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2011年4月 5日 (火)

ちきゅうキルト

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直径1メートル50センチのまぁるいキルト「ちきゅう」は、ひろげるとまるで一冊の物語絵本みたいだ。

宇宙空間と、46億年の時と、いのちの流れと、自分の想像力をかけあわせれば、いつまでも読み終わることのない一冊のおおきな絵本だ。

 

縫った人は、金沢の安宅路子さん。キルトが作られたのは1989年、今から22年前のこと。

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路子さんとは原発が縁で出逢った。たしか1988年、チェルノブイリの2年後に。

紅茶の仲間たちといっしょに、原発について学びながらいろんなアクション起こしてた時、キルトでも原発にNOって言えるよ、とお針のとくいな彼女がいいだし、型紙を考案して、100人の仲間たちとまずつくったのが、「かざぐるまフレンドシップキルト」。

一人一人がたて横20センチのちいさなキルトをつくり、その100人分が縫い合わされて一枚のおおきなキルトになり、その中で81個のかざぐるまがまわりながら、原発なしで暮らしたい、というメッセージを発信してた。

「かざぐるま」のキルトはそこからどんどん日本中にひろがって、石川県内はもとより、大津でも広島でも青森でも神奈川でもつくられて、最終的には1万人以上の人たちがこのキルトに参加した。

うつくしい画像で見たい方は、路子さんのHPからどうぞ。

かざぐるまフレンドシップキルト

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みんなで縫うフレンドシップキルトとはことなり、「ちきゅう」は、路子さんが地球に深い想いを寄せて、祈りをこめて、たった一人で縫い上げた作品。

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ちきゅうのキルト

地球の芯にはマグマ。何層にも分かれた輪の一つ一つは、一日の時間であり、巡る季節であり、十二の月であり、草も花も鳥も魚もいて、さらに46億年の生命の歴史を縫いこんだ”いのちの輪”であり。

もっとよく見れば、進化の歴史の最終章、サルからヒトへ、そのヒトが手に道具をもって歩いて行くその先には原子力発電所があり、その周辺だけ、いのちの輪がちぎれていることも読み取れて、この「ちきゅう」が、まぎれもなく、チェルノブイリ後の私たちの星だということに気づかされる。

ひとそれぞれの方法で想いを伝える、ということ。路子さんは、自分のきもち、キルトでなら言える、と針と糸を動かした。

どうやって伝えよう、って真剣に模索すること。今までどおりの生き方でいいのかどうか、って一人一人が考えだすこと、表現すること。どっちが正しいかそうでないか、の論争よりも、ずっとずっとそれが今、大事、と思う。

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路子さんからこのちきゅうキルトをお借りしたので、7日の優さん講演会にみなさんにもみていただけることに。かざぐるまフレンドシップキルトもあわせてかざります。

「ちきゅう」のポスターとその物語、以前つくったのを持って行くつもり。うりあげは、震災の支援金にまわさせていただきます。

4月7日の田中優さんの講演会 
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昼の部は満席になったけど、夜の部@野々市フォルテ7:00〜は大丈夫、ただし先着順で300名。6:30開場。お早めに。

8日は午後1:00〜5:00 12:30開場@石川県地場産業振興センター 本館第一研修室 定員192名。

どちらも参加費は1000円、参加費の一部は、震災の義援金に

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