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2009年7月28日 (火)

出番待ち

Photo_2 じきに出来上がってくる「ほめシャワ・ちょこっと英訳つき改訂版」にそなえて、スタンバイしてる封筒たち。

先週の紅茶にみえた箕面のUさんは、この封筒群に、妙に感激してくださってた。近ごろは、娘がオリジナルに印刷した紙を使うことが多いのだけど、印刷が間にあわないときは、rescued paper、と呼ぶ、こういったお古の紙でもこしらえる。

これはひさしぶりに、フェアートレードのカタログ誌、「Verda」のグラビア頁でこしらえたもの。alさんは、いつもこのカタログのお古を、私のためにとっておいてくれる。

Verdaの社長さんにお許し得ようと以前にお手紙かいたら、Verdaの活躍の場をもう一度あたえてくださってありがとうございます、とお返事いただけて、とってもうれしかった。

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ご予約いただいてるみなさまへ。冊子が刷り上ってきても、そこからご予約順にしたがってのお届けになりますので、どうかあとしばらくお待ちくださいね。

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明日、ピースバンクのお話

Cazc56xm 先週の「7月のお知らせ」にも書いたけれど、

明日の7月29日(水)ふつう紅茶の中で、2:00から、

葛葉さんの、NPOバンク「ピースバンクいしかわ」のお話。

この市民バンク、4月の設立をめざしてただいま準備中ながら、すでに片町のお店に出資していて、市民のお金も実際にもう動いています。

バンクに関心あるかた、どなたでも聞きにいらしてください。参加費はいりません。葛葉さんのほうこそ、みなさんに知ってもらえる機会なので、と。

葛葉さんが代表をしてるフェアートレードショップal(アル)で売っているものも、すこし持ってきていただくつもり。コーヒーやチョコレートその他、すべて、フェアーなトレード(直訳すると、公平な貿易)による製品たちです。

     事前にもうすこしこのバンクのこと知りたい方は、設立準備会のHPをごらんください。→ http://piecebank.net   

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紅茶はいつもどおり、1:00~6:00までopen。

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2009年7月23日 (木)

モノづくりびと

Photo_4 もう1週間ほども前のことになるけど、津幡の「風」の仲間たちと訪ねた東原町(ちょっと行けばもう富山県)、中平さんちの「うち個展」。

もと船乗りさんだったという夫さんが焼く器と、おつれあいのノリコさんがつくる陶ボタンが、日々暮らしてるおうちをギャラリーにして展示されていた。

築数十年のおうちは、うち個展のとき以外も、たぶんギャラリーみたいだろうな。岐阜の郡上八幡から、この森本の奥に一家で移り住んで7年、おうちのそこかしこが焼き物のご夫婦らしい工夫であふれてた。

はじめてお会いしたはずが、なんとなくこちらの顔を、ノリコさん、覚えておいでのような・・・。

2年前の冬、金森俊朗さんを津幡におよびしての講演会に、ノリコさんは来てくださってたのだ。そのころ、まだ「風」は生まれてなくて、会を主催したのは、その前身の「700人委員会」だったけど。

思いがけない、でも覚えのない、うれしい再会。彼女のボタンをいくつか買って、早速、夏の白い服のアクセントに縫い付けた。

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中平さんちのすぐそばのカフェレストラン「樫」にも、そのお隣りの、ako style という雑貨とお花の小さなお店にも、お二人の作品がおいてあった。

akoさんのお店には、古着からのリメイク・エプロンやバッグ、花のコサージュ、それに加えていろんな作家さんたちの作品が、ところ狭しと並ぶ。

ミシンの前で古着のジーンズなどほどいていたのが、店主のakoさん。この子はクロネコのキキ。まだ幼くて、akoお母さんの仕事の邪魔をするので、樫さんちの中庭にある仔猫保育園で、ただいま託児中。

Photo_5

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こういう、ちいさなモノづくりをしているひとたちの作品に次つぎふれると、ほんとに百人百様、自分の大好きな世界を表現して生きてるなあ、と思えてきて、きもちのいい勇気をもらう。

3年前、大学卒業と同時に、たった一人の手づくり本工房 mai worksを立ち上げ、手のひらブックや、こんなのあったらいいなグッズを、身の丈で作り続けている娘。分野はそれぞれに違うけれど、彼女もまた、自分の世界を表現しながらモノづくりをしてる一人だ。

