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2009年1月25日 (日)

Allen、all right 

Cacq5h01 海兵隊員として、40年前のベトナム戦争で戦ったアレン・ネルソンさん。帰還したあとも長いこと戦争後遺症に苦しみ、やがて、アメリカの中高生に、日本のひとたちに、本当の戦争、を語りはじめる。

90年代半ばに沖縄を再訪したとき、アレンさんははじめて日本に憲法9条があることを知り、それ以後は、日本人の私たちが戦争を知らないのは9条があるからだよ、というお話もその中に加わった。

アレンさんの非暴力トレーニングのワークショップに参加したのは、もう4、5年前になるだろうか、加賀のお寺で2日間。一番初めにしたのが、自分にポジティブニックネームをつけて自己紹介することだった。

僕の名前はAllen、Aで始まるから僕のニックネームは”All right”。

そのアレンさんが今、病と向き合っている。加賀のお坊さん、2月にニューヨークのアレンさんのところにお見舞いに行くという。そのお坊さんに、「ほめ言葉のシャワー」を持っていってもらおうと、実は先週あたりから、シャワーのなかのいくつかの言葉でアレンさんに贈りたいほめ言葉を、こうかなー、ああかなー、と首をひねりながら英訳している。

「生まれてきてくれてありがとう」とか「あなたを誇りに思う」とか「あなたがいつも一生懸命なの、知ってるよ」とか。

ページの余白にはいくつか、アレンさんに贈る言葉も書き込んだ。

たとえばー

「おめでとう!あなたの国の新しい大統領」

「あなたを尊敬しています、あなたの勇気とあなたの行動」

いうふうに。このきもちがどうぞ、アレンさんに通じますように。

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マーガリン皿

Calz70am←  ちょっとお腹をこわして、いつもの先生のところに連れてこられたマーガリン。注射うたれるのかな~~と、不安なおももちで、借りてきた猫になっている。おおごとにはならず、ちょっと栄養補給の点滴をして、無事釈放。

最近のマガの目覚ましは5時半から6時の間で、私の睡眠不足もすこしずつ解消中。12月のあの忙しいときは、ふしぎなくらい、毎朝3時や4時に起こしにきて、でもそのおかげで、強制的に早起きできて、ほめシャワの発送作業がおおいにはかどりもしたのだった。

                *****

Carwlb9b ← きのう届いた、原始林窯のマーガリンのお皿と対面するマガ。こりんちゃんが、哲学するマーガリン、をイメージして、苦労しながらつくってくれたお皿。

とてもまじめに人生(猫生?)を考えている、その表情が美しいマガ。マガのうしろでは、いつも翔が見守ってくれている。翔のお皿とならんでまたわが家の大切な器がふえました。

こりんちゃんと電話。マーガリンのお皿、すっごく気にいったよ、ありがとう!さぞやむずかしい注文、でもそのわがまま聞いてくれるから、頼める。そしてありがとうがこだまする。

ほんとうに幸せな仕事をしてると思う、げんさんとこりんちゃん。こりんちゃんの声もとってもうれしそうにほどける。

原始林の器には、いつも待つ楽しみがいっぱい。今回の便で届いた注文の器を届けるのも、また幸せな役割です。

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Photo 10月の紅茶ギャラリーで、ひときわ目をひいた、筆の細い細い線で祈るように描かれた、桜の大皿。

不思議な不思議なつながりで、津軽の地へ今日、届いたそうです。

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2009年1月24日 (土)

48本のスイトピー

Cavh4ayv その日は毎年、一年で一番寒い日のように感じる。母のいのちの日にかざるスイトピーの背景がいつも雪景色だから。

48年たった、いのちの日。

私の中の母の存在が、あまりに大きくて今でも温かいので、ほんとにいったい、どれだけの贈りものをまだまだもらい続けてるかなあ、と思うよ。

mother、thank you for my birth。

                   ****

母の日の翌日は、先日みえたケイ先生のお誕生日。ケイ先生のワークショップの日にそれを知って、シェアリングも済んだ最後の最後の時間に、集まった20人で2日早めの、♪happy birthday to ケイちゃ~~ん、を振り付けつきでお贈りした。

