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2011年11月30日 (水)

場の持つ力・新装改訂版

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場の持つ力・新装改訂版
(大切なこと早見表付き)

著:中西万依
装丁:mai works
2011年11月発行
A5
76ページ
¥500(税込)

ご注文はこちら→

こんにちは。mai worksの maiです。

冊子づくりのことなんて、右も左もわからないまま始めたmai works。
その第1作目は、社会学部の卒業論文をまとめた
『場の持つ力』という名前の冊子でした。


生後9ヶ月の頃から、オープンハウス「紅茶の時間」という場で育った私には、
ある時は交差点のように、またある時は受け皿のように、
人と人が出逢い、交わり、ゆるやかに変わってゆく――
この「場」って、いったいなんなんだろう、
そして、「場」それ自体もまた変わってゆくのは、
一体どういうことなんだろう。
そこには、一対一で誰かと向き合うのとは違う、
不思議な力があるように思えてなりませんでした。


長年抱き続けてきたこんな素朴な疑問を、なんとか解き明かしてみたいと、
「セルフヘルプ・グループ/自助グループ」(*1)を切り口にして、
“「紅茶の時間」を社会学する”(*2)ことを試みたのが、この作品です。


*1 セルフヘルプ・グループ
・・・なんらかの困難や問題、悩みを抱えた人が

同様な問題を抱えている個人や家族と共に当事者同士の自発的なつながりで結びついた集団

*2 社会学
・・・社会現象の実態や、現象の起こる原因に関するメカニズム(因果関係)を解明するための学問



と言っても、ひさしぶりに読み返してみると、
主観も感情も入りまくり、で、
とてもじゃないけど「社会学の論文」なんて言えない!
でもそのおかげか、社会学ってなに?場ってなに?な方にとっても、
どんどんと読み進めてゆくうち、
その方の日常とどこかでリンクしてくれるんじゃないかな、
なんて嬉しい誤算もあり、です。


元々が論文なので、文体はいつもと違って超まじめ!
でも、案内役のマチルダとコトリがところどころに登場して
ナビゲートしてくれますので、どうぞどうぞご安心を。


初代『場の持つ力』をつくった2006年当時は、パソコンもほとんど触れなかったので
提出した論文を縮小コピーし、
さらにそこに手書きのコメントや解説を書き込んだものを版下にして、
自分で印刷・製本までしたものだから、
文字はつぶれて読めないうえに、ホチキスは途中でとれてくる!


その後、「いのみら通信」でお世話になっている谷印刷さんにお願いして、
きちんとした冊子をつくってもらいましたが、
そちらも有り難いことに完売してひさしく。
この度、装丁と編集、それから第4章に大幅な加筆・修正をして、再登場です。


人があつまる「場」を作っている人も、そうでない人も、
(と言っても、家族や学校、勤め先、友達関係...実は、みんなみんな「場」をつくってるひとり!)
「場の持つ力」の謎解き、一緒にできたら嬉しいなぁ、と思います。

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...もくじ...

はじめにのはじめに

はじめに

序章 研究を始めるにあたって

第1章 セルフヘルプ・グループとは
    セルフヘルプ・グループを扱うことの意味
    セルフヘルプ・グループとは

第2章 セルフヘルプ・グループの持つ力
    セルフヘルプ・グループのグループプロセス1:分かち合い
    セルフヘルプ・グループのグループプロセス2:エンパワメント
    セルフヘルプ・グループの持つ力

第3章 セルフヘルプ・グループへの理解を深める新たな視点
    “カルト”との比較から見るセルフヘルプ・グループ
    自立分散システムの応用から見るセルフヘルプ・グループ

第4章 「セルフヘルプ・グループの持つ力」から「場の持つ力」へ
    セルフヘルプ・グループとアメリカ社会
    「セルフヘルプ・グループ」の持つ力」から「場の持つ力」へ