会ったこともない同士が、たがいの作品を通して、ささやかなエールを飛ばしあっている気が、今ふと、したよ。

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2009年7月22日 (水)

送りだす歌

Photo_7 とうとうわが家にカブトムシがあらわれた。

今や大木になった庭のクヌギ、この木の樹液はオオスズメバチだけでなしに、カブトムシの大好物らしいし、積んである薪の山にもクヌギがまざってるから、もちろんいても不思議はないのだけど。この子の勇姿だけ写して、すぐ庭に放しました。

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NHKディレクターのSさん、もう転勤の日が目の前だというのに、この日の紅茶にわざわざご挨拶にみえた。彼が「ほめシャワ」を二つのお店で見つけて、これ何だろう?って思って取材にきてくれたおかげで、あの冊子のことがローカルと全国放送とで紹介されたのだった。

いつもは静かなふつう紅茶がなぜかにぎやか、初対面のひとも多かったので、Sさんがつくったローカル版の映像を、もう一度みんなで見た。

本物のウグイスの鳴き声、紅茶の風景、BGMで流れる「Graduation」、中学校の授業の様子、それから、感謝の言葉が輪唱のように重なる場面、「ありがとう」の文字、飛び立つタンポポの綿毛・・・映像が終わったとたんに、見ていたみんなから、期せずして拍手。

時間がなく長居のできないSさんが席をたつと同時に、CDから流れてきたスーザンさんの「Graduation」。(なんとよく気のつくまあさん!)そう、この曲で卒業してくんだ、この歌で送りだすんだ、って誰かが言って、またみんなで拍手しながら彼を送り出した。

知り合って3ヶ月くらいのおつきあいだったけど、何度も紅茶に足をはこんで、映像にうつらない部分の紅茶もいっぱい感じ取ってくれた若いディレクターさん。この歌で送るのが、一番ふさわしい。私もなんだかじーんと来ました。

転勤先の東京でも、どうかいい仕事をしてください。クッキングハウスにも行ってみてね。

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この日、紅茶にはじめて見えた箕面のUさん。数年前からいつか紅茶に、と来れるタイミングを待っててくださったそうだ。

何してるひとだろう、よくひとの話が聴けて、的確に答えるひとだな、と思っていたら、紅茶の誰かが質問してくれて、謎がちょっととけた。母乳育児のサポートを、ボランティアで24年間もしてるひとだった。

彼女がお手伝いしてる団体の名前は、私も聞いたことがある。

ラ・レーチェ・リーグ日本 http://www.llljapan.org/index.shtml

日本の各地に、ラ・レーチェ・リーグの集いがあって、母乳育児をしたいお母さんたちの集いをひらいているとのこと。

Uさんの話にはネバ・ベキ(母乳で育てねば・べき)論がなくて、安心して聞けたのと、母乳に関する間違った思い込み(刷り込まれた思い込み)にもいっぱい気づけたことなど、紅茶の後半は突然、ちょっとした授業の時間になった。

居合わせた人のなかには、娘さんのお腹にいま赤ちゃんがいる人や、もうじきそういう可能性のありそうな娘さんのお母さんもいて、自分たちの世代では間にあわなかったけど、次の世代には、こんな情報もあるよ、と教えてあげたい、と思ったみたいだ。

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ラ・レーチェ・リーグの本で一番お勧めなのが、
「改訂版 だれでもできる母乳育児」とのこと。
メディカ出版発行 2,520円(本体2,400円+税)A5版 約400頁

いつか何かのご参考までに。

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2009年7月20日 (月)

7月のおしらせふたつ

Photo 7月の庭森に射しこむ朝の光。

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お知らせ2つ。

7月29日(水)ふつう紅茶(1:00~6:00までopen)の日ですが、2:00くらいから、

NPOバンク「ピースバンクいしかわ」について、代表の葛葉さん(っていうより、フェアートレードショップalのクズハさん、って言った方がぴんと来るかな)にお話にきてもらいます。

来年2010年4月の本物デビューをめざして、ただいま設立準備中の、この「バンク」のこと、関心はあるのだけど、自分でよくわかってないため、ひとにも説明ができないままでいます。

