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2011年4月16日 (土)

東京原発

mai works のmai です。
映画「東京原発」見ました。
一言で言うと、今見ずしていつ見るんだ!という作品。

東京都知事が、「東京に原発を誘致する!」と言い出したところから始まる、
ブラックで社会派なコメディなんだけど、
今まさに議論されてることがぎゅっとつまってて、
「原発ってなに?」な人が見るとすごーく勉強になるし、
ある程度知ってる人には、なるほどこんなふうに伝えればいいのかって
参考になる。

勉強になる、だけじゃなくて、きっちりと笑わせるところは笑わせてくれるので、
そんなところがまた、ハードルを下げてくれてて、なおよし。
そっか、原発のこと語るときには、
しかめっつらだけじゃだめなんだなぁ。
「私、興味ないよー」な人に知ってもらうときには、なおのこと。

推進派の人も反対派の人も興味ない人も、ぜひお近くのTSUTAYAへ。

それから、電力会社のCMに出ていて、
震災後の「朝まで生テレビ」でもちょっと言っちゃいけないことを言っちゃってた
勝間和代さんが、
「原発事故に関する宣伝責任へのお詫びと、東京電力及び国への公開提案の開示」
という記事を公開。

彼女は「脱原発!」とは一言も言っていないし、
今回の提言にしても賛否両論あるだろう。
結局推進派じゃんか、という声だって、聞こえてくるかもしれない。

彼女の言っていることは、
おそらくものすごくグレーゾーンの話であって、
思わず「どっちなんだよ!」と言いたくなる。

だけどこれまで、その「どっちなんだよ!」を迫ってきた結果、
「今すぐにどっちとも言えないなぁ」という人は、
意見を言えない雰囲気になってしまったし、
そうして沈黙を守ることが、そのまま推進派を支持するっていう構造になってしまった。

だから私は、彼女のような立場の(経済界にコミットし、信奉者も多い)人が、
少なくともこれまでとは態度を変えて、提言をしたということに対して、
意味があるなぁ、と。

彼女に言われなければ、
電力会社に天下り官僚がいることを知らない人もいたかもしれないし、
規制役のはずの保安院に、実は原発に肯定的な専門家しかいなかったという事実を
知らないままの人もいたかもしれない。

彼女の提言を読んで、どういう意見をもつかはそれぞれの自由であって、
そこからまた新しい議論が生まれるのが健全だよな。
(特にこれまで関心をもってなかった人とか)

そもそも、事故が起こるまで、こういう当たり前のことすら、
知識人や有名人が言及しなかった(しても注目されなかった)空気のほうが、
恐ろしいわけで。
なんて、いろいろと考えさせられました。

それから、城南信用金庫さんが、
「原発に頼らない安心できる社会へ!」という脱原発宣言を出した。
おお。
すごい!

理事長さんが語っています→http://www.youtube.com/watch?v=CeUoVA1Cn-A

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