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2011年4月30日 (土)

大急ぎ。どうか署名にご協力を。

5月2日 に「子ども年20ミリシーベルト撤回を求める政府交渉」というのが東京であります。
これまで、一年に1ミリシーベルト、といわれてきた(しかもこれは大人を対象とした数字だったはず)のを、子どもたちに20ミリ/年、なんてひどすぎる。
どうか考え直して、とりやめて、という署名の〆切、気づいたら今日の23時まで!
ネットで出来ます。福島のこどもたちを守りたい。それはひいては、日本の子どもたちを守ること。

署名はこちらから。
   ↓
 http://www.foejapan.org/infomation/news/110428.html
      *****
5月2日(月)の交渉は@参議院議員会館 1階 講堂(300名)

グリーン・アクション/フクロウの会/美浜の会/国際環境NGO FoE Japanより
「皆さまへ
4月21日の政府交渉に続き、
子どもに年20ミリシーベルト基準撤回を求める交渉についてのお知らせです。
厚労省は保育園を管轄しています。そのため、急きょ、厚労省との交渉も入れまし
た。是非、参加してください。この基準を撤回させていきましょう。
当日は、原発震災復興・福島会議からも参加されます」

●5月2日のスケジュール (予定) ※ 昼食はすませておいてください。
 11:45       参議院議員会館ロビー集合
 12:15~13:15 市民の事前打ち合わせ
 13:30~14:00 厚生労働省との交渉 3月28日交渉での賛同署名提出
など
 14:30~16:00 文科省、原子力安全委員会との交渉
   ★最初に、20ミリシーベルト撤回要請書・ネット署名の提出
 16:00~16:40 記者会見
 その後 約1時間 市民の交流会 

●文科省、原子力安全委員会との交渉では、子ども年20ミリシーベルト撤回の
要請書とネット署名を提出します。ネット署名の呼びかけは6団体です。
グリーン・アクション/グリーンピース・ジャパン/原子力資料情報室/フクロ
ウの会/美浜の会/国際環境NGO FoE Japan

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2011年4月29日 (金)

紅茶映画館

110427_ ← 私が東京に行ってる間に、しっかり花を咲かせてた庭のチューリップ。

お知らせした通り、27日の紅茶で「東京原発」上映会を。

といっても、ビデオやさんで100円で借りて来たDVDを一緒に見るだけ、何の準備もいらない、いたってハードルの低い映画館。
10人で観ました。はじめて紅茶にきたという人にもつきあわせちゃったけど、観れてよかった、とこれで紅茶を嫌いになったりはしない模様。

映画のはじめは、「ええ〜〜、東京に原発を誘致する?まったくなんてこと言い出す都知事なの!」と思いながら観てたひとも、途中からどんどん映画にひきこまれていく。

笑いあり、ブラックユーモアあり、わかりやすい原発の解説あり。
最後のあたり、爆弾騒ぎの後に都知事が言う「そんなに甘いもんじゃない!すぐに忘れるっ!」ってせりふは、ほんとにリアル。(これから見る人のために、予告編はここまで)

2002年の映画だけど、原発事故が現実になってる今観ることで、もっとわかってくる映画だと思う。
DVDあります。観たい方にはお貸ししますよ。

                    ***

クッキングハウスでも、ビデオやさんで借りて観てね、って宣伝したのだけど、龍平くんのなつみ母さんはもう早速観たそうだ。クッキングハウスでの感想をブログに書いたので、とメールをもらって読みにいったら、早くも映画の感想までupされてた。

ドキュメンタリー映画とはまた違う伝え方。特に若い人たちに観てほしいなあ。

クッキングハウスでの、なつみさんの感想は、こちら。4月23日の彼女のブログに。
「東京原発」の映画の感想は、4月27日のブログに。

川越のジュンコさんも、この映画を観たとのこと。観た人がまた、周りに知らせていくことで、東京に原発が建ったら、と想像する人がふえるといいな。

                   *******

本物映画館での、映画のおしらせもついでに。
鎌仲ひとみ監督の「ミツバチの羽音と地球の回転」、ふたたび金沢香林坊のシネモンドで、5月7日より。

祝島とスウェーデン、エネルギーの自立にとりくむ人々の物語。この映画も、3・11後に観ることでまた見方が違うかもしれない。私ももう一度、映画館で観てみようと思う。
祝島では100%エネルギー自給をめざして、プロジェクトが進行中。それを鎌仲監督も応援してる。

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2011年4月28日 (木)

キャンディケイトさんで

110421_ 西東京の家のちかくの街路樹。花びらがひらく前の、まるで花かごみたいなハナミズキが、なんと愛らしい。

出前の3日目は、練馬にある冷えとりと雑貨のお店のキャンディケイトさん。

来てくれた13人のなかには、クッキングハウスに赤ちゃん抱いて来たひとが教えてる自力整体教室の生徒さんたちも何人か。
「ほめ言葉のシャワー」がご縁で親しくなった編集の方や、それにキャンディさんの常連さんたちも。

この日もやっぱり2時間近く話して、最後にひとこと感想をみんなに言ってもらってたら、「楽しいお茶の時間かと思って」というひとが一人いたので、ありゃりゃっ!そういえば、ちらしのどこにも、げんぱつのげの字もなし。これじゃお茶の時間とかんちがいするのも無理ないよなあ。

だけど幸い、今日この話聞けてよかったです、つらくならなかったです、といってもらえて、ほっと胸をなでおろす。

                    ******

翌24日は家の掃除をするほかは、羽田にいくまでフリー。
キャンディさんが、私もしている自力整体・ちゆゆに興味持ってくれたみたいなので、よければ家でふたりちゆゆしましょう、とお声かけた。

週に一度、津幡の公民館で先生や仲間といっしょにしてるちゆゆを今週はお休みしたので、付き合ってくれる人がいたおかげで、姉の家の畳の上で、ゆったりと、ほぼいつものような、ちゆゆタイム。

キャンディさんがおうちからお鍋ごと持って来てくれた玄米もちのお雑煮で、お昼ごはん。こんな何気ない心配りがうれしいひと。

キャンディケイトさんには、去年4月につづいて二度目の出前でした。またこれからもつながって行きたいと思える、すてきなオーナーの長澤さんと、応援したくなるすてきなお店。冷えが気になるかた、どうぞお問い合わせを。http://www.candykate.com/ tel:03-3904-7734

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川越紅茶で

22日、ジュンコさんに逢ったら、やっぱり最初はハグ。11年前から川越紅茶をしてるジュンコさんのまわりには若いお母さんたちがたくさんいて、その人たちの不安の受けとめ役になったり、時には伝えたい想いが空回りしたりして、彼女もまたしんどいひと月あまりを過ごしたのだったろうと思う。

110422_ ジュンコさんちでもかざらせてもらったちきゅうのキルト。キルトにちょこっと重なる黄色の表紙は、「東海村であの日、、」の冊子。

集まった20人あまりのひとたちとともに、まず祈り、それから、前の日のクッキングハウスで語ったようなお話を、2時間ほど。

この日は、東海村のJCOから2キロのところに住んでいたYさんも参加してくれてた。7、8年ぶりの再会。あの時の痛みを体験してるお母さんだけに、今回の事故が、あたかも自分に罪があるかのように、ご自分のこと、責めておられて、それがいっそう痛い。

JCOの臨界事故が起きるまでは、安全という言葉を信じ、子どもたちの安全もまた、然るべきひとが護ってくれるものだと思っていたけれど、その「然るべきひと」は、私でしたーー彼女が以前話してくれたときにも聞いたこの言葉は、今も本当に重い。

東海村には、地縁、血縁、そして原子力縁、という言葉が存在するそうだけど、彼女は、でもね、いのち連帯原子力縁、って言葉もあるんだよ、と教えてくれた。

わかる気がする。私も、20数年前に原発が縁で出逢ったひとたちとは、経済でなく、いのちのつながりの仲間たち、とずっと思って来たから。

ちきゅうキルトの物語に続いて、歌。今回の旅は、キルトと歌、この二つに私自身、ものすごく助けられている。
そして話を聞いてくれた人たちが、あれ以来もやもやしてたのがすっきりした、原発の話がす〜〜〜っとはいってきた、何か自分の中で抜けた、すっとした、といった感想をくれて、私も、語って出した以上のエネルギーをみんなからもらってる。

                      *****

川越は3時過ぎまで。東武東上線→山手線→京王線、と乗り継いで、夜はふたたびクッキングハウスへ。金曜夜のレストラン、ハッピーアワーにともされる100時間ろうそく。お役に立っててなにより。

この夜はてっきり交流会だと思ってたのだけど、お客様もたくさんみえて、聞きたくても昨日は聞けなかった人たちもいて、松浦さんからリクエストで急遽、30分だけ、原発のおはなし。そして、歌。

京都のふうさんは二日連続で、奈良のKさんは日帰りで、朝から聞きに来てくれてほんとうにありがとう。

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2011年4月27日 (水)

いのみら通信の由来@クッキングハウス

20日水曜日の紅茶が終わると同時に家をでて、小松空港へ。8時の飛行機で東京に飛ぶ。
12月以来ぶりに見る西東京の家。想像していたほどの地震被害はなくて、両親や兄、姉の遺影も倒れてなくて、ほっとする。

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21日、早めに調布のクッキングハウスへ。
110421_ 路子さんのちきゅうキルトと、ちきゅうのポスターと、「ミツバチの羽音と地球の回転」のポスターを、会場のクッキングスターの壁にかざったところ。
(と、書いて今気づいたけど、キーワードはどれも「地球」でした!)

クッキングハウスでの、4月のお話出前はこれで7度目。

23年前から出してる「いのみら」の本名は、「いのちの未来に原発はいらない通信」。そのお話をすることは同時に、私の、そして一緒に原発のことを学び、動いて来た紅茶仲間たちとの、23年間をたどることでもあり。

私の○(まる)い頭で理解した、原爆と原発の関係、原発の仕組み。
多くの人が、原発はこわいけれど、ないとやっていけない、と何重にも思い込まされて来た、その根深い仕組み。
テレビや新聞からは、本当に知りたいいのちの側にたった情報が、得られない仕組みや、日本で自然エネルギーがなかなかふえない仕組みについても。

こういった仕組みを知ることで、「こわい、でも(原発)ないと」の呪縛から、ほんのすこしでも自由になって、これまでと違う角度から原発のこと、考えてもらえますように、と祈りにも近いきもちで語る。

「でも、(原発)、ないとやっていけない」、略して「でもないと」という思い込み。その思い込みを変えていく作業、「でもないとチェンジ」に必要なのは、「感」と「理」だと私は思ってる。

感、は、不安や恐れ、怒りなどの感情、そして感性。
原発のどの場面にも、ヒバクシャがいること。差別のシステムの上に原発があること。
プルトニウムの半減期24.000年。50年近く原発を動かして来てて、放射能のウンコの最終処分地さえ未だ決まってないこの国。
それらの事実を知って、どのくらい想像力がはたらくかどうか。

理、は、理性や道理や理論。
仕組みを知ることだけでなく、多少は、原発を巡る数字やデータ、世界での脱原発・自然エネルギーについて知ることも、また必要。でないとちょっとつっこまれただけで、「でもないと」にすぐ逆戻りしてしまうので。
   ↑
(そのためのテキストブックが要るなら、田中優さんの「原発に頼らない社会へ(ランダムハウスジャパン)」が出たばかり。内容は、「ヤマダ電機で電機自動車を買おう」に、3・11以降のことを新たに書き加えたもので、その上、「ヤマダーー」より安い1050円)

感と理、それを持った上で、次に大事な、伝え方。
どれだけ、「私メッセージ」で伝えられるか。
20数年前のように、いいか、悪いかで、敵対しても始まらない。
正しさを一方的に押し付けるだけだったら、私もまた以前と変わらない。