設立準備会のちらしによると、

「NPOバンクは、市民のみなさんからお預かりした出資金を公益性の高い事業に貸しつけ、よりよい社会づくりに役立てることを目的とした非営利組織です」

と書いてある。出したお金はその後どうなるの?より良い社会づくりって、具体的にはいったいなあに?そのあたりをききたいなあ。

市民バンク大先輩の田中優さん、ミスチルの桜井さんや坂本龍一さん、音楽プロデューサーの小林さんたちがしてるap bank、などなど、いしかわでこの「バンク」構想がふくらむまでには、ほかのいくつかのすでに活動してるNPOバンクとのつながりもありそうです。

現に、alさんが、一階の元気野菜のっぽくんで売っている地元野菜を食材としたデリカフェを始めようとしたとき、ap bankからの出資を受けたのでしたよね。

ふつう紅茶なので、たぶんこじんまりした集まりになるでしょう、ざっくばらんに質問もできそう。興味ある人、どうぞこの日、紅茶に寄ってみてください。

事前にもうすこしこのバンクのこと知りたい方は、設立準備会のHPをごらんください。→ http://piecebank.net ピース、はpeaceかとおもったら、かけら、ひとつひとつの、pieceなんですね。

朝日新聞石川版には、くずはさんに、このバンクのことインタビューしてる記事も載ってます。→    

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もう一つのお知らせは、翌30日(木)

「ニーナさんとのおたのしみ会 

~歌って 食べて 踊って しゃべって~」

12:00~3:00 @香林坊教育会館 2F会議室

持ちより一品お昼ご飯会。会場費として、500円。

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23年前にチェルノブイリで起きた原発事故。75キロも離れたウクライナの村びとも、小学校の先生をしていたニーナさんも、子どもたちも、被曝したのです。

名古屋のバンドエイドこと坂東さんからのご縁で、ニーナ先生+子どもたち、そして金沢で当時、やはり小学校の先生をしてたしげのさん+子どもたち、とのクラスぐるみのおつきあいがはじまりました。

やがてしげのさんはニーナさんに会いにウクライナまで行き、ニーナさんも金沢にやってきて、朗読劇「この子たちの夏」を見、紅茶にもお話にきてくださり、ヒロシマまで一緒に旅もしたのでした。

それから15年目の夏。今年の再来日のわけは、漫画「はだしのゲン」のおかげ。

英語版が完成し、その出版記念パーティで、原作者の中沢啓治さんと「ゲン」を海外で翻訳したひとたちとが一堂に会するのだそう。ニーナさんは、ウクライナ語の訳者として。広島でのそのパーティには、もちろん坂東さんも。

その会のあと、金沢にみえるニーナさんを囲んでのひとときを、しげのさんが計画してくれました。私も15年ぶりにお会いします。

ニーナさんもしげのさんも坂東さんも、翻訳プロジェクトの朝妻さんも、ひとりひとり、なんてすごい peace keeperだろう!

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2009年7月14日 (火)

ときのお恵み

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関西に出前のときは、いつも娘んとこに泊めてもらう。
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今回は、彼女がいく晩もほぼ徹夜状態で、朝日読者さんからのお問い合わせメールにお返事まっさいちゅうと重なったため、私はその横でせっせせっせと、ミニ封筒づくり。
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雑事あれこれの家でするのとちがって、このことだけに集中できるので、自分でもびっくりするほどせっせせっせと折っていた。お行儀よくスタンバイしてる封筒の列がきれいなこと、思わず証拠写真を一枚。
まさにこのタイミングで京都に行けたこともまた、ときのお恵みです。
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関西で点訳ボランティアしているかたが、「ほめ言葉のシャワー」を訳してくださるそうだ。石川でもいま、どなたかがしてくださってるらしい。
朝日さんのていねいな記事のおかげで、看護師さんや医療関係、幼稚園、子育てネットワークのかた、と、私たちの努力では決して出逢えるはずのないひとたちのもとへ、シャワーが飛んでいく。
            

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2009年7月13日 (月)

しあわせ猫、つづき

Book

図書館の詩の時間でご一緒するきりりんさんが、マガのために猫のアンソロジー詩集を作ってくれた。翔には翔の、犬のアンソロジーを作ってくれたように。           ****

