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2009年10月27日 (火)

初尾道

Photo 尾道のちいさな美術館の、入り口に近い石のベンチで、ひっそりたたずんでた、(たぶん)猫。握りしめたこぶしが、妙に人間っぽかった。

       *****

尾道へははじめて。さすがに遠い!広島県だものね。

以前、連続の出前旅で、福山 → みみさんのいる瀬戸内海の伯方(はかた) → それから広島へ、と出かけたけれど、あのときは、待ってくれてるなつかしいひとたちが行く先々の町にいて、きもちの距離がずっと近かった気がする。あれは7年前のことだったろうか。

今回、尾道の社会福祉協議会の「よりあい広場」まで、初対面の私を運んでくれたのは、またしても、あのちいさなシャワーbookのおかげ。60代から70代のかたたちがほとんどで、その間に、中高年のかたたちもまじっている。

自分が言われたらうれしい言葉、として「たいへんな状況のなかを、よく生きてきましたね」と書かれたかたもいて、そうそう、それを自分にいってあげるって大事!と私あたりは心から思うのだけど、自分で自分を認めたり、ほめたりなんて、そも、発想にないかた(たち)もおられて、そのかたにとってみれば、お困りだったかもしれない。

がんばって当たり前、がんばるのがフツー。そのかたが生きてこられた時代とも重なり、誰もがしてる当たり前のことを、いちいち、ほめたり認めたりしない。むしろ、そうするのに抵抗がある。

そうだねえ、そうかもねえ。

ただ、それが自分だけならいいけど、その「当たり前」が他人に向かうと、ちょっときついときもありそうだな。とりわけお嫁さんに対してとか、若いひとに対してとか。

と、私にとっても勉強になった尾道の出前。持っていったシャワーbookがたくさん出て、「きもち」の本もおもいがけなくよく出て、出前本屋の店長、おおいそがし。

去年の読売の記事で冊子を申し込んでくださった方が、その1冊と私の書いた送り状をもってみえて、「今日は仕事を休んできました!」と、この日こうして尾道で出逢えたことを、ものすっごくよろこんでくださってて、私もうれしかった。

その尾道のおかげで、伯方のみみさんともひさしぶりの再会。不思議な猫は、そのみみさんと一緒にお茶をしにはいった美術館の玄関で、番をしてたのでした。

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コメント

1日の日曜日の夕方近くに何気なくテレビ見ていたら
スウさんがおじゃましたという尾道めぐりの旅番組を
放映してたの。ラッキーと思いつつ興味深くみてたら
時間的に夕方だったので晩ご飯の催促!
終わりまでは見られませんでした。こんなときが
専業主婦ゆえの悲しさを感じるとき。

ーがんばって当たり前、がんばるのがフツー。
そんな時代を生きてきた方たちは、本当にいちいち
褒めたり認めたりは決してしない。だってそれが
当たり前なんだから・・。
まして家族のために何かするなんてあったりまえだろーの風が吹きまくってる。田舎町ならばなおのこと
その傾向が強い。

この家に嫁いでこの家での当たり前が
当たり前じゃながったことのびっくりがどれだけの
びっくりだったか。スウさんならずとも解っていただけると
思うのだけれどね。私的にはね。

二十六年間悪戦苦闘して今なお闘っているって
思いが消えない。私的には、もういいんじゃないって
気持ちもあるけれどね。何かにつけ、あったりまえだろが!を強調されるとかなり辛い、これでもがんばって
いるんだけどと思っちゃう。

とうとう初雪が降ってきちゃいました。
寒くなると天気予報で言ってたので、覚悟してましたが。
お台所がかなり寒い場所にあるのでそれも
つらいな。かなりの冷え性ゆえ・・。あったかくと
かなり着膨れて晩ご飯のしなくっちゃ。からだが
温まれるおかずにしょうっと。今夜から明日の朝にかけて
かなり気温が下がりそう。雪も積もるのかなあ?

投稿: today | 2009年11月 2日 (月) 15時55分

todayさん

当たり前、くらい、ひとによってちがうものはそうないかも、と思うほど、それぞれの当たり前ってちがいますね。

今日いただいたメールでは、夫さんといぜんよりずっと、その当たり前を共有しているように思えました。today’s paceを、前よりはわかっていただけてるような。

そういうことが、私は私でいていいんだ、と思える芽だし、葉っぱだし・・・。

毎年やってくる冬の季節、そちらではもうとっくにその季節でしょうか。ご夫婦で共有できるきもちをまた、少しでもふやしていけるといいですね。

投稿: sue | 2009年11月 4日 (水) 00時36分

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