今、いのちの未来の大事な分岐点に立ってる、私も、あなたも。
東電の原発のあの現場に対して、自分じゃ何一つできなくても、未来に関わる一人になることは、誰にでもできる。自分がその一人になるんだって、自覚すれば。
それを考えてもらうため、気づいてもらうための、今回の出前。

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正直言って、12年前に中垣さんといっしょに「東海村であの日、何が起こったのか」という冊子(藤田ゆうこうさんの講演録)を出して以来、原発について語ることはほんとにひさしぶりだった。

今回の出前をきっかけに私なりの25年間の表をつくってみたら、ちょうどその12、3年前に、私はクッキングハウスの松浦さんと出逢い、以来、SSTとよばれるクッキングハウスでのコミュニケーションの学びにどんどん魅かれていき、調布に通うようになったのだった。

10年あまりの時を経て、今また原発を語らなきゃならない今の状況はすごく悲しい、そしてくやしい。
でもこの日クッキングハウスで、満員のお客様やメンバーさんやスタッフさんの前で語りながら、この10年間のSSTの学びや、コミュニケーションの練習の場である「ともの時間」での気づきを、語りの中で生かしてる私がいることにも気づいたんだ。

原発を語る時、相手を非難したり責めたりする「あなたメッセージ」だったら、本当に伝えたいことは伝わらない、心に届かない。だから、「私メッセージ」を、心して、心して。
そう思った時、そうか、巡り巡って、これまで学んで来たことにちゃんと深い意味があったんだ、と納得できた。

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話の中で、66年前、長崎浦上の病院で、原爆の患者さんたちの治療に当たった秋月辰一郎医師の食事療法のことにも少しふれた。
天然の塩と味噌と玄米、かぼちゃやわかめのお味噌汁、甘いものはさけること、とくに白砂糖はよくないこと。

この組あわせ、レストラン・クッキングハウスの毎日のメニューとおんなじだね。
このつらい経験から、あらためて、日本の伝統的醸造発酵食品を使った食事のよさが見直されていくといいなあ、と思う。

               *****

ちきゅうキルトの物語を語ったあと、ひと前では初、一昨年の秋に私が生まれてはじめて作った歌、♪for the first time in my life ー 生きてきてはじめて、を歌わせてもらいました。

3・11の後は、当たり前の暮らしも、当たり前にその人がいてくれること=beも、ほんとは奇跡に近いことだといっそう感じるようになった。
もともとこの歌は、娘が生まれてきてくれた時のきもち、兄をなくした時の言葉にならないきもち、というプライベートなものから出発して、だけどほんとは毎日毎日が、生きてきてはじめての今日という日なんじゃないか、って自分に向かって言いたくて作った歌。

今、当たり前が実は奇跡みたいなことで、あなたにこうして逢えたことも決して当たり前じゃないと思えば、私の個人的な歌を、この日のクッキングハウスで歌おう、って東京に行く前から決めてた。

♪for the first time in my life 今日の日ははじめて

 風も空も ちがってみえる あなたと一緒で

 for the first time in my life 今日の日ははじめて

 花も草も ちがってみえる あなたと一緒で

という3番のリフレインを、クッキングハウスのこの日のみんなと一緒に歌えたこと、とてもしあわせでした。

信州から織座農園さん(3月16日の紅茶に来てくれた)、京都からおうちカフェふうさん、生後3ヶ月の龍平くんを抱いてやってきたなつみさん、古いいのみら通信のバックナンバーをファイルごと持って参加してくれたきやさん、川崎からのお母さんは、私に原発のお話の出前注文を予約。

一人一人とつながってこその、出前の意味。ちいさな集まりだからこそ、手渡しやすい希望の種。10年ぶりにこのテーマで語ったけど、きっと何かしら通じた、手渡せた、と信じます。

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2011年4月26日 (火)

25年目の日に

今日は25年目のチェルノブイリの日。四半世紀たった日本で、今起きていることを思うと、人間の傲慢さは、つくづく罪だと思い知らされる。

名古屋の「チェルノブイリ救援中部」が5年前から進めている、ナロジチ区での菜の花プロジェクトの取り組みを、日本の農林水産副大臣が現地に視察に行った、と西東京の家のラジオで耳にして、おもわず一人で、あ!って声をあげた。

菜種やひまわりの種を蒔くこと、東京の出前でもすこし話したばかりだったから。

土の中のセシウムやストロンチウムを菜の花が吸収してくれる。もちろん完璧にではないだろうし、土壌には他の放射性物質だってあるけど、何もしないでいるよりも。種の皮に取り込まれたセシウムは、菜種には含まれないらしい。その菜種油でトラクターを動かし、皮や茎や葉はバイオマスプラントの燃料になるそうな。

人間の罪の身代わりみたいな菜の花、ひまわり。助けられるのは人間の方なんだ。

チェル救・元代表のバンドエイドのブログ(がまぐち塾、紅茶のブログのおきにいりにもはいってます)にも、やっぱり菜の花のことが書いてある。そして、ソフトバンクの孫さんの会見のことも。名古屋と津幡と西宮、うれしいシンクロ。

それと今日のがま口塾には、すんごくわかりやすい原発のお話の紹介が載ってた。関西弁でよみやすい。ぜひ,ご一読を!「天災は止められへんけど、原発は止められる」っていうの。http://stop-genpatsu.up.seesaa.net/image/stop-g.pdf

                  *******

24日夜に東京からもどったら、忘れな草も山桜もムスカリもチューリップも、あっという間に春爛漫。庭は桜吹雪。たった4日の留守なのに、浦島花子みたいだ。

津幡町の町議会議員選挙では、24日が投票日で、市民グループ「風」から立った二人がともに当選。
選挙前、ということもあって、3月中に出来上がってた「風つうしん」は全戸配布しないで、今回は風のHP上での公開のみ。

                   ******

明日27日の紅茶では、お知らせした通り、「東京原発」の上映会を。
2:00〜 @紅茶・水野宅 もちろん無料。
たかがエンタテイメント映画とあなどるなかれ。
東京都知事がいきなり、東京に原発を!と言い出すところからはじまる。荒唐無稽にみえて、いやいや、かなりリアル、かなり核心ついてる。
一緒に見ましょう。

東京では、あわせて4回、100人あまりのひとに、原発のお話の出前。その報告は追ってまた。

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2011年4月24日 (日)

まあるいレシピ~川越紅茶より~

Recipit_ryouri mai works のmai です。
紅茶とmai works の本棚に、新しい1冊が並びました。
発行元は「紅茶の時間 in 川越」、
私は装丁を担当させてもらいました。


「まあるいレシピ~川越紅茶より~」

編集「紅茶の時間 in 川越」
2010年発行
A5判
68ページ
¥500(税込)

石川県で生まれた「紅茶の時間」ですが、Recipit_kimochi_2
出逢ってくれた人たちによって、
各地でちいさな芽が出、それぞれに育ってきました。
そのひとつが、埼玉県の川越市にも。


この冊子はもともと、2010年の6月、
「紅茶の時間 in 川越」10周年のお祝いの日にあわせて、
手製本で作られたものです。
それが予想をこえて多くの方から嬉しい声をいただき、
このたび増刷のはこびとなったのでした。
なので、ご存知の方も、ご存知でない方へも、
改めて、冊子のご紹介をさせてくださいね。

「いのちを丁寧に紡ぎあえる場を、ゆっくりつくっていきたい……と願い、
 まあるいテーブルを囲み、
 みんなで一緒に持ち寄りのお昼ごはんを食べておしゃべりをしたり、
 時にはゲストをお招きして、その方の人生を分けていただき、
 その日集った人たちが共に過ごせた喜びをわかち合いながら、
 10年が過ぎました」

                (「まあるいレシピ」あとがきより)

左から開くと、これまでに持ち寄られてきた
メンバーお手製の「りょうりレシピ」。
右から開くと、ちょっぴり元気がでないなぁ、という時に
まあるいきもちになれる、ゲストとっておきの「きもちレシピ」。
ゆっくりまあるくつながってきた川越紅茶の
かおり、息づかい、手ざわりのつまった1冊です。

< まあるいりょうりレシピ -22Recipes >

簡単ちらしずし
祈りをこめて玄米ごはん
韓流~おうちdeビビンバ
ごまみそ味のそうめん
玉子きんちゃく
人生しょうがないさキンピラ   etc…

< まあるいきもちレシピ -20Recipes >

生まれかわり封筒
未来を思うこと
歩くこと
スキップ スキップ
角度を変えて見ること
アルバム整理   etc…

実はこの冊子、3月には仕上がってきていたのだけど、
ご紹介しなきゃと思っている間に、3月11日が訪れてしまって、
なかなかタイミングがつかめずに、今日まで来てしまいました。

だけど、川越紅茶の家主さんの、

「『まあるいレシピ』最近も結構出てるんだよ。
 震災の日から元気をなくしちゃってる人もいて、
 きもちレシピがいいなって思ってくれてるみたい」

という言葉に背中を押してもらって、
ようやっと、今日ご紹介を。

そうだよなぁ。
私だって、震災の日から、テレビを見ても、本を読んでも、音楽を聴いても、
以前と同じようには受けとめられない、自分がいるもんなぁ。
まるで迷子になっちゃったみたいに、おろおろ、うろうろ、するばかり。

だけどそれでも、私は日々の「暮らし」をおくってきました。
おろおろしながら、ご飯をつくり、
うろうろしながら、つかの間の笑顔をこぼしてきました。

関西での生活と、被災地での生活とを、一緒に論ずることはできないでしょう。
それでも、人間はどんな時であれ、
息をして、食べて、寝て、泣いて、笑って、生きてゆくものだと、
そんな真理のかけらのようなものに、
この1ヶ月間で、私はすこし、触れられたような気がするのです。

どんな平和な時代にも、涙はあるし、
どんな困難な時代にも、笑顔がある。
きっとそれが、生きるということ。
暮らすということ。

そう気づいたとき、この『まあるいレシピ』は、
まさに人が生きてゆくために見つけてきた知恵、のようなものが
いっぱいつまっているのかもしれない、って思いました。

もしも、きもちがしゅん、ってなっちゃっている人が、
この冊子の中から、なにかひとつでも、
歩みをすすめるためのヒントを見つけてもらえたらいいなと、
心から願っています。

ご注文をご希望の方は、mai works のWEBSHOPからどうぞ。

mai

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知る権利がほしい

2連投、mai works のmai より。
前回からのつづきです。

孫さんの会見をセッティングした自由報道協会っていうのは、
フリーのジャーナリストたちが設立した、
「ジャーナリストであれば誰でも参加できるための会見の場」。

え?それじゃあ普通の会見って、
「ジャーナリストれであれば誰でも参加できる」わけじゃないの!?

日本では、伝統的に「記者クラブ」っていう組織が存在していて、
政府や公的団体の会見には、大手メディアの支配する記者クラブに加入してないと、
会見に参加できないってルールがある。
要するに、大手新聞社やテレビ局が情報を独占してしまえる仕組み。
(戦時中には、政府の発表を右から左へと報道する役目を果たしてたみたいだ)

その流れは、今もなお続いてしまっていて、
たとえば、枝野さんの会見にフリーの記者が参加できるのは、
週に1回、例外的に認められてるだけ。
ちなみに、この制度は日本独自のもので、海外にはないんだって。

そういえば、電力会社って地域独占で競争相手いないわけなんだし、
それでもなお、高いお金かけてCMを流すのって、
国民に「原発は安全です」って啓蒙するためであり、
マスメディアに対する圧力の意味もあるのかな。

自由報道協会に参加している岩上安身さん(Independent Web Journal)は、
3月11日から、一日も休むことなく24時間体制で、
東電や保安院の会見をネットで中継してくれてる。
メディアによる編集がされていない、生の言葉を私たちが知るための、
いわば、頼みの綱だ。

なのに、東電と保安院の会見が統一されることを機に、
保安院が取材記者の選別を行うことになって
今後、IWJは取材ができないと通達されてしまった。
おーい。
保安院は、今回のことで責任問われる立場なのに、
その立場の人が、報道する相手を選ぶって、どういうことだろう。
そういうことしちゃうと、隠したいことがあるの?って思われてもしかたないよ。

→ その後、抗議の結果参加できることになりました!

