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2009年5月26日 (火)

やさしい波紋の、波紋 + とくべつ紅茶のご案内

 09 今は東京で院生をしてるMくんが、たしか10何年も前の「母の日」にくれたバラ。いつの間に庭に根づいて、背いたかのっぽの細いバラの木になり、今が花ざかり。

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23日土曜の朝、NHKさんの「おはよう日本」で取り上げられた「ほめ言葉のシャワー」のやさしい波紋の、そのまた波紋が、今日もまだずっとつづいている。

今回のは、読売新聞さんのときのような冊子そのものの紹介ではないので、なんていう冊子だか、本だか、誰だか、なんだか(?)よくわからないまま、いろんな回り道して、探しあてて、やっとたどりつきました!というかたも多く、その分、つながったときの、「ほっ!」(電話でのお声はもちろん、メールからも、その「ほっ」が聞こえる)が、お互いにとてもうれしい。

たぶん奥さんから頼まれて電話してるらしいシニアの男性から、「あの~、ところであなたはいったいどなたさんですか?」。

父に探してほしいと頼まれたんだけど、ここであってるでしょうか、と娘さんから。 

英語と異文化コミュニケーション学を大学で教えている東京の先生から、学生たちに授業で。熊本の保育園の園長先生から、お電話。「送ってもらえます?ああ、よかった!」

私と娘の意思では決してつながることのかなわなかったかたがたと、あのちいさなシャワーbookを介してこうして出逢えていくって、やっぱり、不思議で、すごいことだなあ・・・

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いずれにしても、本屋さんにおいてない本なので、探すお手間かけさせてすみません。

ご注文は、編集・デザイン・制作をした娘の本工房「mai works」maimai_of_cillz@yahoo.co.jp へ直接、 

または、「紅茶の時間」HPhttp://www12.ocn.ne.jp/~mimia/sue.htmのトップページから、一番下の封筒マークをクリックすると、私あてのメールになります。「ほめ言葉のシャワー」はてのひらサイズ、81ページ。1冊450円。2冊までの送料は80円です。

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たったひと粒の言葉では、ひとは変われないけど、日ごろからよくそのひとを見ていて、なにげなくかける等身大の、そのひとに贈る言葉、うれしかったきもち、ありがとうのきもち。

それがシャワーとなり、そのひと自身がそれを感じたとき、そのひとはすこしずつ、自分を認めてあげられるようになったり、自分のことを許せるようになったりしながら、ちょっとずつ、何かが内側から変化していくような気がする。

紅茶の26年の歴史のなかで、そういうひとをい~~~っぱい見てきたから、そして、ほかならぬ私自身が、昔より今のわたしのほうがわたしをずっと好きだから、そう思えます。

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今週の土曜日は、中学でほめ言葉のシャワーを授業でもう何度もしている由美子先生をゲストに、「とくべつ紅茶」@水野宅

それにしても、またまた不思議なシンクロ。由美子さんに紅茶で語ってもらうことはもうずっと前から決まってたことなのに、全国放送の翌週がその日だったとは。

ここであらためて、とくべつ紅茶のご案内。

5月30日(土)1:30 open お話は2:00~5:00

 越川由美子さんのお話「紅茶の時間から中学生への贈りもの」

参加費 500円 

お問合わせは水野まで telephone 076-288-6092 

お話のあとは、紅茶恒例、放課後一品もちより夕食会。居残りたい方、おかずかご飯か、何でもいいので一品持ちより願います。持って来れない方は、夕ご飯代として、500円。

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2009年5月22日 (金)

うれしい言葉の貯金箱

4月にお話の出前にうかがった場所から枝分かれして、またべつの、ご家族たちの会に出前。ご家族だけでなく、メンバーさんもスタッフも参加してくださる。

今回は、クッキングハウスやともの時間でいつもしているコミュニケーションの練習のようすを、できるだけ具体的に伝えたい、そしてその中のいくつかを実際にこの会でもこれから活かしてもらえたらうれしい、と思って出かけたので、話はみじかめ、あとは参加型が中心の出前。

