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2012年1月17日 (火)

暮らしと地続きで

能登の志賀原発にず〜〜っと反対してきた住民&市民運動や、差し止訴訟の裁判記録を、本にする、という壮大な計画があって、その編集作業が今現在、進行中なのだそうだ。

その記録の中に、どういうわけでだか、いのみら通信もちょこっと加わるらしい。今年のお正月に、1988年からのバックナンバーをすべてそろえる必要があったのは、そのためだった。

その捜索中に、まだ名前のなかった0号を見つけた。

原発サヨナラつうしん、とか、原発サラバ通信とか、原発とめよう通信とか、まだ仮の呼び名で出されたもの。それが翌月の4月には、「いのちの未来に原発はいらない通信」という正式名称になって、第1号が発刊されたのだった。

編集委員の方々は、うちに見える前に「まわれ、かざぐるま」の本もていねいに読んでくださっていた。

大学教授でらしたお一人が、「この本、いいですねえ。子育ての話から、まったく地続きで原発の話になってゆく、何の違和感もなしに」と言ってくださったのが、すごくうれしかった。

地続き、という単語がとりわけうれしい。まさにそのとおりで、運動、という意識はまるでなくて、暮らしや生活のなかで仲間たちと動いたことを、そのまま書いたのだったから。

22年も前の本ながら、いま読んでもおもしろい、って自分でも思う。書いておいてよかった。これだけnetの時代になっても、紙には紙の役割、きっと。

こんなに古いものが誰かの役にたつのってうれしいね、と路子さんが「ちきゅう」キルトのことを言ってたけど、「かざぐるま」の本にも、それと同じこと、言いたいな。

2012120

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いのみら通信は、その記録の本のどこかにちょこっと登場した後は、すべてのバックナンバーが、立教大学内、共生社会研究センターという、市民活動のミニコミなどを収集&保管するところに収められることになった。

そこのセンター長でもある立教の社会学部の先生も、その日、わが家にみえていて、こうしておくと30年先、50年先のひとも読めるよ、っておっしゃってた。

かつて原発があった、と言える時代に、はたしてなってるだろうか、そのころは。

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