Book_2097book さわちゃん作、一冊きりの写真絵本、「紅茶の時間とマーガリン」。

そこに登場してる若かりし日のマガ。そう、こんなにまん丸だったんだよね。

「紅茶の時間と翔」の本とあわせて、これもまた、たからもの。

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金沢にお墓参りにきたその足で、原始林窯のげんちゃんとこりんちゃんが、今日、わが家によってくれた。

Photo 手渡してくれたお湯のみには、マガがいて、お地蔵さんの顔はなぜかげんちゃんにそっくりで。

この紋様の名前は何と言うの?と聞いたら、「麦藁手(むぎわらで)」というのだそうだ。びっくり。なぜって、マガの茶色い縞模様のことを、私は勝手に、麦藁縞(むぎわらじま)って呼んでいたから。そんな呼び方は、おそらく誰も知らないはず。

数ある日本の紋様のなかから、こりんちゃんが、マガのためにこれを選んだ不思議。

げん・こりんちゃんの一年おきの紅茶ギャラリーやきもの展は、来年の秋で5回目、ちょうど10年になる。4回目まではかかさず、原始林窯展で共演してくれてたマガだったね。

翔もマガも元気なうちに、二匹のお皿をお二人にたのんで作っておいてもらって、ほんとによかったよかった・・・

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翔とマガに出逢ってくれて、大切に想ってくれて、みなさん、ほんとうにありがとう。翔もマガも、こんなふうにみんなに愛されて、今もとてもとてもしあわせな動物家族です。         

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しあわせ猫

Photo_4 京都から送られてきた笹ほたる、という美しい和菓子。

「きもち」のブログでマーガリンの旅立ちを知ったスミコさんが、このお菓子を選んで、送ってくれたのだった。抹茶とほうじ茶、夜の竹やぶを思わすふた色の水羊羹のなかに、ほのかにうかびあがるように光っているほたるは、白小豆の寒天だという。

スミコさんからの贈りもので、「お淋(さびし)見舞い」という言葉があるのをはじめて知った。遺されたひとたちのきもちに寄り添う、やさしい言葉。

京都に行く前の紅茶の日にまにあうよう届いたので、その日いらしたかたにほんのひとくちづつ、おすそ分けもできた。甘さもひかえめで、品のいい、なんともやさしい味のほたる。

スミコさんとは、宇治日和紅茶のおかげで何年ぶりかで逢えて、直接お礼が言えたこと、余計にうれしかった。はじめて会ったのは彼女がまだ10代のころ、もう26年前だったね。

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Photo_5 カンパニュラ。花言葉は「感謝」とか。倉本さんの書いた「風のガーデン」に出てくるカンパニュラとは、この花のことだったか。

5月のとくべつ紅茶に中学生たちのお話をしにきてくれた由美子さんと娘さんからいただいた。「マガちゃん、いつも私たちを見守っていてね」のメッセージが添えられていて。マガのお墓のそばに、植えてあげよう。

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翔はなんてしあわせな犬だろう、といつも思うけど、マガもまた、なんてしあわせな猫だろう。

晩年の翔はいつも紅茶のなかにいたから、来るひとみんなに出会っていた。でもマガはたいてい2階にいて、夕方になると好き勝手におりてきて、あの個性的な、お世辞にもかわいいとはいえないだみ声で、強気の自己主張をいつもしてたよね。

私たち家族のなかにだけでなく、紅茶にくるひとの心の中にも、マガの存在がこうして在り続けてて、そのことがしみじみ、うれしいです、ありがとう。

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2009年7月11日 (土)