終章 「場の持つ力」から社会へ

おわりに

おわりにのおわりに

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2011年11月23日 (水)

祭日の紅茶

河野太郎さんの講演会は、とっても熱い、濃い時間だった。
たっくさんのかたが、続々と。600人ほどの参加者。

いろ〜〜〜〜んな年齢、立場、のかたが聴きに来てくださったのが、大きいこと。原子力やエネルギーの問題は、いつも言ってることだけど、決して、一部の人たちだけが考えればいい問題じゃないから。

10月にお会いした越前の方たちも、遠くから何人もで。

河野さんが議員になってほどなく、核燃料サイクルが、どうにもこうにもつじつまがあわないものだ、と学んで知ったことが、原子力に対して疑問をもちはじめたきっかけだったそうだ。

まっすぐに、自分の信念をいう河野さん。3・11前はひとりで原子力に反対していた自民党内部で、今は50人ほどの脱原発の仲間がいるという。

河野さんは、地元選出の議員さんの事務所にでかけていって、自分の意見をもっともっとじかに伝えて、と何度も言ってらした。

                           ****

20111122_2 会場入り口近く、おおきなパネルに展示された「ちきゅう」と、「かざぐるまフレンドシップキルト」。その間にかざられているのは、この夜のパネラーのひとりでもあった、田鶴浜の志田ひろさんの染め額。こんなコラボレーションもはじめてのこと。

                   *******

今日23日は、祭日紅茶ならではの顔ぶれ。寝屋川から、高槻から。金沢からもはじめての方たちが何人も。

でも、どのはじめての方も、どうして今日ここに、と出逢いのすごろくをさかのぼり、たどってみると、どれもこれも、誰かしらが間に介在してて、誰かしらが声をかけ、または種をまき、それを受け止め、育ててくれたひとがいて。

そんなつながりの不思議に、私はいつもうなってしまう。今日の紅茶は、その意味でも、何度も何度もうなっちゃいました。

           ****

では、今から東京にいってきます。昨日、会場で買ったばかりの、河野さんの本「原発と日本はこうなる」をバッグに入れて。

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2011年11月22日 (火)

東京へ

111120__3  ←11月20日の午後、津幡に向かうバイパスを走りながら、曇り空にかかった、二重の虹を見た。

副虹ともいうそうな。福の虹、と思いたい。
30分ぐらいはこんな感じに見えていた。夫婦で見れたのがよかったな。

            *****

23日は祭日だけど、紅茶はふつうに1:00〜6:00  open。

111116__3

こんな日は、平日では来れないひとがみえることがよくある。4人ではじめて行きます、というご連絡もあった。
先日、大阪から行きます、ってお電話くださった、若いひと。
紅茶はただなんだけど、交通費がえらい高くついてスンマセン。

               ****
同じ23日の夜行で、東京へ。

24日、北区へ出前。
区報で偶然見つけました!という方が申し込んでくださってた。なんと、6年前に池袋のオーガニック居酒屋さんの「たまにはtsukiでも眺めましょ」で、話を聴いてくれたひとだという。

25日の朝は、浦和の「たねの家保育園」へ。
「いのちの未来とー」のリーフレットと、「まわれ、かざぐるま」を読んでくださった園長先生。
かざぐるまキルトの型紙を送ってくださいね、というお話だったのが、「いのちの未来とー」で、ちきゅうキルトの写真を見た園のお母さんたちが、せっかくならちきゅうを縫いましょう!となったらしい。
そのちきゅうキルトは、釜石の保育園に贈られるのだそうだ。
なんだかとってもふしぎな保育園みたい。園長先生にも、お母さんたちに逢えるのも、すごく楽しみ。

午後は、川越紅茶で、こじんまりとコミュニケーションワークショップ。

27日の朝、金沢にもどります。
その夜はかほく高松の浄専寺さんへ、7:30〜 お話の出前。

というわけで、23日の夜から数日間はメールのお返事ができないこと、お伝えしておきますね。

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2011年11月21日 (月)