みなさんの緊張してるお顔が、目にはみえない「きもちボール」を投げ、うけとめ、また誰かに投げる、というキャッチボールをとおして、だんだん笑顔になっていく。コミュニケーションの練習をはじめるのに、欠かせないきもちの準備体操。

「ほめシャワ」の本の中のやりかたそのままではハードルが高そうなので、今回は、きれいな折り紙一枚だけくばって、「言ってもらえたらうれしい言葉」をひとつだけ書いてもらい、集まった40ちかい言葉を、私が読んだり、参加してる誰かれに読んでもらったり。

その中のいくつかーー

・ずーとスキだよ ・いつも元気をもらえるよ ・料理つくってくれてありがとう ・忙しそうだね、畑手伝おうか ・一緒にいることができてうれしい ・妻より、 お父さん 有難う ・ママのところに生まれてきてよかった 

そう、とくべつなことでなくていい、なにげない言葉、具体的な生活のなかの言葉。でも実際にいわれてみるととってもうれしいものなのです。

「お父さん有難う」の言葉は、シニアのご夫婦の、奥様からおつれあいさんに言ってもらった。おもわず会場のみんなから拍手。

この日みなさんが書いたほめ言葉はそのまま、この会への置きみやげ。出し入れ自由の言葉の貯金箱にためて、これからもいかしてほしいなあ。

終わってから、この会、「ワークハウスとなみ野」がしているちいさなカフェ「かふぇ ふ~らり」でお茶。

ここでつくっている杏子のチーズタルトも、ゆずシフォンも、きな粉の味そのもののすはまも、とてもいい味。チューリップの花びら染め(砺波はチューリップで有名)の絹の綺麗なスカーフ、カードいれ、my箸袋など、どの作品にも工夫がいっぱいですてき。いくつか求めてきました。

「かふぇ ふ~らり」は砺波総合病院むかいの、チューリップ薬局のとなり。平日の10:00~4:00 open。だれでもお茶とお買い物にいけます。telephone 0763-33-5044

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2009年5月20日 (水)

やさしい波紋

Cas1tsb8 「ほめ言葉のシャワー」からひろがっていったやさしい波紋のこと、先週、NHK金沢の夕方ローカルニュースで紹介されたけど、今度は5月23日(土)の「おはよう日本」でも全国放送されることになったそうです。

今日20日の、ふつう紅茶の場面もあらたにくわわるみたいなので、14日に放送したものとは多少違うのかも。

時間は、朝7:00すぎ~7:30までの、どこかの、たぶん数分間。(7:00からすぐは、全国のおおきなニュースでしょうから)
遠くから、あのちいさな「ほめシャワ」を手にしてくださったかたが、画面で逢って下さったらうれしいです。

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ひさしぶりに、娘もwrote:

もうすぐ『ほめ言葉のシャワー』が生まれて、
満1歳。
お手製の初版から始まって、
途中からは印刷やさんにお願いするようになったし、
在庫がなくなったのを機に、
ちょこっと改訂版へとリニューアルした。

どんどん進化?を遂げた『ほめシャワ』なのだけど、
その根っこは今も変わらず、
手にしてくださった方に支えられている本だなぁ、
と思う。

特にこの冊子については、
讀賣新聞さんや北海道新聞さんで取り上げていただいたり、
ラジオやメールマガジンでもご紹介いただいたので、
mai worksとしては、異例!というほど、
全国各地たくさんの方から、ご注文をいただいた。
(なんと、今度はNHKさんの「おはよう日本」でも、
 取り上げてくださるそうだ。
 ありがたいことです。)

でも、そんな中でこんなメールをいただくと、
思わずジーン…・・・と胸があつくなってしまう。

  「○○さんにプレゼントしてもらいました・・・」
  「前回は自分用に購入したけど、友達にもあげたくて・・・」

そっかそっかぁ。
私の知らないところでも、
テクテクテクと、旅をさせてもらっていたんだね。

たとえスピードはゆっくりでも、
こうして、手から手へ、口から口へと、
旅をさせてもらえる本って、
なんて幸せなんだろうなぁ、
そう実感しておりまする、心から。

読売新聞さんの紹介記事は、こちら 

          ↓

http://www.yomiuri.co.jp/komachi/news/mixnews/20081130ok02.htm

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2009年5月14日 (木)