ふうとも

Photo 七夕の日は、京都のおうちカフェふうさんでの紅茶。
ふうさんは、この場所でコミュニケーションの練習もしていきたいと思っていて、その名も、「ふうとも」というのだそうだ。おやおや、「ともの時間」に、いつのまにやらいもうとができていたらしい。
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この日は「ほめ言葉のシャワー」のワークショップを中心に。集まった15人のかたたちは、ほとんどがふうさんつながり。なぜかそこに小学1年生の男の子も。サコ魔女サンバと私が敬意をこめてよぶ、あゆみ助産院の左古さんも娘さんと。
とっても充実した濃い3時間は、あっという間。
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ふうとも中盤。
それぞれが、言ってもらったらうれしくなる言葉を書き出して、それを机の上にならべたところ。
いくつもいくつも、具体的な、そのひとならではの言葉がそこにあふれていた。
みんな夢中になって自分オリジナルのほめシャワbookを作ってる様子は、見てるだけで幸せなきもちになる。
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自分へのうれしい言葉を考える中で、自分の本当のきもちにあらためて気づいていく。このことが、ともの時間のたいせつなところ、といつも思う。
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他のひとからすると、え、それがあなたの一番言ってもらいたい言葉なの?と意外に思える言葉も、尋ねてみれば、そうか、そんな深い意味があったの、そんな物語があったんだね、と言葉のわけが、すとんとおちていく。
誰より、その言葉をだしたそのひと本人の胸の奥へ。
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ふうさん、この場をプレゼントしてくださって、本当にありがとうね!以前は3月雛の日に、今回は七夕の日に、というのも、誰かが選んだわけでないのに、ふしぎだなあ。

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2009年7月10日 (金)

宇治日和紅茶

Photo_2 窓の外は宇治川。川を越えた向かって左手は、平等院だそうだ。

フリースペース宇治日和さん。15人から20人ぐらいのほどよいコンサートができそうな、グランドピアノのある空間と、そのお部屋から続き間の、眺めのよいカフェ。

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7月5日、朝早く金沢をでて小松のさわこさんたちと4人で宇治へ。宇治日和さんで毎月よし笛の練習をしている「ひまわり」さんメンバーの順子さんが、この日のこの場を用意してくださった。

どうして私は今、ここにいるのだろう。そう自分に問うて、そのもとをたどる「ハートすごろく」。

それを私はよく自分一人でするけど、この日の午後の紅茶はまさしく、私はなぜ今ここに、の物語をみなさんに聞いてもらうこと。

午前中は、順子さんの弾くピアノにあわせて、歌の練習。そう、実はこのためにこそ、私はこの日、宇治に来たのだった。

5月の休日紅茶にきたさわこさんの耳元で、大好きな歌、graduationを思わず口ずさんだら、さわこさんが即、きまりっ、それ、ピース9で歌おう、ねっ、スウさん、といい、一緒に来てた京都の順子さんが、うん、私、ピアノ伴奏するし、っていい、私だけが目を白黒させてたあの日。

さわこさんの友だちの順子さんが、去年9月の向日町紅茶10年の紅茶にはじめて参加してくれたこと。
それよりさらにさかのぼる18年前に、臨月の大きなお腹でさわこさんが、そのころはまだ金沢のマンションでしていた紅茶にはじめて来てくれたこと。
ばらばらの一つ一つが、少しずつつながりながら、順子さん、さわこさんたちと一緒に歌をつくっていくよろこび、歌が育っていく不思議な物語へと進化していく。 この時間は文字通り、sing a song のワークショップ。

Photo_3

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お昼ごはんは、10人のひまわりさんたちの持ちより一品。とくべつ紅茶のランチみたい。なごやかで楽しい、地域で集うお仲間たちからの、最高にうれしいおもてなしだ。3人のひまわり夫さんたちが参加してくださったことも、そのうれしさのうち。
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午後の宇治日和紅茶では、私の語りをはさみながら、さわこさんたちの歌とオカリナ演奏、ひまわりさんのよし笛演奏、加賀から車で私たちを運んでくれた岩さんのおしゃもじ人形劇、そして、練習したての「graduation」(もちろん、さわこさんたちに声の応援してもらって)と、みんなで歌った、クッキングハウスのテーマソング「不思議なレストラン」。
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折り紙をたたんでつくるこの日の名刺の自己紹介や、最後の、単語な感想までふくめて3時間あまり。
ひまわりさん+ひまわり夫さんたち+石川からの私たち+京都・大津の紅茶つながり、あわせて23人にとって、いつもの出前とは違う、音楽つき紅茶の時間になった。
もちろん、当の私にとっても。私がきっと誰より一番しあわせな時間をプレゼントしてもらった、と思う。
順子さん、ひまわりさん、宇治日和ご夫婦さん、さわこさん、かおるさん、岩さん、来てくれた紅茶仲間たち、ありがとうございました。
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いしかわピース9フェスティバルは、県内で、9条や憲法を大事にして、活かそうと願うひとたち、9条の大切さを自由に表現しようとするひとたちのお祭り。
フォークやロック、ゴスペルなどの歌や演奏、詩の朗読、コント、peaceを表現する作品の展示などを、8月23日、金沢市民芸術村で。
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さわこさんたちの「旬」も、順子さんたちのハーモニカ「らんかんず」も出演するピース9フェス。
うまい下手とわず、想いを表現することこそ大事に、の言葉にはげまされながら、この日、9 teas (9条+紅茶、5人のグループなので、sがついて、9 teas)も、はじめて歌います。            