私より一回り半年上のケイ先生、みんなからのキラキラ拍手をあびながら、その瞬間は、幼いケイちゃんになったようにかわいらしく、なんともチャーミング。

どうしてそんなにお若いんですか、と誰もが不思議に思うケイ先生。みなさんがよくほめてくださるからかしらね、とおっしゃる。うん、きっとそう。先生のお仕事もまた、たいへんだけど、幸せな仕事。

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ケイ先生と

Photo_2 わが家にひとが来ているときはほとんど2階で寝ているマガが、この日は何度もでたりはいったり、人の間をちょろちょろしたり、話の相槌がわりに鳴いたり、ちょっと不思議なマガの行動。

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クッキングハウスでSSTを教えてくださっている前田ケイ先生が、「ともの時間」の仲間たちとのスペシャルSSTにこの日、きてくださった。定員をはるかに越えた、満員御礼の紅茶空間。

昭和20年代、ケイ先生は社会学をまなぶ中で、人が集まってくる場が持っている力(それを、グループワークと呼ぶそうだ)はどのようなものだろう、ということに深く関心をもち、そしてまた、ソーシャルワーク、という学問の分野と仕事に出会い、まだ日本の学生などいなかったハワイ大学に留学。

アメリカに行ってはじめて、私は「笑う」ことを学習したんですよ、その時代はまだ、女は歯を見せて笑ったりするものではない、と教えられていましたからね、というケイ先生の学生時代のお話など、はじめてお聴きすることばかり。

      ****

グループワーク。場が持つ力。そのことを、学問的な裏づけなど何もないまま、紅茶やともの時間は知らず知らず、そのつど必要に応じて、でもときにあぶなっかしく、手探りでしてきてた、みたいな気がする。

SSTという対人関係のスキルを学ぶことは、きっと誰にとっても必要で、自分も相手もほんの少しは楽になること。それをクッキングハウスにたびたび通って、松浦さんやケイ先生やメンバーさんたちとのSSTに参加しながら、だんだん確信していった私。

でも、一緒に学びたい、という仲間がいなかったらそもそも始まらなかったこと。

この日は、3つのともの仲間+αのひとたちが、大勢いる中できもちを開いて語り、苦しんでる仲間をあたたかく応援するさまを共有しながら、あらためて、グループワークの持つ力を再確認していた。そして、仲間の一人ひとりが誇らしく、また、愛しく思えて、最後のふりかえりの時間中、私はずっと熱いきもちでいっぱいだった。

              ****

・SSTは未来思考。行動リハーサル。○○にきまってる!というものの見方/認知の幅を、仲間の助けをかりながら少しづつ変えていくことも、その働きのひとつ。

・SSTでは、本人がちょっと努力してできることしか、できない。

・悪いところを見るのに慣れてしまっていても、SSTを続けることで、ひとのいいところを見つけるのにとても役立つ。

・仲間の応援はするが、求められていない助言はしない。

などなど、今回あらためて刻んだキーワードたち。実際のSSTの細部は、この場で記せないから抽象的だけど、私の覚書の一環として書いておこう。

            *****

夫には、オブザーバーとして頼んで参加してもらったのだけど、ほんとうにいっぱい助けられた。

薪ストーブの火の世話から、お茶の用意、お皿洗い、ふき、かたづけ、玄米炊きなど、この日みたいに濃い4時間の中で私がそれをしてたら、とてもここまで集中してみんなと学ぶことはできなかったと思う。たくさんたくさん、ありがと。

と同時に、おつりもいっぱい。毎週の紅茶仲間ではあっても、とも仲間ではない夫が、でも静かな傍観者としてその場を共有できたことで、仲間たちの持っている力や、一人ひとりに起きた変化、ケイ先生のすばらしいリードなど、夫婦の間でこの日のふりかえりが、いまもまだ続いていること。SSTからの贈りもののようです。

