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2009年8月20日 (木)

25回目のぶどう狩り

Photo_2 ← まだ少し若い、ことしの安芸クイーン

今年で25回目のぶどう狩り。

今回はとりわけ小さなひとたちがいっぱい。律子さんがずうっとおうちで続けている、はまなす文庫にお母さんと一緒に来てる子どもたちや、紅茶つながりの子どもたち。ぶどう狩りははじめて、のひとたちが、昨日は半分以上もいたような。

そこにいつもの、金沢の文庫やおはなしの会のひとたちがまざり、去年に続き、横浜から飛行機でとんできたおはなしの会のお二人もまざり、あわせて70人くらい!

                   ***

午後のもちよりおはなし会は、その日、その場で、集まったひとのなかから、てあそびを出すひと、おはなしを語るひと、とプログラムを決めることから始まる。

この日は二つのてあそび、3つのおはなし。そして律子さんは、被曝したピアノの絵本を読み、また、夏のこのおはなし会でこれまでも何度も読んだ紙芝居「おじいさんのできること」を、私は「graduation」という歌のものがたりと歌を。

                 **

graduationのメロディは、日本で育ったある程度の年のひとなら、誰でも卒業式に歌った覚えのある「仰げば尊し」。あの曲に、スーザン・オズボーンさんが、自身で英語の歌詞をつけて歌っていた。

長い時間かけてやっと英語の歌詞の意味がわかったとき、胸が熱くなった。あの歌を、スーザンさんは、こんなに深い想いをこめて、あたらしい歌にしたんだ。日本語から英語になった歌のものがたりを、ちいさなこどもたちにむけて、私はこんなふうに語った。その英語の歌を、さらにもういちど、あたらしい日本語の歌にしたこともつけくわえて。

                *

――― 地球が生まれてから今日までの 長い長い時の流れのいちばん先っぽのところにひっかかったままで 私たち人間っていったい誰なんだろう と想い出しています

地球というこの大きな船は 宇宙の海に帆をあげて 果てしのない 誰も知らないところにむかって 旅を続けています

私たちは誰もが 一緒に旅をする仲間です

たとえそのひとが 見知らぬ人であっても 敵であっても 友だちであっても ともに旅する仲間です 

そして私たちは、生きることと死ぬことを 終わりのないらせんのように繰り返しながら 進化していくのです

よろこびや悲しみ 笑顔や怖れをわけあいながら このいのちの学校・人生の学校で ともに学んでいる私たち

私たちの心のなかにある宇宙は 生きているすべてのいのちを抱きしめます

もし 安心なきもち 平和なこころを見つけたなら どうぞひとりじめしないで 今度はそれを 他のひとたちへの贈りものにするのです

私たちの生きる場所はここ 生きるときは今

ともに過ごすこの美しい日々 私は決して忘れません

                     *

3番の、

 ♪ 内なる宇宙は いのち抱きしめ

    こころの平和を 贈るよ あなたへ

    今、ここをいきる ともに生きる

    美しきこの日々 忘れはしない

は、この日のみんなで一緒に歌った。

            *******

毎年まいとし、くりかえされるぶどう狩りとおはなし会。これまで一度も休まず参加してこれたのは、律子さんが続けているこの貴重な場、大切な平和のしごとのお手伝いをできることが、まず、私にとってうれしいから。

親子で自由に集い、語りあい、自由に絵本を読みあえる場、はまなす文庫。戦争と平和。ヒロシマもナガサキもアウシュビッツもベトナム戦争も富山大空襲も、ずっとずっと読み続けられてきて、そしてこれからも。

子育て中のお母さんたち、幼い子どもたちのこころの中に、平和と戦争を感じとるセンサーが、どうかやさしく、敏感に、育っていきますように。

                     ***

Photo_3 律子さんちの家族から、そしてはまなす文庫にくるひとたちみんなから、愛されたまたちゃん。

7月に天国の犬になったまたちゃんは、律子さんちの裏のお庭のミントのそばに眠っている。はじめてお墓参りをさせてもらった。この日、誰かがそっとぶどうをお供えしてくれていた。

うちの家族の翔とも、マーガリンとも、同い年だったまたちゃん。おとなしくて、やさしいやさしい目をしてたまたちゃん。

17年前の9月のはじめ、律子さんちの近くの駅にいて、拾われてきた子犬だったので、本名は、又三郎。翔より、マガより、いちばん長く、生きててくれたね。

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コメント

ぶどう狩り‥楽しそうそれにしても集ってくださった方たち
七十人ってすごいですね!そして、細川さんとこのおはなし会。中身がすごく濃くて貴重な時間って気がしたよ!

細川さんから届いた贈り物の中に
草の風っていう小さな新聞みたいのが、入ってて
七月のに、又三郎ちゃんの亡くなったことも書かれていて
私は初めて細川さんも動物家族がいらした方って
知りました。ブログにお花とぶどうが、供えられてる
又三郎ちゃんのお墓が写っていたので、お参りさせてもらいました。そして、今現在我が家にも動物家族が
いるけれど、昔自分が飼っていた金魚とかセキセイインコ
とか亡くなるたびにお墓を作っていた自分を思い出しました。手のりぶんちょうのぶんちゃんとみよちゃんは、つがい
で飼っていてすごくなついてたぶんちょうだった。いつだったか、かごから出してたら、窓が開いてて外に逃げちゃったぶんちゃん‥でも大声で外に出てぶんちゃんこっちよって叫んだら、びっくりブーメランみたいにユーターンして
私の指に帰って来てくれたんだ!あれは、本当に感動しちゃつた出来事だったなぁ。そのぶんちゃんたちも今は、文学館になった元我が家の庭に眠っている。さまざまな季節の木や草花に見守られて‥!生き物を飼うっていうことは
その生き物の命をも引き受けるということ。幼いときから
数々の生き物を飼うことを許してもらえていたおかげで
たとえ小さな生き物でも大切な命を抱き生きているという
尊いことを学ばせてもらっていたんだなぁ。って感じましたよ。いのちはどんな生き物でもひとつってことの奥の深さを
強く感じていますよ。亡くなった、小さないのちたちに
心からのありがとうを届けたいなぁ!

投稿: 津軽・today | 2009年8月22日 (土) 13時18分

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