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2009年7月 4日 (土)

京都へ

Photo_2 今日は、昨年秋に行った加賀の小学校へふたたびの出前。柴山潟が目の前にひろがり、その柴山潟をモチーフのひとつにしたビオトープのある学校。

学校のまわりには森があり、その森の木々の種をひろい、苗に育て、植えて、10年20年後にはビオトープ全体を森にしよう、という計画だとか。

「わたしと森とちきゅうと」の話を聴いてくれたのは、4年生とそのお母さんたち。

           ***

17年前に私が津幡に越したとき、庭には一本の木もなかったこと、目の前の森からもらってきた幼い苗を、つぎつぎ植えていったら、いつのまに木たちはぐんぐん大きくなり、いまやすっかり庭森になってしまったこと。エアコンなくても、夏は十分涼しいこと。

森で出会うたくさんのふしぎについてもいっぱい語った。どんぐりの芽はどこから出るの?くるみの何を、私たちは食べてるの?実はくさっても、どうして種はくさらないの?などなど。

森は海の恋人、という言葉の意味や、sense of wonder という感覚の、かけらでも子どもたちが覚えててくれたらうれしいなあ。

最後は笠木透さん作の「私のこどもたちへ」を今日のみんなで。校長先生も声をだして一緒にうたってくださった。

                 ****

明日5日は朝早くに家をでて、電車で加賀の近くまで。そこから車に乗せてもらい、午前中に京都の宇治へ。

午後は、いつもの出前とはちょっと違う紅茶の時間 in宇治。いったいどうして宇治までくることになったのか、その物語をまじえて、語りあり、みなさんの演奏あり、歌あり、のふしぎな紅茶。

7日は京都市内のおうちカフェで、ワークショップ紅茶。どちらもこじんまりした集まりで、あまりお声かける間のないうちにちょうどいい人数に。

泊まりは西宮の娘んち。すでにご注文いただいてる「ほめシャワ」の発送作業の手伝いが、すこしはできるかな。

                :::::::::::

というわけで、しばらく留守のため、その間メールをいただいても読むことができません。お返事にもしばらく時間がかかると思いますが、お許しを。もちろん、紅茶の水曜日までにはもどります。

では、行ってまいります。

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娘と私から                   ――― 「ほめ言葉のシャワー・ちょこっと英訳つき改訂版」について

Photo

※ 2010.1.29追記です

最新情報についてはコチラをご参照くださいませ。

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5月は藤、6月は栴檀、そして7月は合歓の花。

*****

去年6月、mai worksという名の、娘の手作り本工房から生まれた「ほめ言葉のシャワー」は、最初の1100冊が、印刷から製本まですべて手作業、そして一冊ずつの手渡しからひろがっていった本です。
やがて波紋はひろがり、たくさんのかたがメルマガやブログ、さらに思いがけなく、いくつかの大きなメディアでも紹介してくださいました。(読売新聞全国版や、NHKおはよう日本など)
「ほめ言葉のシャワー」(デジタル百万石、 NHK金沢放送局・09・5・14放送)http://www.youtube.com/watch?v=jDEJjfP4uIc&feature=channel


おはよう日本 (NHK 09・5・23放送)http://www.youtube.com/watch?v=p8358ObTM9Q

読売オンライン  http://www.yomiuri.co.jp/komachi/news/mixnews/20081130ok02.htm
                       *****

7月1日付け・朝日新聞大阪本社版の生活面では、「紅茶の時間」から「ほめ言葉のシャワー」への道すじ、この本を親子で共同制作したこと、本を読んだ方たちの感想などもくわしく載り、これまでとはまた違う視点で、金沢支局の記者さんがていねいな記事を書いてくださって、またまた感謝しています。

