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2010年6月25日 (金)

49回目のおにいちゃんの日

Photo 朝7時ごろからしばらくの間、部屋のなかをとびかっていた虹。ハート型でとまっててくれたおかげで、撮れた一枚。

今日は49年目のおにいちゃんのいのちの日だ。あの日は冷たい雨の日だったけど、今日は光がさし、木々の葉の間からはいる太陽のひかりで、こんな虹が作れた。

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来週の今日は、おにいちゃんのいとこに当たるひろしさんが、はじめてわが家を訪ねてくださる。

姉がなくなった翌年の、初の西東京紅茶にきてくれたひろしさん。私がおさないころの数年間、ひろしさんは水野の家で一緒に住んでいたので、いまや数少ない、兄を知る方のおひとり。もうお年は80歳を越えられたろう。

おにいちゃんのいとこなら、たぶん生まれは愛知。きっと刈谷か、またはその近く。私があさって、刈谷にお話の出前に行くと知ったら、ひろしさん、どんなにびっくりされることだろう。

父のふるさと、刈谷への出前は、ほかの場所とはちがうどきどきがあって、いまから静かに興奮している。父にも今の刈谷を見せたくて、実はもう、写真を荷物のなかに入れてある。

29年前に亡くなった父だけど、ここのところ、父つながりの不思議の糸が妙に伸びて、からまって、ご縁の物語を紡いでいる。刈谷に行けることになったのも、今この時期にひろしさんが家にみえるのも、かなめんとこに、いつも父が居る。

きっとこれらのことにも、あとからわかる何かとくべつな意味があるのでしょう。願わくば、刈谷であがらないでお話できるよう、祈っててくださいね、父よ。

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明日、名古屋に発ちます。月曜夜まで留守しています。

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2010年6月22日 (火)

6月末から7月のおしらせあれこれ

Photo_7 6月24日(木)  津幡町の南中学校へお話の出前

「きもちは、言葉をさがしている~~27年目の紅茶の時間から」

 夜7:30~9:00  @1階会議室

南中学校は、わが家から車で10分ほど。学校研修部の主催ですが、保護者の方に限らず、どなたでもどうぞ、とのこと。

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6月26日(土) 名古屋で、
「ほめ言葉のシャワー」の、お話とワークショップの出前

午後2:00~5:00  @熱田区の大和白鳥創造センター4F会議室
              telephone 052-688-0111
  参加費 3000円、学生さんは1500円
  お申し込みは、エコブランチの鶴田さん 携帯 090-3932-5751

終わってから、残れる方、
1階レストラン「白鳥物語」で懇親会(実費、2000円くらい←きのうちょっと、ポケッとした頭で書いていたら、お値段が「200円」になってたのを今朝、発見。coldsweats02 あわてて訂正いたしまする!)をご一緒に。

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6月27日(日)刈谷で、お話の出前
「ほめ言葉のシャワー」を知っていますか。

午後1:30~3:30  @刈谷市北部生涯学習センター「かきつばた」
              telephone 0566-36-0112
   参加費 500円 (会場費と紅茶のお代)
   お申し込みは 野々山さん telephone 0566-36-8175

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7月9日(金)新潟県の燕中学校へ、お話の出前
「コミュニケーションは、キャッチボール」

夜7:00~9:00   @燕中学校体育館

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名古屋も刈谷も、そして燕も、間にはいってくださった方たちのお手間に感謝。とりわけ、刈谷は押しかけ出前なので余計に、感謝の二乗です。

名古屋に行った折、駅前高島屋百貨店のなかにある、三省堂書店さんに探検にいってこようと思っています。
ほめシャワを置いてくださっている本屋さんなので、どこにあの冊子がちょこんといてくれてるのか、見てみたくもあって。

        

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海からの贈りもの

Photo_5午前5時前、 尾道の朝焼け。

来る前から予想はしてたけど、なんと、なんと坂の多い町だろう!去年の秋にきたときは、駅と会場のほとんど往復だったので、坂を実感するまでには至らなかったんだ。

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今回の尾道は、その時とはまったく違って見える。お年を召した方々が多かったけど、途中から、コミュニケーションが大事なんだ!キャッチボールなんだ!ってわかってくださって、お顔つきが変わってくる。

Photo_6 コミュニケーションの練習をするのに一番必要なのは、その場に集う仲間たちでつくっていく安心の空気。それがあってはじめて、弱さの情報公開も可能になる。

