« 2010年11月 | トップページ | 2011年1月 »

2010年12月31日 (金)

つながっていく日

Photo_2 この前のきもちブログに、あと2週間、と書いたけど、それからあっという間に、もう今日は2010年の最終日で、明日があたらしい一年のはじまり。
ってことは、今日は、今年と来年にまたがる、つながっていく橋のような日だ。

26日の夜に東京からもどって、翌日から超特急でいのみら通信の発送作業。

わずかばかりのわが家の定番のおせち、黒豆を煮るのや、田作りや、おなます作り、松前漬け、今年はそれに、人生かみしめるんだ切干や、サツマイモとりんごの重ね煮のふにゅりん、小豆とかぼちゃのいとこ煮、きれいな紫色の大根の甘酢づけ、などなどととかけもちしながら、どうにかぎりぎり年内にほぼすべての読者さんへ、8ヶ月もぶりのいのみらを発送し終えて、やれやれやれ、です。

あいかわらず手書きのいのみらは、今号にも同じこと書いたけど、いつもその時どきの、等身大の私だ。

ふりかえればはずかしいこともいっぱいしたし、書いたし。
でも読み返すと、かならず、その日その時の私がまぎれもなくそこにいて、そうか、あの時はそうだったんだね、それでもうせいいっぱいだったんだよね、と私と私がいつでも会話できるための、とても大事なツール。

その意味では、いのみらにありがとう、だし、読み続けてくださる方たちにも、ほんとにありがとう!だ。

               *******

関西からもどった翌日は紅茶をして、その次の日は東京。
Photo_3 24日のクリスマスイブ、永六輔さんとTBSラジオのスタジオで40年ぶりにご一緒した。
紅茶の時間のことをいろいろ聞いてくださるのだけど、ほんとに紅茶ってとこは、ひとことでわかりやすく説明するのが至難の場所で。

だけど、一見、茶飲み話するとこのようにみえて、それだけじゃない場所、というあたりはたぶん少しは伝わったかも。紅茶は「運動」じゃないんだよね、と何度も言いなおしてくださったのがありがたかった。

学生時代に、永さんの「誰かとどこかで」という番組に、私の初めての詩集とお手紙を送り、その手紙が放送で流れて、それからどういうわけでだか、その番組の中で読まれる、ちいさな詩を書かせていただくことになったのだった。

今回の収録は、はじまったと思ったら、もうすぐにおなじみのエンディングテーマが流れてきて、毎回、あわわ、、だったけど、これもまた今の、等身大の私、なので。

放送は、1月10日からの4日間。もしチャンネル合わせる時間があったら、聞いてみてくださいね。紅茶の時間のことや、ほめ言葉のシャワーや♪贈りものの言葉、そして「きもちは、言葉をさがしている」ってことなど。

                ****

そんな不思議な日に東京にいくことになったおかげで、すばらしいクリスマスプレゼントの時間をもらった。
25日には、クッキングハウスの夢tomo望年会に参加できたこと、沢知恵さんのクリスマスコンサートを、川越紅茶の仲間たちと一緒に聴きにいけたこと。

川越の紅茶は、ことしでちょうど10年。6月には、まあるい10年の集まりもあった。石川で、27年前にささやかにはじめたことを、こうして引継いでくれる人たちがいるって、なんて安心できることだろう。

                      ***

沢さんの歌を聴くたび、ほんとにまっすぐで、どの歌も、沢さんの人生の一部をリアルにおすそ分けしてもらってるみたいなきもちになる。そのことコンサート終わってから沢さんに伝えると、「うれしいな、だって自分にはこれしかできないから」って、またなんともすてきな笑顔で答えてくれて。

これしかできない、ってこと。うん、だからこそ、それは、「あなた」にしかできないことでもあるんだ、って思う。

沢さんの、これしか。わたしの、これしか。あなたの、これしか。
自分にできること、目の前のこと、ちいさなことをひとつずつ。
ふりかえってみると、細い道ができていて、橋もところどころかかっていて。
Photo_4

橋のようにつながっていく、きょうという一日。あらためてそのこと、思っています。

♪今日という日に、お初に出逢います
 きのう、今日、そしてあした、ちがう風がふく
 きっと毎日が 生まれて 死んで
 二度とない 今このときを 
 あなたといるのです

