーク時らしい。あ、また、スウさんがお地蔵さんになってる、、と。そんな私だけど、そのまんまあったかく受け入れてくれてるのが、風のありがたいところ。

突発性瞬間いねむり症、って自分で勝手に名づけてるけど、とにかく突然、睡魔に襲われて寝てしまう。これって、病気か?と調べてみると、れっきとした睡眠障害の病気もあるにはあるらしい。ひょっとしたらそれかもなあ。

この日は朝4時半に起きてプログラムの組み換えをし、ここ数日間、ふしぎ学校が終わるまでずっと緊張してて、それがぶじにすんでの、加賀を往復しての、ここちよいへろふわ状態。だからその夜は、ふだん以上に、瞬間いねむりにおちいる条件が整っていた、といえなくもないけど。

ま、そうであってもなくても、幸いなのは、私の場合このことでおおきな社会的不利益をうけることがないこと。だれかが私に呆れても、それで私が苦ししくなったり、追いつめられたりはしない。

だけど、10代から20代のひとにおきやすいという深刻な、本物の睡眠障害の場合は、きっと、いろんな不都合が生じるに違いない。大事な授業や会議のさいちゅうに突然いねむり、そういうことが続けば、怠けている、だらけてる、集中力がない、まったくなっとらん、などと人間性そのものを否定されたり、誤解されたりもするだろう。

そんなときは、病気のことをきちんと調べたほうがきっといいね。お薬もあるみたいですよ。

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2008年10月26日 (日)

一日ふしぎ学校

土曜日の朝、金色や赤に色づくイチョウやプラタナス、秋真っ最中の道を走って加賀まで。加賀JCの人たちが企画した「おもいやり一日学校」への出前。

ちいさいひとたち15人、おおきいひとたち20人でつくる、この日だけのふしぎ学校のはじまりは、いきなりとりだした「きもちボール」をキャッチボールしあうことから。見えないボールを投げる、受けとめる、投げ返す。いつも思うけど、私にとっては、このことだけでももう、しんけんなコミュニケーション。

続いて、「芋に芽がでて、葉がでて、ホイ!」や「八べえさんと十べえさん」、「ミミズの体操」の手あそび。これも大事な準備体操なので。

ちょこっと私の話。紅茶という場所は、きもちを話したり、聴いたりするところ。きもちがずっと聴かれないと、こころが便秘すること。ちいさなうれしいことだって、ちゃんと聴いてもらえたらうれしいこと。

こどもたちのほとんどが小学3年生なので、その子たちの持ってる人生の単語帳のなかの言葉で話す。「聞く」は知っていても、「聴く」はまだ習っていない。なら余計に、この漢字と出会う機会も大切にしたい、と思いながら。

私の最近の、ちいさなうれしい、を話したあと、おおきいひととちいさいひとのふたり一組でする「しあわせまわし」。おやごさんの参加が少ないので、お父さんお母さんのみえてない子には、JCのひとがそのあいかたをする。おとなもだけど、こどもたちも、校長先生も、お、話してる、話してる、そして聴いている。

2時間目はおとなたちとの時間。ちいさいときに親にしてもらってうれしかったこと、かなしかったこと、のブレーンストーミング。

私からの話は、「子どもの人権宣言」。そして「ほめ言葉のシャワー」から、誰でも、自分を人間として認めてほしいきもちをもってること。いいとこみつけは、自分のも、他人のも、いやなとこみつけよりずっとずっとむずかしいこと。

3時間目はまた子どもたちと合同の時間。絵本「かみさまからのおくりもの」を朗読したあと、それぞれの大切なひとの、いいとこやすきなところを見つけて書く、ちいさなラブレター。

最後は、「3億の一つが僕になった」ではじまる「僕」の詩。

はじまったらあっという間、いちごいちえの学校。校長先生が「始まる前と今と、僕のきもちがずいぶん違う。こころが動く、っていうことが、感動する、ということだと思う」と、この日の感想を語ってくださってうれしかったなあ。