今この国では、確実に知る権利が失われつつある。
本当は孫さんの会見だって、テレビで流してほしい。
大切なこと、たくさん言ってるもの。

だけど、それがかなわない。
そんな社会であることが、なんだか改めておそろしいよ。
だって、片方の意見だけを流して、もう片方の意見を流さないって、
それ自体が、十分に洗脳になってしまう。

こういう違和感、それは推進も反対も関係なく、
みんなが「おかしい」って思うことなんじゃなかろうか。
だって、テーマが変われば、簡単に立場がくるり、と入れ替わる。
今自分が安全なとこにいたとしても、
いつその反対側になってしまうか、わかんないもん。

あれ?って思ったことには、「あれ?」って言いたいし、
おかしい!って思った時には、「おかしい!」って言える社会で暮らしたい。
言えなくなってしまってから、そのことに気付いたって、
もうどうしようもないんだから。

フランク・パヴロフの「茶色の朝」という絵本を思いだした。

こちらから、文が読めます(PDF)。

それから、マルティン・ニーメラー牧師
「彼らが最初共産主義者を攻撃したとき」という詩↓も。

  ■

彼らが最初共産主義者を攻撃したとき、私は声をあげなかった、
(ナチの連中が共産主義者を攻撃したとき、私は声をあげなかった、)
私は共産主義者ではなかったから。

社会民主主義者が牢獄に入れられたとき、私は声をあげなかった、
私は社会民主主義ではなかったから。

彼らが労働組合員たちを攻撃したとき、私は声をあげなかった、
私は労働組合員ではなかったから。

////////////////////////////////////////////////////
彼らがユダヤ人たちを連れて行ったとき、私は声をあげなかった、
私はユダヤ人などではなかったから。
////////////////////////////////////////////////////

そして、彼らが私を攻撃したとき、
私のために声をあげる者は、誰一人残っていなかった。

(マルティン・ニーメラー牧師)

  ■

mai

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聴いてほしいな 孫さんの話

mai works のmai です。
知っている人も多いかと思うけれど、
ソフトバンクの孫さんが、個人的に「自然エネルギー財団」を
設立するのだそうです。

孫さんは、東電の事故以来、脱原発の声をあげていたけれど、

「原発を単に非難するだけでなく、
 現実的にどういうエネルギー政策の転換がありうるのか、
 建設的な解決策がありうるのか」

ということを考えて、今自分にできることを、という提言。
具体的には、世界各地から100人以上の科学者を集め、
情報と意見交換の場、それから政府や世界への政策提言の場、
シンクタンクのようなものをめざすのだとか。

それにあたっての20日と22日の会見が、USTREAMで見れます。
「原発いやだ」って感情論じゃなくって、
どういう代替エネルギーがあるのか、
転換してゆくには、どういう道筋が考えられるのかって、
具体的に、わかりやすく伝えてくれてるから、とっても勉強になる。

2つの会見、内容は重なっている部分があるけれど、
それぞれにみどころあり。

20日民主党員に対しての会見はこちら

民主党=基本的に原発を支持してきた党、なので、
自分とは違う意見をもっているかもしれない人たちに対して、
どういう言葉で語れば、聞く耳を持ってくれるか、
ってことをちゃんと考えたうえでのプレゼンがお見事!

相手を批判しない、糾弾しない。
ただ、「私はこう思う」という率直なメッセージを投げかける孫さんの姿に
学ばせてもらうところがたくさん。
うーん、孫さん、さすがだなぁ。

そして、22日の自由報道協会での会見はこちら

(* 自由報道協会については、こちらで書いています)

こちらの会見では、もっとフリーダムな感じ。
孫さんも、ユーモアをからめながら、本音を語ってくれている。
本業からはそれるけれど、
一人の人間として、日本国民として私見を述べたい、という前置きがあり。

「つい1か月前まで、は賛成でも反対でもない。
 意見がなかった、考えてなかった。
 原発があることも危険性も知っていたけど、
 意識の外だった」

と、正直に語ってくれる。
それはきっと、日本人の多くとおんなじ目線。

「無知であったことはしょうがない。
 しかし、知って行動せざるは罪である」

特に必見!なのは、お話が終わったあとの質疑応答。
孫さんが財団をつくったから、もう大丈夫、あとは彼に任せよう。
なんて、とてもじゃないけど楽観視できないような現実的な質問を、
次々に記者が投げかける。

「国家権力はあらゆる手をつかってつぶしにかかってくるだろう。
 マスメディアをつかって、ネガティブキャンペーンをはるだろう」

そんな質問に対して、

「損得勘定で言えば、損をすることもあるだろう。
 私が狙われることもあるかもしれない。
 それでも、正義を通さなければいけない時がある」
 
そして、

「(自分の力を)過信しとるんじゃないかという声があることも事実。
 だけど、できるかできんかわからんけど、やらないかんことがある」

今、孫さんが立ち向かおうとしてるのは、ものすごく大きいもの。
孫さんはすごい人だけど、たった一人で、どうこうできるほど、甘いもんじゃない。
こうして立ち上がった人を、私とか普通の一般人が、
支えてかないと、だめなんだ。

というか、孫さんは私たちのちいさな声を
大きなものに届けるための足がかりをつくってくれたのかな。

あ、原発推進って人たちだって、
ウラン燃料が有限である限り、再生可能エネを研究することへの
異論はないはずだから、こういう議論にもぜひ参加してほしいなぁ。
(孫さんの提言は、今すぐ原発全廃、ではなくって、段階的移行なので)

mai

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2011年4月20日 (水)

4月から5月のおしらせあれこれ

パソコンうってる窓越しに、野バラの若葉が日に日に伸びてくのが見える。だいぶふさふさの葉っぱになってきた。いつの間にわが家に根づいてくれたやら。

若葉にも、出てくる順番っていうものがあるらしい。

あけび、野バラ、ウワミズザクラ、山桜、ソメイヨシノ、だいぶ遅れてクヌギ、まだまだこれから、今は出番待ちの、栴檀、合歓、藤。

110420_ どの木のであっても、風とおしゃべりしてる若葉を見るのは、もうそれだけできもちがやさしくなる。
植えた覚えのない桜の花が、いま、満開。

******

すでにお知らせしたけど、会場が歌劇座になったことのご確認を。

「日本とエネルギーの未来」シンポジウム
 4月 23日 (土) 20:00 ~ 22:00 (19:30開場)
 金沢歌劇座・大集会室 (定員400名・要予約)
     

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パネリスト(50音順)敬称略
映画監督  鎌仲ひとみ 

衆議院議員 近藤 和也

衆議院議員 馳 浩

金沢市長  山野 之義

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(※全員揃わない場合もあります。ご了承ください。)

■ 参加費 1000円
■ 主催  アースデイ石川 
■ 予約・問合せ  morimero@hotmail.com (熊野)
 連絡先の電話はメロメロポッチさんあらため、 アースデイ石川まで 070-5061-7741  

★::::::☆:::☆彡::

4月27日(水) 紅茶の時間で映画「東京原発」を観ます!(DVDで)
2:00〜から上映会。もちろん無料です。@水野宅 tel:076−288−6092

題名だけで勝手なイメージ持ってて映画館では見てなかったけど、なんのなんの。原発ってどういうものか、本を読むより、テレビの解説より、リアルにわかる。納得する。
みんなで観ましょう。
この日、たまたま紅茶にきちゃった方、どうか上映会におつきあいくださいね。

                             **********

5月3日(火) 憲法記念日のこの日、9条の会・石川ネット主催
平和憲法ができてから64周年記念石川県民集会 2:00〜 
文教会館ホール(尾山町)

小森陽一さんの講演「九条を生かし、東アジアに平和を!」
(小森さんは石川ネットが生まれたときの集いで講演してくださったかた。
九条の会の事務局長、東大大学院教授)
講演の前に、ピース9合唱団コーラス。
講演の後に、笑工房のナオユキさんのぼやき漫談

参加費1000円(切符、紅茶にあり。紅茶も9teaとして、九条ネットに参加しています)

この日は、21世紀美術館のぐるりでアート・ザ・マーケット、という手作りのお店がいろいろ並びます。中央公園ではアースデイ石川。
3つとも場所が近いので、3つ全部を見て、聞いて、と思ってます。

             **********

5月11日(水)紅茶恒例、ちいさなひとのためのおはなし会 @紅茶・水野宅
3:45〜 はまなす文庫の細川律子さんの、手あそび、むかしばなし、絵本の時間。
近くの学童の子たちが毎年聞きにきてくれます。おおきいひともどうぞどうぞ。

                ****

私は今夜から24日まで東京です。
その間はメールお返事できませんこと、ご了承ください。
東京では誰にあえるでしょう。
クッキングハウスで、川越紅茶で、そしてキャンディケイトさんで。




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2011年4月19日 (火)

ドイツより 祈りをこめて

mai works のmai です。
4月3日、私の書いた「ともに考える場を」のブログを読んだと、
ドイツに住んでいる日本人の方からメールをいただきました。

 “以前からドイツでは、反原発デモがあちこちでありましたが、
  今回の日本での災害にはすぐに市民の反応がありました。
  大きなデモ、小さなデモ、
  自分は原発に反対であるという意思表示をなんらかの形で表現します。
 
  例えば私は南ドイツの田舎暮らしですが、
  近くの街の広場に集まり週1回、円陣をつくり真ん中にローソクをともし、
  火が消えるまでの間をともに過ごします。
  ドイツ反原発のシールがあり、それが目印です。
  そういうちっちゃなことでも新聞に報じられます。”

3月26日には、20万人規模のデモが行われ、
3月27日の選挙では、脱原発を掲げる緑の党が大躍進。
ドイツとは、そういう国なのだそうだ。

彼女は、長いメールと一緒に、
緑の党の躍進を喜ぶ若者の、まぶしいほどの笑顔の写真を添付してくれた。
自らが望んで、選択して、行動したからこその美しさ、
みたいなものに、私の胸がしめつけられた音がした。

原発事故が起こってから、
ちらほらと「ドイツ」というフレーズは耳にしていたけれど、
ニュースサイトで知るのと、現地に住んでいる人から聞くのとでは、
がつん!度が全然違う。

日本とドイツ、どうしてこうも違うのだろう?
ドイツのことをもっと知りたくって、彼女にメールをしたところ、
とても丁寧なお返事をいただく。

それを読んで感じたのは、メールの中で彼女も書いていたことだけれど、
本当に「違う民族」なんだなぁということ。
進学の仕方にしても、働き方にしても、宗教との関わり方にしても、
あまりにも違う。
どちらがいいとか悪いとかではなくって。
前提、や、依ってたつもの、が全然違うのだ、たぶん。
彼女はメールの中で、こうも言っていた。

 “自分の意志、意志することを
  私はドイツに来て学びなおさなければなりませんでした。”

彼女からのメールを受け取った数日後には
日本でも統一地方選挙が行われ、さらにがががーんとなってしまった。
なってしまったのだけど、ここに来て、
ドイツと日本は同じ敗戦国だったのに、なぜにこうも違うのか?と、
俄然興味がわいてしまい、
ドイツ在住の環境ジャーナリスト&コンサルタントである、
村上敦さんのお話を聞きに、京都まで足を運んだ。

「脱温暖化+脱原発は可能だ~ドイツの先進的な事例から」

ちなみにドイツでは、この講演会の当日である4月16日に、
メルケル首相が、脱原発の早期実現を発表した。

村上さんのお話を聞いたおかげで、前述の彼女とのメールから
ちらちらと見え隠れしていた「ドイツ」という国の"点"が、
"面"となって見えてきたような気がする。

確かに、民主主義の成熟度っていう観点では、
日本とドイツは、あまりにも違う。
だけどドイツ人でも、
みんながみんな環境に対して意識が高いというわけでもないらしい。
ビールとサッカーが最大の関心ごとという人もたくさんいるよ、と。

それでもドイツが環境先進国になれたのは、
「一般人が意識しなくても、環境対策に貢献できるような仕組みを
 政府がつくっているから」
なのだそうだ。なるほど!
で、日本は「一人ひとりの意識に訴えるばっかりで、仕組みがない」。

日本で脱原発を語ると、夢物語として笑い飛ばされるけど、
実際に「脱原発」を国策として掲げ、
着実に実績をあげている国がある。
これってけっこうな希望じゃないかと、私は思う。
日本の当たり前、が違う国では当たり前じゃないってことも、
今更ながら感じたり。
私たちは「井の中の蛙」なのかもしんない。

いやそもそも、日本では投票率あげるところから始めなきゃいけないんだけどもね。
私の感触として、ドイツの人は、
押さえるところはちゃんと押さえてる、って感じがしたからなぁ。

私の生きる国が、生きる社会が、
私の人生と、わかちがたく結びついているっていう当たり前の事実に、
一体どうしたら、私はもっと気づくことができるんだろう。

あぁ、時間があったらドイツのお話まとめたいのだけど!
話が膨大すぎてうまく伝えられる自信がない・・・
とりあえず、私の聞いたのとほぼ同じお話の映像と資料のPDF、
こちらから見れます。
有り難い!