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2009年1月13日 (火)

because of you

Cakif095 同じ日に同時に届いたちいさな包み。

5人の天使がとびだしてくる、手づくりの幸の日カードと、「のほほん」という絵本のような詩の本は、図書館の詩の仲間、きりりんさんから。

カップにちょこんとおさまった針刺しは、娘から。添えられたカードは、ほめシャワハガキの「生まれてきてくれて ありがとう」のちょこっとアレンジ版。

包みをほどいてこころがぽかぽかして、カードをよんで鼻の奥がつうん・・として。しかも言われるまで、手縫いの針刺しとも気づかずにいて。

       ほんとにかぞえきれないほど、ありがとう、です。

               *****

その翌日の夜、クノキお父さんから電話。

「スウさん?遅くなったけどね、私たちから贈りたいものがあります」

いきなり受話器の向こうから、♪happy birthday to you・・・のコーラスが聴こえてきた。♪dear スウさ~~~ん、の長い「~~~~」が、クノキファミリー、14人兄弟姉妹のそれはそれは美しいハーモニイで、いちどきに胸が熱くなる。

すっごくうれしい!でもなぜ知ってたの?

ジョンさん、笑って答えず。そのかわりに、どんなバースデーでしたか、と。

はい、静かでおだやかないい日でしたよ。娘からは「生まれてきてくれてありがとう」のカードをもらって、それがとってもうれしかったの。

あ~、それ、thank you for being born、だねぇ、とジョンさん。

ジョンさんからは、いつもすてきな英語をもらう。

この日もそれにくわえてもうひとつ、おかげさま、おかげで = because of you/because of everybody も、もらいました。

暮れにジョンさんに教えてもらった pace myself も、ブログに書いたらもういろんなひとに使われているようで。

こういうのも、言葉の贈りもの、と呼ぶんだろう。

                  *****

倉本聡さんの「風のガーデン」が終わってしまった、と思っていたら、山田太一さんのひさびさの連続ドラマ「ありふれた奇跡」がはじまった。

もうこのタイトルだけで、見たい、と思ったドラマ。

人生って、ほんとはありふれた奇跡だらけ。奇跡を奇跡とも思わずに生きてることの方が多いけど、実はまか不思議な、とてもありえない、奇跡×奇跡の連続、のおかげでーbecause of everythingでーひとは生きている。私も生きている。

母に産んでもらったこと、私が生まれてきたこと、夫と出逢ったこと、娘が生まれてきたこと、出逢ったひとたちのいのちが在ること、そのすべて、奇跡がいっぱい、不思議がいっぱい、だから、what a wonderful world ・・・なんだねえ。

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「のほほん」は、のはらうたの工藤直子さんと写真家さんたちとのコラボレーション絵本。雪の日のともの時間に、それぞれが好きな写真をえらんで、その詩を声に出してよみあいました。きりりんさん、ありがとう。

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2009年1月12日 (月)

30分 sewing

深夜から未明にかけて、冬雷がひっきりなしに鳴り響き、それはそれはすさまじかった。

毎日、午前3時とか4時とかにマガにおこされるのが常。今日のこの時間帯もばっちりおきていて、ピカッゴロゴロ、ドッシャーン!という派手な空響きを、おかげで何回も味わってしまった。

雷がこわくてこわくて、ぶるぶる震えていた翔、いまはもう天国の犬になったから、こわがらなくてすむね。

マガが今朝はひときわ騒々しく泣きつづけたのも、空のうなり声に畏れを抱いてのことだったのかもしれないね。

             ****

Ca7flbifんなふうに早くめざめてしまった朝は、よく針と糸を持つ。何年か前に吉祥寺のアジア雑貨のお店で買った、安いコットンマフラー。あまり使わないまま眠らせてたのを思い出して、ちくちくちく。

マフラーの長さを45センチ短くして、左右の袖口にあたるとこから、それぞれ10センチほどぬって筒にして、袖口をくけたら、肩だけ羽織るベストのできあがり。所要時間たったの30分。

Cabhvp5x ← これもまた、30分 sewingの続きもの。すべらないハンガー。

フリースのあまりぎれをぐるぐるねじりながら、洗濯やさんの青いハンガーに巻いて、ほどけないように糸でくけて。

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時間がある時もない時も、針と糸は私の大事なこころ道具のひとつ。