(♪for the first time in my life より)

       どうぞよいお年を。来る年もどうぞよろしく。

 
 

|

2010年12月22日 (水)

宮脇書店・大阪柏原店さんとみくに書房さん

こんにちは。
mai works の万依です。

笹部さんからいただいたご縁、なおもつながって、
新しく2店さんで『ほめ言葉のシャワー』を
お取扱いいただくことになりました。

宮脇書店・大阪柏原店さん

 大阪府柏原市堂島町2-20
 072-971-8461
 10:00-22:00

みくに書房さん

 群馬県館林市緑町2丁目19-1
 0276-75-0132
 平日 10:00-22:30
 日曜・祝日 12:00-19:00

それぞれの書店さんで、このちいさなちいさな冊子が、
ちょこん、と並んでいるのを想像すると、
そして、そこでどなたかが
そっと手にとってくださっている風景を想像すると、
なんだか不思議であったかい気もちに。

笹部さんがとても熱心におすすめくださっていることを
いろんな書店の店長さんからお聞きします。
これは一度あらためてお礼に伺わなきゃ!と、
ちょうど西宮へ来ていた両親と一緒に、
家族3人で豊中まで足をのばしました。

ひさしぶりの笹部書店さんでしたが、
この日も地域の子どもたち、お母さんたちが次から次へと。
学校帰りの小学生の子たちが
「ただいま~!」ってやってくる本屋さんって、いいなぁ。

ここに集う子どもたちは、
まったく人見知りしないで、初対面の私ともおしゃべりしてくれる。
ゆっくり時間をかけて、丁寧にこの場をつくってこられたこと、
子どもたちを見ていると、じんわり~と感じます。

家族3人で伺えてよかった!
行き道はあっち行ったりこっち行ったり、
迷子になって冷や汗かいたけど、
とっても心がきもちのいい1日でした。

mai

|

2010年12月18日 (土)

ことしもあと2週間

Photo おとといは霙まじりのまじ寒い日になって、首をちぢこませて街へ。

こんな日は、インナーも重ね着、おまけにロング腹巻。トイレに行くたび、自分が現金書留封筒になったような気分。たがい違いに封して、糊して、ふたをして。

           ******

書きかけのいのみらを残したまま関西に行き、もどってから猛ダッシュで書きあげ、昨日、いつもの印刷やさん(ほめシャワの印刷をお願いしてるとこでもある)へ届けることができて、ほんとにほっとする。
これでどうにか、私なりの区切りがついて、きもちよく年が越せるかな。もちろん、発送作業はそれはそれで、年内ぎりぎりになるのだろうけど。

大阪では、出前のあと、翼くん正子さん夫婦に娘も合流して難波で夕ご飯。翼くんがとりわけ厳しい仕事に立ち向かう時はいつも、正子さんとともに、「まあさんスウさんマイちゃん総動員で、支えてもらってる」と言う話をしてくれてすごくうれしくなった。私たち一家を、もう一つの大きな家族にしてくれてるみたいで。

現実そこにたちあえるわけじゃないけど、私もそうやって誰かの存在に助けてもらってることがしょっちゅうなので、その感覚の共時性もまたうれしく。

                   ***

京都ではあゆみ助産院さんの3階をお借りして、♪贈りものの言葉の歌の、一部録りなおしを。ほんの2週間前にお話しにいった場所が、今度は歌の育つ場になるなんて、思ってもみなかったこと。

ちいさな歌が巣立つまでに、ほんとにたくさんの育ての親さんたちの、手間ひまかけた愛情がいっぱいいること、今回も実感する。

この歌のもうひとりのお母さんの順子さん(編曲と伴奏)、お父さん役のTAKさん(録音とギター伴奏)に、いったいどれくらいお手間かけてるだろう。でもそのおかげで、あゆみのサコ・サンバさんと音楽のお二人とが確かにつながって、そこからきっとまた何かがはじまってく気がしてる。

