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2011年8月 9日 (火)

7月のわたぼうしとちいさいおうち

8月1日に東京からもどって、今日の9日まで、あっ!という間だった。
よそからみると、ドトーのような日々だけれど、こころはうれしいやら、感謝するやら、ときめくやら、、、。

やっと今日、月光荘さんあて、「つながる3人展」のためのキルトや本たち、あわせて8個口の宅急便を出し終えて、今、蝉しぐれを聴きながらほっとしてるところ。

(このBGMがどうにも苦手のひともいるの知ってるけど、田舎暮らしになれた身には、もしこのしぐれが降らなくて“沈黙の夏”になったとしたら、そっちのほうがこわい。蝉のいのちが降るようにたてている音だと思うので)

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7月30日のわたぼうしさん@川崎への出前、
7月31日のちいさいおうち紅茶@川口への出前。

どちらの場も、集まってくださった方たちの、真剣に聴く耳のしずけさ――「きもち」の本の中表紙によく書く、「聴くことの、静かなちから」という言葉に抱きとられるような感覚――を味わいながら、いのちの未来と原発のこと、じっくり語らせてもらった。

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川崎では、私の横にすわったわたぼうし仲間のおひとりが、私の語ってた2時間中ず〜〜〜〜っと、うちわをあおいで、私に手づくりの風を届け続けてくれてた。
まさしく“原発的”じゃない風。

この日のsharingは、感じたことを、漢字ひと文字で。110708_
「誠」「芯」「望」「転」 
えらべるんだ!の「選」
こころをカラに、と、空はつながってる、の「空」
すがすがしいの「清」
ほんとのことの「真」
「種」etc.

この日の私のひと文字も、やはり「種」だった。
わたぼうしさんも、そういえば、種の存在。
種はたくさんまかないと根付かないもんね。
「いのちの未来と原発と」のリーフレットつくったこと、あれもまた、種の一種だったな、って、この日あらためて思った。

夜の交流会には、クッキングハウスのお仕事を終えた松浦さんが合流。
7月半ばにわが家でともの時間のSSTスペシャルをしていただいて以来。
4月のクッキングハウスでのお話させてもらった「いのみら通信の由来」が、はじめの種まき、それが関西に飛び、今回の関東にも飛んだんだ。

クッキングハウスはいよいよ9月9日に、調布で「ミツバチの羽音と地球の回転」の上映会と、鎌仲監督の講演会をひらく。またいっぱい、種がひろがってゆく。
私も応援にかけつけるつもりです。

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毎年よんでいただいてる川口のちいさいおうち紅茶。
きのうの場を主催したまきこさんが、この日はゆったり聴くために、とまたまた参加してくれた。

いつも祈りを感じるちいさいおうちのお部屋にかけられた、路子さんの「ちきゅう」キルトは、まさしく曼荼羅。

すべてのいのちがつながってること、地球は宇宙のなかの星なのだということ。
本当に言葉で語れないことを、とてもいいあらわせないことを、こんなにも深く、豊かに、人に伝えてくれている。

30年前、金沢に住んでたちいさいおうちの美知子さんと、チェルノブイリ後に紅茶を知ったキルトの路子さんとは、金沢で出逢う機会はなかったと思う。
だけど今こうして、キルトを通して確かに出逢って、路子さんの言葉を聴いているのだなあ。

参加してた方たちのひとこと感想のなかで、なつみちゃんがもらした、「すごく寂しかった」という言葉がこころの奥に響いた。
彼女は、4月にもクッキングハウスで、生まれて3ヶ月ぐらいの龍ちゃんを抱きながら私の話を聴いてくれている。

なつみちゃん、自身のブログに、こんな風にそのことを書いていた。
      ↓

「原発震災からの四カ月 ものすごく寂しかった」こと。

原発のことを学ぶにつれて

この青くて美しい地球にみんなで暮らしていると

思っていない人間が作り上げたものに

たくさんたくさんの命が既に失われてきていて

取り返しがつかない穢れを負った水空気大地が

ひろがっていること。

わたしはそんな今 

乳児をここで抱いていることが

たまらなくさみしい

そして きっとウランを掘ったり

原発の中で今もなお作業しながら

放射能を浴び続けている みんなも

同質のさみしさを抱いているだろうこと。


原発のことを話すとき

新たなエネルギー対策とか 政治のありかたとか

そんな話題がないと 話し出すことができなかったのだけど

「あああううう (⌒-⌒)」と うなっている龍平を抱きながら

話終えて

思っていたよりずっと 自分の中に

深くてやさしい愛情が ねむっていることに

気がつきました。


ねむらせてないで 起こしたい・・・・

日曜日から なんとかしてその可能性をさぐっている

気持ちが蠢いています。

              ********


若いひとの感じるちから、表現し、発信してゆくちからは、私の希望。
なつみちゃん、また書いてね!

川崎、川口とも、夏風邪ひいてて、またまた声がでなくて、みなさまにはご心配かけてごめんなさい。
「つながる3人展」の準備に汗かいてるうちに、風邪は退散した模様です。








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