それから講演で語られたことを、
メモしてくださったきとくな方がいらっしゃったので、
ご興味のある方は、こちらもどうぞ。 ←ずるい……

最後に、ドイツ在住の方からいただいたメールの言葉で、
この記事を終わりにしよう。
ドイツからの祈りが、届きますようにと。

“(4月11日)街の広場で原発反対のための黙祷の集まりがあり、
 世話役の方が白い大きな四角の布を地面に広げ、
 その真ん中に、丸く切りとり、赤く塗りつぶした型紙を置きました。
 日本の日の丸の国旗を、表しているのです。
 その横にチェルノブイリ、その下に福島とローマ字で書かれていました。”

mai

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2011年4月17日 (日)

21日から東京へ

Photo_3水曜日の紅茶が終わったら、夜の飛行機で東京へ。お話の出前は3カ所、いずれも原発のお話をしに。

**

4月21日(木) @クッキングスター(レストランクッキングハウスの2階)

1:30〜4:00 参加費 1000円 手作りケーキのティータイムつき

お問い合わせ&ご予約は ティールームまで tel:042-484-4103

クッキングハウスのHP

*****

4月22日(金) は川越紅茶へ @金子さんち  10:30〜12:30 

「原発のお話とこれから」 お申し込みは金子さんまで tel:0492-32-6357

お昼は一品持ちより。想いも語りあいましょう。

川越紅茶のあと、22日夜は、クッキングハウスの夜のレストラン、ハッピーアワーに行きます。前の日、クッキングハウスに行けなかった方、夕食交流会にどうぞ。

*****

4月23日(土) は、練馬の雑貨と冷えとりのお店 キャンディケイトさんに。

「知りたいね・・今のこと、これからのこと」

1:00〜3:00 お問い合わせとお申し込みは長沢さんまで tel:03-3904-7734

キャンディーケイト

***

思えばこの10年余り、私自身の必要に迫られて、コミュニケーションの学びをずっと続けて来てた。自分の持ってる時間の比重がだんだんそちらに傾いて、原発のこと、もちろん意識のなかにはありながら、前ほどは声をあげてきてなかったように思う。

心のどこかで、チェルノブイリみたいなことは起きない(今回の原発事故とチェルノブイリはもちろん同じじゃないけど、これだけ広い範囲に被害が及ぶという意味で)、と思いたくて、意識の比重をずらしてたのかもしれない。しれない、じゃなくて、きっとそうだ。

いのちの未来に、すごくもうしわけなかったなあ、と思う気持ちで胸が詰まる。

クッキングハウスの松浦さんから出前のご注文をいただいて以来、ずっとずっと、どう語ったらわかりやすいだろう、伝わるだろう、と半端じゃない資料を前にうんうん言ってた。自分なりのレジメも書いてみた。

私の○い(まるい)頭で理解し得たことを、どうしても伝えたいことを、自分の言葉で語るしかない。そう、それこそ、クッキングハウスで学んだ「わたしメッセージ」で。

原発に頼らないと生きて行けない、という思い込みの呪縛にがんじがらめになってる人が聞いてくれて、それが、ほんの少しでもほどけたらいいな。

そして、せめて希望の種を持ち帰ってほしいと思う。こんな状況で、希望をみつけるってこと自体、努力なしにはむずかしいけど、でも、私の感じてる希望だけは伝えたい。

110407_ 路子さんのちきゅうのキルトも東京に抱えて行く。言葉で足りない分、このキルトにも助けてもらおう。(ちきゅうのポスターも持って行きます)

110414_ これはキルトの一部。キルトで縫われた原発と、そのまわりでいのちの輪が傷つけられているところ。海をあらわす波のキルトも、魚たちも、このあたりだけ色が変わっているのが見えるでしょうか。

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2011年4月16日 (土)

翔の初スミレ

110414__2 ことし初めての、翔のスミレが咲いた、翔のお墓のまわりに。
庭中、金色のリュウキンカが咲き誇ってる中で、ひっそりと、ことしも。

        ***

翔といえば、つい数日前、がらちゃんがまたやってきてた。がらちゃん、はヤマガラという小鳥のこと。

白いスジの一本はいった黒い帽子をちょこんとかぶり、首にはオレンジ茶色のマフラー、おなかまわりも同色でそろえて、グレイの羽の、おしゃれながらちゃん。

2年前にも同じ色の小鳥がやってきて、翔亡き後もそのままハウスに敷いてあるラグにくちばしをつっこんで、必死になにかしていた。
そのくちばしの先にだんだん、白いまるいふわふわしたものがたまっていくのを見た時、あ!翔の毛でひなたちのベッドをつくろうとしてるんだ、とわかって、すっごくうれしかった。

その時のとおそらく世代交代したがらちゃんが、今年も来てくれたんか。ほんに、よう来たね。くちばしの先に、白い翔の毛のぽんぽんをくわえては、向かいの雑木林のどこかへ飛んでいく。また降りて来て、つんつんと白いぽんぽんをつくりはじめる。なんといとしい、ちいさきものよ。

翔はお役に立ってるんだね、今も。自然のめぐりはきっとみんなそうだ。誰かが何かの役にたち、活かされて、生きて。

翔の初スミレの咲いた日、まるで示し合わせてたかのように、わすれな草もはじめて咲いた。庭の桜も、満開です。

                  

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東京原発

mai works のmai です。
映画「東京原発」見ました。
一言で言うと、今見ずしていつ見るんだ!という作品。

東京都知事が、「東京に原発を誘致する!」と言い出したところから始まる、
ブラックで社会派なコメディなんだけど、
今まさに議論されてることがぎゅっとつまってて、
「原発ってなに?」な人が見るとすごーく勉強になるし、
ある程度知ってる人には、なるほどこんなふうに伝えればいいのかって
参考になる。

勉強になる、だけじゃなくて、きっちりと笑わせるところは笑わせてくれるので、
そんなところがまた、ハードルを下げてくれてて、なおよし。
そっか、原発のこと語るときには、
しかめっつらだけじゃだめなんだなぁ。
「私、興味ないよー」な人に知ってもらうときには、なおのこと。

推進派の人も反対派の人も興味ない人も、ぜひお近くのTSUTAYAへ。

それから、電力会社のCMに出ていて、
震災後の「朝まで生テレビ」でもちょっと言っちゃいけないことを言っちゃってた
勝間和代さんが、
「原発事故に関する宣伝責任へのお詫びと、東京電力及び国への公開提案の開示」
という記事を公開。

彼女は「脱原発!」とは一言も言っていないし、
今回の提言にしても賛否両論あるだろう。
結局推進派じゃんか、という声だって、聞こえてくるかもしれない。

彼女の言っていることは、
おそらくものすごくグレーゾーンの話であって、
思わず「どっちなんだよ!」と言いたくなる。

だけどこれまで、その「どっちなんだよ!」を迫ってきた結果、
「今すぐにどっちとも言えないなぁ」という人は、
意見を言えない雰囲気になってしまったし、
そうして沈黙を守ることが、そのまま推進派を支持するっていう構造になってしまった。

だから私は、彼女のような立場の(経済界にコミットし、信奉者も多い)人が、
少なくともこれまでとは態度を変えて、提言をしたということに対して、
意味があるなぁ、と。

彼女に言われなければ、
電力会社に天下り官僚がいることを知らない人もいたかもしれないし、
規制役のはずの保安院に、実は原発に肯定的な専門家しかいなかったという事実を
知らないままの人もいたかもしれない。

彼女の提言を読んで、どういう意見をもつかはそれぞれの自由であって、
そこからまた新しい議論が生まれるのが健全だよな。
(特にこれまで関心をもってなかった人とか)

そもそも、事故が起こるまで、こういう当たり前のことすら、
知識人や有名人が言及しなかった(しても注目されなかった)空気のほうが、
恐ろしいわけで。
なんて、いろいろと考えさせられました。

それから、城南信用金庫さんが、
「原発に頼らない安心できる社会へ!」という脱原発宣言を出した。
おお。
すごい!

理事長さんが語っています→http://www.youtube.com/watch?v=CeUoVA1Cn-A

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2011年4月15日 (金)

4月、石川でのアースデイや、すてきな企画あれこれ

わが家では今、さくらが満開です。

110415_
4月22日から24日まで、金沢や野々市ですてきな企画がいっぱい。
このどれも、私は東京にいっていて参加できませんが、お時間許す方、ぜひぜひ。

*********
4月22日 アースデイ湯涌
@ 湯涌の 銭がめ  11:00~夜9:00まで

最近田舎に帰りましたか??
湯涌は金沢の奥座敷、湯治場でもありました。豊かな里山と、田園風景、一昨年、去年まで開催した創作の森から、もっと小規模で、濃く、参加者のみんなが繋がるアースデイをしたい!!ということで、今回銭がめで開催となりました。
温泉・囲炉裏でのガチトークや、鎌仲監督を交えて、祝島の最新情報、これからの里山のありかた等、最強に濃い内容でお伝えしたいと思っております!!
過疎化が心配される湯涌。みんな繋がって、「ありのままの自然」を残していきませんか??がんばろまいか湯涌!!

イベントスケジュール
ステージイベント
16:00~ しげっちゃんのほんわか寺子屋
17:00~ 里山保全のお話&どんぐりマンショー(npo39アース・日本熊森協会石川県支部)
18:00~ 石川県初!ソーシャルメディアFM4649よりひとこと
18:30~ 湯涌のお話
19:00~ 鎌仲ひとみ監督のお話
ステージの他にもイベントあり。

交通案内
バスでお越しの方はお問い合わせください。※当日は宿泊もできます。雑魚寝2000円
個室はご用意できません。ご了承ください。
TEL076-235-1426 銭がめ  090-3585-5090 ガリガリ君

********

4月23日(土)「日本とエネルギーの未来」シンポジウム 

     夜20:00〜22:00 (会場は19:30)
     会場が変更になりました!近江町のメロポチさんから歌劇座へ。

     場所 金沢歌劇座 大会議室 (定員400名) 
      http://www.kagekiza.gr.jp/

 主催/アースディ石川 
      参加費 1000円 ご予約は、メロメロポッチの熊野さん  
パネリストは、「ミツバチの羽音と地球の回転」の映画監督の鎌仲ひとみさん
         衆議院議員   近藤 和也さん(一昨年の夏、応援しました!)
         衆議院議員   馳 浩さん
         金沢市長   山野之義さん

すごい顔ぶれの、シンポジウム。う〜〜ん、聞きに行きたい!

