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2010年11月 1日 (月)

10年前のめおと茶碗

Photo 蛸唐草と花唐草のお皿。文様にはどれにも意味があって、唐草というのは、「ずうっと続いていく」といった意味だそうだ。

2日目の原始林窯展、福島からこりんちゃんの弟さんご夫婦、愛知県刈谷から酒井くん、と遠くからのお顔あり。そして2年ぶり、4年ぶりのお顔あり、能登から初対面のお顔もあり。

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10年前につくってもらったというお茶碗をもってみえたAさん。それは、夫さんが大病されたあと、少しずつご飯を食べられるようになってきたころで、手持ちのお茶碗からほんのわずかだけ大きいのをつくってください、という注文をうけて、げん・こりんさんが作ったもの。
10年間毎日使って、洗って、どこも欠けていない、大小のめおと茶碗。それを見せたくて、と持ってきて、しかも、今はもっと食べられるようになったので、今回は、これよりもうひとまわり大きいのを、とのご注文。

こりんちゃんが、「手間ひまかけることが、自分のしあわせ」と言ってた。お客様のわがままなご注文をお聞きすることは、もちろん、決まった同じかたちをつくるよりずっとずっと手間ひま「かかる」ことで、でもその手間ひま「かける」ことが、まわりまわって、そのご家族のしあわせがブーメランになって自分のところに還ってくること。
そんなしごとを、げん・こりんさんはしている。そのことが実にリアルに感じられる、10年の歴史が刻まれたAさんのめおと茶碗。見せてもらえた私も、しあわせでした。

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来た人たちが、当たり前のように、「じゃまた、再来年!」と言って帰ってく、原始林窯展@紅茶ギャラリー。今回は、器やお皿を奥にまとめて並べることで、部屋のまん中に、来た人たちがつどい、のんだり食べたり語ったりする場をひろめに確保したことがなおよかった。

いらしてくださった方々、ありがとうございました。

みなさんを見送ってから、げんこりん+まあすうで店じまい。そしてこの日から、げんこりんさんと暮らしてるぽこちゃんの分身が、わがやで一緒に住んでくれることになった。

Photo_2 翔もマーガリンも、私たち家族のただ一匹の犬と猫です、といったら、じゃあ、この子をもらって。家を留守して帰ってきたとき、何か動くものがあるとほっとするから、と。ぽこちゃんのしっぽ、振り子になってました。どうもありがとう!

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