この日のために、JCのひとたちがどんなに汗を流したか、自分の時間をさいたか、そのことにも私はいっぱい感動してた。地域のこどもたちに、なにか自分たちができることをする。その一つとして、この日の学校づくりがあったのだと思うけど、すくなくとも、この日ペアになってミミズの体操やしあわせまわしをした子のことは、しっかり記憶されるだろう。今度スーパーかどこかであったら、やあ!って互いに顔がわかる。あのおじさん、誰?とお母さんに聞かれたら、一緒にミミズの体操したんだよ、ってこどもがいうかもしれない。

こういうおとなたちが地域にたくさんいる環境って、子どもが少しでも安心のなかで育っていくのに、大事な栄養だと思う。わが子のためでないのに、若いひとたち(青年会議所は40歳で卒業だから、私からしたら、どのひともめちゃ若い)がこんなふうにがんばってるって、すてきなこと。

地域教育委員会のMさん、Kさん、ほかのメンバーのかたたち、ほんとにおつかれさま、たくさん、ありがとう。来月また、ごいっしょにもうひとつのふしぎな学校をつくりましょうね。

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2008年10月16日 (木)

ビー玉どんぐり

Photo ← うちにはこんなふしぎなどんぐりもなります。

加賀青年会議所地域教育委員会、のメンバーのかたがたがわが家に見えるのはこれでもう5,6回になるだろうか。

加賀JCさんが主催して、親子参加の「一日学校」を地域の学校でひらく、という試み。土曜日の3時間をつかって授業をする。テーマはおもいやり。

その時間の、いわば水先案内人をお引き受けすることになり。そのうちあわせで、委員長さんをはじめ、いろんなメンバーさんが何度も津幡まで足を運んでくださっている。

私からは、ワークショップのひとつひとつに、JCメンバーさんも一参加者としてまざってもらうことをお願いした。

相手のちいさなうれしい、を聴きあう「しあわせまわし」も、傍観者ではいられませんよ、ってまじで言ったところ、メンバー同士で実際にしてみた、という。え?!男のひとだけで、なかまうちで、本当にしたの?したんだ!えらいっ。若いひとたちの誠実さに、びっくり&感激。

メンバーの大部分は、ワークショップとか、ブレーンストーミングとか、単語な感想とか、はおそらく初耳ではなかろうか。当日、そういうメンバーたちがとまどわないよう、グループ・ディスカッションでも、さりげなくおやごさんたちをサポートできるよう、この委員会のリーダーたちは、私のみえないところで、真剣にほかのひとたちとの話しあいやシミュレーションをしてくれてるのだと思う。

今日の訪問でほぼ、当日の全体像がたがいに共有できたような。

子どもたちの育つ環境を考えて、こういうことに汗水たらす、若いおとなたちが地域にいるって、長い目で見て、きっと大きいことだろうなあ。

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西東京 いちごいちえ紅茶 2日目

2日目の紅茶。

午前中は、札幌で逢って以来、20年ぶりに!再会できたひとと、ちゆゆ。平塚から3時間もかけて、リュックにいっぱいのお昼ご飯を持って来てくれた。
    ***
午後の紅茶には、30年前の本がご縁でメールがはじまり、
でも逢うのは今日がはじめて、というかたが二人もみえる。
ひとりは、本の中の風船かずらの種のことで昔々にお便りくださったひと、もうひとりは古本の「てのひらごよみ」がつないでくれた、古本屋さんをお仕事にしてるひと。

この春から大学院で学んでる宮川くんは授業の合い間をぬって、駆けつけた。

川口の「ちいさいおうち紅茶」の落合さんは、この日、ちいさいおうちの仲間や山梨のひとたちと、春に亡くなられた石井桃子さんの追悼会に出て、桃子さんのお墓参りもして、それから遅めの紅茶に。

落合さんのお顔見るなり、お願い、なにかひとつおはなし聴かせて、と、姉妹紅茶のよしみで、ずうずうしくおはなしのおねだり。
いつ聴いても何度聴いても大好きな、落合さんのおはなし。
とつぜんのリクエストだったけど、落合さんは「こすずめの冒険」を語ってくださった。

