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2010年8月27日 (金)

想いのコンクジュース

Photo今から30年以上も前の本、「想いの コンクジュース」。
だいぶ長いこと、和歌山の cafe muroさんとこに旅に出ていたので、お帰り、っていいながら、今しばらくの間はストーブのうえに飾って、ときどき開いては眺めている。

それにしても、コンクジュース、って単語がはたして今の若いひとに通じるものやらどうやら。濃縮、って意味です、たぶん。

今はどこでもフレッシュジュースが飲めるけど、私の子どものころは、100%オレンジジュース、とかはめったになかった。濃いジュースがびんに入っていて、それを水で5,6倍に薄めて飲むのがふつうだった。

そのころはもちろん、携帯とかメールとかもなくて、家には電話が一台、という時代で。

私の場合、きもちを運ぶ手だては、ほとんどがお便りだった。切手を貼って、封をして、赤い丸いポストにいれて、ぽとんと底に届く音をたしかめて。
私にとって、手紙は、きもちがぎゅっとつまった、想いのコンクジュースだったんだ。

「きもちのレシピ」の中にもかいた生まれかわり封筒は、だからそのころからしていたことで。手づくり封筒やコラージュ封筒、雑誌の一ページを便箋に使う、などなど、当時も、そして今も、私のなかではずっと変わらずしてきてた。

メールの便利さにずいぶん助けられてる私だけど、それでもお便り書くときや手紙だすときのきもちは、メールとはなにか違うものがある、といつも感じてる。

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この春、muroさんとこでポストカード展、はがきや封筒などの特集展があった。 mai worksのほめシャワ葉書たちも、そこに一緒に並べてもらえることになったのを知って、昔々に書いたお手紙の本があるけど、読んでみたいですか?ってmuroさんにきいてみた。

お返事が大文字のYES!だったので、お送りして、その本もポストカード展に共演させてもらい、その後もmuroママ経由で、同じ和歌山のハシゴカフェさんあたりまで、いい旅をしてきたみたいだ。

muroママは、だけど、どうしても自分の手元にも1冊置いておきたくて、いつもいつもネットで探してたらしい。そしてある日、アマゾンで、とうとう見つけた!って、それはそれはうれしそうなメールが届いた。

20108_muroその数日後、私の手元に届いた葉書。
びっくり、muroママ’sになったコンクジュースが、葉書になって飛んできたんだ。
前の持ち主は、帯もそのままにしてくれてた。光のあたらないところにおいてあったのだろう、色も褪せず、私の持ってるのより、ずっときれい。(でも、定価の?倍もしたらしい、ごめんね、muroママ)

11月、cafe muroに出前に行ったときに、じっくり見せてもらおうっと。

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cafe muroさんのブログ。8月20日付けの「夏休みの宿題」のところに、muroさん親子と私たち夫婦ですごしたもく遊りんの時間のことが綴られている。おいしいピザやリゾットの写真も。http://cafemuro.blog64.fc2.com/page-1.html

もく遊りんさんには、昨日もほめシャワの納品かねて、行ってきた。さすがにお盆休みのころの喧騒はおさまり、しずかな緑の時間がここちいい。

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