「いのちの未来と原発と」増刷できました。

111120_ 3ヶ月に一度出す宿題の〆切が近づくと、毎回、頭んなか嵐のたつまき状態。書き終わると、ふう〜〜〜〜っと大きな安堵。
いつもぎりぎりに出すのが、今回はちょっと早めに出せて、余計ひと安心。なんせ〆切の日にはもう東京に行ってるので。

5月に書いたその宿題の中味が、リーフレット「いのちの未来と原発と」のもとになった文章でした。

ほんとは11月初旬に刷りあがっていたのだけど、お知らせする間がなくて今になり。リーフレット、増刷できました。(お値段変わらず、250円)

前にこのきもちブログに、そろそろ在庫が残り少なに、って書いたので、まだかなまだかな、と首長くして待ってくださってた方がいらして、お問い合わせいただき、あっ、申し訳ない、できてまーす!とあわててお送りした次第。

1冊1冊、折りたたんだ路子さんの「ちきゅう」キルトの写真を、中のページに貼っています。「ちきゅう」のものがたりを綴った文章つき。

              ****

いよいよ明日22日、
河野太郎さんと語る「日本とエネルギーの未来」
@金沢市文化ホール
6:30開場 7:00〜9:30 参加費 500円

河野さんの講演のあと、パネルディスカッションがあります。

パネラーは、河野さんと、
*浅田正文さん(6月の東京電力株主総会で、脱原発を求める株主代表で議案を読
  み上げた方 福島から、今は金沢にお住まい)
*原田幸子さん(元福島テレビのアナウンサーさん 金沢在住)
*志田弘子さん(能登は田鶴浜に暮らす、友禅作家さん)

★参加希望の方は、ご予約ください。(要予約です) 
 メールにて kanazawataro1122@gmail.com
 電話にて   (076)234-5556    (喫茶メロメロポッチ内)

                    *****

会場の文化ホールの入り口近くに、路子さんの「ちきゅう」と、金沢で縫った一枚目の「かざぐるまフレンドシップキルト」もかざられて、お見えになるみなさんをお迎えします。
どちらも、いまから22年も前に縫われたキルト、ぜひ見てくださいね!安宅お父さんがかざりつけをしてくださいます。

私は実行委員会には入っていませんが、急きょ、会場本屋さんのお手伝いすることになりました。
河野さんも共著の本、『「原子力ムラ」を超えて――ポスト福島のエネルギー政策」は、私も買いたいと思ってた一冊。

パネラーの一人のひろさんは、20数年前に原発がご縁で能登で出逢い、今は大切な紅茶仲間のひとり。
この夏にひろさんが出した友禅染めの絵ことば「きっと、きっと」も会場本屋さんにならびます。

「きっと、きっと」は、祈りの詩のような、絵本のような、それはやさしくて美しい本。
何年間もの間の、ひろさんの友禅の作品がカラーページで。
放射能にまみれた大地ではなく、うつくしいいのちのきらめき、自然からの贈りものをこそ、子どもたちに手渡したい、というお母さんの願いがこもった本です。

キルトが会場にかざられることもあり、「いのちと未来のー」のリーフレットも、その本屋さんに。

                  ****

では、明日の文化ホールがどうぞ満員になりますように!会場でお待ちしています。

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2011年11月20日 (日)

大切なひとに贈る年賀状2012

3.11の後、はじめて迎えるお正月。
毎年当たり前のように出してきた年賀状や、「あけましておめでとう」の言葉が、
今回はきっと誰にとっても、これまでとは違う意味をもつのだろうな。

だからこそ

「365日ぶりに“HAPPY NEW YEAR”
 伝えられることが ほんとにほんとにうれしいのです」

2012card

家族や友人――大切な人に贈る年賀状です。

青い鳥にちょうちょ、
「福」の焼き印入りミニだるまに、姫だるま、
パステルカラーの小梅たち……
白い賀状にちりばめたのは、
mai works の生まれ故郷、石川県のおいしい和菓子と郷土玩具。