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帰りの新幹線を待つ新尾道駅のちいさな待合室で、この日に私をつなげてくれたTさんと、つかの間の、でもとても貴重な、放課後の時間。

よくぞお電話くださったと思うし、また、よくぞお仲間たちに提案してくださったと思う。ありがとう、Tさん。

染めや織物、縫い物、とすばらしい手の技も持っているTさん。お仲間との作品展には、出逢ったばかりの伯方島のひとたちも見に来てくれるという。島と島が、どうか少しずつつながっていきますように。

彼女が2月の海で採ったフノリ、スギノリ。そして、その海辺で娘さんとひろったという瀬戸内海のさくら貝を、おみやげに渡してくれた。

津幡に帰ってしばらくは、毎朝のお味噌汁の具が、Tさん経由の海からの贈りものだった。海の匂いがいっぱいしてた。

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2010年6月21日 (月)

風が通る、ということ

大きな船を造る会社によんでいただいて、コミュニケーション・ワークショップ。

はじめは、why me?と思ったけど、こちらにうかがうことになったきっかけをつくったある方が、「鉄という固いものを扱う会社だからこそ、きもちいいコミュニケーションがより大事だと思うんです」と言われて、妙にすとんと納得した。

造るものが大きすぎて、お客さまからの、ありがとう、がひとりひとりには届きにくいから、なおのこと、社内での風通しをよくしていく努力がいるんだろうな。ここで働くひとを大切にしてる会社で、こっちもうれしくなった。

ワークショップが終わった後に、別の方が、ほめることのむずかしさを言ってらした。へたにほめたりすると、今じゃセクハラととられかねない、というようなこと。

そうか、たしかにその危険性もあるよなあ。
日ごろそんなこと口にしたことない上司や先輩がいきなりほめたら、例えば相手の容姿をほめたりしたら、そりゃかんぐられそうだ。

会社じゃなくても、いつもぜんぜんほめないお母さんが、ある日から突然ほめだしたら、こりゃなんか裏があるぞ、って思いたくなるもん。

そうなの、だからね、ほめ言葉うんぬん、の前に、日ごろからなにげなくものが言えること、気軽にきもちを話せること、そんな「関係性づくり」がすっごく大事なんだってあらためて確信する。そのための、コミュニケーションの練習なんだ。

仕事上でのホウ・レン・ソウはもっちろん大切だけど、それ以前に、
うれしい、うれしかった、助かる、助かった、ありがとう、
などなど、ちいさなきもちを日ごろから伝えていたら、そのうちに、このひとは思ってもないことは言わないひとだってやがて信じてもらえて、こっちが口にする認め言葉も、おおげさでないほめ言葉も、素直にうけとってもらえる日がくるかもしれない。

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Photo_3 とびきり眺めのいい、はるか遠くに海を見ながら、午後のお茶の時間。

おおきな船主さんになった気分で、海からの風に吹かれて、めずらしく甘い冷たいものを口にして。

Photo_4

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2010年6月20日 (日)

伯方島にて

8年ぶりの伯方島。

以前は越智(おち)郡、今は合併して今治市にはいった伯方だけれど、島のおんなのひとたちの、懐のおっきさ、きもちのオープンさは、8年前と変わらない。あのときとまったく同じように、島の外からはじめて参加するひとたちを、ようこそようこそ、ランチタイムからどうぞご一緒に、と迎え入れて。

おかげで、広島や松山、名前をおぼえきれない瀬戸内海の島々、そして2日後にうかがう尾道、などからみえたひとたちとも一緒のテーブルで、手づくりの鯛めし、自分で採ったという海藻・フノリのサラダ、細い筍のハチクと新じゃがの煮物、瀬戸内海の海で捕れた魚のカルパッチョ、などなど、もうこれだけで来た甲斐じゅうぶん。お話する前の緊張もゆるゆるほどけていった。

仕掛け人のみみさんとのおつきあいは、かれこれ36年になる。たしか私の初めての単行本「セントラルパークの詩(うた)」を読んで、お便りくれたのだったと思う。

みみさんはずうっと少女のハートを持ち続けてる不思議なひと。人形劇団「ほぴ」の、脚本もかき、演出もし、人形遣いもして、劇団仲間と島や尾道で公演したりしてる。8年前の伯方の出逢いがきっかけでつながった広島のひとは、その人形劇も見にきたりしてるそうだ。