岡田京子さん、お忙しくてきっと無理、と思ってたけど、お仲間と一緒にはじめから終わりまで参加。
京子さんは、クッキングハウスへ歌のつくりかたを教えに行ってたかた。クッキングハウス20周年で歌われた「♪とりあえず生きてみようよ」は、京子さんとみんなとの合作の歌。ピース9フェスティバルの最後に歌った「ピース9」の作曲も京子さん。

京子さんには、2年前の西東京紅茶でも歌っていただいた♪猫ねんね犬ねんね、の子守唄をお願いした。
一人ひとりの名前を間にいれながらの
♪猫ねんね 犬ねんね ○○ちゃんも お母さんとねんね
  猫ねたよ 犬ねたよ ○○ちゃんも お母さんとねんね~
の子守唄を、一人ひとりの背中にやわらかいショールでもかけるように、みんなできもちをこめながら歌っていく。
12の声がひとつになって響きあう部屋のなか。にんげんの声って、ほんとになんてうつくしくって、あったかいんだろう、、。
           
                ******  
最後に、ひとこと感想をいれながら、きもちボウルをまわす。
「生きてていいんだよ、って言ってもらえた気がした。
 みなさん、生きててくれて、ありがとう」
「てのひらごよみから始まって、今、ここにいる不思議」
「いのちのしずくの時間」
「ここにいるのが、まだ夢みたい」
                 ***
Photo_2 2日間の、いちごいちえ紅茶、こうして無事に幕をとじました。
いらしてくださった、のべで26人のかたたち、ありがとう。

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西東京 いちごいちえ紅茶 1日目

秋晴れのきもちいい日!
玄関前に、いつものように紅茶の看板をだして、
最終的に誰がくるのかわからない、どうなるかもわからない、紅茶のはじまり。
       ***
午前中は、マンツーマンでちゆゆをゆったり。
この日のランチは、石川から持ってきた金時草(きんじそ、と読む菜っ葉)の酢のもの。織座農園の人参でつくった人参だけのサラダ。いろいろ野菜たっぷりサラダ。
Photo ← きんじそ。葉っぱだけをとってゆでて酢醤油でたべる。のこった茎をこうして土にさしておくとわき芽がでて、のびたらまた食べられる。緑色の葉の裏はきれいな紫色。ゆで汁も紫色。
                   ****
午後の紅茶は、
前日のクッキングハウスではじめてあった若いひと、クッキングハウスのメンバーさんたち。
4年前のクッキングハウスの出前で話を聴いてくれて、川越紅茶とつながったひと。
久しぶりに会う川越の紅茶仲間。
14年前、雑誌の取材ではるばる来てくれて、以来、いのみら通信でつながってるひと。
       
杉並で文庫とオープンハウスをしているKさん。前に津幡の紅茶を訪ね、その上、西東京の家で元気だったころの姉とも一緒の時間を過ごしたかた。
石川の野々市にしばらく住んで、今は川口に住むMちゃんとおつれあいさん、生まれたばかりの赤ちゃん。
     ↑
このKさんとMさんは、すでに川口の落合さんともつながっている。
金沢の団さん勉強会で出逢った、編集のお仕事してるY さんとその息子さん。
この日は石川生まれが二人も参加してた。
9月に西宮で一緒にランチをした翼くん。
10月の原始窯紅茶でまた逢えそうなきやさん。
                   ****
マスノさんの写真をひろげ、昨日に続いて、「今日の自分の一枚」を、この日この場所で出逢った14人で。
ほめシャワーもおりまぜながら、最後に、自分だけの8ページミニブックができあがり、それが自分へのお土産。
           ***
Photo_3 生後1ヵ月半から、70代のひとまで、
紅茶歴0日のひとから、25年のひとまで、
それぞれの人生がほんのちょっとだけふれあった
いちごいちえのこの日の紅茶。