暮れのめちゃめちゃ忙しいとき、無心のちくちくちくちくは、私のこころをとても楽に解放してくれた。

クリスマスまじかの娘のバースデープレゼントに、おおあわてでフリースのひざかけまいかけを縫ったときも。

夫に昔、買ってもらった染めの大きなショールに、思い切ってはさみを入れてロングベストにつくりかえたときも。

ひと月前のあのころは、朝から晩まで、ほめシャワの発送におおわらわで、縫い物してる場合じゃないっしょ!という時期だったんだけど、実はこっそり、針と糸のひとりの時間を楽しんでいたのでした。

Care5i8q ← 30分どころか、3時間以上ものsewingでしたが。

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2009年1月11日 (日)

卓上四季

暮れの半ばくらいに、新聞の論説委員の方から、「ほめ言葉のシャワー」一冊のご注文をいただいた。私からお届けすると、すぐに、ご自分が感じたままの感想入りお返事がきて、コラムで紹介したいのですが、とのこと。

ちょうどまだその頃は、ご注文.comの真っ最中。もう在庫も少なくなっていた時だったので、

有り難いお話だけれど、「お問い合わせ・ご注文はこちらまで」という感じでご紹介いただくと、読者さんのご希望にすぐには添えないのでそこの点、どうかご配慮を、

とお願いした。

              ***

8日夕方、津幡図書館の詩の時間からもどると、
北海道新聞の大きな封筒が届いていた。

開けてびっくり、
なんとはれがましい、6日の一面の、「卓上四季」という特等席に書いてくださっていた。
委員の立場にあるかたが、ご自分のハートで感じてこのように紹介してくださったことがとってもうれしかった。

本が売り切れたことも明記して、アドレスを直接載せなかったご配慮のおかげで、本当に関心のある方がネットで探して、新聞で読みました、こちらで申し込めますか、と娘か、私の方かに、尋ねて下さる。お求め方法をお知らせすると同時に、順番を待っていただくご了解を得て、「ほめ言葉のシャワー」ちょこっと改訂版のご予約リストに加わっていただいています。
   

                ****

先に冊子をお送りした方たちから、次つぎ感想や追加のご注文メールが届いているけれど、それを読んでると、こちらの方が逆に幸せを分けてもらっているような、あったかいやさしい気持ちに何度も何度もなってくる。

「母から一年ぶりに来た手紙に、冊子紹介の新聞記事が同封されていました。母に代わって申し込みます」という息子さんから・・

「前回は自分用で、今回は、東京と大阪とハワイに暮らす姉妹に贈る分を注文します」というお年を召した男のかたから・・

子育てにいっぱいいっぱいの自分のために注文したけど、離れて暮らす両親に伝えなければいけない大切なことがあったのに気づきました、春になったらそれを言いに実家に帰ってきます、という若いお母さん・・

あのちいさな本が、重いご病気のご家族やご親戚の手に渡ったのだ、とご注文くださった理由ーー家族のものがたりを後から知って、胸がいっぱいになったり・・

            ***

思いがけなく、ある銀行の管理職の方からもたくさんの追加ご注文。

それだけ数をそろえるとなるとあまりに長くお待たせするので、と冊数を減らしていただく提案をしたところ、お返事メールから、その方がきもちを開いて、ご自分の言葉でまっすぐに語られる熱意が伝わってきた。手作業の手間のことも十分ご承知で、本当に申し訳ないけれど、どれだけ長く待ってもいいので送ってください、とおっしゃる。

ああ、こんなふうに、本を仲立ちにして、きもちをキャッチボールしあうコミュニケーションがもう成立してるんだ・・・と感じたとき、その方のご注文の冊数をお受けすることにした。

遠い新聞社の、お会いしたことのない論説委員の方とも、メールのやり取りを通して、やっぱりこんな質のキャッチボールをしてたんだ、とその時、思った。

             ****

このちいさな「ほめシャワ」には、なにか、ひとのこころをそっとひらく、
やさしい風みたいな鍵?があるのかもしれない、
うっすらとだけど、そんなふうに感じはじめているところです。

