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2009年6月16日 (火)

アジサイのとき

Photo_5 東京、姉の家のアジサイ。

雨にぬれた姿がまたうつくしい。こんな鮮やかな色で咲くこともあるんだと、今回初めて知った。東京の家で過ごすのは、一回の上京につき、いつも数日なので、早すぎても遅すぎても、花のときにまにあわないことがしょっちゅう。

Photo_6 同じアジサイの木に、こんな色も咲いてた。これはいつものおなじみの水色。

どちらも誰かに見てもらいたくて、家から直接お訪ねするちいさいおうちと、JHC板橋のクラブハウス、サン・マリーナには、花束にして持っていった。

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東京にいる間、毎晩、めずらしく娘が電話をかけてきた。日中ひとと会ってるときはともかく、水野の家にひとりでいたら、きっと想い出しているだろう、と気遣ってくれていたこと、知っていたよ。

たしかに、ふっとマガの声を聴くような、足あとを感じるような、やわらかい毛にふれるような、不思議な感覚は今もまだ続いている。

それは津幡にもどってからもそうだ。とりわけ、床のあちこちに残る、吐きあとの白い地図を見たり、2階で何か音がすると、マガが自分の指定席にしていた和ダンスから、どた、っと飛び降りる音に聞こえたり、娘の部屋にはいるとすぐベッドに目が行って、そこに小さくまるまって寝てる姿がありそうに思う。

翔のときもそうだったなあ、ベランダをかつかつ、と歩く足音。なにか動く気配がすれば、思わず翔にみえて仕方なかった日々。

マガのいのちの日のおそらく一、二日前。自分でトイレの砂箱にいったあと、ぬれた足のまま歩いたのだろう、肉球のかたちのかすれた足あとが、ほんのわずかだけど、まだ台所の隅に残っている。ここだけはまだしばらく、雑巾でふかずにおいておこうと思う。

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Photo_3 5月は、20日過ぎからマガの体調が気になって、眠りの浅い日が続いていた。実をいうと、東京へは行けないかも、と思っていたので、出前のプログラムを練りだしたのも、行く直前になってからだった。

その週はたまたま、近くの出前紅茶が二つに、ともの時間など、いろいろあったなかを夢中ですごし、きもち張りつめたまま、マガのいのちの日のことを書きーーマガのことを書かずに東京に行ったら、逆にそのことが気になって、出前に集中できない自分がわかっていたからーーそして一気に東京に突入したのだった。

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川越紅茶の日。ワークショップが無事にすみ、持ちよりランチもすんで、午後に用事のあるひとが帰り支度をはじめるころになって、急に、私はへろへろふわふわ~、となり、それから突然、睡魔がおしよせた。

そんな私の一瞬をのがさなかった川越紅茶のMさんが、「スウさん、眠たいんじゃない?さあ、ここで寝なさい、ほら、枕」と大きなお母さんみたいに言ってくれたものだから、私はそのままその言葉に身をゆだねて、毛布までかけてもらって、たぶん5秒で寝てしまったんだ。目がさめたら一時間はたっていて、Mさんもみんなも、もう帰ったあとだった。

というわけで、川越紅茶9歳の記念撮影は、この日は、なし。私の寝顔に、おやすみなさいを言って、 みんな帰っていったそうだ。

どこででもすぐ寝ちゃうので有名な私だけど、さすがに出前先では初。よっぽど安心してたんだろう。そして、緊張の糸もやっとすこしゆるんだんだろう。

何度想い出しても笑えてきちゃう、9歳バースデイ紅茶のひとこま。寝かせてくれて、ほんと、ありがとさんでした。

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