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土曜日ランチ

Photo

土曜日のクッキングハウスにはじめて行く。
松浦さんは高崎に行っててお留守と知っていたけど、土曜日はたしかメンバーさんたちとのランチタイムがあったはず。今回は、この日をはずすと、クッキングハウスのみんなとも逢えなさそうで。
           *
いつもは夕ご飯をたべるクッキングスター(クッキングハウスの2階)で、10人ちょっとのひとたちーーメンバー、スタッフ、ボランティアさんたちーーと、いつもよりぐっとボリュームのあるランチをいただく。                                           

きけば、レストランの日とは少し違って、土曜ランチは、メンバーさんたちが好きなものをお腹いっぱい食べれるよう、よりおうちごはんっぽいメニューにしてるのだそうだ。                                              

           *
食後は、西東京紅茶用に持ってきた「きもちの一枚」を全員で。 
マスノマサヒロさんが、ともだちのゆいちゃんに贈ったのと同じ、日常のなにげない風景をきりとった写真、20枚(そのどれにもマスノさんのすてきなひとことつき)をテーブルにひろげて、そのなかから、「今日の自分のきもちにあった一枚」を選んで、それぞれのきもちを語ってもらうひととき。

マスノさんの撮った写真、をきっかけにして、メンバーさんたちの想像力が羽をひろげて、次つぎすてきな言葉がとびだす。食後のいっときが、豊かにひろがって、彩りあざやかな時間になった。

スタッフのTさんいわく、臨時の出前紅茶みたい!ほんと、そんな感じ、臨時紅茶@クッキングスター、でした。                                                                                                                                       

      **

クッキングハウスが調布にあることで、どれほど多くのひとが、自分はひとりぽっちじゃない、というやさしい安心感をもらえてることだろう。津軽のともだち、出張の帰りにどうしても、と寄った金沢のともだち、金沢の勉強会仲間のひとたちも。   

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ホトトギスをかざって

まず、ただいま、と姉に言う。
ちょうど半年ぶりの姉の家。

雨戸をあけて、風をいれ、掃除をし、
家のあちこちに、飾るその時どきの庭の花。
梅雨どきならあじさい、秋の今は、ホトトギス。
今回はそれにくわえて、ひっそりとだけど、しゅうかいどうも咲いていた。 

              *
この家で姉が暮らした年月は、おそらく12,3年だったろうか。
それでもいまだに、家のあちこちに姉の暮らしの跡や姉のしるしがあり、
トイレに置かれたお香袋からは、7年たってもまだいい香りがする。
家のどこにいようと、姉を感じずにいられない家。
とりわけ、一番長い時間をすごしたろう4畳半のお茶の間は、まさしく姉そのもの、って気がする。                  

          **

今回はここで二日間の西東京紅茶。
この家にとっては訪ねてくるひとたち自身が、あたらしい風のではいり、きっといろんな笑い声も響くだろう。       

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2008年10月 9日 (木)

どんぐりのことん

Can6az18 どんぐりの落ちる音がするね。

と言ったのは夫。そういわれて耳をすませば、たしかにわが家の木から、ことんことんと落ちてくる音がした。音の主は、このクヌギのどんぐり。

このごろよく歩いている夫は、私よりずっと、みじかなぐるりにくわしくなった。ついこの前も、栗をポケットいっぱい拾ってきて、それはすぐにゆでられて、夕ご飯のひと品になった。