みなさんが出してくれた生の言葉一つ一つの中に、その時どきの自分のきもちに合う、いろんな種類の鍵がきっと隠れてるんだろう。

まだこの本ができたてのころ、娘がこんなこと言ってたなあ。   

「今回の本は、読んでくれる人の”反応=reaction”があって、
初めて完成するものだと思ってる。
それはつくり手に対しての反応じゃなくてね。
なにかしら感じる、発見する、行動する。
そういう、一人ひとりの中での、反応、ってこと。

きっと完成するには、ながーい時間がかかるんだろう。
だけどそうやって、創る側-受け取る側の、
言葉を交わさないコミュニケーションがある本になってくれたら
こんな嬉しいことってないよ。」

ほんとにほんとです、私もそう思う。

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お初紅茶

7日は、2009年になって初めての紅茶の日。1時のopenから、いつものclose時間をすこしすぎる6時半ごろまで、切れ目なく24人もみえて、暮れのしまい紅茶を越える満員御礼紅茶になった。

原始林窯のお茶碗をとりにみえるひとがいて、5,6年ぶりで顔を会わすひとがいて、富山から親子でみえたひとがいて、はじめてのひとがいて、そこにいつもの顔なじみもいりまじり。

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10月末の原始林窯展のとき、友人宅の新築祝い用に、6枚のお皿を注文した二人のひとがいた。贈りもの用にラッピングしてあったけど、見たい見たい、というみんなの熱い要望で、ご本人には内緒でそっと包みを開けました。

同じ大きさのお皿で、一枚一枚に違う絵がら、家族めいめいの名前が書いてある。あるお皿は、表が元気いっぱいの仔犬と男の子の名前、裏には原始林マークとホネ。あるお皿は、表がリスと女の子の名前、裏はどんぐり。別のお皿は、表がウサギで裏がにんじん。お母さんのお皿は、シロツメクサの絵柄に「晶子」の名前。

そこまで来た時、やはり器をとりにきていた大谷さんが、思わず声をあげた。ええ~~、そのお皿、ひょっとして○○さんちに?と。そのお皿を贈られる人と、大谷さんは前から知り合いだったんだ。4人の子どもの名前を聞きながら、あれ?あれれ、と思い、お母さんの名前をきいたところで、確信したのだった。

            ***

大谷さんがマー君とはじめたパンやさん、17年間続けてきて去年お店を閉じたけど、パンやさんをしていたことの出逢いつながりは、お店が閉じても消えたりしない。それを象徴するような、この日の紅茶の一場面。

大谷さんが注文したのは、箸を置くくぼみつきの小皿と、すこし深めのスープ皿にもなる中位の器のセット。どれにも、「雑木林のパンやさん」のしるしーーコックさんの帽子をかぶったマー君と雑木林の木々ーーが描いてある。

前々から来たかったという原始林窯展@紅茶ギャラリーにはじめて来れた大谷さんが、お店を閉じた今、パンやさんじるしの器を注文する、というのも、なんか、とってもいい・・・。しかも、その絵柄といい、器そのものといい、マー君パンやさんのあの雰囲気がそのまんま出ていて。

あらためて、原始林の二人はすごい仕事をしているなあ、って感動する。

                  ***

つながりといえば、原始林のお皿に書かれたパンやさんのトレードマークは、やはり紅茶で出逢ったかずみさんの版画の絵。

かずみさんは今は、消しごむハンコ作家として、細川さんや、川口の落合さんや、川越紅茶のジュンコさん・・ほか、多くのひとのハンコをつくり、そして、毎年わが家にもかかる「つぶやき猫カレンダー」の作者でもあって、もう長いことあわないけど、やっぱりどこかでつながって、一緒に生きている。             

そのかずみさんがいたから、私は宮川くんとつながり、彼がいたから、やがて翼くんともつながった。去年のお正月は宮川くんと、今年は翼くんと、お正月の夕ご飯をうちで一緒したのも、不思議なつながり。

Ca03t59g ← 翼くんのひざでまどろむマガ。黒豆ののっているお皿は、原始林窯の翔とマガのお皿。

宮川くんは、いま東京で行政学を学ぶ大学院生。翼くんは大阪で、ハンディを持つ人の自立を支援する事業所の副代表。どちらもめっちゃ忙しい。でもそれをかいくぐって、去年の秋には西東京紅茶に。どちらとも、10年以上のつきあいをとおして、若者が必死に生き、成長していく姿を見せてもらっている。