石川にいる時には全然気がつかなったけど、
その地を離れてはじめて、ここには可愛いものやすてきなものが
実はたくさんあったことを発見しました。
きっとそういうことって、いっぱいあるんだよね。

石川県にゆかりのあるあなたにも、ゆかりのないあなたにも。
365日ぶりのごあいさつを運ぶ
お手伝いをさせてもらえたら、何よりです。

販売元:アクセス金沢
デザイン:mai works
1枚¥140(お年玉年賀切手付き)

ご注文はmai works WEBSHOPまで→

* 昨年に引き続き、アクセス金沢さんの企画に参加させていただいて製作しました。

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「贈りものの言葉」のあるところの続き

薪ストーブに火が入るのと同時に、それまで薪ボックスの上にならべていた紅茶本屋が、南側の窓辺へと移動する。わが家ならではの、季節のころも(?)替え。

ちまちまとつくり続けて来たmai works作品もいつの間にだいぶふえて。111116_with
これまでのに加えて、「贈りものの言葉」や、同じ紙でつくったちいさなノートの「一筆メモ帖」、歌詞ページのイラストでつくった「贈りものの言葉便せん」など。
金沢のお菓子をちりばめた、「大切なひとに贈る」2012年の年賀状も一緒に並んでいます。

             ***

県内で「贈りものの言葉」をおいてくださっているお店も、おかげさまですこしずつふえました。ここにあらためて記して、ありがとうございます!とお礼を言わせてくださいね。

この中にもしお近くのお店があったら、お店も、ちょっとのぞいてみてくださるとうれしいです。
本屋さんよりも、カフェだったり、雑貨屋さんだったり、お食事できるとこだったり、ふしぎな場所だったり、ってとこが多いので、そのお店お店での時間も楽しんでいただけたらな、と思うので。

Cony's Eyeさん  すてきな雑貨がいつもいっぱい、目移りして困ります
 金沢市武蔵町4-2  076-204-8431
 11:00~18:00  月・火曜定休日
もく遊りん・木工房SHOPさん お隣のレストランで、ピザがおいしい!
 白山市八幡町リ1-6  076-273-9500
 10:00-19:00(SHOP)  火曜定休
カフェ&ギャラリー musee(ミュゼ)さん 21世紀美術館近く。いつでもすてきな展示してます
 金沢市柿木畠3-1 2F  076-263-1187
 12:00-19:00  月・火曜定休
雑穀玄米ごはん てんてんさん ゆったり畳でに椅子席でも。からだにもやさしいご飯です
 金沢市松村7-87  076-268-0775
 11:30-20:30(L.O 20:00)  満月と新月の日から3日間定休
鳥居醤油店さん 古い紅茶仲間でもある、おかみさんに会ってね。だしつゆ、家でいつも使ってます
 七尾市一本杉通り 0767-52-0368 FAX (0767)52-0406
福音館書店さん 娘が小さい頃からよく通った、大和アトリオ近くの絵本専門店
 金沢市片町1丁目1-33  076-231-5088
 11:00-17:00  水曜定休
コミュニティ・トレードal(アル)さん フェアトレードショップ、お洋服もデリカフェもあり。
 石川郡野々市町本町2-1-24  076-246-0617
 月曜定休 10:00-19:00
石鹸と絵本のお店 宇吉堂さん こっぽりと、おうち本屋さん、いいチョイスの本たち。
 金沢市泉野出町3丁目16-25  076-241-9818
 11:00-18:00  月曜定休
こどもの本の専門店 チルクリさん 娘の大好きな絵本やさん お店中に絵本がぎっしり!!
 石川県金沢市泉野町5-3-3  076-247-4473
ブックショップ・リードさん ちいさな町かどの本屋さん、学校をよくまわっておられます
 金沢市大額2-67   076-296-0230
 10:00-22:00(日曜は8時まで) 定休日なし(お正月は除く)
新月いわし洞さん 珠洲のともだち。本も古書も大好きなひと
 newmoon★iwashido.com (★を@に変えてください)
 090-6277-7214  0768-82-2703(FAX)
新月いわし洞さんつながりの「Caroline's  ENGLISH  CAFE」(珠洲市飯田町)に
置かせていただいています。 上記のご連絡先は新月いわし洞さんまで。