       ****

あと10日先の話ですが。

10月19日(日)2:00~

「世界がもし100人の村だったら」の池田香代子さんの講演会が津幡で。
「100人村」が問いかけるもの~私にしかできないことを環境のために~

@津幡町商工会館2Fホール 入場無料 

場所は七尾線本津幡駅から歩いて3分、津幡のJAの横手です。 
河北森本広域商工会女性部の主催で、どなたでもどうぞとのこと。

イケカヨさんのお話はほんとうにわかりやすい。語り口がソフトで、でもときにきびしく。お話聴いたらなにか行動したくなります。夏に津幡や金沢でききのがしたかた、ぜひ。

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葉っぱの空中ブランコ

Photo_3 ← ウワミズザクラの葉っぱが、クモの糸で空中ブランコしてるところ。本物の葉っぱは、もっと透きとおった感じの黄色でもっと美しい。

   ******

私は明日10日の夜行列車で東京へ。

11日はクッキングハウスでメンバーさんたちと一緒にランチ。

12日、13日とも、午前中はちゆゆ紅茶@西東京の水野宅

ちゆゆは10:00~ どちらもあと2人ほどは、まだはいれます。

両日とも、午後はいちごいちえ紅茶。1:30~5:00

どちらの日も、不思議な顔ぶれになりそう。午後の紅茶はとつぜんもOK,となっているので、サプライズもきっと起きるでしょう。石川出身の若者とも逢えるようで、余計に楽しみ。

出前紅茶は、出かけていくそこの場の仲間たちが多く集まるのでなんとなく空気が読めるけれど、西東京紅茶は、私が行ったときしか開けられないので、ほんとうに誰がみえるか、どんな紅茶になるか、ふたをあけるまで、いや、あけてもわからない、文字通り一期一会の時間。生きてることの不思議ーwonderを感じる時間です。

             

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きょうどう手さぎょうしょ

Photo 先週の紅茶は、まったくの「きょうどう手さぎょうしょ紅茶」。

いのみら通信が午前中に刷り上がり、こういう日の紅茶に来たひとは、好むと好まないとにかかわらず?いのみらをせっせせっせと折っては2枚組みにする作業にかりだされる。

はじめて富山からみえた3人のかたはきっとわけもわからず、でも手だけは忙しく動かして、せっせせっせせっせ。

夫も、きゅっきゅっ、とジャムの瓶の底で紙を三つ折りにし(これがけっこう力仕事)、すぐにも封筒にいれられるよう下準備。

おかげでこの日も、紅茶の時間内に700部のいのみら組みが終了。おお助かり、ありがとうございました。

このたぐいの手作業、あんまりひとと話したくない気分できたひとにとっては、逆にすこし気が楽、という利点もあって。そうそう、話したくないときは無理に話そうとしなくてもよくて。それもまた、紅茶。

           *****

西東京紅茶が迫ってることもあり、引き続き大急ぎで発送作業。

夜にはいつもの助っ人さんが寄ってくれて、メール便のシール貼りや封筒詰めをてつだってくれた。夜もふけて彼女を見送りに外にでたら、夜風に今年はじめての、わが家の金木犀がふぅわっと香った。10月の匂い、秋の匂い。

              *****

すごいスピードで、定期購読のかたへの発送を3日でおえて、今は少しずつ、こちらから投げたボールがあちこちから還って来る happy days。

「ほめシャワ」の本のご注文もぼちぼちと。パソコンをしないかたには、これでやっと本のお知らせも出せたことになり。

Photo_2←  あけびのつるが、おおいばりのベランダ。ことしは実が少ないけど。

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2008年10月 2日 (木)

きらきら

Ca3y85li ランチの窓辺。ステンドグラスが見せる光のマジック。

ともだちの歌うシャンソンを聴いた。

一曲目の声から、リズムから、歌ってる表情から、おおげさじゃなくて、胸がふるえた。

歌には、とりわけ、シャンソンには、そのひとの人生が反映されると思う。生きていることの幸せやときめきや哀しみや怖れや涙が、いっぱいはいってた彼女のシャンソン。

シャンソンをならってるの、ってはずかしそうにいって、今回のことも半分は内緒にしときたかったみたいだ。はからずもばれたおかげで、彼女の歌を聴きにいけた。

Kさん、すばらしいシャンソンをありがとう、歌いながらきらきらしてたよ、あなたの人生のおすそわけをいただいたようでした。

Photo

最後に、彼女の先生も歌った。古くからの知り合いのMさん。もちろんとびっきりすてきなシャンソン、粋で、つやっぽくて、しびれちゃいそうな、おとなの人生のごちそうのような歌を、とってもとてもひさしぶりに聴けました。

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