               ****

今年はまるで綱渡りのようにはらはらする日々を心ならずも過ごして、それもあと2週間。

明日から関西へ。紅茶をはさんで、その翌日から東京に行ってくるので、またまたメールのお返事が遅れますこと、お許しください。

冬休みも紅茶はいつもどおりopenしています。
新春の紅茶恒例、「お薄の時間」は、年明けて、1月12日です。これで15回目、山崎さんがお抹茶たててくださいます。紅茶の時と同じく、お代わり何杯でも。どなたでもどうぞお越しください。

|

2010年12月14日 (火)

巌松堂書店さん と 恵文社・西大路店さん

昨年からお世話になっている笹部書店さんがご紹介くださり、
新しく2つの書店さんで『ほめ言葉のシャワー』を置いていただけることになりました。

巌松堂書店さん

 兵庫県明石市大久保町大窪237-16(JR大久保駅前)
 078-936-4069
 平日 9:00-21:00
 土・祝 9:00-20:00
  日曜定休
 

恵文社・西大路店さん

 京都市南区唐橋西平垣町19
 (JR京都線 西大路駅 改札口前)
 075-691-5932
 平日9:00-22:30
 日・祝日11:00-22:00

 Twitter もまめに更新されていらっしゃいます!

* お手数ですが、在庫の有無は各店舗さんにお問い合わせくださいませ。

兵庫県の明石と、京都府の西大路、
どちらの地域も、こちらのお店にしかほめシャワは置いていませんので、
また新しいどなたかに、見つけていただけたらな、と嬉しく思います。

おかげさまで、少しずつ書店さんでのお取扱いも増えてきました。
ネット通販や電子書籍など、
本をめぐる状況も刻々と変わってきてるようです。
だけどその分、実際に手にとって、家に持ち帰りたい、って
そう感じてもらえる冊子であれたら、そういうものをつくれたら、って
願うばかり。

私たちは店舗をもっていないので、
こうして書店さんの本棚のお仲間に加えていただけること、
ほんとに有り難いなぁ、と。

笹部書店のご店主さんには、これまでにも
たくさんの方とのご縁をつなげていただき、ありがとうがいっぱい!
ご本人は、おっきくて、クマさんみたいで、バイクライダーな方、です。

|

2010年12月10日 (金)

関西へ

Photo_2 冬雷の鳴り響く昨日あたりから、やっとやっと、いのみら通信を書きはじめている。年内に何とかお届けできるといいなあ、と願いつつ。

明日から3日間、大阪と京都へ、書きかけのいのみらを残して、行って来ます。13日夜、もどってきてからまたその続きを。

留守中はメールが読めないので、お返事遅くなります。あしからず。

|

2010年12月 9日 (木)

スクリーン・ギャラリーの可能性

Photo 金沢に、シネモンドというアートシアターがあるように、京都には市場烏丸に京都シネマというすてきな映画館があるらしい。

その映画館代表の神谷さんが、「映画館で写真展をしませんか」って、友人でフォトライターの野寺夕子さんに言ったそうだ。どこで?って聞いたら、即、「スクリーンで、ですよ、もちろん」と返事。

スクリーン・ギャラリーの可能性、のコンセプトはここがスタートだったらしい。なるほど、写真が動いてるから映画なわけで、動かない写真をスクリーンに写しだすことはもちろん可能なわけで。
とはいえ、まるでコロンブスの卵みたいで、最初に野寺さんから聞いたときは、私もちょっとびっくり、そのあとから、それっておもしろそう!って思ったのだった。

8人の写真家が、1月18日から3月6日までの間のどれか2日、自分の作品を京都シネマのスクリーンで上映する。どの人も、夜と朝の映画館の上映時間枠をつかって、自由に。対談あり、時に対話あり。

で、野寺さんの写真はいつ見れるの?って聞いたら、今回は彼女はプロデュースする側で、自らの写真は上映しないそうだ。
写真集「臨月」といい「遺影」といい、ノデランこと、野寺さんの着眼にはいつもハッとさせられるけど、このスクリーン・ギャラリーも、また然り。

