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2012年1月22日 (日)

ミチコさんの想いが、引き継がれていくこと

去年の秋から心待ちにしていた記事が、やっと紙面に。

ミチコさんの、かざぐるまフレンドシップキルトやちきゅうキルトにこめた想いが、20年あまりたって、今また、若いお母さんたちや、紅茶つながりのひとたちにバトンタッチされて引き継がれていってること、22日付けの朝日新聞大阪本社版の社会面に。110828_

限られた紙面のなかで、若い女性記者さんが、これだけのつながりのものがたりをよく記事にしてくれたな、と思う。

浦和の保育園で「ちきゅう」が、名古屋のカフェで、縫い掛けのまま20年間とまっていたかざぐるまキルトが再び、そして川口紅茶であらたなかざぐるまキルトが、ちくちくちく、たくさんのひとの祈りや願いを縫い込んで、いままさに縫われている。Photo

みんなのその縫い目のなかに、ミチコさんはいるんだ、きっと。

かさぐるまのキルトで、地球がばんそうこうしてるのが、ミチコさんの。その斜め下の「ちきゅうはみんなのほし」と刺繍してあるのが、私の。

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去年の春から「ちきゅう」を抱いて、ミチコさんといっしょにいっぱい旅した。原発を語るだけだったらおそらく伝わらない想いの部分を、「ちきゅう」の曼荼羅が伝えてくれてた。

東京のクッキングハウスで、川越紅茶で、練馬で、金沢で、大津で、京都で、川崎で、川口紅茶で、銀座の月光荘ギャラリーで、瀬戸内海の生口島で、能登で、西東京で、福井の越前で、和歌山で、富山で、and more、、、と、書き出してみたらこんなにも。

10月に、越前で原発のことと「ほめ言葉のシャワー」のお話した時、聴きにきて、そのことすぐ記事にしてくれた朝日の記者さん。

11 彼女は、縫い継がれるキルトの話にとっても関心を持って、浦和へも、名古屋へも、安宅さんちにも、わが家にも、それにミチコさんのキルト展がひらかれてた金沢の神社にまで取材にきて、いろんなひとの話を聴いたんだ。

          

浦和の保育園と私のご縁は、はじめはキルトじゃなくて、古いふるい紅茶仲間のKさんのおかげ。

原発のことむずかしすぎてよくわからない、というひとにこそ読んでもらいたくて大急ぎでまとめた「いのちの未来と原発と」のリーフレット。
それがKさん経由で保育園の園長先生の手に渡り、そのリーフレットにはさみこんである「ちきゅう」キルトのカラー写真に、先生は何か強烈なものを感じられたのだろう。

11月、その保育園にうかがったとき、ミチコさんの「ちきゅう」からインスピレーションをもらったオリジナルの「ちきゅう」は、ここまで縫われていた。
いまはきっともっと針と糸が進んでいることだろう。

できあがったキルトは、前からつながりのある東北の保育園の、再びのオープンの日に、贈られるのだそうだ。

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111120_ これまで沢山のかたの手に渡ったこのちいさな冊子も、本文中に「ちきゅう」の写真とものがたりがあることで、いっそう読むひとのきもちの奥に入ってゆけるのだと思う。
ミチコさんは今もおおきな、大事なしごとをしているね。

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同じ日の別の紙面に「女を恐れた原子力村〜女性"懐柔”策」という記事が載ってたのは、なんという皮肉だろう。

女性は、「理論的に話してもわからないし、純情そのもので、こどもを守ろう、と言うようなことだけだから、かえって怖い」のですと。

家事が楽になるよ、CO2が減らせる、温暖化対策、リサイクルできる、などと、それも有名な女性たちを原子力の委員やCMに起用して、原子力の平和利用を進めて行った国。

私も、理論的なこと、たしかにいまだに詳しくは知らない。でも、原発の本質的なことに気づくのに、学者ほどの知識は必要ないと思ってる。

むしろ、原発を”正しく理解する”のに、理論にごまかされず、すぐれた直感で判断してる女性たちはいっぱいいると思うな。

それになにより、どんな学者でどれだけ知識があろうと、東京電力のあの原発で、何が起きたのか、何が今どうなってるのか、わかるひとは誰もいないのだから、わからないってことは恥ずかしくないよ、ちっとも。

はっきりしているのは、原発も原爆も、いのちと共存できない、ってことだ。

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