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2009年9月 2日 (水)

私メッセージで。

遠くから、石川の選挙結果をはらはらしながら見ていた石川出身の若いひとが、投票の翌日、インターネットで北陸中日新聞 → http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/ishikawa/CK2009083102000189.html

を読んで、メールをくれた。 ここに詳しく出ていたよ、津幡はすごかったんだね!と。

すごかった、というのは、鳩山さんと麻生さんの、1日違いであった津幡での応援演説のこと。記者さんたちの座談会では、ネガティブ・キャンペーンのことも、語られていた。

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今回、こんどうさんの演説を聞くたびに思ったのは、彼がいつも、「私メッセージ」で聴く人に話しかけていること、だった。自分が感じていること、しようと思っていること、したいと思っていることを、自分を主語にしてまっすぐに話す、そういう私メッセージを、彼はごくしぜんに実践してた。

かたや、「あなたメッセージ」というのは、相手を非難したり、けなしたり、責めたりする言いかた。ネガティブ・キャンペーンというのは、まさしく、あなたメッセージの見本みたいなもの。

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コミュニケーションの練習をする場、ともの時間では、自分の本当に言いたいことを、できるだけ「私メッセージ」で伝えてみる、というのも大事な課題のひとつ。でも実際、慣れないうちはすごくむずかしい。身につくまでに時間がかかる。

「あなたメッセージ」は、いまさら練習する必要もないくらい、たいていのひとが元から上手。認められたり、ほめられたりすることより、けなされ、責められることが多い日常に生きていれば、ひとは知らず知らず、そっちを学習してしまうものだから。

こんなに帰りが遅くて、ほんとうのきもちは、相手のこと心配していたにもかかわらず、

「まったく!こんな遅くまでどこ行ってたのよ!電話ぐらいしてよ!いつだってこうなんだから!全然あてになんないんだから!」

って、あなたメッセージでまくしたててしまうことって、きっとあると思う。でもこんなあなたメッセージをぶつけられたほうは、非は自分にあっても、素直に、ごめん、って言いたくなくなる。

でももし、

「ああ、よかった~~。心配していたんだよ、あんまり遅いから何かあったかと思って・・・」

って言われたらどうだろうね。こんな言われ方したことなかったら、拍子抜けして面食らっちゃうかな。だけどそれがもしも、相手からの本気の心配が伝わる言い方だったなら、おもわず、素直に、ごめん!って謝りたくなっちゃうかもしれない。

私メッセージで表現することは、私にとってもまだまだむずかしいことです。だけども、私メッセージのほうが、言われたほうも、そして言ってるほうも、きもちがいい。あなたメッセージは、言われたほうはもちろんだけど、言ってるほうだって、ほんとうはちっともきもちよくないんだ。

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こんどうさんの演説から、いきなり飛んで、コミュニケーションの話になった。ともの時間とかかわるようになって、前以上に、伝える・伝わる、を考えるようになった私なんだなあ、と今あらためて実感したとこです。

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