”ほめ言葉”が生むちから

Photo_2 ← 東の窓に映る、西の空の夕日。

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NHK金沢の夕方のニュースで、「”ほめ言葉”が生むちから」。

「ほめ言葉のシャワー」の中の言葉をページごと紹介しながら、先週の紅茶にきたひとたちと、ほめ言葉をそれぞれかきこんでいる風景。本を読んでくださった方からのお手紙。それから白山市の中学3年生のクラス、そのクラスの生徒さんのおうちでの親子の風景、といくつかの場面をつなげての8分間。

自分の身近なひとに、ありがとうの気持ち、もっと伝えてみようよ、という願いが伝わってくる構成、うつくしい映像。

しかも映像のバックに、スーザン・オズボーンさんの「Graduation」(「仰げば尊し」に、スーザンさんが英語の詞をつけて歌っている)が聞こえてきて、びっくり。

最後の場面では、あの日紅茶にいたひとたちの声を一つ一つていねいにひろってくれて、声と声とがかさなりあい、映像を見ながら、まるでありがとうのハーモニーを聴いているみたいなきもちになった。

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NHKの若いニュースディレクターさんが、鶴来のもく遊りんに行った時、木工房ショップであのちいさな本を見つけ、それからしばらくして柿木畠のカフェ・ギャラリー、ミュゼに行った時にもまた同じ本と出会い、興味を持たれたらしい。

なんども紅茶に足をはこび、クッキングハウスにも電話取材して、ていねいに編集してくださった。

ほめ言葉っていうと、つい、ひとより上手にできること、すごいこと、とか思われがちだけど、「ほめシャワ」の本にでてくる言葉は、もっともっとなにげないこと。毎日のなかに、気がつけばいっぱいある。伝えていないありがとう、や、まだ伝わっていないうれしいきもち、お母さんのごはんっておいしい、などなど。

若いディレクターさんが、まさにそのことに着目して番組をつくってくれたこと、彼のすてきな感性と、出逢いに、ありがとう。それに、私が今、一番好きなスーザンさんのあの曲を流してくれたことにも、感謝。

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この日の映像にちょこっと登場した由美子さんは、これまでになんどもほめ言葉のシャワーの授業をしている中学の先生、今月30日のとくべつ紅茶では、ゲストとして語ってくださる。

5月30日(土) タイトルは、「紅茶の時間から中学生への贈りもの」

2:00~5:00 @水野宅 telephone 076-288-6092 

どなたでも、どうぞ。参加費は500円。

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2009年5月13日 (水)

贈りものの旅

Photo ← ウワミズザクラの葉の向こうから、さしこむ朝の陽。

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13日の紅茶は、5月の恒例、律子さんの、ちいさなひとのためのおはなし会の日。

毎年、20人ほど学童の子たちがやってくるのだけど、今年はいつもより多くて、30人以上も。顔なじみのお兄ちゃんは、一年のときからこのおはなし会に来ていて、こんな場ではすっかり頼れるリーダー格だ。

この日は、はるばる津軽からtodayさんが紅茶を訪ねに来てくれた。35年の長いときを越えて、はじめてお逢いする。

私の最初の本を読んでお便りくれたときは、まだ高校生だったという彼女。私からのはがきを持参して見せてくれたおかげで、私自身、思いがけなく35年前の自分とも再会できた。

語りつくせないいろいろなことがあったろう彼女の歳月、夫さんとの今回の二人旅は、ものすごく濃くてゆたかな、贈りものみたいな旅。

思いきって出かけてきた分、心のなか、おみやげ満杯にしてってほしいな、と願っています。残りのいしかわ時間をじゅうぶんに楽しんで。

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2009年5月 8日 (金)