金沢の友人、マスノマサヒロさんを、8人のうちの一人としてご紹介した。

1月29日夜6:00~
1月30日朝10:00~ と 11:30~  @京都シネマ

の2日が、マスノマサヒロさんのスクリーン・ギャラリーの日。


29日は、写真の上映後、「風の旅人」編集長の佐伯剛さんのゲスト・トークあり(この時のみ、参加費1000円が要ります)
30日は、マスノさんと野寺さんの対談を。

私は2日とも参加する予定。京都近くの方、冬の京都の映画館でお会いしませんか。

他の写真家さんたちの予定や、全体のプログラムはこちらで見ることができます。とってもかっこいいブログです。
     ↓

京都シネマ スクリーン・ギャラリーの可能性http://anatanitutaetai77.blog94.fc2.com/

             *****

この企画の事務方を担当しているKさんが、「ほめシャワ」も読んでくださっていて、ご自身のブログでご紹介くださった。

このなかにも、ご注意!として書いてあるけど、定価500円のあの冊子に、法外な値段をつけて販売しているところがあります。

古本で数のない本ならいざ知らず(「想いのコンクジュース」を、どうしても手元においておきたいから、とネットの古本やさんから買ってくれたカフェmuroのママさんは、高値を承知でお求めになったわけで)、「ほめシャワ」は、在庫もあり、ご注文いただいたら今はほとんどお待たせすることなくお送りできるので、どうぞどうぞ、値段が違うところからはお買いにならないでくださいますよう。

Kさん、書いてくださってありがとうございました。
Kさんのブログはこちら。
http://nihongodeasobo.blog129.fc2.com/

|

2010年12月 3日 (金)

パワーをそがれない、ということ

201011 娘のマンションのベランダで元気に咲いてた、津幡から鉢わけしたトレニア。遅咲きだった分、いまだこんなにたくさんの花をつけてくれてる。

           *******

関西から帰って、早や10日あまり。出前前後の3日間、娘とブックレットの原稿あわせをした分の、それぞれの書き直しや書き足しを忘れないうちにっ!とパソコンに向かっていると、時間が超特急で飛んでいく。あれよあれよ・・・

○いあたまの私と、□いあたまの娘、二人の協働作業は、ほめシャワ作ってたころと比べると、格段に進化してやりやすくなった。
それぞれの持ち味、思考回路の道すじ、得手・不得手分野のすみわけ、などが互いにわかってきたので、「ええっ!?どうしてそんなふうに思うの、なんでそうなるわけ?」の、ええっ、が極端に少なくなったからだ。

それは、一緒に仕事しててものすごくありがたいこと。二人ともせいいっぱいエネルギーをだしあうので、ひと段落すると、あたまはへとへと、おなかはぺこぺこ、になるけど、でもどちらもパワーをそがれてない、奪いあってない。
それぞれにがんばった、一つ一つは小さな仕事にたいして、認めあう言葉があり、ありがとうが行きかう。

ここにくるまで、ほめシャワを一緒に作ったおかげももちろんあるけど、どんなに近い関係になっても、やっぱり、その都度、その都度、きもちを言葉にして伝えることの大切さを、いっそうあらたに感じてる。

                    ****

パワーをそがれない。これって、ほんとに重要なこと。

いい仕事をしたいと願ってる人でも、その職場、とりわけ少人数の職場で、思うことを伝えられないと、言葉が通じないと、人間関係もどんどんきつくなって、いい仕事したいと願う人ほど、そのパワーが奪われて、ますますしんどくなっていく。

互いのちからを奪わない、奪われない関係性。これって、仕事の場だけでなく、親子でも、友だちでも、きっとすごく大事なこと。

先日あった松浦さんのSSTワークショップでも、そのこと、何度も思ってた。そして、相手は変えられないので、自分のできること、それもちょっと努力すればできそうなことを、必死に探す、考える。自分のあたまだけじゃ知恵は足りないので、だからコミュニケーションの練習には、仲間のちからが必要なんだ、とも、あらためて。

|

2010年12月 2日 (木)

muroさんで、まったり紅茶 

20101121 11月21日、京都紅茶のかつこさんと、京都→大阪→和歌山まで、約2時間の電車の旅。関西の出前のときはたいていかつこさんと会えるのだけど、こんな二人紅茶の時間は久しぶり。

桃山町のcafe muroさんには、早くもクリスマスツリー。muroさんとこは、cafeに入る前から、ようこそ、と迎えられてる気がいつもするけど、この日もまさに。