そしてつい先日、出前紅茶にうかがったパン屋さんにも。「いのちの未来と原発と」もここに。
パン工房 breadさん  黒豆パンも石窯で焼くパンもおいしく。カフェで食べられます
 高岡市西田698番地  0766-44-5550
 10:00-20:00  木曜・第1水曜定休

              *****

20111121_2 ← この花は、11月初めに住吉神社でひらかれた路子さん展にお持ちした、ちいさな野の花かご。つくってくださったのは、駅から県庁に向かう8号線に近い、大好きなお花屋のセレソさん。

セレソさんは、いのみら通信もずっと読んでいて、いつもさりげなく応援してくださってる。

私がその通信を毎号、りさいくる封筒でお届けするものだから、「ひょっとしてこういうものも、よかったら使っていただけますか」と、お店から出す月ごとのきれいな花の写真ハガキのお古を、ある時からどっさりプレゼントしてくださるようになった。
大助かり、一枚残らずミニカードに仕立てて、reuseさせてもらっています。

今回、路子さんのお花を頼みに行った時から、お店に「ほめ言葉のシャワー」を置いてくださることになったので、そのお知らせもあわせてここに。

 石川県金沢市駅西新町3丁目9-24
 076-221-8783
 10:00-19:00
 木曜定休





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2011年11月19日 (土)

19回目の、賢治さん紅茶

111121_ 姉の百合も満開で、みなさんをお迎えした賢治さん紅茶。

いつも何人みえるかわからないままはじまるけど、今年は、加賀から、かほくから、いつもはお仕事でこれないひとが能美から、遠く能登から。そして、五郎さん、路子さんおつれあいの安宅おとうさん、それにまあさん。

男のひとの声が3人まじっての、今年の童話に律子さんが選んだのは、「いちょうの実」。
いつものようにその場で配役を即、決めて、全員でひとつの物語を声にだして読む。今回のナレーター役は、このところよく紅茶にくる10代の女の子が名乗り出て、それも新鮮でした。

律子さんの朗読は、「ざしき童子」と「どんぐりと山猫」。どちらも、路子さんがお人形をつくっている作品。111116__2
路子さんから律子さんに贈られたざしきぼっこもこの日、いっしょに参加しました。ちんとおすわりして聴いてます。

               ****

これで、年に3回の律子さん紅茶がおわって、互いに、無事に全部できてよかったね、と言いあう。今年はとりわけ、その想いがいっそう強い。

律子さん、楽しみに来てくださる方たち、ことしもほんとにありがとう。

この日はまた、この冬にむかって初の、薪ストーブに火が入った日でもあり。
いつもより遅めの火入れ。そうは寒くない日で、焚かずに過ごせたかもだけど、みなさんの集まる日にストーブ焚いたというのが、またうれしい記憶に残って行く。

けんじさん紅茶がおわるとじきに、紅茶の時間の誕生日。今月の24日で、満28年になります。

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2011年11月16日 (水)

Breadさんでの、なが〜〜い出前紅茶

今回の出前紅茶で、何年かぶりにお訪ねするパンのBreadさん。

住所は高岡市なのに、近づくと氷見市になり、おっとっと、だいじょぶかいな、と不安になったとたん、見覚えのあるログハウスふうのお店が目に飛び込んで来て、いきなり高岡市に。ブレッドさんは、県境いならぬ、市境いにあるパン屋さんなのだった。