                ***

26年目の紅茶の時間とその周辺の日々は、こんなふうにして明けました。今年もどうぞよろしく。

今週の14日(水)は、新年恒例、これで13回目になる「お薄の時間」が1:00~、ふつう紅茶の時間枠で。

お抹茶を点ててくれる山崎さんは、「今年も台所ジャックさせてください」とお年賀状に書いてきてくれた。とんでもない、私の方こそ、紅茶お代わり入れ係をこの日ばかりはパスして、一年で一番楽できる紅茶の日でもあるのです。

100%ボランティア、なのでお抹茶何杯おかわりしてもfreeです。どなたでも。

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2009年1月 1日 (木)

シャワー、発送中

Ca7pseyf 言葉のちからって本当に大きい、としみじみ思う。そして、自分の存在を認めてもらえるのがどんなにうれしいことか、また、ひととして必要なことか、「ほめ言葉のシャワー」を読んで感想を知らせてくださる方たちから、毎日いっぱいいっぱい、またまたさざなみのように伝わってきます。

そのちいさな「シャワー」の発送は、年があけても西宮と津幡で今なお、続行中。

ちょこっと改訂版原稿も、すでに印刷やさんにはいりましたが、できあがりは予定通り、おそらく一月下旬になりそう。

読売新聞さん経由でのお申込み、だけどいまだお届けできてない方たち、私経由で直接ご注文くださった方たち、いずれも、ご予約日時の順にしたがってちょこっと改訂版をお送りしますので、実際のお届けが確実に2月にはいってしまうかたも多いこと、どうかご了承くださいませ。

             ****

いくつか、図書館でいれてくださったところもあります。岩手の花泉図書館、東京中野区の図書館、長野市図書館、など。利用者さんからのリクエストもあれば、私からお求めになった方がご自分の地域の図書館に寄贈してくださったり。津幡町立図書館にも、3冊。

お隣のかほく市には、西田幾多郎哲学記念館があって、老いを考えるすばらしい連続講演会を企画したり、弦楽四重奏のミニコンサートをひらいたり、時には座禅体験会、哲学の絵本のならんでるカフェでお茶もできる、私の好きな場所。その哲学記念館図書室からもお買い上げいただいて、びっくり&うれしいかぎりです。

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3つのとも

月に一回づつある、3つの「ともの時間」。

一番早くにうまれたともともは、じき満4歳に。富山の結ともも、夏になればおないどし、そして去年の12月からはじまったともさん(3番目のとも。だから、ともさん)も、満一歳を越えた。

                ****

12月のともともでは、いつも遠く県外からくる仲間の家がはじめて会場になった。5人で一台の車に乗って、彼女の家まで走る道のり。2時間ちかくもかけて、彼女は一人、この道を逆に走っていつもともともまで通ってたんだ・・・

さまざまな事情が重なって、来たくても来れなかった彼女がひさしぶりで11月に顔を見せた時、誰かがなにげなく口にした、「一番遠くから来てるんだもの、たまにはこっちから行くことがあってもいいよね」。それが本物になった日。

安心して自分のきもちを話せる仲間が逢いにきてくれるって、こんなにもこんなにもうれしいことだったんだ!と気分調べのときに彼女が言ったきもちは、出かけて行ったこちらも、まさに同じだったと思う。

Caq9y214 この日、したかったことのひとつが、仲間と自分との共同作業による、my オリジナルほめシャワbookづくり。表紙に自分の名前をかいて、ほかのページは仲間からのほめ言葉でうまっている、8ページ仕立てのミニミニbook。中の1ページへは、自分に贈る言葉を書いて。

                  ****

富山の結ともの根っこにあるのは、ゆいちゃんとお母さんのまゆさんと、そのまわりでゆいちゃんが生きることを助ける(それはまた、自分が助けられることでもある)仲間たちの輪。

それぞれが厳しい日常のなかから、時間と都合をなんとかやりくりして参加している。クッキングハウスみたいには具体的なロールプレイの練習ができなかったとしても、この場所は、月に一度の、きもちリセットの大切な場所、と感じてくれてる仲間たちだ。