伯方島の女性たちと、島の外からのひとたちと。その輪が、今回の伯方島紅茶でさらにひろがっていきそうだ。私もいつか、島のはしご紅茶?をしに来たりして。

Photo みみんちの外犬。瞳が、うちの翔にそっくりでおもわずシャッターを切った。みみんちのうち犬は、3匹。うち猫も4匹いたかしらん。

そのうちの2匹は、こんなふうでした。Photo_2

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2010年6月11日 (金)

アジサイと栴檀と

Photo_2 東京の姉の家で、ひとりで咲いててくれたアジサイ。あんまりかわいくて、石川までつれて帰ってきた。わが家のはまだひとつも咲いてないので、よけいにこの色が愛しい。

花、といえば、とうとう栴檀が咲き始めた。
今年は伸びすぎた枝の先っぽで咲いてるから、遠くから、まるでピンク色の雲がたなびいてるみたいにしか、花が見えないのだけど。

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さて、明日からまた出前の旅です。愛媛県の伯方島から広島の常石、そして尾道、とまわって、火曜の夜にもどります。それまではまたメールが読めないので、本のご注文のかたにはお待たせしますが、お許しを。

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2010年6月10日 (木)

ちいさいおうち紅茶

川口のちいさいおうち紅茶。
はいってくるかたをようこそ、とお迎えするたび、目にとびこんでくる落合さんちのちいさいおうち脇の、木々のPhoto_3 みどり。
お部屋右手には、つくりつけの本棚に、絵本や本たちがたっくさん!どれも見やすいよう納められている。

この日のちいさいおうち紅茶に集まったかたがたは、20人。
落合さんと一緒に「賢治を読む会」をしているYさん、
そのYさんの娘さんも、夫さん、お義母さんと一緒に参加。
水野の姉の、実のお兄さんのおつれあいであるMさん、
4月のスーザンさんのワークショップでお初に逢った若いひと、
おはなしや絵本つながりのひとたち、
あ、それに、石川で出逢って、紅茶にも来てて、その後、川口に引っ越して落合さんとつながった若いお母さん。
「ほめシャワ」を友人からプレゼントされたのがご縁で、遠く湯河原からきてくれたひとも。

この日は、「ほめシャワのプレゼント」と題して、4月にクッキングハウスで語ったことを中心に。
私自身、語れば語るほど、私の言う「ほめる」が、「褒める」「誉める」というよりも、もっとシンプルに、そのひとのことを「みとめる」「ちゃんと見ている」「見つめる」「do よりも be」に近づいていってること、確信していく。

みなさんからのひとこと感想のなかに、「ほめる」を勘違いしていた、できる・できない、のものさしで子どもを見ていた、といったものが多くて、ああ、また伝えたい大事なことが、今日も少し伝わったみたいだ、とうれしくなる。

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この、伝わる、ということでは、5月のとくべつ紅茶でQちゃんが話してくれたことが、今もしっかり私のなかに残っている。
伝わる、と、伝える。そして、そうと意識してなくても、伝わってしまう、そういうものが確かにある、ということ、あの日、あらためて実感した。

「ほめる」のいろいろな解釈や新しいとらえ方は、私一人で発見できたものじゃない。ほめシャワを読んでくださった多くのかたたちの感想や反応から少しずつ気づき、同じくたくさんの感想をいただいてる娘ともいっぱい話しながら、じょじょに目を開かされていった。むしろ、こっちのほうが、”生徒”です。

だからね、ときどき出前のご注文で、上手なほめ方について話してください、とか、子どもをほめてのばす方法を、とか言われると、困る!とっても困る!

伝えるときの私の姿勢から、伝わってしまうもの、もきっとある。褒め方の先生、とけっして間違われないよう、心しつつ心しつつ。
この日のちいさいおうち紅茶のときも、そのことを心にかけつつ、話せていたかな。

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2010年6月 9日 (水)

まぁるいレシピbook

「まぁるいレシピ 川越紅茶より」。
この日はどの人も1冊しか買えず、あとは予約の順番待ち。
川越にお話に行った私は1冊いただけましたけど、津幡の紅茶のおみやげ分は、なし。Photo_2

ということで、私も7月にはいってからできあがるだろう増刷を待つことに。

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それぞれ個性豊かな一人ひとりの原稿を、黒子になって編集、デザインするのは、mai worksにとってもはじめての仕事で、娘いわく、