5月のホリデイ紅茶

5

  ↑ 4月の桜、次はお向かいの家の桃の花、そして5月にはいると藤の花。

14,5年前に友人宅から小さな藤をもらって植えたのが、どんどん大きく育って、いまではその子どもや孫の藤まで、今が満開の花のとき。

この藤の花を撮ったあと、数メートル先の桜の枝にふと目が行った。気のせいか、枝に絡まってる藤づるが動いたような。

よ~~く見た、気のせいじゃなかった、ヘビいちのすけくんだった、1メートルぐらいの!(ひょっとしたら、この写真の奥のほうに写ってたりして)

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連休最後の日の紅茶は、ほとんど県外からのひと。大阪、京都、富山、わずかに石川は小松から。

その中に、取材のテレビカメラがはいったものだから、いつもふしぎなホリデイ紅茶が、さらに輪をかけて、ふしぎな紅茶になった。

来週木曜日の14日、夕方6:00からの、NHK金沢の地域ニュースで、「ほめ言葉のシャワー」をめぐるあれこれがとりあげられるとのこと。何も知らず、たまたまやってきたひとたちとなにかしてるとこが、画面にちょこっと登場するのかも。

カメラは、ほかにも、学校の教室やおうちを訪ねたりもするらしい。どんなふうに紹介されるのか、少しドキドキするけど、楽しみです。

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2009年5月 6日 (水)

旅人になって

紅茶と紅茶、2つの水曜をはさんだ今年のゴールデンウィーク。紅茶以外の日は、夫婦でほんとうに豪華な(でもお金はあまりかかっていない)、連休の日々を楽しんだ。

30日木曜日の紅茶ミステリーバスツアーにはじまり、

金沢では2年目になる「ラフォル・ジュルネ」(熱狂の日々、という意味のフランス語)音楽祭、今年はモーツアルト ーー金沢駅前の音楽堂や駅構内、もうそこいらじゅう、約150ものコンサート、生演奏の音楽が流れる3日間。

21世紀美術館でのねむの木のこどもたちとまり子美術展

新しくなった近江町市場の探検と、ターシャ・チューダー展と、憲法の日の集い、をはしごで。

というふうに、連日、いつもと違う金沢の街で旅人になった。

それにくわえて、4日の朝には、NHKラジオ・鎌田實さんの「いのちの対話」公開収録も津幡町でひらかれ。

                 ***

そして今日が連休最終日。ホリデイ紅茶には、ふだん来れないひとがひょっこりとやってくる。先週は大阪から、今日は京都のひとが見える予定。

来週は、ふつう紅茶の途中、3:45から、細川さんのちいさなひとたちのためのおはなし会を、近くの学童の子どもたちと。その日はもっと遠くから紅茶を訪ねてやってくる、逢うのははじめてのひとも。

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わが家のクヌギの樹。ただいま花ざかり。

094たった今、ウグイスをすぐ近くで聴いた。

いた、いた!目の前のクヌギの枝にとまって、鶯色、というより、まるでクヌギの木の幹みたいな渋い色の小鳥が、ホ~~~ホケキョ! ケキョ、と鳴くとき、のどをふるわすのまで見える近さで。

5月の贈りもの、まさに nature song。

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2009年5月 4日 (月)

たまにはtsukiでもーー

クッキングハウスでの出前に参加されてた、「たまにはtsukiでも眺めましょ」のパートナーのさなえさん、早速、ご自分のブログに書いてくださっていたのを、娘が発見。

earthkeepe.exblog.jp の、4月25日と5月2日、と二日に分けて。クッキングハウスのこと、そして、娘の憲法の話をこのように聴いてくださったこと、すっごくうれしい。

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池袋にある「たまにはtsukiーー」がどんなオーガニック居酒屋さんか、その考え方もあわせて、ぜひ知っていただきたいです。高坂さんが手作りしたお店の様子はこちらから→ http://ameblo.jp/smile-moonset/