*********

ピースバンク石川の小浦むつみさん(フェアトレードalさんでもある)から、
4月24日(日)「ワールドカフェをしませんか」の呼びかけ。
野々市町役場となり 常讃寺さんにて 9:45〜13:00
参加費500円

大震災の後、「この先、どうなっていくのか」不安な気持ちがある人、「これをきっかけに新しい社会の仕組みを」と望む人、「自分でも動き出したいが、何から手をつければいいか」考えている人、人の意見を聴いてアイディアを整理したい人、
いろいろな思いを持ち寄って、「ワールドカフェ」をしませんか。

ワールド・カフェとは ――
人々が、カフェにいるときのように、自由でオープンな空気の中、創造的な会話ができるように、場とプロセスを用意します。
組織やコミュニティの文化・状況の共有・新しい知識を積み上げるためのワークショップ。初めての方でも、予備知識がなくても、どなたでも参加できます。

9:45~ 東日本大震災の犠牲者を悼む、追悼の時間
10:00~趣旨説明、情報提供など
10:30~第一のテーマ「震災後の気持ち」
      ・・・知りたいこと、不安なこと、感じていることなんでも・・・・・
11:20~第二のテーマ「これからしてみたいこと」
      ・・・アイディア、イメージの共有・・・・
12:00~グループでの発表、個人の成果の共有〜〜13:00まで

※名刺や連絡先の交換の時間がありますので、自由にお持ちください。
※お菓子や飲み物の差し入れ歓迎です
※話し合いに興味のあるお子さんなら、親御さんと一緒に参加できます

参加申し込み
<ピースバンクいしかわ>
076-246-0617(コミュニティトレードアル内)

****もひとつ.5月のお知らせ。

5/7から上映の『ミツバチの羽音と地球の回転』
5月7日から、ふたたび、シネモンドで上映!まだ見る機会のなかった方、ぜひ!

 

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「ひとつになろう日本」じゃなくって

mai works のmai です。
震災の日から、1か月以上が過ぎました。
1か月前の私は、日本が一変したと思っていました。

さすがに政府は、利権云々言ってる場合じゃないだろうし、
さすがに原発推進は断念するだろうし、
さすがにマスコミは、正しい情報を流すだろうし、
さすがに国民は、「ふざけんな!」って声をあげるだろう。

だけど甘かったなぁ、私。
変わったどころか、
これまでずっと見ないふりしてきた、ゆがんだ仕組み、みたいなものが
はっきりと見えるようになっただけだ。

4月10日の統一地方選挙。
低い投票率に、のきなみ現職再選。
なんだか、日本がばらばらに、ちぐはぐに、なっているような気がした。

3月23日にはすでに出てきていた「レベル7」という言葉は、
まるで待っていたかのようなタイミングで、選挙直後に発表されたのたけど、
これが選挙前の発表だったら、少しは結果が変わってたんだろうか。

原発のまわりで、ずっと推進派と反対派の二項対立が存在していたのは、
そのはしっこどうしを結ぶ空間にいるはずの私たちが、
我関せず、として、すっぽりと議論のテーブルから抜け落ちていたからなんだなぁ。
そのことを、まざまざと見せつけられた気分。

戦後の焼け野原から見事に先進国へと成長した日本だけど、
本質的な部分は、何も変わってないのかもしれない。
そうか、だってまだ66年「しか」、経っていないんだったね。

私が原発のことから目を離せずにいるのは、
そこから日本をのぞいたときに、
今のこの国の在り方っていうのが、よくよく見えてくるからだ。

原発がなければそれでいいかっていうと、違うよなぁ。
「原発」はひとつの切り口でしかなくって。
例えば、かつてそれが、「水俣病」という言葉で語られた時代もあった。

国益ってなんだろう。
国にとっての財産は、そこに住む人間であり、そこに存在する自然じゃないの?

だけどこの国は、豊かさだとか、経済競争だとか、国益だとか、
目の前にぶら下げられたにんじんを追いかけて追いかけて、
ここまで来てしまったみたいだ。
それで今、この国に残ってるものは一体なんだろう。

それでよかったの?
これからも、それでいいの?
いま私につきつけられてるのはきっと、そういうことだね。

選挙当日からここのところ、ぼんやりとうなだれていた私だけど、
その中で、かすかなあかりもまた、見つけてる。

事前にお知らせしていた高円寺のデモには、なんと15,000人が集まった。
老若男女、だったけど、特に若い人がいっぱい。
そして何よりすごい!と興奮したのは、
そこに集まったのが、組織や団体と名のつく人たちでなく、
名のない市民、だったからだ。
一人ひとりの気持ちを持ち寄った結果が、15000、っていう数字になった。

原発はいらないよー2011年4月10日の一日 高円寺反原発デモ写真1000枚(動画)

注*動画なので音が出ます

そして、ひっそりと変わりつつものもある。
3月31日、これまで原子力を推進してきた16名の人たちが、
――元原子力安全委員長、元日本原子力学会会長、東大名誉教授、など――

「原子力の平和利用を先頭だって進めて来た者として、
 今回の事故を極めて遺憾に思うと同時に国民に深く陳謝いたします」

という言葉からはじまる、緊急建言を発表した。
また、国の原子力安全耐震設計特別委員長の入倉孝次郎(京都大名誉教授)は、

「何があっても多重防護で大丈夫って言ってきたのが、うそだった。人災だと思う」

とも語っている
これまで推進する側の人が、このように言わずにおれない、
そういう事態が、今、起こっているということ。

だけど、デモも推進側の謝罪も、
どちらも、大々的に大手マスコミに取り上げられなかったのは、
いったいどういうことなんだろう。
デモを取り上げたテレビ局は、日テレだけ。
NHKでは、同日開催の2000人デモを取り上げつつ、高円寺はスルー。

元原子力安全委員長は、4月23日号の週刊現代のインタビューでこう語っていた。

「我々が出した建言書を政府もメディアもほとんど黙殺しました。
 なぜ、これまで原発は安全だと言ってきた我々を責めないのか。
 自分たちは 原発は安全で、あったほうがいいと信じてやってきた。
 しかし誤りもあれば責任もある」

 住田健二 元原子力安全委

「必要だよ」「いや、いらないよ」
このどちらの意見も、同じように聞けることが当たり前なはずなのに。
そんな当たり前の国になってほしい、だけなのに、なぁ。

私がのぞんでいるはきっと、「ひとつになろう日本」じゃないや。
一人ひとりが好き勝手に、でも真剣に声をあげている、
そして、その名もなき声によって、かたちづくられる日本、なんだろう。
ばらばらでもいい、ちぐはぐでもいい。
ただ沈黙であることが、おそろしい。

「どうせ変わらないよ」が幻想なのと同じように、
「ほっといたら誰かがなんとかしてくれる」もまた幻想なんだって、
気づきたい。
気づいてほしい。
きっとそこが、私たちのスタートライン。

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2011年4月10日 (日)

♪贈り物の言葉 因島バージョン  + ありがとうのリレー  

110327__2 因島のペンションの窓からみえるみどりの景色。お泊まりはしなかったけど、あまりにきれいでおもわずシャッターを押した。
古い美しいこの洋館は、もとは島の宣教師さんのお家だったそうだ。設計したのはヴォーリーズさん。あ、やはり、とうれしくなる。

因島からもどって2週間、瞬く間に日がすぎて、来週はもう東京にでかけるので、その前にせめて、島での覚え書きを。

                  ***

2月につづいてちょうどひと月後の3月末にふたたび尾道、そして因島へ。その間に、大震災があって、でも私の行きたい気持ちは少しも変わらず、変更なしでこの島へ。

出前紅茶in因島には、注文主の今井さんとつながってる島のお仲間だけでなく、向島、生口島、広島、それに愛媛の伯方島、、、ほかにも島と名のつくところから、30人あまりのかたが集ってくださった。

今井さんからいただいた3つのテーマにそってお話する。
*たった一つの出逢いから
*聴くことの静かなちから
*DoからBeへ
こんなふうにテーマをもらうってすごく大事。いつもは気づいてない視点から考え始められるので。

出前の最後には、私がなぜ原発に反対しようと思ったか、その理由と、わが家の玄関からはずして持って来た「ミツバチの羽音と地球の回転」の映画ポスターをひろげて、祝島の人たちの、28年間(紅茶と同い年だ!)におよぶ上関原発計画への抵抗のこと、島でのエネルギー自給計画のことも少し。

夜は場所を移して、今井さんの生まれ育ったお家での持ち寄り一品交流会。春の瀬戸内の海の幸、畑の幸がふんだんに。
ハモニカ演奏や篠笛のミニミニコンサートのあと、♪贈りものの言葉のリクエストをうけて、伴奏なしじゃ無理だよ(そこではCDをかけられないので)って言ったものの、いやいや、みんなの協力があれば歌えるかも、と思い直した。

歌の中に、6箇所ある言葉(せりふ)の部分を、6人のひとにそれぞれ語ってもらい、4番のリフレインは全員で合唱してもらうことにしたら、それはそれはすてきな合唱曲になった。
何より、無伴奏なので、せりふがどれだけ長くなっても大丈夫。一人一人が、自分あての、時には誰かあての、ラブレターを読むようで、とってもやさしいきもちになれた一日のしめくくり。

                   *****

翌日は尾道で、コミュニケーションワークショップ。

参加者は先月より増えて、20人ほど。
2月の別れ際に出した宿題「ごくちいさなことでいいから、自分のコミュニケーションのパターンを変えて、これまでしてみたことのないことを一つ、してみる」をちゃんと覚えてくれてたかたが何人かおられて、その報告を聞かせてくださった。

先月のワークショップで、自分はいつもちゃんと聴いてなかった、聞くだけだったな、とか、よかれと思ってこっちの意見を押しつけていたな、 それは相手を否定することだったんだ、などなど、気づいた方が、ほんの一ミリ、これまでと違う行動をとってみる。そのことから生まれてくる相手の変化。双方がうれしくなるような報告がいくつも。

ワークショップの最後は「ありがとうのリレー」。
自分にむけてでも、家族の誰かにむけてでもいいから、具体的な言葉をそえた「〜〜ありがとう」という短い文章を二つ、折り紙に書いてみる。みんなの文を集めて、シャッフルして、 5等分して、5人で一枚づつ読んでいく。

たまたま、自分の書いたものを読むことになった男の方が、本当に心こめて、お子さんへの長文のありがとう、を声に出して読んでくださって、その方もだけど、私まで本当に胸があっつくなった。 

                  ***

この夏にはまた、瀬戸内の島に行きましょう。待っててくれる人たちがいるので。      

 

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優さんのお話

Photo 田中優さんの7日の講演会、昼は金沢の兼六園に近いギャラリーで、夜は野々市町の大きなホールで。昼の部85人、夜の部は400人も。

昼の部(に私は行けなかったけど)には地元のテレビ取材もはいり、優さんは、安宅路子さんの縫った「ちきゅう」キルトを背にお話してる。100人のキルトがつながった「かざぐるまフレンドシップキルト」もその横に。

その様子はここでちらっと見られます。
優さんのブログ「持続する志」

夜の講演は、こちらから動画で。
  ↓

優さんのお話 「福島原発の現状とこれからの自然エネルギーの可能性」

優さんのお話は、いつも後半あたりから希望へとつながっていく。原発ないとやっていけない、という思いこみの呪縛を、お話のなかでさまざまなデータをしめしながら、ひとつひとつほどいていってくれる。

作れば作るほど儲かることになってる原発のからくり。
マスメディアでほんとのことがなかなか伝えられないのはなぜ。
自然エネルギーの分野ですばらしい技術をもつ日本の製品が、日本で広がっていかないのはなぜ。

