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2009年1月24日 (土)

ケイ先生と

Photo_2 わが家にひとが来ているときはほとんど2階で寝ているマガが、この日は何度もでたりはいったり、人の間をちょろちょろしたり、話の相槌がわりに鳴いたり、ちょっと不思議なマガの行動。

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クッキングハウスでSSTを教えてくださっている前田ケイ先生が、「ともの時間」の仲間たちとのスペシャルSSTにこの日、きてくださった。定員をはるかに越えた、満員御礼の紅茶空間。

昭和20年代、ケイ先生は社会学をまなぶ中で、人が集まってくる場が持っている力(それを、グループワークと呼ぶそうだ)はどのようなものだろう、ということに深く関心をもち、そしてまた、ソーシャルワーク、という学問の分野と仕事に出会い、まだ日本の学生などいなかったハワイ大学に留学。

アメリカに行ってはじめて、私は「笑う」ことを学習したんですよ、その時代はまだ、女は歯を見せて笑ったりするものではない、と教えられていましたからね、というケイ先生の学生時代のお話など、はじめてお聴きすることばかり。

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グループワーク。場が持つ力。そのことを、学問的な裏づけなど何もないまま、紅茶やともの時間は知らず知らず、そのつど必要に応じて、でもときにあぶなっかしく、手探りでしてきてた、みたいな気がする。

SSTという対人関係のスキルを学ぶことは、きっと誰にとっても必要で、自分も相手もほんの少しは楽になること。それをクッキングハウスにたびたび通って、松浦さんやケイ先生やメンバーさんたちとのSSTに参加しながら、だんだん確信していった私。

でも、一緒に学びたい、という仲間がいなかったらそもそも始まらなかったこと。

この日は、3つのともの仲間+αのひとたちが、大勢いる中できもちを開いて語り、苦しんでる仲間をあたたかく応援するさまを共有しながら、あらためて、グループワークの持つ力を再確認していた。そして、仲間の一人ひとりが誇らしく、また、愛しく思えて、最後のふりかえりの時間中、私はずっと熱いきもちでいっぱいだった。

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・SSTは未来思考。行動リハーサル。○○にきまってる!というものの見方/認知の幅を、仲間の助けをかりながら少しづつ変えていくことも、その働きのひとつ。

・SSTでは、本人がちょっと努力してできることしか、できない。

・悪いところを見るのに慣れてしまっていても、SSTを続けることで、ひとのいいところを見つけるのにとても役立つ。

・仲間の応援はするが、求められていない助言はしない。

などなど、今回あらためて刻んだキーワードたち。実際のSSTの細部は、この場で記せないから抽象的だけど、私の覚書の一環として書いておこう。

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夫には、オブザーバーとして頼んで参加してもらったのだけど、ほんとうにいっぱい助けられた。

薪ストーブの火の世話から、お茶の用意、お皿洗い、ふき、かたづけ、玄米炊きなど、この日みたいに濃い4時間の中で私がそれをしてたら、とてもここまで集中してみんなと学ぶことはできなかったと思う。たくさんたくさん、ありがと。

と同時に、おつりもいっぱい。毎週の紅茶仲間ではあっても、とも仲間ではない夫が、でも静かな傍観者としてその場を共有できたことで、仲間たちの持っている力や、一人ひとりに起きた変化、ケイ先生のすばらしいリードなど、夫婦の間でこの日のふりかえりが、いまもまだ続いていること。SSTからの贈りもののようです。

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