高坂さんとさなえさんは、去年12月のとくべつ紅茶「山下兄弟のトーク&ライブ」をご夫婦で聴きにきてくださってたので、お顔覚えてる紅茶のひともいるかもしれません。

働きすぎないこと、もうけすぎないこと、その分の時間を家族とすごすことや田んぼを耕すことに使いたい、と今年の初めに宣言した高坂さん、そしてそれを実行しているひと。彼のお店はほんとにちいさいけれど、居心地がよくて、すばらしいひとたちと出逢えるとくべつの場所。

               

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2009年5月 1日 (金)

おいしい口実

Photo  ← 2本の煙突の下にあるのは、2台の石釜。

もく遊りんさんの石窯焼きピザは、縁(ふち)が薄くてこんがりしてて(堤防みたいに縁のぶ厚いピザはどうも苦手なので)、とりわけフレッシュトマトとチーズをのせたピザが、今一番の私のお気にいり。

レストランの横にある木工房ショップで「ほめ言葉のシャワー」を置いてくださっているので、追加のご注文は、納品と称して鶴来までピザを食べに行ける、おいしくてうれしい口実。

ショップ担当のかたの、すてきなレイアウトにいつも感心する。Photo_2 前回から「ほめシャワはがき」も置かせていただいてるのだけど、今日納品に行ったら、2種類ある8枚入りポストカードを、2冊のまるでちいさな本仕立てにして、一枚一枚のはがきを見本として見れるようにしてくださっていた。彼女の工夫とセンスの良さ、いつも感謝。

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その帰り道に、ご無沙汰していた金沢泉野出町のうきち堂さんへも納品に。ちいさな絵本のお部屋で絵本にうまりながら、お茶とおしゃべり。

そこへぬっと顔をだした、うきちさんのパートナー、色鉛筆画家のミツル・カメリアーノさん。前からお願いしようと思っていた、カメリアーノさんの「お絵かき教室」を、9月のどこかの日曜日にとくべつ紅茶でしていただく予約もしてきた。日にちが決まったらまた、お知らせします。

カメリアーノさんが先月、大津の椿野家でひらいたお絵かき教室には、大津の紅茶つながりの京子さんとお友だちが参加。その教室でその日に作ったという、それはそれはすてきな、京子さんの絵本、お友だちの絵本、パソコンで見せてもらって、またまたうれしくなった。9月の教室が楽しみです。

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紅茶ミステリーバスツアー

今年1月から計画をねってきたとくべつ紅茶「紅茶ミステリーバスツアー」、いよいよその日の4月30日は、朝からすばらしいお天気。

集合場所の津幡町役場に次々集まってくるどの顔も、あれれ、いつも紅茶で見る顔と、どこかちがうぞ。

いったいどこへ行くんだろう、誰と一緒に行くんだろう。「?」とわくわくがいっぱいで、この日がすごく楽しみだった、というみんな。表情が”いつも”を突き抜けて、うれしい日の子どもみたいにきらきらしてて、どのひとも見違えちゃうほどきれいだ。もちろん、今日のゲストで、このツアーのガイドをつとめる制服姿!の絹枝さんも、とってもきれい。

フロントグラスに「紅茶の時間様」と表示された黄色いかわいい観光バスに、22人がのりこんで、9時すぎ、発車オーライ。

そもそもこの企画、紅茶歴25年半の律子さんが、同じ紅茶歴をもち、バスガイドさんでもある絹枝さんに、毎年、「いつかあなたのガイドでバスに乗りたいです」と年賀状に書いていたことがきっかけ。

1月の紅茶の時間に、原始林窯のお茶碗を受けとりにきた律子さん、絹枝さん、そして雑木林のパンやさんこと章子さん、私、との間でそんな話になり、それならいっそ、本物の紅茶バスツアーを絹枝さんのガイドで実現しよう! となって、この計画がスタートしたのだった。

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バスが動き出して、どこに行くかもわからないうちからもう、ユーモアあふれる絹枝ガイドの見事な話術に、はじけるみんなの笑い声。