自分や仲間のしごと(ひらがなの、しごと)に名前をつける、というウォーミングアップをしたら、どれもこれもぴったりで、みんなのネーミング力に感心した。たとえば、こんなのーーー

・まわりのひとに幸せなしごとのふりわけ人 ・からだとこころを元気にする、野菜のいのち料理人 ・傾聴仕事人 ・あなたにぴったりあう本の配達人 ・まわりの空気、あったかさせやさん ・地域の人と人を、つなげやさん・・・などなど。

なかでも思わずうなったのが、

・結ともビフォアー/アフターモデル(解説:長年、きもちを我慢してきたことに気づき、~をしたい、~に行きたい、と自分からいうようになり、その変化でまわりに勇気を与えていることから)

・わが家での、あなたの「ツボ」発見名人(解説:家族の会話中に、彼/彼女のここ=きもちのツボに当たるところを、タイミングよく、さりげなく、やさしく押すと、彼/彼女のこころがほぐれて、きもちのいい言葉がいいやすくなることから。もちろんこれができるようになるには、こちらが日ごろから、相手のいいところをよーく見てることが肝心)

              *****

12月のともさんもまた、心に残る時間になった。

人数はいつもどおり多くなかったけど、どのひとも、なんてゆたかな表情と言葉の表現力。なにより、私がうながしてもいないのに、仲間に贈りたい具体的なほめ言葉が次つぎ、私も言いたい、私にも言わせて、と、まるで輪唱みたいに出てくるのに、胸が熱くなった。

それはそのまま、この一年間の、一人ひとりの気づきと変化。そして、場への信頼。

               ****

3つのともの時間に共通してるのは、たいせつなひとときもちをかわしあいたい、という切実な願いをみなが持っていること。

そのためのコミュニケーションを練習したくて、ともの時間に来てるわけだけど、時にそれはずいぶん勇気のいることだと思う。

ひとに想いを伝える時は、まず自分のきもちに気づくこと・自分をみつめることが必要で、それは同時に、こわいことでもあるだろう。

ひらいた自分のこころを他者に見られること、ええかっこを脱ぎすてること、自分の中の嫌いな自分にむきあうこと・・・こわくて当然だよ ―― でもそのおかげであとから、自分の中のたからもの・giftに気づいていくことでもある、と思う。

         **

ともさんで、ほめ言葉のシャワーをしたのは確か4月。

やはり同じ4月、川越紅茶でのコミュニケーションワークショップでも。そしてこの日がはからずも、ほめシャワの冊子をつくることになる大きなきっかけをくれた日になった。

両方のその時の言葉がいくつもはいってる「ほめ言葉のシャワー」book、あれからたくさんの方の手に渡って、大事に大事に読まれてるようです。

みなさんのきもちの言葉、あの時、あずからせてもらって、本当に感謝。ありがとう。


            

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Pace myself

Photo 2009年の最初の日は、やさしい雪のなかで明けました。

このきもちブログや紅茶でつながってる「あなた」にとって、こころおだやかにすごせることの多い年でありますように。

ことしもどうぞよろしくお願いいたします。

          *****

暮れに、クノキ・ファミリーのジョンお父さんと電話で話したとき、ひょいとつかまえたいい言葉。

Pace myself 自分の歩調で、自分の速度で、自分らしく。

相手に言う時には、Pace yourself。

マイペースでね、というのとはどこかちょっと違う響き、pace my/yourself。

わたしの好きな言葉帳にこれもいれとこう。前から好きでよく使ってる good enough それで十分、と同じように、ひとにも、自分にも。

                 *****

今年の初紅茶は、1月7日(水)よりいつもどおり。

 1:00~6:00 open @水野宅

新年恒例 「お薄の時間」は14日(水)。時間も〃。

年に一度、紅茶の時間がお抹茶の時間になるこの日も、今年で13回目。いつものように山崎さんがボランティアでお抹茶を点てにきてくれます。お代わり何杯でも、どなたでも。山崎さん、毎年ほんとうにありがとう。

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