たくさんの書き手が集まった内容だからこそ、
ただ集めただけ、まとめただけ、というものではなく、
それぞれの表情を残しつつも、手に取ったときに、
それがひとつの空間としてすんなり受け止められるような
「違和感のない」冊子を目標にした、

とのこと。
文字、行長、行間、余白、ノンブル(何ページ、という頁の隅っこにある数字)……そういった、読み手からしたら特に気にかけないようなさまざまな要素が集まって “本”というカタチが仕上がるのだなぁ!って実感したそうです。

レシピbookは、64ページ。「ほめシャワ」の倍の大きさで、1冊500円。発行元さんは、紅茶の時間 in 川越、だけども、私の方でも、ご予約お受けしています。

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2010年6月 8日 (火)

川越紅茶のまぁるい10年

Photo

まぁるい10年の会場は、お寺の中の幼稚園の、まぁるいホール。幼稚園のちいさないすをまぁるく並べてすわったとき、懐かしいお顔、初めてのお顔の、きらきらやどきどきをいっぱい感じて、もうそれだけで胸が熱くなった。

10年前のこの同じ日から、川越の仲間たちが紡いできたものがたり。それをはじめてのひとにもきもちよく感じてもらおうと、ジュン子さんやQちゃん、ひでこさん、あゆみさん(この4人は、5月のQちゃんとくべつ紅茶にそろって参加した4人でもあり)をはじめ、たくさんの川越仲間が、この日までどれだけ時間と手間をかけ、こころこめて、そしてわくわくと、準備してきたかが一つ一つのプログラムに、会場のいたるところに、ランチバイキングや手渡しのおみやげにまで、あふれていた。

 Photo_2 まぁるいブーケ。写真ではわからなくて残念だけど、10本のばらがろうそくのように花のなかから立ち上がっています。

ジュン子さんとQちゃんの名コンビ司会で、午前中はワークショップ。呼ばれたい名前、どこからきましたか、生まれかわったら何になりたい?知らないひとと組んで、二人の共通項探し、などなど。ここでもいっぱいあったかい笑い声がはじけて。

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そして、10年の紅茶からうまれた「まぁるいレシピ 川越紅茶より」というお料理ときもちのレシピbook、今日が初のお披露目。

仲間たちがもちよる定番の、ごはんやおかずやお菓子のつくりかたと、そのひと皿にまつわる、それぞれの想い出、エピソード添えレシピ。

この冊子、表からも、裏からも読めるようになっている。後ろからページをめくると縦書きになっていて、そこには、これまで紅茶にお話にきてくれたゲストたちの、ちょっと元気が出ないとき私はこんなことしています、というまぁるいきもちレシピが綴られている。

実はこのレシピbook、川越紅茶とmai worksのコラボレーション。寄せられた原稿の編集に娘もくわわり、そして、デザイン、印刷、製本を担当した。

この日のほんの数日前、製本が完了して、初版の87冊が西宮から川越に届いたばかり。(そう、その仕事現場を、5月末の二日間、西宮で目にしてきたのでした)

シンプルだけど、品よく、何よりあったかい、お料理ときもちのレシピbook。私も完成したのを手にするのははじめて。ぎりぎりセーフで納品できた娘も、ぎりぎり直前になってまぁるい10年に参加することをきめて、レシピを手にしたみなさんからじかに感想を聞けて、照れまくりながら、それはそれはうれしそう。

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午後は、あつまったみなさんと一緒に、京都の順子さんのピアノで、石川のさわこさんもくわわって、♪贈りものの言葉と♪graduation。

♪贈りものーーは、この歌すきなひとがおうちでも歌えたらいいな、そして誰かのために、もちろん自分のためにも、歌ってあげれたらいいな、って思ったので、すこしずつ区切りながら歌の練習、そして本番。言葉の部分も、たくさんのひとにいれてもらって。

♪graduationのメロディは、多くの人にとって聞き覚えのある「仰げば尊し」なので、全員で歌う。もちろん、日本語でね。

  We’re learning in this school of life
  together through the years
      わかちあう年月 いのちのまなびや

の歌詞のところは、まさに、そうそう!って思いながら歌った。私にとって、紅茶は「人生の学校、いのちの学校」そのものだもの。

この学校の”生徒”になって、私はどれだけ多くを学ばせてもらったろう。若いころ、まるでまわりのひとのきもちなど考えず、自分勝手に行動してきた私が、やっとこの10年ほどで、ひとと一緒に生きてくよろこび、一人で何でもしちゃわないことのよろこび、弱さの情報公開の大事さ、に気づけるようになってきたんだ。