千里浜の渚ドライブウェイで砂浜を走るバス。富来に向かう道で、絹枝さんが朗読した「坊様と腰巻」というお話は、30年近く前、私が書いた童話「つゆくさ物語」からの一編。20歳前後のバスガイドさんだった彼女は、能登巡りの観光バスに乗車する時、きまって同じ場所でこのお話を読んでくれていたのだ。

巌門の能登金剛から見る、なんと美しい、海の蒼緑色!← 36年前の夏、そのころはまだ夫じゃなかったまあさんと来た海!でもあり。

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お昼ごはんは、七尾市中島町の、おいしい手打ち蕎麦処「くき」。ランチタイムにあわせて田鶴浜の志田さん夫婦が合流することも秘密にしてたから、志田さんの友禅の下絵をずっと描いてるたかこさん、まさしく、目が・(点!!)に。

Photo

くきさんのお庭、クリスマスローズが満開。

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とくべつ紅茶の基本は、その日のゲストとしっかりと出逢うこと。だから、絹枝さんはガイドと同時に、自分の生きてきた道、選んだ仕事、紅茶とのつながり、についても語るわけで。

夢に見たガイドの仕事(私との出逢いは、そのたまご時代)、若い日の結婚、出産。仕事はもうあきらめて子育てに専念してたころ、ちょうど始まった紅茶に、二人の子連れで毎週。紅茶の仲間たちと主催した星野さんの詩画展にも目いっぱいかかわった。その後思いがけなくまたガイドの仕事につき、紅茶から遠のいた時期もあり、そしてまた、紅茶とたしかにつながって、現在に至る。

笑い声と同時に涙もあふれてくる、絹枝さんの自分語りを聞きながら、コースにあわせたガイドとしての時間配分、お客様への気配りも、さすがにプロ、すばらしいなあ!と感激した。

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ツアーの最終コースは、能登島を一巡りした後、七尾一本杉通りの花嫁のれん展へ。せんだんのおかみさんたちも、「どこからおいでですか?」「ミステリーツアーで」のひとことで、紅茶バス御一行とわかり、うれしい声があちこちであがる。

鳥居しょうゆ店では、娘さんが嫁いだときに正子お母さんが手つくりした花嫁のれん。しら井昆布店では、おじいちゃんが昆布の買い付けに行った稚内で定宿にしていたお宿の、かつてのおかみさん(七尾出身)の花嫁のれん。高沢ろうそく店では、志田さんが制作した、花嫁のれんならぬ、しあわせの家族のれん。

Cai5hjny 志田ヒロさん作の家族のれん。下絵を描いたたかこさんは、作品になったのをこの日はじめてみることができた。(携帯で撮ったので、いい写真じゃないけど、本物はもっともっとすてき)

 花嫁のれん展は、母の日の10日まで。一本杉通りの50のお店にて。つまりこの期間、一本杉通り全体が、150枚近い花嫁のれん、のストリート・ギャラリーになるのだ。

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私とともに約4ヶ月、行き先の秘密を守り通した夫も、この日でやっと、内緒のしばりから解放されて、バスツアーを心から楽しんでいた。

とくべつ紅茶のゲストになって語る、ということは、これまでの人生をふり返り、自分を深く見つめなおす作業をすることで、そのことが、今後のそのひと自身への紅茶からの贈りものみたいなものだと思う、と、彼が最後にこの日の感想を言っていた。

そう、まったく同じことを私も思ってた。おととしのとくべつ紅茶で、汗をかきかき自分を語った、今は東京で院生してる宮川くんも、それにほんの数日前、クッキングハウスできもちを語った娘も、それと同じ質の贈りものを、その場所からもらった、もらっている、のだと思う。

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22人の、不思議な旅の道連れさんたち、いっぱ~~~い笑いまくり、きっと今日だけで笑いじわが10本は増えてるはず!!