仕組みがわかること→「でも(原発)ないと」の縛りから、自由になっていくこと。

優さんから聴いたお話も参考にさせてもらって、私なりにまた語っていけたらいいな。できるかぎりわかりやすく、私メッセージで。23年前に原発に関心を持つようになった時の想いと、今と、そしてこれからの想いと。

                       *****

福島県飯舘村の村長さんが、水田の再利用として(おそらくお米をつくることを制限されるだろうから)、バイオマス燃料の原料となるひまわりや菜種の生産、バイオエネルギーの製造プラントの設置などを農相に提案したそうだ。

あ、これって、チェルノブイリ救援中部が5年前からナロジチ地区で試してるという菜の花プロジェクトのとりくみや、優さんの話とつながってるのかも、って思った。

電気自動車の普及を見据えて、トヨタとマイクロソフトが手を組む、という新聞記事を見た時、これって、優さんが言ってた「スマートグリッド(賢い送電網)」の話によく似てるな、と思ったら、やっぱりそうだった。

車の充電をするのに一番いい時間をコンピューターでうまく管理できるようになれば、電力全体のピークカットに役立つ。
これが進めば、貯められないはずの電気をうまく貯めて、使えるようにもなる。

このあたりのことは、優さんの最新刊「ヤマダ電機で電気自動車を買おう」(武田ランダムハウスジャパン)に詳しい。

                  ****

原発だけにしがみつかない暮らし方は、すでにもうあるんだ。

これしかない、という思い込みの根は、相当深く、今の世の中じゅう張り巡らされてるから、そうじゃない、って思うのにたぶん、抵抗があったり、勇気が要ったりする。

そんな思い込みから、脱していくひとを、一人でも二人でも、私は増やしたいなあ。

110407_ 優さんの夜の講演会に、ちきゅうのキルトをひろげ、その横にちきゅうのポスター、そのうしろに、かざぐるまフレンドシップキルトをかけて。

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2011年4月 9日 (土)

それでいいんだ

mai works のmai です。
4月7日は、印刷会社さんとの打ち合わせを兼ねて、石川に帰省。
ちょうど田中優さんの講演会を、家族と一緒に聞けました。

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放射能に汚染された土壌に、菜種を植えることで、
土を生き返らせてゆくアイディアを話した後、

「学術的に証明されてないという人もいる。
 だけど僕は、これ以上自殺する農家の人を見たくない。
 こんな方法があるのだと、絶望じゃなく希望を伝えていきたい。
 僕は批評家じゃなく、活動家だからだ」

と言っていたのを聞いて、なんだかすとん、と胸におちた。
そうか、優さんの役割は「希望を届ける」なんだ。
それをどう消化してゆくかは、
私やそれぞれの人にゆだねられている。

4月8日の講演会を見た方がまとめたつぶやき
お話のポイントが箇条書き形式でまとめられているので、
ざっと読むにはちょうどいいかも。
(どうやら実況中継なので、その点ご考慮の上で)

環境エネルギー政策研究所所長の飯田哲也さんの
「3.11後のエネルギー戦略ペーパー」もあわせて読むと、
より説得力があるなぁ。

みんなそれぞれの場所から、自分の役割をまっとうしようとしている。

孫さんは、自分の影響力を知ったうえで、
原発に反対という態度を表明している。

「損する得するじゃなくて、言うべきことを言う人がいないと」

経済界の大物、という立場の人が、
こんなにもはっきりと意見を表明してくれたことは、
かなり貴重なことだ。

孫正義さん×田原総一郎さん 対談 

(元技術者の後藤さんと田中さんとの話が、特によかった)

斉藤和義さんは、
多くのミュージシャンが一様に押し黙る中、
ミュージシャンとしてできることを、した。
テレビに出れて、CDを出せてなんぼの音楽業界の中で
こんなにストレートに言ってしまうことのリスクは、100も承知のうえで。

『空に星が綺麗』Ustream Live
「ずっと好きだった~ずっとウソだった」

「原発はいやだ」っていう率直なきもちを伝えるため、
それをおおきなかたちにして示そうとしている人もいる。

高円寺・原発やめろデモ!!!!!!

4月10日 14:00 @高円寺
呼びかけ:素人の乱
当日は日本でも世界でも同時多発デモ!
さらに選挙まで。みんな選挙行こう。

呼びかけ人の松本哉さんのおもしろいなぁと思うところは、
まっこうからの力技!じゃなくって、
シニカルな目線で、権力側を笑い飛ばすような姿勢。

彼の言葉を読んでると、
いわゆる“大衆”(=私たち)は、難しいことこねくりまわさんと、
思ったこと言えばいいし、すればいいのかもしんないなぁと、
なんだかガツン、とやられた気分。
こねくりまわしてる私としましては、はい。

(教科書で読んだ、百姓一揆とかええじゃないかとか、頭をよぎるなぁ)

自称B級アイドルの藤波心さんは、
中学生という立場だからこそ、大人にとってずしん、とくる言葉を書いてくれる。
若い命の言葉は、おもたい。

「3万年後の未来生物父娘」

その一方で、やっぱり原発を全部とめるのは無理なんじゃない?
という人だっている。
そういう意見は、具体的な未来を考える中で、避けて通れないことだ。

反論があるからこそ、本質的な議論ができるし、
みんながいっせいに同じ方向、右向け右、をしてたら、
その真裏にあるものは、絶対見えない。
そこぁらこぼれ落ちしてしまうものが、でてきてしまう。
いろんな立ち位置から、いろんな角度から、
というところに、それぞれの意味がある。

きっとみなそれぞれに、どこかいびつだ。
完璧なものなんて、きっとない。
だけど、そのいびつさを持ち寄ったとき、
こっちのでっぱりと、あっちのひっこみが、ぴたっとあって、
これまでとは違うかたちが、生まれるのかもしれない。

私はどうだろう。
私は弱虫だし、ちっぽけだし、優柔不断だし、
なにもすごいことができない。
善とか悪とか、正しいとか正しくないとか、白とか黒とか、
私にはオーバースペックすぎて、はっきり主張できないでいる。

だけど、
はしっことはしっこの間に埋没する
ため息やつぶやきや迷いや疑問から、
なにかすくいとれるものだってあるんじゃないかと思って、
こうして文章を書いている。

白とか黒の色付けをすることをためらってしまう人に、
全速力で走れなくって、置いてきぼりを感じている人に、
自分がどこに立っているのかもよくわからないままでいる人に、
私も同じだよ。
だから一緒に考えてみようって云いたくて、こうして文章を書いている。

だけど私の友達は、
私の書くものを読んでも、自分は原発のこと何も知らないから、
意見なんて言えない、って言っていた。

じゃあ、原発のこと知ったらいいじゃん、って言ったら
関心がもてない、知りたいと思えないからしかたないって返ってきた。
正直、ショックだった。
無力だと思った。

だけどそのあと彼女はこう言った。

「100人にひとりでも伝わればいい、っていう気持ちで書けばいいじゃん」

ほんとだ。その通りだ。
私はこころのどこかで、関心をもたない彼女に対して、
「なんでわかってくれないんだ!?」って責めてたね。

だけど、そんなふうにして、無理やり彼女の領域に
押し入ろうとしたって、だめだ。
どう感じるかは、彼女自身にしか決められない。
私が力技で押し付けられることじゃない。

私にできるのは、私が感じたあれやこれやを、ただ伝え続けることだけだ。
その道の中で、1/100でも1/1000でも、
誰かが立ち止まって耳を傾けてくれたら、それでいいんだ。

それでいいんだ。

mai

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2011年4月 6日 (水)

うたと語り

mai works のmai です。

Mr.ChildrenさんとSuperflyさんが、被災地のためにつくったうた。
(ともに配信限定、売り上げの全額が義援金として寄付されます)

かぞえうた by Mr.Children 

You & me By Superfly 

3月11日から、あまりうたに接していなかったけど、
うたってみると、少し、身体が軽くなった。
たぶん身体の中にたまっていたもやもやの塊が、
声というかたちで、身体の外に出てくれたからだ。

(友人は震災の日からずっと、Bank Bandの「To U」を聴き続けているんだそうだ)

正直なところ、私はまだ、
被災地の人になんと声をかけたらいいのか、わからないでいる。
安全な場所で平穏に暮らす私が
何をいったところで、空疎なものにしか思えなくて。

きっとそのきもちは、ミュージシャンだって同じはずだろう
被災地では歌なんて歌える状況じゃないだろう、とも思ったかもしれない。
だけど、それでも、発表したということが、
すごいと思った。

私がここ数日、ほぼ原発のことしか語れていないのは、
3.11に起こった出来事において、今はそれしか、
「私」を主語として語るすべを、もてないでいるからなんだろう。

被災地のために、身を投げ出そうと思えない、私がいる。
お金とか支援物資とか、
そういうもので役割を終えたような気になっている、私がいる。

結局その程度の人間なのか、となんだかむなしくなってしまうけど、
今の私がそういう私であるのが事実なら、
語れないままであったとしても、
せめて自分にできることを、静かに続けるしかない。

(個人での支援物資提供ができる、マッチングサイト)

お願いタイガー 

Twit for you 

そのかわり、今この時に、自分に語れることがもしあるのならば、
それは口を開いていこうと、思ったんだ。

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藤田さんの語り直し

お知らせ:7日の田中優さんの講演会会場が野々市フォルテの小ホール(300人)から大きいホール(定員800人)へと変わりました。

                    *********

長崎の藤田ゆうこうさんが、3月26日の時に語り尽くせなかった想いを、あらためて3月28日にお話しているの、ここから見られます。
藤田さんは、これまで何度も何度も、今回のような原発震災を想定して来てたので、まさにデジャヴュ、だと。二度と見たくなかったチェルノブイリを見ているようだと。

長崎で抑制して語れなかったことを、
慚愧の思いで語り直す福島原発事故 2011・ 3・ 28(54分20秒)
http://www.youtube.com/watch?v=umYDamvdYzQ&feature=related

「明日から明後日にかけて、放射能雲が列島を吹き抜けていきます。
子どもたちは外で遊ばないよう、気をつけて下さい。
下のURLを開いてみて下さい。」とのこと。

http://transport.nilu.no/products/browser/fpv_fuku?fpp=conccol_I-131_;region=Japan

6日からあさって7日にかけての風向きが、こんなにはっきりと。

    ↑

と思ったら、また風は向きをかえたようで。

          ****

6月8日(水)の紅茶で、ゆうこうさんに語っていただきます。ああ、何年ぶりだろう。

だけど,2ヶ月先のそのとき、原発はどうなっているだろう。今日のような明日が、約束されてるわけではないので。

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2011年4月 5日 (火)

4月、東京へいきます、のお知らせ

毎春の、クッキングハウスへのお話の出前も今年で7年目。
松浦さんから出前のご注文をきいて、これまで、9条や、私の平和の歩き方や、ほめ言葉のシャワーから平和へ、など、リクエストにそってお話をさせてもらってきました。

今年のご注文は、「いのみら通信の由来」というふしぎなタイトル。
そう,古くからの読者さんはご存知だけど、この通信の本名は、「いのちの未来に原発はいらない通信」というのでした。どうして私がそんなふうに思ったのか、そしていま、どう感じてるのかを、聞いていただけたら、と思います。

いらっしゃれる方、ランチもどうぞご一緒に。

Photo_3 4月21日(木) @クッキングスター(レストランクッキングハウスの2階です)

1:30〜4:00 参加費 1000円 手作りケーキのティータイムつき

お問い合わせ&ご予約は ティールームまで tel:042-484-4103

クッキングハウスのHP

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4月22日(金) は川越紅茶へお話の出前 @金子さんち  10:30〜12:30 