Photo cafeのテーブルはひろいベランダに出して、この日は、床にじゅうたんをしいて、そこに靴をぬいで座る。これまで2回おとずれたmuroさんとはまた違う雰囲気、和風むろさんっぽい。

muroママさんが用意してくださったランチには、7月に訪ねたときはまだ、赤ちゃん実だった栗のはいった、たきこみごはんも。

          ****

集まった約20人の方たちは、cafeのお客様はもちろんだけど、ほめシャワつながりだけで、お店へははじめての方も何人か。3時間、といつもより長い割には、shareしたmuroさん紅茶の時間があっという間。

その様子はもうその日のうちにmuroママがupしてくれてた。いろんなモノづくりのワークショップを開いてるmuroさん、でも今回みたいな、言葉のワークショップというのははじめてで、始まる前はママさん、とても緊張してたらしい。
けど、muroさんならではの、あったかい時間になったと思うし、私は私で、muroママが前に言ってくれた、「ほめる」や「ほめ言葉」の、きもちのボタンの掛け違いについて、たぶん、落ち着いて語れた、と思います。

                 ****

muroママブログにも書いてあるけど、この日のびっくりの一つは、はじめてみえた和歌山のYさんが、30年以上も前に雑誌に書いた私のエッセイ(もう紙の色も変わってた!)を持ってきてくださったばかりか、この日の参加人数分、コピーしてお土産に、と配ってくださったこと!Yさん、ありがとう。

Photo_2 「手紙を書かないひとへの手紙」と題したそのエッセイは、その後、書きたして、「想いのコンクジュース」という本になり、でもそのことは、Yさんは知らず、という双方にとって、鳥肌たちそうにすてきなサプライズだった。
(ちなみに、muroママはこの本がどうしても自分用にほしくて、ネットの古本でみつけて、何倍もの値段がついてたけど、お買い上げくださったのだった)

         ***

お話の途中で、見えないボールをふくらませてキャッチボール、というきもちボールをこの日もしたのだけど、私が最初に投げたのは、この日が初参加で一番緊張してそうなひとへ、だった。

和歌山のこの方は、亡きお父様のふるさと、金沢の、21世紀美術館でほめシャワを見つけて、以来、娘とメールのやりとりが始まり、この日の紅茶をお知らせしたことで、思いきってmuroさんに来てくださったのだ。

私の語ったdoとbeの意味を、とても深く感じ取ってくださってうれしかったのと、この方が幼稚園の先生で、しかも、私の投げたきもちボールを、いつも園の子どもたちに元気ボールとして、キャッチボールしあってたと、後からメールでわかって、muroさん紅茶には、その日には見えなかった、もう一つのサプライズがあったんだ!と余計うれしくなった次第。

                 ****

muroママ、いろんなご準備ありがとう。これからもまた、とブログに書いてくださってありがとうね、はい、関西への出前のおりに、足を伸ばしましょう、私もまた、cafe muroさんでみなさんとお会いしたいと願っているよ。

この日はちょうど秋のお便り展の最中で、mai worksのあたらしい年賀状も並べてくださってた。娘も来たいきもちは、mountain moutainだったのだけど、ブックレット原稿の仕事がmountainのようで、どうしても終わらず、涙の不参加。次回はきっと。

muroさんブログは、こちら。いつも写真がいっぱいで、11月末のブログには、奈良でのカメリアーノさん個展の報告には、いつも以上に写真満載(息子さんがちいさなカメラマンで)で、なんだかその場に行った気分。
        

紅茶の日のこと↓

http://cafemuro.blog64.fc2.com/blog-entry-517.html#cm

muroさんブログ。最新版には、ちいおばさんのカレンダーのことも
          ↓
http://cafemuro.blog64.fc2.com/

              

|

2010年12月 1日 (水)

あゆみさんで、「聴くということ!」

Photo 11月20日、お話の出前先は、京都京阪の墨染駅から歩いて5分の、あゆみ助産院。

あゆみさんの1階は、本がいっぱいの待合室と、診察室と、お話を聴く部屋。
2階は、これからお産をするひとたちのためのお部屋がいくつか。
3階は、フリースペース。あゆみさんをご縁につながったお母さん、お父さんたちの自主勉強会やヨガ教室、時には助産婦さんたちの学びの場にもなる、畳敷きのロフトっぽいお部屋。ここにも本がたくさん並んでいる。