その意味では、川越紅茶の姿勢にはいつもそれがあって、順番からいうとこっちの方がお姉さん紅茶だけども、私は川越紅茶からも、ともに生きる、ってこと、うんと学んだと思う。

♪Our place is here,our time is now
  今、ここを生きる ともに生きる

今、ここ、をていねいに生きてくことが、あしたにつながっていく。この日の紅茶はとてもたいせつな一日。と同時に、紅茶のバトンをうけとってくれたひとたちが、次へとリレーしていく、その節目の通過点。

その点、をともにしたみなさんに、心からありがとう、です。

川越紅茶仲間をはじめ、京都向日町紅茶のかつこさん、川口ちいさいおうちの落合さん。
私のことを、スウ、と名前だけで呼ぶ数少ない男のひとであり、30数年前に私の人生のターニングポイントをつくってくれたお二人、はったんと橋本さん。
とてもすべてのお名前はあげきれない、懐かしいひとたち、最近知り合ったひとたち、そして、この日、お初に出逢ったひとたち。

この日をともに生きた、ことに感謝。
川越のみなさん、もろもろの準備何から何まですべて、本当にありがとう。余韻は、この胸のなかで、まだまだ続いています。

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2010年6月 3日 (木)

行ってきます

Photo_3 東京の姉の家に時どき訪ねてくるらしいグレイな猫。4月に行ったときにちらりと会えた。今度も会えるかな。

というわけで、明日から東京です。土曜日は川越紅茶のまあるぃ10年に参加して、日曜日は川口のちいさいおうち紅茶に出前。

戻るのは月曜日。その間はメールをいただいても読めませんので、お返事もだせません。お急ぎの方いらしたらごめんなさい。

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今夜は、金沢で「ミツバチの羽音と地球の回転」上映会の初ミーティングを、野々市のalさんで。15人近くもあつまったろうか、鎌仲さんのあたらしい作品をぜひ観てもらいたい!!っていう熱いきもちを共有できる仲間たち、名づけて、「ぶんぶん石川」。今夜のミーティングで決まりました。