111115_ お店の前のいろいろなツタのみどりや花たちも以前と同じ雰囲気。おとなりのご自宅にはサザンカの花がいっぱい。

木のドアをあけると、向かって左手がパンやさん、右手はゆったりとしたカフェになっていて、大きなテーブルがいくつも。窓からは竹やぶがみえる。そういえば、このあたりはおいしい竹の子の産地でした。

お店で買ったばかりのパンをあたためてもらって、コーヒーや紅茶をたのんで、テーブルにすわってのんびりとランチもできる。たいていなにかの展示もしていて、目にも楽しい、すてきなカフェギャラリー・パン屋さん。

私は、黒豆いっぱいのパンとよもぎパンと有機のコーヒーで、出前まえのランチを、今日の参加者でもあるお客様と一緒に。

              *****

集まった20人ほどの半数以上が初めてお会いする方たちだったので、お一人一人お名前をききながら、今日はどんなことを聴きたくて/期待して、いらしたのかを確認する。
案の定、いらっしゃいました。紅茶のいれかたを教えてもらえるのかと思ってこられた方も、奥様のアッシーくんで何も知らずに見えた方も。(もちろん、それで何の問題もないのですが)

みなさんから、ほめ言葉のシャワーとか、コミュニケーション、原発、といった言葉がでてきたので、では、それらを織り込んだプログラムで、私にとってもまれな、4時間枠の出前紅茶のはじまりはじまり。

紅茶の話や「聴く」のワークショップ、お茶とパンつきの休憩をはさんで、コミュニケーションの練習のこと、ほめる、や、ほめ言葉のシャワーという言葉の、私なりの意味、doやbeの話、原発の話、路子さんの考案した「かざぐるまフレンドシップキルト」、そして「ちきゅう」。

原発やキルトのお話はおしまいごろだったので、ブレッドさんの一番大きなテーブルの上にひろげて、みなさんにまぢかに見ていただいた。かざぐるまやちきゅうのキルトがテーブルセンターになった、というのも初の事かも。

おしまいは、やっぱりほめ言葉のリレー。そして、♪贈りものの言葉、の歌。
最初から最後までおつきあいくださった方には、ほんとにおつかれさま&ありがとう。
そして、長丁場の紅茶の場をつくってくださった、ブレッドさん、ありがとう。

                  ****

パン屋さん営業中の出前紅茶って、いったいどうなるんだろうと思ったけど、ブレッドさん夫婦が、なんの心配もしてないお顔なので、きっと大丈夫なんだろう、と思ったら、はい、大丈夫でした。

おいしいパンの匂いに包まれながら、途中何度か、パンを買いにみえるお客さんもいらして、でも紅茶の空気はそのまま自然に続いていて、気にもならず。ブレッドさんのレジに背をむける角度で話してる私の話を、ブレッドさんはパン屋さんをしながら、参加してくれていて。

そのこと自体が、オープンで、生活感のある、とてもいごこちのいい空間でした。

終わってからは紅茶本屋がにぎわって。私はお昼にたべた黒豆パンをお土産にしよう、と狙っていたけど、本を買われた方は次つぎにパンをたくさん買っていって、本屋をたたんだころにはもう、お目当てのパンは完売してた、、、。

参加費500円で、お茶とパン付き、って、それじゃブレッドさんが赤字じゃないの、と案じたのだけど、それが、ブレッドさん流、なのだそうだ。ライブをするときも、何か企画するときも、いつもこのやり方なので、と。

「うちはパン屋ですから。そして、イベントとかすると、お客様がパンを買っていってくださいますから」
と当たり前の顔でいうブレッド・パパさん。う〜ん。かっこいい!

