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2011年5月 8日 (日)

静岡のひと、馬場さん

菅首相が浜岡原発を全部止めるよう中部電力に要請した6日の会見をみて、真っ先に思い浮かんだのは、静岡の馬場さん。

夫さんの転勤で石川にいる間に、と電車のりついで紅茶にきてくれたのは、2月のこと。
紅茶のブログにも、ちっちゃなからだで、あいかわらず研究熱心の熱いハートと、行動力のひと、と書いたけど、その彼女は、浜岡原発をとめる裁判の、事務局長でもあるのです。

菅さんへのメールより先に、馬場さんにまずメール。きっと全国から連絡が入ってるだろうから、お返事お気遣いなく、って書いたのだけど、あとからうれしいメールが届いた。ちょうど、川越のジュンコさんも同じころメール出してたらしく、私たち二人にあてて。

やっぱり、会見時間の7時になったら携帯電話はなりっぱなしだったそうだ。

原発にむきあって、23年。「でもまだようやく一歩です」の言葉が、馬場さんらしい。

たしかに、使用済み核燃料が運び出されなければ、本当の安心にはならないし、もっと問題なのが、その持って行き先が、日本のどこにもない、ということ。そして、それはどの原発でも抱えてる、おなじ問題。その問題をもっともっとみなで共有しないと。

4月の川越紅茶でも、とにもかくにも浜岡は真っ先にとめないとね、と言う話を、ジュンコさんや、もと東海村に住んでたYさんたちともしてたばかりだったから、余計にうれしい。

だれかが言い出さなきゃ、もうどうにも止めようのない原発。誰も言い出せなかった、言ってもつぶされてた原発。

馬場さんが仲間たちとひらいてるプラムフィールドのHPはこちら

すこやかな命と暮らしを実現するスペース“プラムフィールド”
http://www.geocities.jp/plumfield995/

 
2010年4月 “キッチンの窓から”ブログ・オープン 
  http://miraitukuri.blog2.fc2.com/

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スズキの会長兼社長は7日、報道陣の取材に応じ、「(東日本大震災後の)福島第一原発の状況を見れば、浜岡原発が受ける被害はもっと大きくなるだろう。国の最高決定権者として正しかった」と、菅さんの要請に一定の評価を示した、と読売新聞が報道してた。

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今日は21美さんに納品に行ったあと、香林坊シネモンドに「ミツバチの羽音と地球の回転」を見に。去年夏の、ぶんぶん石川実行委員会で試写を見た時とあわせてこれで3回目だけど、毎回、あたらしい発見のある映画。まだのかたぜひぜひ!

今回のあらためての発見は、祝島のひとたちの言葉の重み、哲学のような深さ。しゃべってる人にしたら何気ない、あたりまえの一言一言なのだろうけど、胸に直球で入ってくる。

「米も、よく私たちのためにがんばってくれたわ。一生懸命植えたんだから応えてあげましょういうて、応えてくれたんじゃろうね」

びわもひじきも豚も鯛も、あ〜〜〜、みんな一緒に生きてる海だな、島だな。それが、原発震災のあとにはいっそう実感できる。

そして、スェーデンの人たちの率直な言葉にもがつんと来る。

「日本にも環境にいい電気はあるだろ?そういう電気を選べばいい」
選べません。
「できないはずがない、電力の自由化がされてないの?たった一つの電力会社からしか買えないの?」

汚い電気(ugly power って言ってた)と緑の電気。こんな言葉が当たり前になってる国、をほんとにほんとに目指したい!

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