中能登町から、奥能登の珠洲から、そうとは知らずに来てくれたひと、お里が富来や羽咋のひと、お二人そろっては初参加の五郎さんご夫婦。発案者の律子さん、参加者のみなさん、もちろん、ゲストの絹枝さん、やさしい運転手さん。本当にいい一日を、ありがとうございました。

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5月の講演会のおしらせ

いのみら通信にもかいたのでご存知のかたもいらっしゃるとおもうけど、ご案内をここにも。

その① 5月3日(日)

石川9条ネット主催・憲法施行62年記念の県民集会(県内各地の9条の会も賛同。9teaもそのひとつ)

きくちゆみさんの「オバマ政権誕生、戦争中毒のアメリカはどうなる?」

きくちさんは若くて、しなやかで、行動力のある魅力的な女性です。
翻訳家で、アメリカですごく話題になった漫画「戦争中毒」を日本語に訳したひと。9・11をきっかけに、グローバスピースキャンペーンをたちあげ、米紙への全面広告を実現。お話ぜひ聞きにきてください。とってもいいですよ。

ゆみさんのお話のあと、落語家の立川談之助さん、演芸作家の稲田和浩さんによる禁断落語の講演と口演。演題は、「戦争は『笑い』も殺してしまう」

@県文教会館ホール(尾山町)
1:00 開場 1:30 オープニング 「でえげっさ」の歌など
2:00 開会 (終了予定は4:30)
参加費 1000円(うちに切符あり、でも当日そのまま行ってもはいれます)

その② 5月9日(土)

小杉9条の会2周年記念の講演会
伊藤千尋さんの講演「生きる希望 くらしに元気を」

@富山県射水市の小杉文化ホール「ラポール」
1:30~3:30 
参加費 500円 (切符、うちにあります)

伊藤さんは、朝日新聞記者として、中南米やスペインをまわり、9・11のときはロサンゼルス支局長でした。
世界からみた9条の話、憲法を活かして使っているいろんな国の話をしながら、日本の憲法も、活憲すべきと、わかりやすく話す人です。映画にもくわしい。著書に、とても読みやすい「活憲の時代」あり。

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娘たちの時間

Caz1djbz  ← 東京の水野の家のおまもり石。家につくとまず、姉の写真にただいま、庭にでてこの石に、ただいま。

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東京の土曜日は寒くてふるえあがるような雨の日だった。新宿で大切なひとたちと母子して逢い、夜は松浦さんちへ。

お宅の玄関をあけるなり、ごぼうの、あったかないい匂いがする。そしてすぐに、あ、松浦さんのお顔、昨日と違う、と娘が発見。

たしかに、クッキングハウスにいる時の松浦さんは、お客様、メンバー、スタッフ、その場全体への細かい気配り、目配りで、たえず気がぬけない。その分、おうちでは、ふわっ、の表情になるのだろう。石川で松浦さんをおよびするときは、たいてい紅茶のおやど泊なので、ふわっ、の割合も多いのだけど。

            ***

松浦さんと、娘さんの素子ちゃん作の、ごぼうと人参のきんぴら、菜っぱの胡麻和え、大根と鯖キムチ味の煮物、玄米、おいしいかつおだしのお味噌汁、昼間のクッキングハウスでハルモ二たちと作ったというナムルやチヂミ、そしてメインは今が旬の、春鰊(身欠き鰊じゃない鰊を食べたのって初!かも)の、こっくりとおいしいお煮付け。

いただきます、と手をあわせたとき、すっごく不思議なきもちがした。二組の母娘でこんなふうに夕食をともにする時間の、なんとレアなこと。

前日は出前当日で、あっという夢中のなかですぎてしまい、夜のハッピーアワー(4月から始まった毎金曜夜の夕食タイム)のレストランでせっかく会えた素子ちゃんとも、会話らしい会話はほとんどできなかった。そういえば、会ってはいるけど、松浦さんともゆっくりは語っていない私たちだった。

素子ちゃんが、クッキングハウスでの娘の話を本当に聴きたかった、と思ってくれたこともあって、ゆっくりとすごすことのできた贈りもののような時間。

はじめてちゃんと出逢えた若い二人。お互いに自分のこともすこし語りあって、一期一会の「娘たちの時間」を持ててたようで、そのことが親たちにとっても、またうれしい時間でした。

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