                  ******

ブレッドさんでは、mai worksの本たちも置いてくださることになり。

「ほめ言葉のシャワー」と「贈りものの言葉」と「まぁるいレシピ」、そして「いのちの未来と原発と」のリーフレットも。

20年近く前の、いのみら通信の定期購読からはじまったご縁が、こんなふうにつながっていくことがほんとにうれしい。私の富山のともだちの中にも、ブレッドさんのファンが多かったと知ったこともうれしかった。

私もまた、買いそこねた黒豆パンや、そのほかのパンたち――ジャガイモパン、人参パン、タマネギパン、フランスあんぱん、などなど(パンの種類がいっぱいあるのです)、買いに出かけようっと。たぶん家からは車で45分ほどかと。

ブレッドさんのHPは→ http://www.b-koko.com/uhp/index.php?OWN=1104
高岡市西田(さいだ)698番地   tel:0766-44-5550  fax:0766-44-5550   
 
AM10:00 - PM 8:00  ■ 定休日 毎週木曜日、第1水曜日

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2011年11月14日 (月)

キジの歩くお庭

こんなに近いのになかなか来れないのがもどかしい、紅茶なきもちのこのページ。Photo_3
そんなにいそがしくしてるつもりもないのだけど、前より、することひとつひとつにきっと時間がかかってるんだろうな。そして自分のすべきことも、たぶん前よりふえてるんだろうな。

            ****

おとといは富山のある学校の同窓会に、お話の出前。そこに、びっくりするようなかたが、聴きにいらしてくださった。
原始林窯のこりんちゃんが、ものすっごくお世話になったお医者様と、その奥様。

以前からおたよりの行ったり来たりはあったものの、こんなふうにして初出逢いがかなうとは。

帰りにはなんとお宅にまで。
森のようなお庭では、キジさんがとことこ歩いて、木の実を食べているのがまぢかに見える。

お二人の感性ゆたかなお話に聴き入っているうち、最初はおっかなそうに見えた先生が、とっても少年にみえてきて、奥様もとっても少女にみえてきて、ああ、この組みあわせの妙。このお二人だからこそ、長いみちのり、一緒に歩いて来られたんだなあ。

お世辞なんかだいきらいそうなこの先生のこと、原始林のげんさんこりんちゃんが大好きなわけもじんじんわかってきて、ほんとにうれしい夜でした。

                     ****

明日は高岡のパン屋さん、Breadさんに紅茶の出前。
1時から5時までの長い出前はめずらしいので、行ってから、どんな時間にしたらいいのか、いらした方たちにお尋ねしてからはじめよう。

             **

あさって16日は、紅茶で2時から、細川律子さんと一緒に、宮澤賢治の時間です。
19回目の今年もいつもどおり、ご予約もなにもいりません、どうぞどなたでも。
参加費は、300円。

姉が亡くなって10年。ゆりよさん、なので今年も白い百合をかざっています。賢治さん紅茶の日は毎年、姉のいのちの日と近いので、いつも百合の花が、ともに。111115_

10年前の賢治さんの日が、姉の逝った日でした。
律子さんや紅茶仲間たちが、そうとは知らぬまま、私の代わりにその日の紅茶を開けてくれていました。

                        *******
                                          *******   ******          

22日のこと、前にもお知らせ書いたけど、もう一度。

来週火曜日、22日は、自民党の中にいて、ずっと前から原発にもの申してきた河野太郎さんが金沢にお話にみえます。
こんな機会、めったにありません、どうぞどうぞお知り合いにも声をかけて、ご参加くださいな!
会場の文化ホールのいりぐちでは、路子さんの「ちきゅう」キルトと、一枚目のかざぐるまフレンドシップキルトが、みなさまをお迎えします。

    ****** この講演会を主催する実行委員会からのメールです ****
                                       ↓

       原子力政策に風穴を開けるべく奮闘中の衆議院議員

      ■ 河野太郎さんと語る、日本とエネルギーの未来 ■

         11/22(金)19:00~ 金沢市文化ホール
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この企画は、私たちの仲間である「ひとりの主婦」が思い切って送った一通のメールから始まりました。

私たちは、3月11日の東日本大震災、大津波、そして福島の原発事故を受けて今、現実から目をそらさずしっかりと自分たちの国のエネルギーと未来について考えなくてはならないと痛感しています。
そんな時、日本のエネルギー政策についてわかりやすく活発に発言されている河野太郎衆議院議員のことを知りました。ぜひお話をお聴きしたいと思いました。しかしながら国会議員さんはお忙しいから無理だろう、、、と期待せずにお願いのメールを出しました。

そうしたら、なんと、、、河野太郎さん!快諾してくださいました!