上映はおそらく9月、場所はおそらくシネモンド。プレイベントなどもこれからいろいろと企画していこうね!ってことで、決まったらまた順次、おしらせしていきます。

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「ミツバチの羽音と地球の回転」ぶんぶんぶん

20105 前々から完成するのを楽しみに待ってたドキュメンタリー映画、「ミツバチの羽音と地球の回転」。3週間ほど前、ちいさな試写会で見ることができた。

鎌仲ひとみ監督の、「ヒバクシャ」「六ヶ所村ラプソディー」に続く、核と人間をテーマにした3本目、そして、完結編ともなる映画。
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鎌仲さん作品では、いつもそのテーマと、本質を探る目のつけどころにはっとする。
「ヒバクシャ」では、ヒロシマ・ナガサキにとどまらない世界中のヒバクシャたち―ーイラク戦争で劣化ウラン弾を浴びたイラクの子どもたちや、アメリカの核工場の風下のひとたちーーのこと。
たとえ低線量であろうとずっと放射能にさらされることで、誰もがヒバクシャになってしまう、今の世界の現実を。
「六ヶ所村ラプソディー」では、日本中の原発から出る核のごみを、後始末もできぬまま、六ヶ所村に押し付けている現実と、その地で、再処理工場に頼らず、自前の暮らしを営むひとたちの、生きてる日々を。
               *
でもその映画を見たひとたちから、こんなことになってるって全然知らなかった、知ったはいいけど、じゃ一体、どうしたらいいの?自分に何ができるの?という声がいっぱい鎌仲さんに寄せられたそうだ。
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で、この「ミツバチ」。
持続可能なエネルギーと暮らしの、提案型ドキュメンタリー映画。
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瀬戸内海に浮かぶ祝島。
海の真向かいに建設計画のある上関原発と、文字通り向きあい28年間も計画を引きのばし、引きのばしして闘いながら、ひじき漁やビワの栽培を続け、海と暮らしを守ろうと生きてる島のじいちゃんやばあちゃん、それを引き継ぐ若いひとの姿。
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そして、スウェーデン。
実際に原発に頼らないばかりか、石油にもなるべく頼らず、身の丈の小規模エネルギーで暮らしているこの国の人たちからの、実に具体的な提案の数々。
暮らしとエネルギーの距離感がないってことは、なるほど、こういうエネルギー観や地球観を持てるってことなのか!と気づかされる。
「そんなに高い石油を、日本はどうして買うんだろう」とスェーデンのひとに不思議がられるのも、当然。これからの地球にとって、どっちが当たり前か、問われてる気がした。
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祝島とスウェーデン。どちらも、今、ここで、そしてこれからも、ここで生きていくことを選んだひとたちの、等身大の日常。そこに未来への希望を感じる。
「今、ここで、そしてこれからも」って言葉は、漢字で書けばまさしく、「持続可能な」ってこと。
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それにしても、ちょっと不思議な、そして長いタイトル。だけど映画を観たあとでは、この題名こそがなんとシンボリカルに、この映画を表現してるな、って思った。
              *
ミツバチは花から蜜をもらい、そして花たちのいのちの引継ぎの手伝いをする。地球が回転し、自然が循環する中で、ともに助け、助けられ、生かされる、ちいさな生きもの。
ミツバチの存在と生き方は、私たちがこれからすこし先の未来を考える時、生き方や暮らし方をシフトさせていこうとする時の、ヒントにならないか、って鎌仲さんは思ってるんだ。
実際、これまで当たり前に思っていたことと違う考え方、とらえ方ができる映画で、そこが、希望につながる。
前作でもそうだったけど、この映画観てても、鎌仲さんってほんとに人間が好きなんだなあ、って感じた。きっとミツバチも、、、大好きだ、ね。
                    ****
あ、そうそう、ミツバチの羽音の、 buzz には、伝える、ひろめる、口コミ、っていう意味もあるのだって。
この映画のことも、観た人がまだ観てないひとに、ぶんぶんぶん、、、って。そして各地で自主上映会がひらかれて、あっちこっちで、ぶんぶんぶん、と羽音がしてくるといいなあ。
                    **
金沢ではたぶん、この秋に!
今日6月3日、金沢で「ミツバチ」を観よう、という人たちが集まって、初のミーティングを。私も参加します。
一緒にこの映画を準備したいと思う方、ぶんぶんの一人になってくださるととてもうれしいです。お気持ちのあるかた、どうぞご一緒に。
         ****                 
5月20日付けの毎日新聞石川版にも映画のこと、紹介されています。
   ↓

映画:原発「ノー」、山口・祝島舞台に描く 持続可能な社会問う--今秋公開 /石川
 ◇自然エネルギー活用、スウェーデンの姿も通し
 ◇「地域を元気に」頑張る人見て(毎日新聞石川版5月20日)

http://mainichi.jp/area/ishikawa/news/20100520ddlk17040648000c.html

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本づくりの現場

栴檀の大木に、やっとうすピンク色のつぼみがふくらみはじめてる。去年はマーガリンの逝った日が、栴檀の花の咲き始めた日だったけれど、今年はやはり寒かったんだろう、1週間遅れの、花のとき。

                   ****

Photo_2 そのマーガリンの1年目のいのちの日を、ありがたいことに家族3人で過ごせた。

ちょうどmai worksでご注文を受けていた新しい冊子の納品日がせまっていて、私たちが行って何か手伝えることがあるならと、マガの日にあわせた先週末、駆け足で西宮へ。

市の運営している情報センター、というところが、mai works作品の印刷現場。

セルフの印刷機や断裁機がおかれていて、市民グループなどが自分たちの通信やちらしを、割安で印刷させてもらえる場所。このセンターの職員さんで、印刷に行くたびお世話になってるNさんにも、今回はじめてお目にかかってごあいさつできた。

実際、こういう場が近くになかったら、「場の持つ力」も「オキナワニッキ」も「コトノハ在中」も、翔のメモリアルの紅茶ポストカードも、そしてもちろんのこと、「ほめ言葉のシャワー」(初版から10刷りまでと、ちょこっと英訳つき初版)もほめシャワ葉書も、マガを悼む「PLACE」も、その他のグリーティングカードも、生まれようがなかったと思う。

