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2012年4月16日 (月)

飯田さん+広河さん

13日、「大飯原発再稼働の安全性と必要性を確認したので」という枝野さんの言葉を、なんと意味のこもっていない日本語だろう!と思いながらきいた。
安全性と必要性。そのどちらも、政府が言う時、まったく信頼されなくなった言葉だ。

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その翌日、枝野さんは福井へ。
おなじ日、飯田哲也さんは金沢で講演。

飯田さんのお話の最初は、「3つの第3」という言葉から。

1。世界史を変える3番目の事故。
  1979年のスリーマイル・1986年のチェルノブイリ、そして去年の東電福島の事故。
  実際に、この3番目の事故はすでに世界をかえつつある。ドイツもスイスもイタリアも、あのフランスにおいてさえ、今、変化が始まっている。
2。ヒロシマ、ナガサキ、そして福島。
3。日本の近代史においての、幕末明治維新、戦後、そして今。

今は、終わりの始まりである、と。
ああ、この言葉、去年6月に藤田ゆうこうさんが見えた時にも、こういってらしたな。次の始まりの、この国の枠組みが変わる始まりのとこに、今、私たちは立っているんだ。

だから政府とは違う私たちの、知ること、考えること、することは前以上に大きな意味がある。そのことをもっと自覚していたいな、と思った。

夏の電気が足りない、という信頼性のないおどしに、おどらされないように。
夏の間のわずかな日にち、わずかな時間の、電力ピークをさげる工夫はちゃんとあるのに、その検討すらせずサイカドウサイカドウ、ということ自体が、そもそもずれてること、
自信もってわかっていたい。

国とメガバンクが東電に出したお金をとりもどすためには、柏崎の刈羽原発をなんとしても動かしたい。そのためにも今、大飯をうごかさないと、というシナリオにはのらないぞ。

5月に北海道の泊がとまれば、「一瞬、すべての原発がとまる」と枝野さんは言ったけど、関電エリアの視点でみれば、もうすでに原発の電気はすべてとまってるんだよね。

エネルギーの使い方として、「電気のこぎりでバターを切る」ような、そんなもったいない今みたいな使い方をしなくていい、ってあらためて思った。

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この日は、午前から出前で出てたので、フルタイムはきっと無理、と思ってた。でも福井の緊迫感を思ったらやっぱり、聴けるだけ聴こう、とそのまま夜の、東別院での広河隆一さん講演会へ。

50回もチェルノブイリに行ってらっしゃる広河さん。その広河さんですら、経験したことのな高い汚染なのだ、今回の事故は。

チェルノブイリ事故の影響が、統計という名の数字のごまかしで、どれだけ原子力業界につごうのいいことしか出されなかったか、福島のこととあわせていっそうリアルに聞いた。


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