「原発のお話とこれから」 お申し込みは金子さんまで tel:0492-32-6357

お昼は一品持ちより。想いも語りあいましょう。

川越紅茶のあと、22日夜は、クッキングハウスの夜のレストラン、ハッピーアワーに行きます。前の日、クッキングハウスに行けなかった方は、夕食交流会にどうぞおいで下さい。

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4月23日(土) は、練馬の雑貨と冷えとりのお店 キャンディケイトさんにお話の出前。

「知りたいね・・今のこと、これからのこと」

1:00〜3:00 お問い合わせとお申し込みは長沢さんまで tel:03-3904-7734

キャンディーケイト

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半年ぶりの東京です。西東京の家はどうなっているかしら。
3月のあの日以降、逢える、再会できる、ということ自体、贈り物のよう。逢えること、楽しみにして、でかけます。

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ちきゅうキルト

110331_

直径1メートル50センチのまぁるいキルト「ちきゅう」は、ひろげるとまるで一冊の物語絵本みたいだ。

宇宙空間と、46億年の時と、いのちの流れと、自分の想像力をかけあわせれば、いつまでも読み終わることのない一冊のおおきな絵本だ。

 

縫った人は、金沢の安宅路子さん。キルトが作られたのは1989年、今から22年前のこと。

********

路子さんとは原発が縁で出逢った。たしか1988年、チェルノブイリの2年後に。

紅茶の仲間たちといっしょに、原発について学びながらいろんなアクション起こしてた時、キルトでも原発にNOって言えるよ、とお針のとくいな彼女がいいだし、型紙を考案して、100人の仲間たちとまずつくったのが、「かざぐるまフレンドシップキルト」。

一人一人がたて横20センチのちいさなキルトをつくり、その100人分が縫い合わされて一枚のおおきなキルトになり、その中で81個のかざぐるまがまわりながら、原発なしで暮らしたい、というメッセージを発信してた。

「かざぐるま」のキルトはそこからどんどん日本中にひろがって、石川県内はもとより、大津でも広島でも青森でも神奈川でもつくられて、最終的には1万人以上の人たちがこのキルトに参加した。

うつくしい画像で見たい方は、路子さんのHPからどうぞ。

かざぐるまフレンドシップキルト

                   *******

みんなで縫うフレンドシップキルトとはことなり、「ちきゅう」は、路子さんが地球に深い想いを寄せて、祈りをこめて、たった一人で縫い上げた作品。

   ↓

ちきゅうのキルト

地球の芯にはマグマ。何層にも分かれた輪の一つ一つは、一日の時間であり、巡る季節であり、十二の月であり、草も花も鳥も魚もいて、さらに46億年の生命の歴史を縫いこんだ”いのちの輪”であり。

もっとよく見れば、進化の歴史の最終章、サルからヒトへ、そのヒトが手に道具をもって歩いて行くその先には原子力発電所があり、その周辺だけ、いのちの輪がちぎれていることも読み取れて、この「ちきゅう」が、まぎれもなく、チェルノブイリ後の私たちの星だということに気づかされる。

ひとそれぞれの方法で想いを伝える、ということ。路子さんは、自分のきもち、キルトでなら言える、と針と糸を動かした。

どうやって伝えよう、って真剣に模索すること。今までどおりの生き方でいいのかどうか、って一人一人が考えだすこと、表現すること。どっちが正しいかそうでないか、の論争よりも、ずっとずっとそれが今、大事、と思う。

                      *****

路子さんからこのちきゅうキルトをお借りしたので、7日の優さん講演会にみなさんにもみていただけることに。かざぐるまフレンドシップキルトもあわせてかざります。

「ちきゅう」のポスターとその物語、以前つくったのを持って行くつもり。うりあげは、震災の支援金にまわさせていただきます。

4月7日の田中優さんの講演会 
     ↓ 

昼の部は満席になったけど、夜の部@野々市フォルテ7:00〜は大丈夫、ただし先着順で300名。6:30開場。お早めに。

8日は午後1:00〜5:00 12:30開場@石川県地場産業振興センター 本館第一研修室 定員192名。

どちらも参加費は1000円、参加費の一部は、震災の義援金に

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2011年4月 4日 (月)

原発のお話・出前のお店

110403_ ← 考えているりんご

            ****

先週30日の紅茶は、「原発のお話・出前のお店」店長さんの中垣さんのお話を20人ほどで聞いた。

中垣さんは21年前、金沢に越して来て、すぐ紅茶にみえて、それ以来のおつきあい。
いつも原発のことよく勉強していて、あたらしい情報にもくわしい中垣さんの話、難しい原発の話をわかりやすく。聞きながら、そうだそうだ、と思い出すことがいっぱいあった。

                          *****

放射能を外にもらさない5重の守り、といってきた、やきかためた燃料・その燃料をいれる細長いさや・圧力容器・格納容器・原子炉建屋、この守りがなんともろいものであったかということ。
原発は自分自身が止まっていて電気を作ってない時にも、実は核燃料を冷やすための外からの電気がずっと必要なんだということ。
ひとたび事故が起こった時は、中で一体何が起きて、どうなっているのか、正確なことは誰にもわからないということ。

こういったことが、これまで原発に関心のなかった人にも知られてしまった。

知られたくなかったことは、まだ他にも。それは、この日も話の中にでてきた計画停電のこと。
原発が止まって東電の電力が足りないから、というけど、本当の本当に足りないんだろうか。ひょっとしたら、これ、原発ないと、ほら、こんなに不便、こんなに困る、やっぱり必要、と都民に思わせるためのポーズじゃなかろうか、と思ったのは、どうやら私だけじゃなかったみたいだ。

2003年に、春から夏ころまで、福島と新潟の原発が全部とまったことがあったけど、それでも電力は足りなくならなかったそうだ。

もしほんとに足りなくなりそうなときは、大口企業や自治体とかわしている「随時調整契約」によって、まず大口のお客さんの供給カットから実施できる(災害時など、その協力をしてもらうことになっているため、契約してあるところはその分、電気料金が安い)。
今回は、デパートや東京大学やコンビニや工場が懸命に節電したことで、この契約を結んでいる700社全部に及ぶ供給カット要請はまだ行われてない、とのこと。(一番多い日で450社供給カット、その分の節電効果は30万キロw)

飯田哲也さんのコメントに寄れば、東電の今の供給力からして、計画停電しなくても対応できるのだそうだ。

こんな時だからこそ、随時契約をもっと活かすべきでしょう。停電することが、正にいのちに直結している病人さんも多いのだから。そして多くの人に、原発なくても暮らしていけると、知ってほしい、と心から思う。

栃木は那須烏山のげん・こりんちゃんたち。壊れた屋根瓦や、地割れしてる地面、そして壊れた窯など、なまなましい復旧ingの様子を写真入りで知らせてくれた。計画停電は、こんな被災地にも実施されている。なんと矛盾だらけな、、、。

                    

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2011年4月 3日 (日)

今夜のテレビのおしらせ。げんゆうさんと吉岡さん

今夜4月3日の教育テレビ。pm10:00〜10:59までの
ETV特集「原発災害の地にて~対談 玄侑宗久・吉岡忍」

原発から45キロの町のお寺の住職で芥川賞作家の玄侑さんが政府の情報公開のあり方を鋭く批判し、ノンフィクション作家の吉岡さんは高濃度の放射能汚染地帯を歩いてさまよえる難民や動物たちを見つめる・・現地取材の生生しさに、作家ならではの深い洞察が加わった身応えある作品、とのこと。
ぜひ、ご覧ください。私も見ます、そして見たら感想もNHKへ。

NHKへのご意見・お問い合わせ

        ****追記

3日の夜は、ソフトバンクの孫さんと後藤さん、田中さん(お二人とも、原発の設計に携わった方)の対談の生中継をパソコンでみていたので、げんゆうさんと吉岡さんの対談は翌日、録画してたのを見た。

3.11以来、はじめてはじめて、見たかったキュメンタリーを見れた気がする。

げんゆうさんの言葉の重み、深い怒り。

「想定外などと、口が裂けても言ってはいけない」

「地球に仮住まいしてるのだ、仮住まいするにしても、作法がいるだろう」

「死に甲斐があるとしたら、、これだけ多くの方が亡くなったのだから大きく変わらなくちゃ」

本当にそうでなければ、どうあっても申し訳が立たない、と思う。

誰もがすでに当事者。どう生きて行きますか、と問われてる、突きつけられてる。

屋内避難の方たち、まさに「風が吹くとき」の老夫婦のようだった、、。

                 ****

番組を見た感想と、本当のことを知らせてほしいこと、メディアの信頼を取り戻してほしいこと、いのちの側に立った情報をとどけてほしいこと、を上記のメールアドレスに、メールで伝えました。

テレビ見ながら、本当のこといってない、と感じる場面はいっぱいいっぱいある。でも、伝えたいとメディアの中でがんばってる人たちもいる。そういうひとたちを応援することもきっと大事なこと。


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山本文具店さん

Photo_3 mai works のmai です。
今日は、ひさしぶりにお取扱い店さんを
ご紹介します。
静岡にある、「山本文具店」さん。

 山本文具店

 静岡県静岡市清水区由比北田111-11
 054-375-2983
 7:00-19:00
 日曜定休

被災地や避難先で、
苦しく悲しい思いをされている方のことを思うと、
おなかがいっぱいになるわけでもなく、
暖をとれるわけでもない、私の作っている冊子とは、
なんと無力で空疎なんだろうかと、ずっと考えていました。
今も、その思いを引きずっていることに、
変わりはありません。

だけど、3月11日以降も、
ご注文くださる方がいる、こうして
新しくお取扱いを始めてくださるお店があるということに、
私はすこし、救われています。

「昨日のように今日があり、今日のように明日がある」

長崎*藤田祐幸さん(* 後述注)が語ってくれた、
幸せ、平和というもののあり方です。

3月11日という日をさかいに、
これまで「あたりまえ」に思えていたものが、
実はあたりまえではなかったのだと、日本中が知りました。
だからこそ、たった今隣にいる、家族、友達、大切な人へ、
その存在に対する想いにはっと気付き、
言葉にして伝えてほしい。
何か起こってから、後悔だけはしないでほしいと、
強く強く感じています。

そして、もしもささやかながら、
この冊子がそのお手伝いをできるのだとしたら、
何より、とも。

写真は、山本文具店さんが送ってくださったものです。
そこには、こんな言葉が添えられていました。

「早速、レジ前の一等地に配置し、写真を撮り、
添付しようと、
ぼやっと眺めておりましたらば・・

ハートから
ぽたぽたと雫がたれているではありませんか。

慈雨のように、分け隔てなく、
どなたもの心へと降り注ぎますよう。
願いをこめて」

* 藤田祐幸さんは、私がちいさなちいさな頃から、
  「ライオン」という名で親しんできた、
  おひげがトレードマークの理学博士さんです。
  3月26日に長崎で行われた講演会はこちらから。
 

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2011年4月 2日 (土)

かけ橋+「でもないと」変換計画

110327__2 このところ、20年ぶりとか、10数年ぶりの人から、よくメールをいただく。以前、金沢の大学生だった時に金沢の紅茶にきていて、今はハワイ在住の人が、今回のことで私を思い出して、ブログを読んでくれた、とも聞いた。

福島のことで私を思い出した、というのが、うれしいような、哀しいような。

         ****

去年の西東京紅茶に大きいお腹で参加して、この冬、赤ちゃんを産んだばかりのNちゃんが、いつもは見ないだろう紅茶のブログに、たちよってくれた。
そこでたまたま、ほんの二日前に書き込まれたmai worksの「長い模索」を読んだようで、その感想を彼女は自分のブログでこんなふうに。