サコ魔女サンバ、こと左古かず子さんとは、15,6年ほど前に出逢って以来、年に一度は、京都か石川のどちらかで会って、大切な時間をわけあっている。あゆみさんへの出前はこれで2度目。

サコ・サンバさんの今回の注文は「聴くということ!」。タイトルに「!」がついてる以上、ただ聞く、とか、聞き流す、にとどまらない、聴く、について語ることになるのだろうな、って予感しながら出かけていった。

                ***

Photo_2 紅茶の時間で、とりわけ、津幡に移ってからのはやらない紅茶で、最初はよくわけもわからず、ただ、聞くことをしていた私。やがて、聴く、という、いっけん控えめな行為の持つ深い意味や、ちからについて、ちょっとずつ気づかされていった。聴くことは、時に、私のまったく知らない人生を、目の前で語るひとから、ほんの少しおすそわけしてもらうことでもあった。

私にとって、聴くことの最大の贈りものの一つは、兄に対するきもちが、私の中でじょじょに変化していったことだったと思う。若くして突然逝ってしまった兄のきもちに思いを馳せるなんてこと、それまで長いこと、私はしてこなかった。兄を理解しようと思いはじめた原点が、私の場合は、たくさんのひとの話を聴くこと、人生を分けてもらうこと、だったのだ。

兄のきもちに近づいていったら、もうこれ以上、兄を責め続けるのはやめよう、って思えるようになってきたこと。そうしたら、兄の妻である姉に、そのことを伝えなきゃ、って思えてきて、兄が亡くなってから40年目の春、ついにはじめて、姉と、お兄ちゃんの話ができたのだった。

兄をもう責めない、ということは、自分で自分を責めながらそれまで生きてきた姉に、もう十分だよ、どうか自分を赦してあげて、と伝えることでもあった。姉の性格からして、自分を赦す、ってどれほど難しいことか、知っていたけど、でも、言わずにおれなかったんだ。

                 ****

こういう贈りものをもらえた、ということが、私にとっての、聴くことの「!」だ。みなさんのお顔見てたら、たぶん、私の伝えたいことが届いてるな、って感じられた。

こんな話のあとだから、余計に、ほめ言葉のシャワーの話も届けやすかった。できるできないといった、評価のほめるでない、そのひとの存在を認めること、せいいっぱい生きてる自分を赦すこと。それをまっすぐに伝える言葉が、私の届けたいほめ言葉なんです、と。

ほめ言葉のリレーには、ほんとにたくさんの、何気ない言葉、純粋に、自分のこころがよろこぶ言葉が、次々にでてきた。
「祈っているよ」「ええ家族やなあ~」「ぼちぼちでええんちゃう?」
「不思議だなあ、私がしんどい時、いつもそばにいてくれるね」
「ママの怒り方、やさしくなった」(って、子どもから言われたらうれしいな)「お風呂はいり~、さめるで~」(って、夕べ、息子から言われてうれしかった)

             *****

Photo_3 この日のあゆみさんには、京都紅茶のかつこさん、富山で結とも仲間だった貴美ちゃん、おうちカフェふうさん、助産婦学校時代のサコさんの教え子さん、今年1月、NHKクローズアップ現代に出てくださった、京都の若いお母さんのさわこさん、そして、♪贈りものの言葉、の歌の、もう一人のお母さんである順子さん、と、うれしい再会、初出逢いがいっぱい。

あゆみさんらしく、赤ちゃんの泣き声も響くお部屋で、みなさん、私の話を本当に耳を澄まして聴いてくださってた。まさに、聴くということの「!」にふさわしく。ありがとうございました。

               ****

お産の一年に関わるだけでなく、その後の子育て、生まれた子の思春期、またはお母さん自身の更年期、そして老いてからも、おんなのひとの、からだとこころに寄り添ってきたあゆみ助産院。来年で25周年を迎えるそうだ。お祝いの日には、京都にくるね、と、もう来春の約束。

|

« 2010年11月 | トップページ | 2011年1月 »