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2010年12月31日 (金)

つながっていく日

Photo_2 この前のきもちブログに、あと2週間、と書いたけど、それからあっという間に、もう今日は2010年の最終日で、明日があたらしい一年のはじまり。
ってことは、今日は、今年と来年にまたがる、つながっていく橋のような日だ。

26日の夜に東京からもどって、翌日から超特急でいのみら通信の発送作業。

わずかばかりのわが家の定番のおせち、黒豆を煮るのや、田作りや、おなます作り、松前漬け、今年はそれに、人生かみしめるんだ切干や、サツマイモとりんごの重ね煮のふにゅりん、小豆とかぼちゃのいとこ煮、きれいな紫色の大根の甘酢づけ、などなどととかけもちしながら、どうにかぎりぎり年内にほぼすべての読者さんへ、8ヶ月もぶりのいのみらを発送し終えて、やれやれやれ、です。

あいかわらず手書きのいのみらは、今号にも同じこと書いたけど、いつもその時どきの、等身大の私だ。

ふりかえればはずかしいこともいっぱいしたし、書いたし。
でも読み返すと、かならず、その日その時の私がまぎれもなくそこにいて、そうか、あの時はそうだったんだね、それでもうせいいっぱいだったんだよね、と私と私がいつでも会話できるための、とても大事なツール。

その意味では、いのみらにありがとう、だし、読み続けてくださる方たちにも、ほんとにありがとう!だ。

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関西からもどった翌日は紅茶をして、その次の日は東京。
Photo_3 24日のクリスマスイブ、永六輔さんとTBSラジオのスタジオで40年ぶりにご一緒した。
紅茶の時間のことをいろいろ聞いてくださるのだけど、ほんとに紅茶ってとこは、ひとことでわかりやすく説明するのが至難の場所で。

だけど、一見、茶飲み話するとこのようにみえて、それだけじゃない場所、というあたりはたぶん少しは伝わったかも。紅茶は「運動」じゃないんだよね、と何度も言いなおしてくださったのがありがたかった。

学生時代に、永さんの「誰かとどこかで」という番組に、私の初めての詩集とお手紙を送り、その手紙が放送で流れて、それからどういうわけでだか、その番組の中で読まれる、ちいさな詩を書かせていただくことになったのだった。

今回の収録は、はじまったと思ったら、もうすぐにおなじみのエンディングテーマが流れてきて、毎回、あわわ、、だったけど、これもまた今の、等身大の私、なので。

放送は、1月10日からの4日間。もしチャンネル合わせる時間があったら、聞いてみてくださいね。紅茶の時間のことや、ほめ言葉のシャワーや♪贈りものの言葉、そして「きもちは、言葉をさがしている」ってことなど。

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そんな不思議な日に東京にいくことになったおかげで、すばらしいクリスマスプレゼントの時間をもらった。
25日には、クッキングハウスの夢tomo望年会に参加できたこと、沢知恵さんのクリスマスコンサートを、川越紅茶の仲間たちと一緒に聴きにいけたこと。

川越の紅茶は、ことしでちょうど10年。6月には、まあるい10年の集まりもあった。石川で、27年前にささやかにはじめたことを、こうして引継いでくれる人たちがいるって、なんて安心できることだろう。

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沢さんの歌を聴くたび、ほんとにまっすぐで、どの歌も、沢さんの人生の一部をリアルにおすそ分けしてもらってるみたいなきもちになる。そのことコンサート終わってから沢さんに伝えると、「うれしいな、だって自分にはこれしかできないから」って、またなんともすてきな笑顔で答えてくれて。

これしかできない、ってこと。うん、だからこそ、それは、「あなた」にしかできないことでもあるんだ、って思う。

沢さんの、これしか。わたしの、これしか。あなたの、これしか。
自分にできること、目の前のこと、ちいさなことをひとつずつ。
ふりかえってみると、細い道ができていて、橋もところどころかかっていて。
Photo_4

橋のようにつながっていく、きょうという一日。あらためてそのこと、思っています。

♪今日という日に、お初に出逢います
 きのう、今日、そしてあした、ちがう風がふく
 きっと毎日が 生まれて 死んで
 二度とない 今このときを 
 あなたといるのです

(♪for the first time in my life より)

       どうぞよいお年を。来る年もどうぞよろしく。

 
 

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