「そうだよなあ。
原発に賛成なのか 反対なのか そのどちらなのかすら わたしにはわかっていない。
こうなった今、ときどき頭がおかしくなってしまうんではないかと思うくらい
不安 恐怖 いらだち さみしさ 感じているのに
それなのに大本の「原発」「電気」についての意見がない。
反対運動 めんどくさそう って思っている。
きっと大半の人がそう。
ああ いいや。
だったら そんな「無関心の罪悪感」を表現してみよう。
それがきっと 反対と賛成の対局の間
恐ろしいくらいある距離の かけ橋のデザインになっていくはず」

と。

そうだね、かけ橋。ほんとにそう思う。

その距離が恐ろしいくらいあるんだ、ということもこの若い人はわかっている。だけどまずは、こうして言葉にしていくこと、声にだしてくこと。大きな声じゃなくていいから。それがとっかかりのはじめの一歩。

今までこういうことにあまり関心のなかったひと、つまり他人ごとだった人が、自分ごととして、発信してくことが、これから先、すっごく大事な試みになってくはずだ。
そして若者同士、発信しあいながらこんなふうに呼応してってほしいなあ、と心から願う。

     ***

テレビの街頭インタビューで、若いお母さんがこたえてた。

「、、こわいです。でも、ないとーー」

「でも」と「ないと」の間には、(原発)の二文字がある。

だけどほんとのところ、「でも、ないと」の根拠はなんだろう。原発や電気の本当のことを知ったときに、この文脈が別の言葉で変換されるだろうか。
「でもないと」変換計画、私もすこしずつでもはじめていこう、その根拠を確かめながら。



 

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田中優さんのお話、訂正です

最近ちょくちょく登場している、mai works のmai です。
25日にご紹介した、田中優さんの動画とWEB内で、
一部事実と異なる表現があったので、そちらの訂正と、感じたことを。

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3月17日、田中優さんの講演会で、
スパイラルマグナスという風力発電システムが、
「風速50mでも発電した」というお話を聞いた。
そして、
「犬吠崎の沖合に風車を建てたとしたら、
 東京電力の年間電力販売量とほぼ同じ電力を作れる」
というお話も聞いた。

でも正しくは、
「風速50m/sの風に風車本体が耐えた」
(風車は回転させておらず、本体が強風に耐えた)であり、
「関東地方沿岸50km以内に風車を建てたとしたら(以下略)」なのだそうだ。

* 25日にご紹介済みの動画や、エコレゾウェブでもあった発言です。
   ご参照くださったみなさま、申し訳ありませんでした。

田中優さんのお話からはたくさんの希望を感じていただけに、
正直、うーん、残念、って思ってしまった。
(ネット上でも、どうやら間違いが指摘されてるみたい)

でも、だからと言って、
優さんの言っていることがすべて間違いだって断じてしまうのは、
「ちょっと待った!」とも、もちろん思ってる。

たくさんの自然エネルギー技術や、電力システムが、
世界には(そしてこの日本にも)存在しているのだということ、
こんなにも具体的にわかりやすく教えてくれた人は、他にいなかったからだ。
(単に私が知ろうとしなかった、という恥ずかしい事実が、おおいにあるにしても)

優さんは、シュプレヒコールではなく、
「原発のほかに、こんな道だってある」という言葉で語ってくれた。

私は、せっかく開きかけたあたらしい扉を、
簡単にパタン、と閉じてしまいたくないと思ってる。
なかなか自然エネルギーへの予算が確保されないにもかかわらず、
日本のメーカーや大学の研究者さんが、
未来にむかってこつこつと歩みを進めている事実にも、胸打たれている私がいる。

今回のことで思ったのは、
自然エネルギーは、まだ入口の段階にあるのだということ。
(それは、脱原発の進んでいるヨーロッパでもそうなのかもしれない)
そしてとりわけ日本は、
いまだに入り口に立とうとすることさえ、ためらっているように見える。

だけど、前にも書いたように、
安全な原発をつくる未来と、実用可能な自然エネルギーをつくる未来と、
どちらが現実的なんだろうと、やっぱり私は問いたい。

これまで通りやっていくのが、そりゃ一番楽だ。
だけど、今回の一連の事故を見なかったふりするなんて、
私には到底できそうにない。
古い場所から新しい場所へと踏み出してゆくとき、
いつもそこには、痛みも迷いもたずさえてゆかなきゃいけないけれど、
それでも踏み出さなきゃいけない現実に、
今、私はぶちあたっている。

エネルギーの問題というのは、
おそらく一人ひとりの「信念」に依る部分が大きいのだろう。
だからこそ、これまでの長い歴史の中で、
「原発推進派」と「脱原発派」は、
相容れない場所から、それぞれの「正しさ」を主張し続けてきた。

だけど、共有している部分だって、絶対にあるはずなんだ。
それは「よりよい国」をつくりたいということ。
ただこれまでは、それぞれがそれぞれに違う「よりよい」を
――経済的豊かさであったり、安全な暮らしであったり――
求めていただけだ。

世界の中の、日本に住む私たちにとっての「よりよい」ってなに?
そこから始めなきゃいけないね。
それは「エネルギー」問題のもっと下の方に横たわっている、
「人としての生き方」の選択だ。
(そしてその選択は、世界の中でも意味をもつかもしれない)

そんな大それた選択に立ち会っているのなら、なおのこと、
0か100かじゃない、地面に立った話をしよう。
経済至上主義100%とも、希望論100%とも違う、
新しい話をしよう。

このことをblogに書くことで、
田中優さんのお話がまるごと否定されちゃったらいやだな、と
ちらっと思った。
だけど、私の流した情報が間違っていたとき、
ごまかしたり、なかったことにするのは、もっといやだ、って思った。

今回の震災以降、東電や保安院の会見で、
後から考えると間違った情報があったように思う。
都合の悪いことは、聞かれるまで答えなかったりもしていた。
信頼というのは、ささいなほころびひとつで、
簡単に消えてしまう。

だから、私はそれと同じことしちゃ、だめなんだ。
たとえ、これまで原発を推進する側が、
都合のいい部分だけを切り取って私たちに提示してきたのだとしても、
違う立場だからっていって、それと同じことしちゃ、だめなんだ。

特に、「自然エネルギー」っていう、
これまで真剣に議論されてこなかった(避けられてきた)大きな話を、
(私のように)積極的に興味をもてなかった人に聞いてもらおうと思ったら、
まず信頼をもってもらうことが、はじめの一歩なんだと思う。

今私たちがどこに立っているのか、
これから歩む先に、いったい何が可能なのか。
それを誠実にひもといてゆく姿勢からしか、ともに考える道は生まれない。
私は、そう信じてる。

そして、それを信じて、
これからも田中優さんのお話に、耳をそばだてていきたい、って思ってる。

4月7日と8日は、石川県の金沢に田中優さんが。
お近くの方、ぜひ。
その他の地域でも、いっぱい講演会、あります。
詳細は田中優さんのblogまで。

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『日本版グリーン革命で経済・雇用を立て直す』(洋泉社/2009年)という本を、
読もうかなと思っているところ。

飯田哲也さん(環境エネルギー政策研究所長)
筒井信隆さん(民主党/農林水産大臣)
吉田文和さん(北海道大学公共政策大学院教授)
田中優さん(未来バンク理事長)

様々な立場を持つ4人の方の共著ということで、
それぞれの視点から、自然エネルギー産業への、
世界/日本の取り組みの違いが読めるんじゃないかな、って期待中なのです。

日経ビジネスオンラインでの書評はこちら

* 日経BP会員じゃないと、半分しか読めないみたいです。 

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おしらせミックスジュース

3月30日の紅茶で、中垣たか子さんに原発のお話の出前をしてもらった。
急なおしらせだったけど、いつもの紅茶のお母さんや久しぶりのお顔など、20人近いひとがかけつけてくれて、お話を一緒にきいた。

その時の報告もしたいと気は焦りつつ、いろいろほかのことで手一杯でまだupできないでいます。とりいそぎ、いまは大事ないくつかのおしらせのみ。いっぱいありすぎてごめんね!

      ***

川越のたかはしべんさんのコンサート、パソコン上で生中継、のお知らせ。
今日4月2日(土)この日に予定していた新座おやこ劇場さんでのコンサートを、急きょ、震災支援チャリティにきりかえることになり、今のような状況で会場まで出向くのがむずかしい、という声もうけて、HPで生中継、となったとのこと。
べんさんを知る人も知らない人も、この時間を一緒に共有できたらいいですね!
(ちなみに、紅茶20周年はべんさんに来てもらって、コンサートしました。べんさんは川越紅茶ともつながってるひと。こどもたちに今だからこそ、いっぱいわらってほしいなあ)

新座おやこ劇場さん

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4月3日(日)中垣さんの出前のお話(彼女はここんとこ、毎日のように出前にいってる!
1日はめろめろぽっちさんでも)
@野々市常賛時(野々市町三納159-4野々市町役場向い、駐車場あり)
午後2時~4時  参加費:お気持ちカンパ 
『いま福島原発で なにが起きているのか
 ・・・そして いま 私たちが石川で できることは』
福島原発の20km圏から金沢に避難していらっしゃる浅田さんご夫妻も参加される予定。

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□■ 絶望を希望に変える 田中優さん緊急講演会! ■□
   ▽  ▼
「福島原発の現状とこれからの自然エネルギーの可能性」

◆◇ 昼の部 ◆◇
4月7日(木)13:30~ ← 申し訳ありません!満席となりました。(4月2日現在)
Kapo(カポ) 兼六駐車場となり山越ビル2F(賢坂辻方面)

■□ 夜の部 ■□
4月7日(木)18:30開場・19:00開始
野々市文化会館フォルテ 小ホール 定 員:300名
参加費:1000円

主 催:田中優さん講演会実行委員会
連絡先:076-240-0413 happykoara3@ybb.ne.jp(小原)
076-246-0617(コミュニティトレード al)

※昼・夜とも、託児ご相談ください(お早めに)
(託児問合せ 076-246-0617 アル )

    ▽  ▼
◇■ 優さん講演会は8日にも □◆
田中優×澤本三十四「いま、伝えなければいけないこと・・」
田中 優
「3.11以降の日本社会をどう変えるか」
    ~被害からの復興を社会のターニングポイントに~

澤本三十四(株式会社 澤本商事取締役社長)
「体をまもる 体をつくる」
    ~これからの安全な食と水~
大門明夫((有)ダイモン・システム)
「被災地からの声」
   ~現地での支援活動を通じて~

4月8日(金)13:00~17:00 (12:30開場)
場所:石川県地場産業振興センター 本館第一研修室
参加費・1000円

お問合わせ
(有)ダイモン・システム(大門み)
076-237-8963
ran-d-system@hotmail.co.jp

※三講演とも、参加費の一部は、東北関東大震災の義援金にさせて
いただきます。
☆田中優さん プロフィール

「未来バンク事業組合」理事長。
地域での脱原発やリサイクルの運動を出発点に、環境、経済、
平和などに取り組むさまざまなNGO活動に関わる。
「日本国際ボランティアセンター」「足温ネット」理事、
「ap bank」監事、「一般社団天然住宅」共同代表も務める。
現在、立教大学大学院、和光大学大学院の 非常勤講師。
著書(共著含む)に『戦争をやめさせ環境破壊をくいとめる新
しい社会のつくり方』、『世界から 貧しさをなくす30の方法』
(以上、合同出版)ほか多数。最新刊は『幸せを届ける
ボランティア 不幸を招くボランティア』(河出書房新社)。

田中優×小林武史  緊急会議 (1)、(2)

10日間で再生回数 15万回突破。の田中優さんの動画

☆澤本三十四さん プロフィール

株式会社 澤本商事取締役社長。
「自然の循環を強力に守る」をモットーに自然要素(土、水、大気)
の浄化の活性に努める。
長年に渡り、汚水問題に取り組み 独自の水処理システムを開発。
牛のし尿処理にて発明大賞、考案功労賞を受賞。
改質水の研究開発に成功するほか、農業や畜産などの技術指導や資材
供給も行っている。

****おしらせここまで。

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