それにしても、紙のなんと重いこと!車を持たない娘は、雨が降らないよう、毎回空にお願いしながら、バイクになんとか紙を積んで、ここまで通ってきてたんだなあ。

カラー印刷は、インクの濃淡を確かめつつ何度も慎重にためし刷り。紙の向きや、裏うつりの具合など調節しながら、続いて一色刷りのページを印刷して、それが終わると、今度は断裁。おとうさんの職場見学、ならぬ、初の、娘の仕事見学。その真剣な表情は、すごくオトナな顔してた。

紙運びや断裁など、夫の手伝える場面がいっぱいあって、本当に今回、一緒にこれてよかった。私は関西の出前のたび、娘んちが宿になるのでよく会えるけど、めったに石川に帰らない娘と石川の父親は、その分、なかなか会えないので。

今回の印刷は二日に渡り、それがすむと次は家で、一枚ずつ紙を折る作業。親子3人で紙を折ってる姿はどこからみても内職か、家内制手工業の世界だなあ。

私たちの手伝いはそこまで。このあと、間違えないようページを組んで、表紙をつけて、ホチキスでとめて、日をあらためてまたセンターに行って、断裁機で1冊ずつ仕上げの化粧だち、というのして、やっとできあがり、になるそうだ。

                   ****

このひと月、冊子のデザインや編集に、ずっと集中してかかりきりだった娘も、納品が無事すんで、今はほっとしてるとこだろう。一作ごと、つくりながら学んでは発見していく、ちいさな1冊1冊が、まさにmai worksの”学校”だ。

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2010年6月 1日 (火)

大海原ひきつづき

先日お知らせした、三省堂書店さんでのお取扱いスタート。

試験的販売ということでしたが、

なんと有り難いことに、その後も引き続き置いていただけることに!

先週末から、下記の新たな6店舗さんでも販売がスタートしています。

三省堂書店・札幌店さん

 北海道札幌市中央区北五条西2-5
 JRタワー札幌ステラプレイス5F
 011-209-5600
 10:00-21:00

三省堂書店・有楽町店さん

 東京都千代田区有楽町2-10-1 東京交通会館 1・2F
 03-5222-1200
 10:00-22:00(日祝 -20:00)

三省堂書店・新宿店さん

 東京都新宿区西新宿1-1-3 小田急百貨店本館 10階
 03-3343-4871
 10:00-21:00

※販売を終了いたしました

三省堂書店・船橋店さん

 千葉県船橋市本町1-2-1西武船橋店 9階
 047-460-5541
 10:00-21:00


三省堂書店・甲府岡島店さん

 山梨県甲府市丸の内1-21-15 岡島百貨店6F
 055-231-0652
 10:00-19:00

※販売を終了いたしました

三省堂書店・名古屋高島屋店さん

 愛知県名古屋市中村区名駅1-1-4
 ジェイアール名古屋高島屋 11F
 052-566-8877
 10:00-20:00

「まだ実際に並んでいるところは見てないんだよ」って言ったら、

「ほめシャワ並んでいるところをコッソリ見ましょうツアーをしよう!」

って言ってくれました。

ははは。

いやほんと、影からコッソリと見守りたい気もちがフツフツと。

これが親心というものでしょうか。

(mai works 中西)

お取扱い店さん一覧はコチラ

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どうぞのいす

もう4年前になるだろうか、信州は伊那に、出前紅茶にいったときのこと。
昼間は子どもたちのサポートセンターでお話、夜は伊那市立図書館でのおはなし会にまぜてもらった。そのおはなし会で、私は、鎌田實さんの「この国が好き」を朗読させてもらった記憶がある。

昼と夜のすき間時間に案内してもらったところが、図書館東側すぐとなりの、木のおもちゃと絵本のお店、「どうぞのいす」さん。
おもちゃコンサルタントの古畑愛さんが開いてらっしゃる。レンガ積み木をはじめ、すてきなおもちゃ、絵本があって、地域の交流サロンにもなっている、心地よい空間だったことを思い出す。

この春、古畑さんの友人がはるばる紅茶をたずねてくれて、どうぞのいすさんともご縁の糸がまたつながり、4月の、お店リニューアルオープンをきっかけに「ほめシャワ」をご注文くださって、それ以後もお店にならべてくださっています。

木のおもちゃ屋「どうぞのいす」
伊那市御園1291-5 tel/fax 0265-74-6697



車でなら、伊那I.C.より5分
日、月曜日定休日、
火曜日~土曜日は10時から17時
「どうぞの時間」は毎週金曜日10時~12時

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