« 東京へ | トップページ | お墓の前で »

2009年10月17日 (土)

for the first time ――

去年と今年、と続けて、10月に2日間だけひらいた、西東京・紅茶の時間。

11日には11人、12日には10人、と姉の家のちいさな和室には、このくらいの人数が、ちょうどあう。

両日とも、スウ歴(私と出逢ってからの年数のこと、自己紹介代わりのキーワードのひとつでお尋ねした)が、40年、とか、54年、とか、37年、35年、というかたが何人も参加してくだPhotoさった。今日がはじめて、とか、出逢って半年、というかたにまじって。

私の人生に、大きな転機をもたらした方がた。懐かしさで一瞬タイムトンネルをくぐりながらも、”同窓会”とはならずに、今回の紅茶のテーマ「はじめて」にたちもどり、一期一会の時間を、感謝とふしぎの想いいっぱいであじわった2日間だった。

                  *****

知り合って54年、というかたは、実は、亡くなった水野の姉の、実のお兄さんのおつれあい。姉が私の兄と結婚してからのご縁なので、そんなにも昔から私を知ってくださってたのだ。一緒に参加した娘さんは、赤ちゃんだったときから知ってる、私にとっては、昔も今も、かわいい姪っこ。といっても、今はもう社会人の息子さんをもつ、お母さんだけど。

水野の兄夫婦が50数年前に新婚時代をすごしたこの場所で、姉が亡くなるまでの12年間をひとりで暮らしたこの家で、Photo_2長い時を超え、こんなかたちで―― これ以上は思いつかないぐらいの最高のかたちで、再会できたこと。

いろんな、いろんな、見えないやさしいちからがはたらいてること、ものすごくつよく感じる時間だった。

              ****

2日目の紅茶の日の最後に、♪for the first time in my life という歌をみなさんに聴いてもらった。

                *

この夏、ひとと音楽でつながることのよろこびや、だいすきな歌を自分たちで育てながら、だいすき!と表現することのしあわせ、というものをはじめて知った私。

そのとき感じた、「こんなきもちってはじめて」というきもちを、これからいっそうたいせつにしていきたいと思ってること、いのみら通信にも書いた。

いのみらに書くってことは、私がそう意識する、ってことでもあって。

そのせいかどうかわからないけど、こんなきもちはじめて、という想いを伝えたい言葉が、あるときふっとおりてきて、というか、わいてきて、その言葉をつぶやいてるうちにメロディもいつのまにかついてきて、あれ、ひょっとして、もしかして、これって、歌?

その歌の芽、のようなものをテープにいれて、夏の歌のとき、京都からピアノの伴奏をしにきてくれたJさんに送ってみた。

するとほどなく、それはやさしいピアノの伴奏曲がメールで送られてきて、以来、Jさんと私の間を何度も何度もメールが行きかった。少しずつ、本当に少しずつ歌が育っていく過程に、二人で立ちあっている、という感覚も、これまた私にとってははじめてのことで。

                  *

生と、死と、今、をテーマにしたこの歌の、♪for the first time ―― のくりかえしのところは、はじめてきいたひとでもすぐ一緒に歌えるんだ、と発見したことも、この日の、うれしい「はじめて」のひとつだ。

|

« 東京へ | トップページ | お墓の前で »

コメント

久々のふたつのブログ・メールを読み終えて。胸に熱い思いが流れているよ!よかったね!とても意義のある
濃く熱い一期一会の時間だったんだね。水野家のお墓に
お参りしてたくさんの報告できたんだね。そして、想いが
とても濃く深く刻まれひとつの歌ができて。その歌も亡くなったご家族にも聴かせてあげられたんだね。すてき!
歌を作るために力を貸してくださった心強いお友達が
いたことも。きっとどんな時も前を向き生きてきた
スウさんへの亡きご家族からの心からの贈り物!
人の輪を大切に育んで生きてこられたことへのね。
少なくとも私にはそう感じられたよ。よかってね。
スウさんが自分を信じ、こうしようとか、これやってみようと
強く心に念じしてきたことには、必ず力貸してくださる方々
が現れるのは、もちろんスウさんの亡くなったご家族の
見えない力に導かれてのこともあるとは感じるけれど。
そうなるにはスウさんがきっちり自分というものを大切にし
そしてその想いを決して独り占めせずまわりにも分け与えて生きてこられたからだと私はそう感じましたよ!
私もときおり亡くなった実家の祖母に守られてるなと
強く感じることがあるから。ちゃんと感謝しつつその愛に
向き合い生きていくってことも人には大切って思えるね。
謙虚に信じたことを曲げず誠実に生きることの大切さみたいなことも強く感じたよ!スウさんもよかったけど
私もそのことに想いはせられてよかったー!
紅茶マジックは、いつもすてきがいっぱい感謝、感謝!

投稿: today | 2009年10月18日 (日) 06時23分

todayさん

西東京紅茶をよんでの感想を、ありがとうございます。そうですね、私の今、は先に行った人たちと、今を生きようとする私との、協働作業なのかもしれませんね、このごろ、とみにそう感じること、多いです。

高松FMのお話もすてきでした。おつりがいっぱいですね。

投稿: sue | 2009年10月19日 (月) 00時10分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 東京へ | トップページ | お墓の前で »