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■日時  2011年11月22日(火)
     19:00~21:30  (開場18:30)
■場所     金沢市文化ホール(金沢市高岡町15番1号)
■参加費 500円
■主催  河野太郎さん金沢講演会実行委員会
■問合せ     (076)234-5556 メロメロポッチ    kanazawataro1122@gmail.com
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★参加希望の方は、ご予約ください。

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2011年11月 4日 (金)

住吉神社の路子さん展

11 きのう3日からはじまっている路子さんの作品展@金沢内川地区住吉の住吉神社。
竹やぶの道を縫って、それから山道にはいって、この先どんどんいっていいのかな、と、初めての人なら心配になりそうなちいさな集落の奥に、住吉神社のお堂がある。

路子さんの夫さんが心こめてかざりつけをしたちいさなお堂のなかで、路子さんworldが豊かにひろがっていた。

よだかの星も、ちきゅうも、かざぐるまフレンドシップキルトも、山猫も、おさまるべき居場所にちゃんとおさまって。

            ****

Photo_4

山猫のお人形のまえに、どんぐりがいっぱいはいってるおちゃわんがあって、一目見て、あ、原始林窯のおちゃわんだ、ってわかった。

安宅さんに、どうしてこれが原始林さんのだってわかったの?と聞いたら、何も知らずに、でもこれが一番、どんぐりにあいそうだ、って選んだのだという。Photo_2

原始林窯展@はじめての、つまり10年ぐらい前の紅茶ギャラリーで、路子さんが買ったお茶碗。それが、路子さん展のどんぐりの器になるなんて。すっごくふしぎで、すごくうれしい。

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お堂のなかで、路子さんつながり、紅茶つながりのひとと、きのうと今日だけでいったい何人、あえたろう!律子さん、七尾の鳥居さん、小松のキルトの佐代子さん、モリマリちゃん、まだまだいっぱい。

今日の北陸中日新聞に、路子さんとかざぐるまフレンドシップキルトのことが大きく載ったので、それを見ていらしたかたたちも。

Photo_3 そして、熱心に、一枚一枚のキルトに縫い込まれたメッセージを読んでくださっている。

ちきゅうが絆創膏してるのが、路子さん作のキルト。
その斜め左下が、私が生まれて初めてしたパッチワークキルト。
路子さんの左横は、志賀町赤住(原発のすぐそば)の橋のじいちゃん、ばあちゃん。
風、という大きな文字は、「ちきゅう」の写真をとってくれた岡本くん作。

22年も前に、このキルトの型紙を考案した路子さん。型紙をいのみら通信の付録につけて、かざぐるまのキルトの輪がどんどんひろがっていったんだったね。

お堂のなかで、タイムスリップしてた私。
このキルトのメッセージは、今もちっとも古くない、いや、今こそ、いっそうリアル。

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住吉神社のお堂にいったら、安宅秀夫さんの書かれた「路子のbe」という文章(よだかの星とどんぐりと山猫の作品に添えられているA1の大きさのパネル)をぜひぜひ、ゆっくりと読んでくださいね。(「路子さんのdo」という私の文章はあとでもいいので)

路子さんのbeとdoがならんで、それもまた、一対の、まんだらのようです。
ひとりの人の中の、beの部分、doの部分。その融合で、そのひと、になるんだ。

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路子さん展は6日まで。10:00〜4:00 最終日の6日は3:00まで。

 

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