娘あてに3日間で数多くのご注文をいただき、ただいま、ご注文順に発送させていただいております。
                  *****
そしてたいへん申しわけありませんが、本日4日現在、娘と私の手元にあった「ほめ言葉のシャワー」は、ご注文分ですでに完売となりました。
                   *
今後のあらたなお申し込みにつきましては、すでに印刷中で8月初旬にはできあがる予定の、「ほめ言葉のシャワー・ちょこっと英訳つき改訂版」(500円)のご予約のみの受付、となります。
                    *
この冊子をご存じない方のためにすこし説明させていただくとーーーー
「ほめ言葉のシャワー」は、手のひらサイズ・80ページ、78の手描きのほめ言葉と、9つのみじかいコラムからできています。
                      *
あたらしい改訂版は、コラムはそのままで、日本語のほめ言葉にそれぞれ英訳をプラスしたもの(なので、手描きの日本語は、もちろんこれまでどうりそこにあります)で、改訂にともない、定価をこれまでより50円あげさせていただきました。
                       *
もしも、これまでの日本語版のみ(450円)のをご希望の方、もしくは早急にごいりようの方は、たいへんに心苦しいのですが、ご希望に添えませんこと、どうかご了承くださいませ。
               *****

お値段の変更と、長くお待ちいただくこと、この二つをご理解くださったうえでご希望のかたには、ご予約の順番にしたがって冊子をお届けいたします。
                    
                ***
                                           
お支払い方法について。
冊子とともに振込用紙を同封します。冊子がお手元に届いてから、
本代(500円)×冊+送料(2冊まで80円、あとは冊数によって変わります)をご確認のうえ、郵便局からのお振込みをどうかよろしくお願いいたします。

               ****

お忙しいでしょう日々の中で、この冊子に目をとめてくださったこと、
本当に本当にうれしく、娘と二人分の「ありがとうございます」を言わせてくださいね。
          

                ****

「紅茶なきもち」blog URL
http://kimochi-tea.cocolog-nifty.com/blog/
   ↑
カテゴリーの中の「mai works」をクリックすると、
「ほめ言葉のシャワー」のこれまでの経緯がくわしくお読みいただけます。

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2009年7月 1日 (水)

shoppeという場

09 5回目の紅茶shoppe。
最終的には18ものお店がひらきました。

開店と同時ににぎわうお店、
ランチもすんで、1時近くになればどうやらひと段落して、静かになる、というのがこれまでだったけれど、
ことしはそれからもまだまだ、お店やさんとお客さんとのあいだでいくつもの島ができ、それぞれなごやかな語り合いが続いていた。

いくつものおしゃべりの島を眺めながら、
毎週の紅茶とはまた違う空間がここにあること、
shoppeという場そのものが育ってきたこと、を思った。

年にたった一度でも、回を重ねるってやっぱりおもしろい。

年に一度だけ、ここで会えるあのお店、
あのひとのあの味、あのひとのおなじみの作品、あたらしい作品。

はじめての人がはじめてのお店を出すわくわく感。
毎年、お客に専念してます、と欠かさず来ることで
shoppeを支えてくれてるひとたちもいる。
売る楽しみ、買う楽しみ、再会する楽しみ。

            ****

自分のお店を出すのがずっと憧れで、夕べ遅くまで、
プラ板のキーホルダーをつくっていたという女の子。

お母さんのケーキを買ってくれた人におみくじを引いてもらう、という
「おみくじやさん」をひらいた男の子は小学2年生。
なんとか自分もお店やさんをしたくて、
shoppeの前の晩に考えついて、景品をそろえて準備したそうだ。

ちいさな女の子も、男の子も、そりゃあ、おとな以上にわくわく、どきどきだったろうね。

はじめて陶器やさんをひらいた男のひとが、
帰りぎわに言ってくれた言葉、
「しあわせな時間を、ありがとうございました」。
なんてうれしい。それはほんとに、こちらこそ。

みんなのいい顔が、しあわせな時間をつくる。

                ****

Photo 今回もみごとな裏方さんしてくれていた夫。
紅茶キッチン、と名づけたおそうざいのとり方説明やら、
冷たい麦茶おかわり係、お皿のかたづけ、その他もろもろの目配り、気配り。

ちかごろの紅茶のおおきな場面は、
彼の助けなしにはもう考えられないくらい、頼りにしてる私がいること、この日はとりわけしみじみ感じていた。

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