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2010年5月 9日 (日)

♪ほかの誰とも

Photo 毎春の、クッキングハウスでのお話のメインテーマは、peace。「スウさんのpeace walk」と題して、その中味が、9条の時もあれば、元ベトナム帰還兵のアレンネルソンさんのことだったり、憲法改正国民モギ(模擬)投票だったり、そして時には、私の心の平和について、だったりした。

peace walk。この言葉を、私はとても幅ひろくとらえている。

みんなで平和を願って歩く、ということもだし、平和の歩み、平和な生きかた、平和なきもち、やさしいきもち、おだやかなこころで日々を生きる、人生を歩む、というふうにまでとらえているので、毎年、自由なこころでお話することができる。

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去年の松浦さんからのリクエストは、母と娘で「ほめ言葉のシャワーから平和へ」というテーマで語って、というもの。あのとき、クッキングハウスで娘が語った、娘オリジナルの、初のpeaceの話、とてもユニークで、大胆で、今も強く印象に残ってる。

ほめシャワのワークショップに参加したみなさんが出してくれた、たくさんのたくさんのほめ言葉を、冊子にまとめようとしはじめたときの娘のきもち。

自分で自分をほめることの大苦手な娘が、自分からは何一つ、言われてうれしい具体的な言葉を思いつくことができずに途方にくれたこと。そんな自分だけども、やっぱり、誰かに認めてほしいというきもちを持ってたことに、はっと気づいた瞬間のきもち。

そこを出発点にしながら、娘が憲法13条を自分に引き寄せて、語りだしたのに驚いた。

すべての人間が、とりかえのきかない大切な存在で、誰もが幸せを追い求める権利をもっている。他の誰かのしあわせを邪魔しないかぎり、私が私を大切、と思うことは、決してひとりよがりのわがままなんかじゃない。

娘は13条や、憲法前文を、こんなふうにほどいていった。

「わたしは ほかの誰ともとりかえがきかない
 わたしは 幸せを追い求めていい
 わたしはわたしを大切、と想っていい
 あなたもあなたを大切、と想っていい
 その大切さは 行ったり来たり
 でないと 平和は成り立たない」

まるで詩のようにも聞こえた日本国憲法と自分のつながり。

この言葉のいくつかはずっと私の胸に残っていて、いつか、いつか何かのかたちに、と願い続けてた。

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そのかけらだけはできながら、その先がどうにも進まず、中途半端でストップしてたのが、上京中、毎日口ずさんでるうちふっと、ひとつにつながった。

不思議みたいけど、私にとって、東京に居るときによく歌がうまれる。っていうか、日常をしばらく離れていると、たぶん頭の回路がいつもと違って、想いがそこに集中するんだ。武蔵境駅まで毎日歌いながら、毎日歩いてた。

 ♪誰とも ほかの誰とも とりかえっこできない

で始まるこの歌は、まだほやほやでこれから先どう進化してくかわからない。6月5日の川越紅茶10年の日に、私の歌のお母さんである、京都の順子さんもみえるから、そっと聞いてもらおう。そしてまた一緒に歌を育ててもらおう、って思ってる。

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Photo_2 今日は母の日。娘から届いたちいさな包みにまた、しあわせをもらった。

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